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すべてのエピソードへの応援コメント

  • >「黄泉の国から戻って来ること」は、ある意味で、再生の力を蓄えて戻って来るようにも思えます。
    確かに……。
    となると、小説で、キャラが死の淵から戻ってきた時や死んだはずのキャラが再登場した時など、すんごいパワーアップしてても不自然じゃないですね!(笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。

     >となると、小説で、キャラが死の淵から戻ってきた時や死んだはずのキャラが再登場した時など、すんごいパワーアップしてても不自然じゃないですね!(笑)
     そうですね(笑) 
     人によって「蘇る」という言葉に対する捉え方や考え方は違うと思いますが、言葉の成り立ちから「蘇る」の意味を考えると、そんな風にも考えられるのかなと思います。


  • 編集済

    「撫でる」と「撫ぜる」(こちらはあまり見ませんけども)には、そういう由来というか経歴があったんですね。
    また一つ勉強になりました。

    僕は知識を得られることが喜びなタイプなので、つまらないなんてことは全くありませんよ!

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
    「撫ぜる」はあまり見かけませんよね(笑)
     私の推測も混じっていますが、どうやらそういう経緯があったようです。

     >僕は知識を得られることが喜びなタイプなので、つまらないなんてことは全くありませんよ!
     そう言ってくださり、安堵と同時に嬉しく思います。
     いつも温かな言葉をくださり感謝です(*´ `)

  • Column5 「激賞」への応援コメント

    いい言葉だと思うのにほとんど見かけなかったのは、そういうことでしたか。
    確かに使いどころが難しいですね。
    ベテラン~大御所作家の作品に対して「本誌編集部激賞!」みたいなコピーがあったら、もやっとしてしまうかもしれません。

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     やはりあまり見かけないですよね。教えてくださり感謝です。

     >ベテラン~大御所作家の作品に対して「本誌編集部激賞!」みたいなコピーがあったら、もやっとしてしまうかもしれません。
     そうですね。吾妻さんがおっしゃるように、いい言葉だと思うのですが、やはり「ほめる」という感覚が、使う場面や相手を選んでしまう気がします。

  • お疲れ様でした!
    これだけ丹念に調べてわかりやすく解説されるのは、とても大変だったと思います。
    おかげさまでいい勉強になりました。ありがとうございました!

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     こちらこそ「させていただく」の項目を、最後までお付き合いくださり嬉しいです!
     難しい敬語を、「どうやったら読者の方に分かりやすく伝えられるか」を試行錯誤しながら書いていたので、そのようにおっしゃってくださり、なんだかご褒美をもらったような心地です。温かな言葉をありがとうございます。
     また、吾妻さんの学ぼうとする姿勢には脱帽です。こんな風に熱心に読んで下さる方がいると、書いて良かったなと改めて思います。
     こちらこそ、ありがとうございます(*´ `)

  • 「させていただく」って複雑ですもんねえ。
    よくわかっていなかったことが解るようになるのって楽しいですから、飽きるなんてとんでもない!

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     >「させていただく」って複雑ですもんねえ。
     おっしゃる通りで、複雑なんですよね(笑)

     >よくわかっていなかったことが解るようになるのって楽しいですから、飽きるなんてとんでもない!
     説明が重なって飽きてしまわれるかなと思ったのですが、そのように言って下さりとても嬉しいです……!
     未熟者の解説で分かりにくいところもあるかもしれませんが、分かるようになっていくことを楽しんでいただけて作者冥利に尽きます。
     励みになる言葉をありがとうございます。

  • 『NIHONGO-Ⅱ-』完結です!への応援コメント

    彩霞さま

    今まで、まったく日本語を勉強しなかったわたし、勉強になりました。
    身に付いたかはさておき、とても楽しく拝読しました。

    ありがとうございました(*・ω・)*_ _)ペコリ

    作者からの返信

     青木桃子さん、コメントありがとうございます。

     こちらこそ、コツコツと読んでくださっていたのを、応援をいただきながら感じ、励まされておりました。
     また「とても楽しく拝読しました」と言って下さり、嬉しく思います。楽しいと思うことこそが、学ぶことにおいて一番大切なことです。この作品が、普段使っている日本語の知らなかった部分について、少しでもお役に立てたのであれば幸いです。
     いただいた素敵な言葉を大切に、今後も言葉関連の作品を執筆していこうと思います。

     こちらこそ、最後までお読み下さりありがとうございます(*´ `)

  • 僕が昔聞いたのは、
    「元々、上等な酒は京・大坂から関東へ『下ってくる』ものだった。したがって、『上等ではない』=『下り物ではない』ところから『くだらない』になった」
    というもの(大意)でした。
    確かに京の都へ「上洛する」と言いますので、ずっとそう信じていたんですが、1603年の『日葡辞書』に例があるとなると、こちらも俗説なんでしょうね(苦笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
    「くだらない」のその由来は初めて聞きました。諸説あるうちの一つにあってもおかしくない感じですね。

     >確かに京の都へ「上洛する」と言いますので、ずっとそう信じていたんですが、1603年の『日葡辞書』に例があるとなると、こちらも俗説なんでしょうね(苦笑)
     俗説であるとはいいきれませんが、確かに『日葡辞書』からの引用があると信ぴょう性が高いように思います。
     でも、「くだらない」にも色んな由来があるのだと初めて知りました。意外と、俗説が多い言葉なのかもしれませんね。

  • いやー、ははは、2番としか思っていませんでした(汗笑)
    「意味を間違えがちな言葉」ファイルに追加させていただきます!

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントをありがとうございます。
     >いやー、ははは、2番としか思っていませんでした(汗笑)
     私も②だと思っていたので、お仲間ですね( ¯꒳¯ )b✧︎

     >「意味を間違えがちな言葉」ファイルに追加させていただきます!
     吾妻さんの学びの姿勢には脱帽です。お役に立てたのであれば幸いです。

  • Column13 「こじんまり」?への応援コメント

    「こしまり(小締まり)」が転じたもの、という説は知りませんでした。いつも勉強になります。

    ちなみに、一太郎で「こじんまり」と打ってみたところ、「こぢんまりが本則」という注意が出てきました。
    今までだったら「やべ、打ち間違えた」で流していたでしょうが、この回を見てわざと打ったので、「本則」という言葉に注意を向けることができました(笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントをありがとうございます。
     私も調べて初めて知りました。ためになる内容だったなら良かったです。

     一太郎、さすがです。「こぢんまりが本則」ということは、本則ではない方も知っているということですね(笑)

     >今までだったら「やべ、打ち間違えた」で流していたでしょうが、この回を見てわざと打ったので、「本則」という言葉に注意を向けることができました(笑)
     それは良かったです。「こじんまり」のように、複数の表記が許容されている言葉もあるので、以後は「本則」が出てきたら表記の幅も広がりそうですね。

  • Column12 「ぐっすり」への応援コメント

    >「日本語の『ぐっすり』の語源は『good sleep』である」
    ええー!?Σ(゚Д゚;ソンナバカナ

    以前見た「オブリガード→ありがとう」説もですが、言いだした人は冗談のつもりだったけど、広まるうちに真に受ける人たちが出てきて……という流れでしょうか。いろんな意味で恐ろしい……。

