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  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    初めまして。
    怪談話を聞いているような感覚でした。
    ミステリではありながらも、ホラーっぽい雰囲気も漂っていて不思議な世界に迷い込んだようで楽しかったです!

    作者からの返信

    はじめまして!
    ご丁寧にありがとうございます。
    なぜか迷路が好きでして、ふらふらと奇妙な世界を彷徨う物語を書きがちなキツネです。
    楽しんでいただけたなら何よりです♪

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    もう文章の柔らかな雰囲気から、世界観から、全て好みでした!素敵な物語をありがとうございます。

    夢の中で辿り着く真実、現実と夢の狭間の不安定な感じ、今まさに自分までその世界に迷い込んでしまったような感覚です。
    ミステリーは読み終わった後に、爽快感と同じくらいのごっそり悲しい気持ちに抉られることが多いのですが、探偵の謎解きの後が優しい余韻に包まれているのがとても印象的でした。

    作者からの返信

    スキマさんにそう言っていただけると、胡蝶殿も満足げにひらひら舞い踊ってしまうようです。
    幻想文学は現実の異なる様相をあらわにするもの。ミステリは物語の秘密を暴露するもの。夢と現実のあわいの中で、せっかく謎を解くのであれば、そっと背中を押すような内容であればいいなと思ったのでした。

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    自分は蝶か人間か?
    そんな思想を交えながら読み進めつつ、生きるということは時に極上の幸せを手に入れ、時にそこから背中を容赦なく突き飛ばされ落ちていく。
    そんな勝手に乗せられたジェットコースターの中で生きている自分の横で、悠然とひらひらと舞っている探偵さんがいるような気持ちで最後まで楽しませて頂きました。

    前に進むのが、生きること。
    確かにその通りですよね。
    自分も小さきながらも一歩ずつ、進んでいこうと思います。

    作者からの返信

    現実で息を潜めているときほど、夢の中では絶叫してしまうものですよね。優しいひとが自縄自縛に陥っているその隣りを軽やかに舞い、鮮やかに縄抜けさせる、そんな存在がいてくれたらいいな、と思ったところに姿を現したのが、胡蝶の探偵さんなのでした。彼の活躍を見守っていただき、誠にありがとうございます。とはさんの歩んでいく先を、胡蝶殿も見つめていることでしょう。

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    今朝ものすごい悪夢を見て、なんだかもう一度この作品を読みたくなって再読させていただきました。
    『夢の中であろうと前に進むのが、生きるってことなのさ』という言葉に救われました。
    今夜ももし悪夢をみてしまったら、胡蝶の探偵さん、私をぶっ叩き起こすか、他の楽しい夢の世界に連れてってください…_:(´ཀ`」 ∠):

    作者からの返信

    「ふふふ、この胡蝶の探偵にお任せあれ。悪夢に落ちた者を悲劇から救うのは、まさに探偵の役目なのさ。それにしても、ぼくたちは何で生きているのだろうね。意味なんてないのかもしれないけれど、もしかしたらどこかに落っこちているのかもしれないね。それを探すことが生きる行為に他ならないのかも? そのためには右に行ったり左に行ったり、たまには後ずさったり、そして前に踏み込んだり、彷徨うことが必要になる。きみは夢の放浪者、それはつまり、冒険者だということだ。そんなあなたの背中を後押しできるなら、これに優る喜びはないね」

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    幻想的な夢が胡蝶の探偵の台詞によって解き明かされていく過程が説得力もあり面白かったです。言葉の選び方もセンスがあります。
    素敵な物語でした。

    作者からの返信

    胡蝶殿の独特な語り口、お好みにあったようでとても嬉しいです。夢の中の物語って、自分自身と独特の駈け引きを行っている感覚がありますよね。

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    短編企画に参加ありがとうございます。
    作品読ませて頂きました、
    ちょうど夜明けの雰囲気と合わさり、
    幻想的な夢を見ているような読後感に
    包まれてしまいました……
    素敵な作品をありがとうございますm(__)m
    当方の拙作もお読み頂き応援まで頂き、
    誠に恐縮です、執筆の励みになりました。
    では今後とも何卒よろしくお願いいたします

    作者からの返信

    ありがとうございます。読後感にすべてのパラメータを全振りしたような作品でした。お褒めいただき大変光栄です!

