第27話ランクアップ

「ねぇバベル私たち、オークを簡単に倒せるぐらいは強くなったよね」


「あぁそうだな」


サティヤは質問をしてきた


「もう少し深いところに行かない?」


「それはつまりウルフと同等かそれ以上の敵と戦いたいってことか」


「うん、オークじゃ物足りなくなってきたしlevelも上がりにくくなってきたからそろそろオークより強い魔物を倒したいなぁと思って」


「たしかにlevelは上がりにくくなったがん~」


バベル悩む先に進むかここでオークを狩るのか


「サナちゃんは奥に行くのどう思う」


サティヤがサナに問いかける


<今の2人なら行けるかと。しかし敵が3体以上となると厳しいかもしれません>


「悩みどころだな」


「行こうよバベル」


サティヤは軽いのりで言った


「サティヤ分かってるのか俺たちは1つの怪我も許されないんだそれにサティヤに何かあるかもしれないんだ気軽に言わないでくれ」


バベル少し強めに言った


「バベルごめん」


「いや強く言いすぎたすまない」


「…」


「…」


<2体以下なら大丈夫です。2人の魔法があれば怪我なく倒せます>


「そうかサティヤ行きたいか?」


バベルはサティヤに聴く


「うん強い敵を倒したい」


「よし条件を聴いてくれるなら行こう」


「なに条件のないよう」


バベルは取引を行う


「1 敵が3体以上の場合は逃げる


 2 必ず敵の動きを封じる魔法から射つこと


 3 一人行動をしないこと


これらを守れるなら行こう」


「守れます」


サティヤは手をあげる


「ホントに分かってるのか」


バベルはサティヤの言動を見てため息が出た




ここは森の浅瀬より少し奥の場所


「バベルここいっぱいいるね」


「あぁウルフが沢山いると思ったが小鬼とオークしかいねないな」


さっきから倒しているのはオークと小鬼だけだ。この場所はこの2体の群生地だったようだ


<マスターここにはウルフはいないようです>


「分かった。とりあえずここにいるオークと小鬼達を倒すぞ」


「うん」




約30体いたオークと小鬼はみるみる倒されていく


「は」


バベルは喉を切り、頭上から包丁を落としたり、たまに頭ごと切ってしまうが順調に倒していく


「ふん」 


サティヤは静電気を体に纏いオーク達を殴っていく。静電気を纏うことにより殴る威力が上がり殴った場所は風穴ができる


「こんなもんかな」


「そうだねもう回りには誰もいないね」


20分で約30体のオークと小鬼を倒した


「進むか」


「進む」


2人は魔物を倒し終え森を進む




「バベルあそこにウルフが2体いる」


「ホントだ俺は右をやる」


「分かった。私は左をやったら良いんだね」


ウルフを見つけた瞬間顔つきが変わった


バベルはライト、サティヤはエレキボールを同時に放った


「よし怯んだ」


「こっちも痺れた」


2人はウルフに向かった


バベルは喉と頭を切りサティヤはゼロ距離感電を放った


「2体なら余裕だな」


「そうだねバベル」


「ここら辺で魔物狩りをするか」


「賛成」


2人はウルフがいた辺りを狩り場にした




「沢山狩れたね」


「あぁウルフが12体多いな」


「私達にかかればこんなもんだよウルフが3体きても戦えるな」


「そうかもな」


「お!」


バベルは否定しなかった


「でも作戦が必要だ2体の場合は2人で対処できるが3体になると一体余るそいつをどう倒すか考えなくちゃ」


「それについて私に良い案があります」


サティヤが腰に手を当てて言った


「それはどんな案ですか」


「水魔法で息ができない合いだに2体を倒して倒し水魔法で弱ったところに攻撃をする」


「そうだなそれが効くか試すか」


サティヤの案を実行するために何秒足止めができるかを試す実験が始まった

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