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     いい反応、いただきました(笑)
     でも、こんな説をいわれたら驚きますよね(^^;

    「オブリガード→ありがとう」説も覚えていて下さって嬉しいです。

     >言いだした人は冗談のつもりだったけど、広まるうちに真に受ける人たちが出てきて……という流れでしょうか。
     そうですね。もしかしたらその流れも、広まるなかにはあったのかもしれません。疑問を持って、辞書を引くなり信頼のおける書籍を辿るのは、言葉を知るときには必要だなと改めて思わせてくれる話かなと思います。

  • >――「花金(花キン)」は、廃れた言葉か否か。
    「廃れた言葉」で問題なく通じますし、死語(俗な方)より更に的確な表現と思います。が、文字数のせいか、遠回しな表現にも感じてしまいます。会話であればより強く感じそう。

    僕は、かつて流行った?けど今ではそう見ないような言葉を出す(書く)時、後ろに(古語)とか(懐)とか付けることがよくあります。「24時間戦えますか(古語)」「お前はもう死んでいる(懐)」みたいな感じで。
    ただ、当然「古語」本来の意味とは違いますから、コラムの主題としては「死語」と同列ですね。

    ……と、これを書きながら「懐語」という言葉が頭に浮かびました。浮かんだんですけど、リアルタイムで見聞きしてない世代からすれば懐かしくもなんともないから駄目ですね(笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     こちらの問いに、丁寧に回答してくださって感謝です!
    「遠回しな表現に感じる」というご意見にもなるほどと思いました。言葉としての正確さを考えると「廃れた言葉」の方がいいのでしょうけれど、普段の会話ではそこまでは求められていないようにも思うので、無理して使う必要はないかなと。言葉を突き詰めるようなときは、使えたらいいなと思います。

     吾妻さんは、「(古語)」「(懐)」と付けたりしているんですね。おっしゃるように「死語」と同列かとは思いますが、吾妻さんの読み手に対する気遣いが感じられます。

     >……と、これを書きながら「懐語」という言葉が頭に浮かびました。
     アイディアまで出してくださってありがとうございます。
    「懐語」、確かに「リアルタイムで見聞きしてない世代からすれば懐かしくもなんともない」というのはその通りかなと。
     ですが、主観的なときは使えるかもしれませんね。「懐メロ」ともいいますし、その人にとって「懐かしくなっている言葉」という意味として使うならよさそうな気もします。……と素人は思います(笑)

  • 昭和の名曲「秋桜」の歌詞に「こんな小春日和の穏やかな日は~」ってありますけど、正しい意味を理解している人と間違った意味で覚えている人では、浮かぶイメージが全然違ってしまうんですよね……Σ(||゚Д゚)オソロシイ

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントをありがとうございます。
     確かに「小春日和」を春のことだと思っていたら、全然違うイメージになってしまいますね( ˊᵕˋ ; )
    「秋桜」というタイトルと哀愁漂う曲調から、春ではないことが分かると良いのですが(笑)

  • 『レベルE』、リアルタイムで読んでました。
    当時は「さすが冨樫、面白い表現するわー」と感心するくらいでした。速攻で使ってましたけど(笑)
    後々ネットの普及に伴いオタク層に広がりはしましたが、まさかそれを越えて一般層にまで浸透するとは……。
    そしてとうとう辞書にまで……。柔軟ですねえ、『三省堂国語辞典 第八版』編纂者の皆さん。

    「マンガから生まれ、世間にまで広まった言葉」が「斜め上」なら、アニメから生まれた言葉が「黒歴史」ですね(こっちは作中で使われた意味とは別の意味で広まってますが)。

    作者からの返信

     妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     速攻で使っていたんですね(笑) それまで「斜め上」以外に当てはまるピッタリな言葉がなかったのだろうと思うと、すごいですよね。

     >柔軟ですねえ、『三省堂国語辞典 第八版』編纂者の皆さん。
     私もそう思います(笑)

    「黒歴史」も『三省堂国語辞典 第八版』に載っています。
     本来の意味は分からなかったので、Wikipediaで調べてみました。「太古に封印された宇宙戦争」のことであると書いてありますね。「人には知られては困る消したい過去」(『三省堂国語辞典 第八版』より抜粋)と比べると、派生した理由は分からないでもないですが、違いますね。

  • はい、僕も「充分」派です。

    「十」には「全部、完全」という意味がありますから、「不足がなく、必要なだけあるようす」は本来「十分」と書くのは承知の上ですが……。
    やはり「充足」のイメージを優先したくなってしまうんですよね。時間の方の十分(じゅっぷん)と混同する可能性があるのも何だか嫌で(笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     吾妻さんのように、時間の「十分」と間違われないようにと考えて「充分」を使う方も多いです。
     考え方は様々あると思いますが、「充分」と表記されている作者さんの多くは、読み手のことを考えていらっしゃるからこそだと思うので、その考えを大切になさってほしいなと思います。

  • なぜ「さわり」が「冒頭」の意味で捉えられるようになったんでしょうね。
    さわり→触る→試しに触れてみる→お試しなら普通は頭からだろ、みたいなことなんでしょうか……?

    冒頭を指すなら、「掴み」の方がまだ合うように思えます(掴みはオッケー、って言いますし。古いかな……・汗)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     経緯までは分からなかったのですが、吾妻さんが連想してくださったものは的外れでもないように思います。
    「触り」と同じ漢字を使う「触れる」という言葉には、「瞬間的に接触する」(『明鏡国語辞典 第三版』より)という意味があります。「試しに触れてみる」と書いてくださいましたが、「試してみる」が「触れてみる」感覚に近いものがあり、そこから「触り」が小説等の表面的なものを示すものに感じるようになったのかもしれません。

     >冒頭を指すなら、「掴み」の方がまだ合うように思えます(掴みはオッケー、って言いますし。古いかな……・汗)
    『三省堂国語辞典 第八版』には「つかみ」の項目に「最初に、相手に関心を引きつけること」とあるので、「掴み」の方が合うというご意見も一理ありますね。

  • >『(見え透いた嘘をつくなら、いくらでも)嘘をつけ』
    なるほど。漠然と「嘘ついたって判るんだよ」「下手な嘘つくな」あたりの感覚で捉えていましたが、そういう略され方だったんですね。

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     ご納得いただけたようで、安堵いたしました。
    「嘘をつけ」、略されすぎて、元の意味を推測するのが難しい言葉の一つだなと思います(笑)

  • Column2 「眠気まなこ」?への応援コメント

    おお、これも初耳です。
    >そのうちに「寝ぼけまなこ」の意味も「いかにも眠そうな目」として使われるようになっているようです。
    いやいやいやいや、「寝ぼける」って起きたばっかりでまだ頭が働いていない様子のことですから、逆じゃないですか!
    誰かの小さな間違いが、おそらくSNSを介して?燎原の火のように広がっていき、短い月日で「前からいましたよ?」みたいな顔をする……。
    ネット社会って本当に怖いと思いました(小並感)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     そうなんですよね……(笑)
     吾妻さんのように「寝ぼける」の意味が分かっていると、「いかにも眠そうな目」ではないと分かったと思うのですが、「寝」という漢字からも「寝る」を連想してしまったのかもしれません。