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    夢って、認めたくないような気持ちとかが可視化されて抉り出されることがあります。この夢の「あなた」もそういう状況だったのかな。
    失恋したけど、諦める理由もあるから安堵していてさほど残念でもない。でも悔しくてつらい気持ちも当然あって、嫉妬心などが先輩の「背中を押す」という行為に繋がったのかもしれない。でも優しい「あなた」はそういう自分も許せなくて自分を突き落とした…?

    「夢の中」の曖昧さや荒唐無稽さ、だけど無茶苦茶なだけではない不思議な雰囲気を、これでもかというほど満喫させて頂きました。面白かったです!

    作者からの返信

    素敵な解釈をありがとうございますー!
    まさに「あなた」が認めたくなかったものが可視化され、そこから更に目を逸らしたがゆえに夢の狭間へと落ち込んだのかもしれません。胡蝶殿がひらひらと舞っていた深淵に「あなた」が落ち込んだとき、この奇妙な探偵物語が幕を開けたのです。
    夢の雰囲気を味わっていただけたのなら何よりです。胡蝶殿も優雅に舞って感謝の意を表しております。

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    何重にも折り重なった、夢の中に迷い込んだ気分になりました。
    とても素敵な夢の中でした。
    夢の中だから、全ての言葉の真贋が良く分からない。
    けれど軽やかな語りに心惹かれて、ぐいぐい読んでしまいました。
    最後の「さぁ、目覚めなさい」は、何だか読んでいる自分にかけられた言葉のように思えて、思わず辺りを見回してしまいましたっ(・v・)

    作者からの返信

    嬉しいお言葉をありがとうございます。胡蝶殿が誘う一夜の夢の冒険でした。胡蝶殿によると、「さぁ、目覚めなさい」はうちはとはつんさんにも言ったつもりだったそうです。それで胡蝶殿は思惑通りにいったとふんぞり返っているので、キツネが嗜めておきますね♪

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    だいなしキツネ 様
     夢の持つふわふわとした、不可思議な世界に私も迷い込んだような気持ちになりました。
     探偵の語りを読み進めるにつれて、夢の中を彷徨っていた腕を少しずつ現実に引っ張り上げられているようでした。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    幻想小説ならではのフワフワ感と、ミステリならではの現実感の鬩ぎあいでした。胡蝶殿はわたしを現実という名の新しい夢へと誘いたかったようです。

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    夢は必ずしも視点が本人とは限らない世界ですから、胡蝶の指摘になるほど、と思ってしまいました。

    胡蝶のいざない方や推理の見せ方が素敵で、最後は不思議な余韻が…。
    幻想小説…良いですね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。ひらひらと宙を漂う胡蝶殿ならではの語りの世界でした。
    あまり読まれる機会が多くない幻想小説ですが、たまに触れると新鮮ですよね。日本では昔から幻想的な語りの文学が豊穣だったので、この文化が廃れて欲しくないなと思います。

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    好きな人の恋愛対象が自分ではなくても、背中を押して成就の後押しをしてあげられる、そんな優しい人なのでしょうかね。だから後半では優しく背中を押されたのだと。
    でも同時に、自分の現実を見失ってしまったのでしょうか。夢から戻ってこれないって、……とつい勘繰ってしまいますが、それはそれとして。

    夢と違い、現実は一方通行ですもんね。夢の世界は現実に向き合うため準備する場所なのかもですね。

    作者からの返信

    わたしが先輩の背中を押したように、胡蝶殿もわたしの背中を押してあげたかったのかもしれません。フワフワとしたヘンな探偵さんなので、表現がひねくれていますが。
    夢の世界できちんと支度して、現実には準備万端で向き合いたいものです。胡蝶殿の存在が、夢の補助輪となりますように。

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    今、とても不思議な余韻に包まれています。
    ふわふわと、それこそ夢見心地のような…。
    台詞なのにセリフでない言い回しや表現。
    現実と夢の狭間に陥ったかのような……心地よい体験をありがとうございます!!

