10th of May

 降臨した女神は言う。私が死ねば世も滅びる。人々は女神が死なないように食物のお供えをし、女神が処女の心臓を望んだ時も無言でいた。牢に幽閉しろ、と言う者もいたが、女神が喰わなくなれば世界も終わる。そしてある日贄の少女は女神を短剣で刺し殺す。しかし世界は滅びずこの日まで続いている。

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