     >誰かの小さな間違いが、おそらくSNSを介して?~
     言葉は生き物なので常に変化はしていきます。しかし吾妻さんのように、変化のスピードに戸惑うお気持ちもお察しします。これまで大切に使って来た言葉を変えられるのは、腑に落ちないところがありますよね。
     今まで使ってきた言葉の意味に、誤用から新しい意味として取り入れられるものもありますが、それを使うかどうかは使い手次第なのかなと思います。


  • 編集済

    外国地名の漢字表記、見ていると妙にテンションが上がってきます。羅馬とか伯林とか。
    ちょっと自分でもよくわからないんですが、一種のノスタルジーとか中華趣味とかダジャレ好きとかいろいろ混ざり合ってる気がします(だから意訳系より音訳系の方が好み・笑)

    「剣橋」で「ケンブリッジ」、「牛津」で「オックスフォード」ですか。面白いですね。
    剣橋はなんとなく武侠小説風で、牛津は昔の中国に実在しそう(笑)

    「聖林」と「桑港」も、なるほどねえでした。でもハリウッドは解りますけど、なんで桑港がシスコなのか……。
    謎ですね。

    ※なるほど、「桑方西斯哥港」を略して「桑港」ですか。それなら納得です!

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     漢字表記の外国地名のエピソード楽しんでいただけたようで、嬉しいです。

     >剣橋はなんとなく武侠小説風で、牛津は昔の中国に実在しそう(笑)
     読み方を考えるだけでも面白いですが、吾妻さんはさらにその奥にあるイメージまで楽しんでいらっしゃるんですね。「剣橋」のイメージ、「武侠小説風」だとかっこいい感じがします。静かで強そうな剣士がでてきそうです(笑)

    「桑港」は、「『サンフランシスコ港』にあたる『桑方西斯哥港』を略したもの」(『精選版 日本国語大辞典』より)らしいです。由来などは分からないのですが、一つひとつの漢字を中国語の辞典に入れてみたところ、音は「サンフランシスコ」に近かったです。 

  • あー、考えてみれば両方使ってましたね……。
    別に使い分ける基準があるとかでもなかったんですが。その時の気分?

    あとどうでもいいんですが、最初「風のうわき」に見えて風神様が浮気したのかと
    【絶対違う】

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     吾妻さんは両方使われていらっしゃったのですね。

     >別に使い分ける基準があるとかでもなかったんですが。その時の気分?
     吾妻さんは、いつも書き分けなどを気にしていらっしゃる印象があるので、意外な感じがします。

     >あとどうでもいいんですが、最初「風のうわき」に見えて風神様が浮気したのかと【絶対違う】
    「風のうわき」、見えます(笑)
    【絶対違う】かもしれませんが、面白い想像ですね。

  • Column1 「号泣」の使い方への応援コメント

    むしろ誤用の方を初めて知りました……(自作冒頭を読み返しつつ・笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     誤用の方は初めてでしたか。文化庁が平成22年に「号泣」の意味を国民がどう捉えているのか調査したことがあるのですが、そのときは本来の意味ではない意味の「激しく泣く」の方で捉えている方が多い結果でした。
     吾妻さんのように、本来の意味だけ知って(いい意味で)使われている方は珍しいかもしれません。

  • たぶんこれ、「辛党」(本義)の人ほど意味を知っているような気がします。かくいう僕がそうでしたので(笑)

    なお僕は、酔いが回ってから一息つくと、ショートケーキやシュークリームが妙に食べたくなる「二刀流」です(笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントをありがとうございます。
     確かに、お酒を飲む方は知っていそうですね。お酒の席でそういう話題が出やすいというのも、本来の意味を知るきっかけになっていそうだなと思います。

     吾妻さんは二刀流とのこと。特に、ふわっとしたクリーム系がお好きなのかなと、読んでいて思いました。
    「二刀流」で、「お酒と甘いものを両方好む」という意味になるというのは面白いですよね。辛党と甘党の両立できる方が、あまりいないのかなと想像します。


  • 編集済

     (キャラA)の説明に、(キャラB)は苦虫を噛み潰したような顔で重い息を吐き、頭を掻いた。
    「長年仕えてくれた郎党を、自分(てめえ)の都合で殺したってのか……。そいつぁぞっとしねえ話だなァ」

    こういう(↑)「ぞっとしない」の使い方、小説中でやりたいとずっと思ってはいるんですが、なかなかちょうど良い機会がありません(笑)
    「ぞっとする」の対義語としては不自然と感じるような使い方をすれば、誤解対策?になるのではないかと。
    それでも「言葉を知らない作者」扱いするような人は……たぶん最初から僕の小説なんて見向きもしない(爆死)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     >こういう(↑)「ぞっとしない」の使い方、~
     書いてくださったやり取り拝読しました。やってみたいお気持ち分かります。ですが、それが難しいことも分かります(笑)
     なかなかこういうことを使える場面を出すのは容易ではないですね。……掌編で取り組むのはいかがでしょうか。短い作品であれば、読者にも分かりやすいかもしれませんよ。
     見向きもしないなんて、おっしゃらないで~(;;)

  • あー、僕も漠然と「あまり知られていなさそうな話や知識を語る」みたいなニュアンスで捉えてました。
    「十分研究を積んでたくわえた、学問・技芸の深い知識」ですか……。
    そうなると、「蘊蓄を垂れやがって生意気だ!」なんて言ってしまうのは、自分は心の狭い人ですと言っているようなものですね(苦笑)

    意味を理解した上で、小説にそういうキャラを出すのは面白そうですが(笑)

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。

     >あー、僕も漠然と「あまり知られていなさそうな話や知識を語る」みたいな~
    「蘊蓄」という言葉を使うときが、吾妻さんがおっしゃるような場面で使われることが多いからかもしれませんね。

     >そうなると、「蘊蓄を垂れやがって生意気だ!」なんて言ってしまうのは、~
     思わず大きく頷いてしまいました(*ᵕᴗᵕ)⁾⁾
     それと同時に言っている人の内容が、ちゃんと「蘊蓄」でないといけない感じもしますね(笑)

     >意味を理解した上で、小説にそういうキャラを出すのは面白そうですが(笑)
     それはできたら面白そうですね。
     私にはハードルが高くて難しそうですが(^^;


  • 編集済

    う~ん、どっちの使われ方を先に知ったろうか……。
    おそらく誤用の方が先だとは思いますが、中学時代(もう30年以上前ですよorz)には本来の方を知ってましたから、誤差といえば誤差……?
    閑話休題(それはさておき)、本来の方を知ってからは、誤用の方は「ハードルが高い」という言い方をするようになりました。

    それにしても、誤用の方、戦前からあったんですね……。
    昨日今日出てきたような使われ方を持ち出して「言葉は変化する物だから~」なんて言ってるのはどうかと思いますが、100年近く前から使われてるのなら、ありかな……。