    作者からの返信

    こちらこそありがとうございます! レビューも大変嬉しかったです。キツネが小躍りしております。
    〈胡蝶の夢〉にはふわふわと舞う軽やかさと、厳格な論理性が同居していますよね。これを受けて本作の胡蝶殿は、飄々とした探偵になって登場してくれたのでした。夢から夢へ、不思議な旅を体験していただけたのなら幸いです。

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    目覚めた先で解決しなさいと言いながら、夢から醒める保証はないという探偵の身勝手さが印象的でした。探偵とは、本質的に身勝手な生き物なのかもしれないなぁとしみじみ。
    先も後ろも分からない世の中ですが(これも夢ならばいいのですけれど)、これを読んだ小中、高校生が前に進む事を想うと、とてもワクワクする気分です。

    作者からの返信

    探偵は身勝手ですよね。事件は解決するけれど、事件の裏側にある社会的諸条件を解決してくれるわけではないから。とりあえず生者の背中を押すところまでが彼らの使命なのかもしれません。
    少年少女に〈暗中模索〉への勇気を抱いてもらえたら嬉しいです。きっと「あなた」もまた優しいひとだから。


  • 編集済

    胡蝶の探偵への応援コメント

    ふわふわ漂うような
    文字通り蝶が舞うような
    不思議な読後感でした
    自分もKACで一本書きましたが
    幻想小説はこんな感じがいいですよね
    こういう物語、好きです

    作者からの返信

    まさに不思議な読後感を目指して書きました。幻想小説ならではの、現実感が揺らいでいる感じ。楽しんでいただけたのなら幸いです。

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    胡蝶の夢からこんな探偵ものができるとは!
    夢は不思議ですよね。知らない景色も見られるし、何度も同じ夢を見たりもする。
    ただの記憶の整理、脳のデフラグでは片付かないものもあったりなかったり。
    夢の世界では自分が犯人、ということは多そうな気がします。
    そういえば、私が夢の中でエレベーターに乗ると、必ず落ちるな。

    作者からの返信

    キツネもしょっちゅう落下します。
    夢はいつも謎につぐ謎で、なんでそうなるの、という展開が多かったり、いつの間にか本筋から逸れて細かい点に囚われていたりするので、今回は胡蝶殿に「わたし」の謎を解きほぐしていただきました。夢の世界の出来事は、自分に報いが返ってくるという点で、「わたし」は犯人になりやすいですよね。

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    うわぁ……何とも不思議な、それこそまさに夢見心地のまま進む物語でしたね!これが幻想小説!素敵!
    私がエレベーターから落ちているのに、次には先輩になってる。どちらも「わたし」の夢。私は先輩と隣の女性が思い合ってることを知って、背中を押してあげたのかな……なんて。
    読後の余韻が何とも言えない、不思議なお話でした(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

    作者からの返信

    へへ…、きっと「わたし」は先輩の背中を押してあげていて、その優しさに心打たれた胡蝶が夢の中に舞い降りたのでは、などと想像しています。真相を知るのは胡蝶殿だけ。
    ありがとうございました!

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    読者自身が当事者となって、物語に引っ張りこまれる感覚は、まさに夢の中に連れ込まれるようです。
    真犯人は誰なのやら混乱したままで、まだ夢から覚め切れていないような感覚です。

    作者からの返信

    夢の中に誘って、しかもそこから追放するのに、追放された先も夢かもしれない。というような朦朧とした読後感を試みました。受けとめてくださる方がいて大変嬉しいです。

  • 胡蝶の探偵への応援コメント

    大変、読み応えあり、面白く拝読させていただきました。

    でも、ゴメンなさい。

    真犯人。
    教えて下さい。^_^

    作者からの返信

    「おやおや、それを聞いてしまうのかい。被害者はあなた、犯人はあなた。それは確認した通りだ。しかし、あなたは事件を忘却していた。このままでは永遠に夢の中を漂う羽目になる。あなた自身はそれを望んでいたのだろう。だか、この胡蝶の探偵はそれを許さない。あなたをこの夢から解放してみせよう。だから事件を再現してみせた。あなたは事件を思い出させられた。あなたはぼくの推理に従って、目覚めるしかなくなった。これがあなたにとっての真の事件だ。だから、真犯人は探偵なのさ。」