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
     吾妻さんは、早いうちに本来の意味の方を知ることができたのですね。中学生は結構早いと思います。大人でも、誤用とされる方を使っている方も多いです。

     本文中にも書きましたが、最近は誤用とされていた方を多く使う方も増えてきたので、使い方を認めている辞書もあります。でも私も「ハードルが高い」を使っちゃいますね(^^;

     >昨日今日出てきたような使われ方を持ち出して「言葉は変化する物だから~」なんて~
     どこの時点を持って、「新しい使い方として認めるか」というのは辞書編纂者の方々の悩ましいところでもあるようです。辞書によってその期間をある程度決めているものもあるようですが、容易なことではないですよね。
     吾妻さんは、100年近く経ったら「あり」の方なのですね。
     私もそこまでいったら認めてもいいような気もしないでもないですが、認めないままの辞書もあります(笑)
     辞書によっても色んな考え方があって、こういうところも言葉の面白さだなと思います。


  • 編集済

    「呉の藍」が変化して「くれない」ですか。予想の大外でした。
    これだから、言葉の由来というのは面白い!
    花が一つの畑の中で最初に咲くのは一輪だけと決まっている、というのも初めて知りました。実際に見たらちょっと感動するんだろうなあ。

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
    「くれない(紅)」の由来、楽しんでいただけて嬉しいです! 最初から「くれない」かと思ったらそうでないのが、意外性がありますよね。「面白い」と言っていただけて、「くれない」について取り上げて良かったなと改めて思いました。

     紅花の花の咲き方も面白いですよね。
     何故最初に咲くのが一輪なのか、理由は分かっていないようなのですが、植物の神秘を感じます。

     >実際に見たらちょっと感動するんだろうなあ。
     そうですね。「紅花が最初は一輪しか咲かない」ことを知っていて、最初の一輪が咲いたのを見たら、きっと感動すると思います(^^)

  • 「二の舞を踏む」という誤用自体、初めて知りました。
    「こういう誤用があるんだよ」というのを含めて知識のアップデートになり、いつもたいへん助かっておりますm(_ _)m

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。
    『NIHONGO』に引き続き、『NIHONGO-Ⅱ-』もお読みくださり嬉しいです!
     誤用も色々ありまして、私も調べていて初めて知るものもあります。なかなか機会がないと、出合えないですよね。

     >「こういう誤用があるんだよ」というのを含めて知識のアップデートになり、いつもたいへん助かっておりますm(_ _)m
     とても嬉しいお言葉をありがとうございます! こちらこそ、いつも温かなコメントをいただき、励まされております。
     また、当作品に温かな評価してくださり、本当に感謝です。

     言葉は捉えるのが中々難しく、私の説明が至らぬ点もあるかもしれませんが、続きも楽しんでいただけたら幸いです(^^)


  • 編集済

    私は今まで「ぞっとしない」と書けば、読んだ人はおっしゃる通リ、ぞっとするの逆の意味に取るのではないかと思い、使うのを避けていました。しかし、これほど沢山使われているのに、誤解されたまま放置されているのはある意味で、誤解を更に広めることになり、本来の意味で書いた作者が「言葉を知らぬ者」と受け取られかねません。なので私は「怖くて」これからも使う気にはなれません。こうして美しい日本語が失われていくことが、残念でなりません。

    作者からの返信

     @shinmi-kannaさん、コメントありがとうございます。また、『NIHONGO -Ⅱ-』のコラムを沢山読んでくださり、励みになりました。

     おっしゃるように「ぞっとしない」を単純に「『ぞっとする』の否定語」として捉えてしまうことがあるのは否めないかと思います。そのため「本来の意味で書いた作者が『言葉を知らぬ者』と受け取られかねません」ということもあるかもしれませんが、読者のなかには理解してくれる人もきっといると思います。

     言葉を使うにあたって、どのように考えるのかは人それぞれですので、@shinmi-kannaさんの考えとして「使わない」という選択をしても、もちろんよいと思います。ですが、@shinmi-kannaさんが美しいと思う日本語を使って発信していくことが、読者が知るきっかけの一つになるかもしれませんよ。……と偉そうなことを申しましたが、一個人の意見ですので適当に聞き流してくださいませ(笑)

    編集済
  • 『NIHONGO-Ⅱ-』完結です!への応援コメント

    完結お疲れ様でした!
    「ことば」も楽しみに読ませていただいています。
    毎回おもしろいし、何よりためになる!
    ありがとうございます。

    作者からの返信

     天くじらさん、コメントありがとうございます。
    『NIHONGO-Ⅱ-』に引き続き、『ことば』もお読み下さり感謝です。

     >毎回おもしろいし、何よりためになる!
     そのように思ってもらえて、とても嬉しいです! じーんと、胸が温かくなりました。

     こちらこそ、最後までお読み下さりありがとうございます(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾

  • 『NIHONGO-Ⅱ-』完結です!への応援コメント

    毎回とても細かいところまで調べ上げられて、それを分かりやすくまとめられる手腕がすごいなと思います。続編がありましたらまたお邪魔して勉強したいと思います。
    まずは完結お疲れさまでした。おめでとうございます!

    作者からの返信

     柊圭介さん、嬉しいコメントをありがとうございます!
     分かり易かったですか! いつもそこが心配だったのですが、大丈夫だったようで良かったです。内容のことにも触れて下さり、柊さんが当作品を丁寧に読んで下さったのがより伝わってきました。

     >続編がありましたらまたお邪魔して勉強したいと思います。
     嬉しいです! 勉強になるかどうかは分かりませんが(笑)、言葉の話を楽しんでいただけるような内容にできればいいなと思っています。次作は準備が整い次第公開いたしますので、よければまたいらしてください(^^)

     こちらこそ、柊さんからの応援はもちろん、いただくコメントがいつも温かで、執筆の励みになりました。
     最後まで読んで下さりありがとうございました。

  • 『NIHONGO-Ⅱ-』完結です!への応援コメント

    完結おめでとうございます🎊
    お疲れ様でした。次作も待ってます〜。

    作者からの返信

     藤光さん、お祝いのコメントありがとうございます~🎉
     当作品を最後まで読んで下さり感謝です! 応援がいつも励みになっておりました。
     また、次作を楽しみにして下さり嬉しいです。準備が出来次第公開いたしますね。

    編集済
  • 『NIHONGO-Ⅱ-』完結です!への応援コメント

    シリーズ第2弾が100話とは、日々の調査、執筆本当にお疲れ様です。尊敬です。これからも続編やられるとのことなので、また参考にさせてもらいますね!

    作者からの返信

     初音さん、嬉しいコメントありがとうございます。
     そんな、そんな……身に余る光栄ですっ!(〃ノдノ)
     続きも楽しみにして下さり、作者として恵まれているなと思います。続編は準備が出来次第公開いたしますので、また楽しんでいただけたら幸いです。
     当作品を最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

  • わたしは、『バカの壁』を買った「447万分の1」な人ですが、「は」と「が」のくだりはまったく覚えてません。みんな忘れてますよ、きっと(笑)

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     そうですか、それなら良かったです(笑)
     お優しい言葉に励まされました。ありがとうございます(∗ˊᵕ`∗)

  • 「1個の石を投げたら、2羽の鳥に当たって獲れた。ラッキー!」

    としか考えたことがなく、疑問に思ってませんでした……。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     きっとそう思う方も多いと思います。疑問に思っても、答えてくれる方は中々いなさそうですしね……(笑)

  • 回答ありがとうございます!
    「を」の話も興味深く読ませていただきました。
    丁寧なご回答、ありがとうございます!!

    作者からの返信

     天くじらさん、コメントありがとうございます。
     読んで下さり嬉しいです。「を」の話も読んで下さったのですね。興味深い内容でよかったです!
     こちらこそ質問を下さりありがとうございました。
     また何かあれば質問等々お待ちしております。

    編集済
  • 筆が滑るのは口が滑るみたいな感じですね。気をつけないと(笑)

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     そうですね。口と同じように筆もすらすら~っと書いてしまうんだろうなと思います。本当に、気を付けないとですね(笑)

  • >擱く

    なるほど〜こういう字を書くんですね。

    ときどき使いたくなる言葉なんですが、「置く」なのかな〜、いや、ちょっとちがうな〜と思ってました。

    ありがとうございます。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     ときどき使いたくなる言葉でしたか。では今度から「筆を擱く」と使えますね! 藤光さんのエッセイなどで見かけたら嬉しくなりそうです(笑)

    編集済
  • うわわ。さっそく「新年明けましておめでとうございます」と使ったばっかりだったので、「間違いなの?!」とドキドキしました。今回もとっても興味深いエピソードです。

    いつも勉強になる連載を続けてくださって、ありがとうございます。去年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。
     ドキドキさせてしまいすみません(笑)
     興味深いエピソードだったようで良かったです!

     こちらこそ、かしこさんからいただいたコメントが励みになりました(*´ ˘ `*)
     2023年も、ちょっぴりためになるような日本語の話を連載していく予定ですので、よかったらお付き合いください。今年もよろしくお願いいたします。

  • 「新年が」明けまして、と思っていたので、違和感を持ったことはありませんでした。間違いなのかと一瞬ドキッとしましたが、大丈夫そうですね。
    昨年は色々と本当にありがとうございました。
    今年もどうぞよろしくお願いします!

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
    「結果目的語」として捉えていらっしゃっていたのですね。さすがです!

     こちらこそ、昨年は応援に温かなコメントをいただき励みになりました。本年もよろしくお願いいたします!

  • あけましておめでとうございます🎊

    新年あけまして?
    考えたこともありませんでした(汗

    今年もよろしくお願いします。

    作者からの返信

     藤光さん、あけましておめでとうございます✨

     そうですよね。私も調べるまで気にしたことがありませんでした(笑)
     こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

  • 非常にすっきりしました! これだけしっかりとリサーチされ、かつわかりやすく解説されるのは、多くのお時間と労力を必要とされたことだと思います。おかげさまで大変勉強になりました。ありがとうございます。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、とても嬉しいコメントありがとうございます。すっきりして何よりです~(*´˘`*)
     こちらこそ応援がとても励みになりました。
     読んで下さりありがとうございます!

    編集済
  • とても勉強になるコラムでした。これだけ書かれるのもエネルギーを使われたことと思います。
    この表現は、まとめの(2)の部分を見極めるのが難しいんでしょうね。
    ややこしく感じていた使い方がすっきりしました。ありがとうございます。

    作者からの返信

     柊圭介さん、とても嬉しいコメントありがとうございます。そのように言ってもらえて、書いたかいがありました~(*´˘`*)

     そうですね。(2)の見極めができるようになるには、敬語の大まかな部分を知る必要があるかなと思います。

     そうなんですよ。結構エネルギーを使ったのでちょっと休憩です(笑)

     こちらこそ応援がとても励みになりました。
     読んで下さりありがとうございます!

    編集済
  • 聴衆に向けての了解ってよく分かりました。「させていただきます」の微妙なニュアンスをしっかり説明してくださって、飽きないですよ。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     上手く伝わっていたようでよかったです。飽きてなくてほっとしましたε-(´∀`*) もう暫しお付き合いください~(笑)

  • 私も「拝読させていただきます」は二重敬語だと思っていました! ウェブ公開してある小説読むのに、そこまでへりくだらなくても……と感じていましたが、それって「対等な関係だから」なのですね。エラい作家先生に、「まだ発売前の小説、キミだけ特別に読ませてあげよう」と言われたら「拝読させていただきます」と言っていいということですよね。そういう状況だったら、確かに言ってもいい気がしてきました(笑)

    今回もとても勉強になりました。いつもわかりやすく解説してくださってありがとうございます。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。
     敬語は耳に入ってきたものを使うことが多いので、最初が間違っていると、誤解されたままになることがあるのかなと思います。

     そうですね。Web小説の作家さんは年齢や経歴など公開していないですし(かしこさんのようにほんわりと公開されている方もいらっしゃいますが)、顔も出ません。そのため、対等な感じがするのだと思います。(「同じく小説を書く者」として、同士という感覚もあるかもしれませんね)

     おっしゃるように、偉い作家さんや教授が書いた論文といったものを読む許可を得たときは「拝読させていただきます」が使えます。あとはとても尊敬する作家さんに「未発表の作品だけど読む?」と言われて、恐れ多くて「拝読させていただきます」と返事するときも使えるかもしれません(笑)
     でも、ご自身が使いたくなければ使わなくていいんです。使える場面があって、使いたいなと思ったら使えばいいと思います。

     >今回もとても勉強になりました。いつもわかりやすく解説してくださってありがとうございます。
     こんなことを言うのもなんですが、敬語はとても難しい内容なので、調べる時間や資料との睨めっこの時間が結構かかっていまして……(笑) 
     そのため、「勉強になった」「分かりやすい解説」と言ってていただけるとほっとすると同時に、とても嬉しく、書いたかいがあったなぁと思います。

     こちらこそいつも丁寧に読んで下さり、温かなコメントを書いて下さってありがとうございます!

    編集済
  • これは意外でした。確かにカクヨムのユーザー同士みたいな関係であれば過剰に思えますが、立場が上の人が相手となると変わってくるんですね。敬語を考えるとやっぱり上下関係とかヒエラルキーを強く感じざるを得ませんね。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     そうですね。あとは、尊敬している人に対して、自分が謙るというときも使えると思います。好きな作家さんに、「これ未発表の作品なんだけど読んでみない?」と言われたら、恐れ多い感じがして「拝読させていただきます」と言うかもしれません。

     >敬語を考えるとやっぱり上下関係とかヒエラルキーを強く感じざるを得ませんね。
     一理あります。使うときはそれを意識せざるを得ないのは確かです。確かなんですが……この辺りの話を語ると長くなるので、いつか機会があったらまたそのときに(笑)

    編集済
  • 「おかげさまで」は感謝の気持ちが前に出るので、妙にへりくだるよりも好感が持てますね。素直な感じがします。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     私も「おかげさまで」のようが良い印象があります。また、柊さんがおっしゃるように、一般の聴衆に向かってであればこちらのほうが素直な感じがしますね。

  • なるほど、対象がポイントでしたか。この言い方はあくまでも内輪に通用するんですね。
    >アナウンサーなり俳優さんなりに役を与えた人に言うとベスト
    つまり謙遜の対象が無関係の者にも広がるところが誤用ということですね。分かりやすいです。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     >つまり謙遜の対象が無関係の者にも広がるところが誤用ということ
     仰る通りで「担当させていただく」というのは、聴衆に対してには効果のない敬語なんです。そのアナウンサーや俳優さんの役を決めた人にこそ効果があり、使うべき相手なんですね。

     分かり易い内容で良かったです……!(*´∀`)=3 ホッ

    編集済
  • 面白いテーマなので興味を持って読んでいます。
    はっきり違和感を持つのは③④⑦⑧⑪です。理由をまとめるのは難しいですが、ざっくり言うと、自分の意思でしていることだからです。他のは他人に指示されたり後押しされたりして、「自分のような者で恐縮ですが」というへりくだった気持ちがあるように思います。⑥や⑩には「申し訳ないですけど」という気持ちも入っているような。普通の「します」では客観的になりすぎて冷たく傲慢な印象を与えるのを避けているように感じますね。もしこの表現を使う場面が増えているのなら、それだけ他人に与える印象を気にする人が増えているとも思います。
    彩霞さんがタブーに触れているように感じられるのは、そうした使う人の謙遜の気持ちを否定しているように感じられるからではないでしょうか。でもなんでも丁寧に言いすぎるのもデパートの包装紙のようで包みすぎというか、適度な使い方を知ることは大切ですよね。とても勉強になるコラムで続きも楽しみにしています。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。興味を持って読んで下さり嬉しいです。
     また質問に答えて下さり感謝です。敬語に対し、皆さんそれぞれ違う感覚を持っていらっしゃると思うので、どう捉えているのかを教えてもらえると解説を書くときの参考になるので助かります。

     ③④⑦⑧⑪が、「自分の意思でしていること」というのはなるほどです。確かに、自分の意思で行動や行為を決定してますよね。
     ⑥や⑩に対し「他人に与える印象を気にする人が増えているとも思います」と書いていらっしゃいましたが、鋭い気づきだと思いました。実際「させていただく」を使わなくていいところでも使ってしまうのは、そういう気持ちがあるからというのも一つの理由だと思います。

     また、私が今回のコラムを書くにあたって、何となく抵抗があると書いたことに対し、コメントして下りありがとうございます。
     柊さんが仰った「謙遜の気持ちを否定しているように感じられるから」を読んでいて、まさにその通りだなと。あまり否定したくない気持ちがあるんですよね。自分の気持ちがしっくりきてしみじみと感じました。

     そして「デパートの包装紙」で例えて下さいましたが、この表現を読んで、「そっか、確かにそうだな」と目から鱗といいますか、気持ちが軽くなりました。

    「適度な使い方を知りたいな」と思って下さる方がいるだけで、このコラムを書く意義があるなと思います。続きを楽しみにして下さって嬉しいです。

     ゆっくり更新ですが、お付き合い下さると幸いです。

  • 「させていただく」の多用、私も違和感を覚えることが多いので、とても勉強になるコラムで嬉しいです。自分でも誤用していることがあると思いつつ、「拝読させていただく」なんて聞くと、胸焼けします(笑)。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。
     興味を持っていただける内容だったようでよかったです……! 「させていただく」は使い方が難しいですよね。私は調べていく内に、使わなくなってしまいました(笑)

     >「拝読させていただく」なんて聞くと、胸焼けします(笑)。
     そうなのですね。人によって捉える感覚が違うので、参考になります。

  • なるほど!
    調べてくださってありがとうございます。
    言語っておもしろいですね!!

    作者からの返信

     天くじらさん、コメントありがとうございます。
    「なるほど!」と思っていただける内容で良かったです! 

     >言語っておもしろいですね!!
     言語の楽しさが伝わったのなら、とても嬉しいです! ありがとうございます。

  • ちょうど自分の小説で温かいと暖かいという言葉を使っていたので助かりました!

    作者からの返信

     佐藤 日向さん、コメントありがとうございます。
    「温かい」と「暖かい」のお話、お役に立てて良かったです! 
     当作品を評価して下さりありがとうございます。

  • 英語でも同じ現象があります。「sick」という単語は病気であることを表現する形容詞ですが、80年代から、一部の若者の間で「カッコいい」とか「すごくいい」という意味で使われるようになりました。

    それから「terrific」という形容詞は、団塊世代の方が、「すてき」「すばらしい」という意味でよく使われるのですが、もともとは「恐ろしい」という意味の言葉だったようです。

    「自分の心が揺れるくらいいいんだ」ということを、あえて元はネガティブな言葉を使って表していると思うと合点がいきます。

    今回も勉強になりました。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。
     英語でもあるんですね! 知りませんでした。しかも年齢は若者だけでなく、団塊の世代の方がよく使うものもあるのですね。興味深いです。
    「sick」は意外です。どういう場面で使うのか……想像できないです(笑)

    「terrific」、気になって英和辞典で調べてみたら「ものすごくいい」「すばらしい」が語釈の最初に出てきました。それくらい使っている方の中で浸透しているんですね。何となく、「terrific」は「やばい」と似たような経緯を辿っている印象を持ちました。

     >「自分の心が揺れるくらいいいんだ」ということを、あえて元はネガティブな言葉を使って表していると思うと合点がいきます。
     合点がいって良かったです!
     こちらこそ、英語のことを教えて下さってありがとうございました。面白かったです!

    編集済
  • 言葉だけ見ればいくらでも解釈のしようがあるフレーズですね。本来の意味の解説、なるほどでした。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     仰る通りで、読む人によって読み方が変わるものだなと思います。
     >本来の意味の解説、なるほどでした。
     難しい内容になってしまったので、読者の方に伝わったかな……と思っていましたが、それをお聞きし安堵いたしました。よかったです。

  • 興味深いですね。
    私が最近気になっているのは、「ヤバい」という言葉です。
    元々は悪い意味のみで使われていたようですが、今ではいい意味でも使われているような気がします。
    言葉とは難しいものですね。
    相手を傷つけず、適切に使えたらいいのですが……。

    作者からの返信

     天くじらさん、コメントありがとうございます。
     興味深いと仰っていただき嬉しいです!

     天くじらさんは、「ヤバい」という言葉が気になっていらっしゃるのですね。確かにこれも相反する意味がある気がします。お話を聞いたら私も気になってしまったので、調べてみますね。調べた内容はColumnに掲載するつもりですので、よければお暇なときにまたいらしてみて下さい(^^)

     >言葉とは難しいものですね。
     相手を傷つけず、適切に使えたらいいのですが……。
     
     天くじらさんはお優しい方ですね。そのように考えられてる方の言葉は、気遣いがあるように思います。
     私も言葉は刃になってしまうときがあると肝に銘じて、気を付けて使わないとなと、改めて思いました。

  • 引用ならびに参考資料への応援コメント

    ((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル

    軽い気持ちで開いてみて、スクロールしてもスクロールしてもまだ続く書籍の数に恐れおののきました。

    そして書籍の次はURL……。

    先日、家にある1冊の本だけで調べた内容を、「ネットで調べたら違っているようだ」という事があったのですが、『調べる』というのは本来こういう事なのですね。

    心から尊敬いたします。


    また、返信できない場合もあるとのお話も了解致しました。
    問題ございませんので、どうぞご安心ください。

    作者からの返信

     @hiruzakiさん、コメントありがとうございます。
     参考資料のページを見て下さったのですね。
     私自身が未熟者なので、調べていたらいつの間にかこんな数に……(笑)
     @hiruzakiさんも、ある物事に対して色んな角度から調べようとなさったことがあるのですね。私も『NIHONGO』シリーズを書くにあたり、複数の辞書を使っているのですが、意見が一致しないことがあるので身に染みて感じます。それを感じ取って下さって嬉しいです。

     >心から尊敬いたします。
     そ、尊敬なんて……! そんな大層な者では……!
     でも、そのお気持ちが嬉しいです。ありがとうございます!
     未熟者ではありますが、参考資料の件を踏まえてそのように仰って下さり、日本語と真摯に向き合ってきて良かったなと、改めて思います。

     >また、返信できない場合もあるとのお話も了解致しました。
     出来るだけお返事はするよう心がけてはいるのですが、難しい場合はご容赦下さい。ご理解下さり、またお気遣い下さる温かなお言葉、ありがとうございます。

  • はじめまして。

    お名前をどちらかで見た気がするのですが、コメントを書かせていただくのは多分初めてではないかと思うので、「はじめまして」で失礼させていただきます。


    わたしも「訊く」に最近悩み、作品の途中からそれまで「訊く」と書いてきた部分の大半を「聞く」に変更しました。

    たずねる、質問する、くらいの内容で使うには「訊く」は厳しすぎるような気がしたためです。

    こちらのエッセイのタイトルを見て、中に「聞くと訊く」について書いてあるのを見て、真っ先に読んでみました。

    読んでみて、非常に納得いたしました。

    本当にありがとうございました。

    作者からの返信

     @hiruzakiさん、はじめまして。
     丁寧なごあいさつを下さり、ありがとうございます。コメントをいただけて嬉しいです。

     @hiruzakiさんは「訊く」の本来持っている意味を大切になさったのですね。作家さんによって、考え方は違いますが、@hiruzakiさんが悩んで、その方針を決めたことは作品にとっても良いことだと思います。
     またそうであるなら、「厳しく問う」ようなときに「訊く」を使うと、その場面が文字でも表現できそうですね。

     当作品を読んで「聞く」と「訊く」に関して納得されたとのこと。とても嬉しいです!
     こちらこそ、温かなコメントありがとうございます。

  • 「歴史の中で生まれた言葉は、将来のことなど考えて誕生しているわけではありません。私はその言葉そのものに時代背景などがあってこそ面白いと思うのです」
    このお考えには賛成します。
    最近ちょっと「正しさ」を求め過ぎて言葉狩りっぽくなっている気がします。
    言葉の使い方は変わっていくもので、女性にも使われるのが普通になるかも知れない。理論で決めつけず、自然な流れに任せればいいと思います。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。

     >最近ちょっと「正しさ」を求め過ぎて言葉狩りっぽくなっている気がします。

     柊さんは、以前から「言葉狩り」について触れて下さっていましたね。私も「言葉狩り」をしすぎるのはどうかな……と思うことがしばしばあります。それを指し示す言葉があるからこそ語れることもあるでしょうし、歴史を失わずに済むのではないかなとも思うのです。
     しかしその一方で強く拒否する力があるのも事実で、とても難しいなと思います。

     >自然な流れに任せればいい
     私も出来れば、言葉はそうあって欲しいなと思います。
     一方的な考えで捻じ曲げるのではなく、色んな人の考えが相まって、語源は語源として大切にしつつも、時代にあったものへと自然と移り変わっていくと良いなと思います。

    編集済
  • 知らなかったことばかりで、とても勉強になりました。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、嬉しいコメントありがとうございます。
     ためになるような内容だったなら、よかったです(^^)

  • ああ、ありがとうございます!
    ダメ出ししてからちょっと悩んでたんですよ。勢いでダメって言ったけど本当は良かったんじゃないのかって。
    でもやっぱり自分の感性が正しかったみたいです。
    ありがとうございました!

    作者からの返信

     ゆうすけさん、コメントありがとうございます。
     文章の添削をするのは難しいですよね。回答がお役に立てたようで何よりです(*´˘`*)

  • Column13 「こじんまり」?への応援コメント

    ちんまりがさらにちっちゃくなるんですね。かわいいですね。
    もちろん知りませんでした。「ち」に〃も難易度高いです。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     分かります~。表記を見ると、さらに小さくなっている感じがしますよね。

     ちなみに、「ちんまり」を調べてみると「小さくまとまっているさま」なんですが、「こぢんまり」を調べてみると、それにさらに「落ち着いているさま」という意味がついてくるんです。
     また「ちんまり」は小さいお人形などが鎮座している様子に使われることが多いのですが、「こぢんまり」は「家」や「住まい」について使われることが多いみたいです。
     不思議ですね。

     >「ち」に〃も難易度高いです。
     全くです(´-ω-`) 音声が全く一緒なので、表記にすると「こじんまり」にしがちです(笑)

  • Column13 「こじんまり」?への応援コメント

    これは意外でした。てっきりちんまり一択だと思ってました。ただちんまりという言葉自体幼児語というか、正式な言葉じゃなさそうですしね。ちんまい、という方言から来てるのかな。

    作者からの返信

     ゆうすけさん、コメントありがとうございます。
    「ちんまり」の説をご存知でしたか。さすがです!

     ちんまり……。これはですね「秩然」と書くようなのですが、「秩然」を調べると「チツゼン」が出て来まして、「物事の順序が正しく整っているさま」という意味がでてくるんです。どこでどう「ちんまり」の意味である「小さくまとまっている様を表わす語」が出てきたのかまでは分かりませんでしたが、今の時点では幼児語ではないことはいえそうです。

    「ちんまい」も、確かに「ちいさい」という意味を持っていますから、何かしらの繋がりがあるかもしれませんね。

  • Column13 「こじんまり」?への応援コメント

    ずっと「こじんまり」と思ってました。今回も勉強になります。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。
     私も「こじんまり」だと思っていました。耳で聞くと「こじんまり」と「こぢんまりも」は同じなので、それも「こじんまり」となる理由の一つかなと思います。

     >今回も勉強になります。
     良かったです!

  • なんか、ちびまる子ちゃんが使ってるイメージです。となるとやはり昭和~せいぜい平成前半なのかもしれません…。。そして実際の会話で使ってる人には会ったことがないです…。

    作者からの返信

     初音さん、コメントありがとうございます。

     >なんか、ちびまる子ちゃんが使ってるイメージです。となるとやはり昭和~せいぜい平成前半なのかもしれません…。
    「とほほ」を広めたのは、アニメにもなった「ちびまる子ちゃん」である可能性はありますね。ただ言葉は生き物で捕まえることが難しいことから、今はまだはっきりとしたことが辞書には書けないのかもしれません。

     会話で使っている人も、私もほとんど見かけたことはないです(^^;) 「とほほ」はどちらかというと、書き言葉なのかもしれませんね。

    編集済
  • うわー。そこまで丁寧に調べてくださってありがとうございます! 軽々しく「昭和ですよね?」なんてコメントしてしまったばかりに……。今回も勉強になりました。十種類の辞書を引いてくださって感激です。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。
     かしこさんが求めていらした答えになっていたか分かりませんが、少しでもお役に立てなのであれば幸いです(^^)

  • もしかして、私のリクエストだったかもしれませんが、どうですか? この記事とリンクともども、とても興味深く拝読しました。ありがとうございます。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。
     仰る通りです(笑) 覚えて下さっていたんですね。読んで下さり嬉しいです。
     リクエストをいただいてから、随分と時間が空いてしまいまい、すみませんでした。しかし、今回のColumnがお役に立てたのであれば幸いです。今後も、時折「廃れた言葉」について取り上げる予定ですので、良ければまたいらしてください(^^)

  • さっきも書きましたが、ウに〃を考えた人はよほど頭の柔らかい方だと思います。
    考えてみれば日本語って音が少ないのに頑張って本来の音に寄せていますよね。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     コロンブスの卵みたいですよね。調べたら、福沢諭吉が考えたそうですよ。柊さんのご想像通り、頭の柔らかい方だったというわけです(笑)

     本当ですね。例えば英語なんかは、三千の音節があると言われていますから、それを日本語で表記となると無謀かもしれません。しかし、外来語によって含まれるようになった音節もあって、日本語はそういう影響もありながら進化してきたのだと思います。

  • 丁寧なご回答ありがとうございます。第1表・第2表なんてあるんですね。やはり公的なものは第1表の方ですか。考えたら「ウ」に〃をつけるなんて発想も面白いですよね。
    外来語の発音になるべく忠実に綴りが考えられているのは仏語も似たようなことがあります。サムライは仏語だと " samouraï " なんですよ。samuraiと書くと「サミュレ」になっちゃうので(笑)

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。こちらこそご質問を下さったお陰で、「ヴ」のことを紹介できる機会をいただけました。感謝です。

     そうなんです。どちらが正しいということでもないのですが、そのときの状況に合わせて表記の仕方を変えています。公的なものが第1表なのは、明確に何を示しているのか分かるようにするという意味と、字数を少なく済ませられるという利点があるからのように思います。新聞はいつも字数との闘いですからね(笑)

     私たちは当たり前に使っていますが、「ウ」を「ヴ」にしようという発想は、簡単には出て来なさそうですね。

     フランス語にもそういう表記の方法があるのですね!
     確かにフランス語は最後のスペルに母音が連続すると「エ」に近い発音になりますもんね(……遠い記憶の知識なので間違っていたらすみません(;´∀`))。だから「(samu)rai」と書くと「サミュレ」……。なるほど、初めて気づきました( ˶˙º˙˶ )

    編集済
  • なんか可愛らしくてきれいな言葉ですよね。他の方のノートでたまたまこの言葉を見て、いいなあと思ってさっそく使いました(笑)
    あ、でも小春日和は過ぎて今は通常運転(曇り/雨/寒い)です……

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     分かります。響きもそうですし、「小春」と「日和」という優しくて可愛らしい言葉が一緒に並んでいるので、尚更そう思うのかもしれません。

     柊さんの『犬とオオカミの間』の最新話、『小春日和のトゥッサン』ですよね。小春日和の雰囲気が伝わってくる、素敵な話でした(∗ˊᵕ`∗)

     フランスの天候は、曇りや雨、寒さが通常なのですね。知りませんでした。また少し暖かな日差しが差す日が来るとよいですね。寒さにはお気を付けて、ご自愛くださいませ。

  • ほんとに?
    マンガからとは知りませんでした。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
    『三省堂国語辞典』の辞書編纂者の話によると、本当のようですよ。「斜め上」が、マンガからというのは意外な感じがしますよね。
     ちなみに、第七版には掲載されていなかったので、最新の第八版になってから取り入れられた言葉のようです。

  • ボウリングのbowlはもともとラテン語の泡という単語らしいです。弾丸のbulletと同語源。

    対して球のballはゲルマン語由来。似てますけど、特に日本語にすると区別がつきませんけど、全然別の言葉みたいです。

    作者からの返信

     ゆうすけさん、コメントありがとうございます。
     語源を調べて下さったのですね。

     英語は色んな言語が入り混じった言葉ですから、「似ていても語源が違う」というのはよく理解できます。

    「bowl」の語源が「弾丸のbulletと同語源」というのは初耳です。調べてみると、確かに『オックスフォード新英英辞典』の「bullet」の項目にそれっぽい(英語の解読が少々苦手です……〈苦笑〉)ことが書いてありますね。

     それにしてもラテン語の「泡(bulla)」というのが、どうして「球」という意味になったのか不思議ですよね。こぶという意味もあるらしいので、そこから連想されたのでしょうか……(´-ω-`)ウーン

     それと、いただいたコメントで感化されましたので、「ボウリング」で使われる「bowl」についてさらに調べてみました。すると「滑らかに早く動く」という意味があるのも分かりました。これだと「泡」からの連想された感じ(=つるつる滑る)がして、「球を転がす」のも納得な気がします。
     が、これはあくまで私の想像ですので聞き流して下さいませ(笑)

    編集済

  • 編集済

    ボウリングはボーリングと書いたらだめらしいです。
    あれこそ球技だからボーリングと書きたくなるところですが。
    ボーリングと書くと掘削工事のことらしいですね。

    と思ったら、次のコラムにそのまま書かれてました。すみません。

    作者からの返信

     ゆうすけさん、コメントありがとうございます。
    「ボウリング」のこと、言われるかなと思って書いておきました~。……というのは少し冗談でして(笑)
     以前から、私自身疑問に思ってたので調べてみた次第です。

    「bowling」はColumnにも書きましたように、二つの表記が可能ではあります。しかし多くの人には「ボウリング」の方が伝わりやすいと思いますし、混在を防ぐためにあえて使わないようにと指示しているところもあるはずなので、それらのことを考慮して使用していただけると良いのかなと思います。

  • 外来語っていかに本来の発音に近づけてカタカナにするかも難しいですね。でも「ウ」も「ー」も結局日本語で発音すると同じだし…。
    外来語の日本語表記はカタカナの限界を強く感じます。
    そういえば "V" の音を「ブ」の代わりに「ヴ」と書いたりしますが、これは日本語として認められてるんでしょうか。僕はかなり使っていますが。
    よかったらそのあたりのお話も聞きたいです。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     発音に関しまして、念のため『NHK日本語発音アクセント新辞典』を引いてみましたが、柊さんが仰るように「ボウル」と「ボール」の発音は同じでした。日本語の音節は百十二(金田一春彦氏説の場合)しかありませんから、微妙な発音の違いが出ないのも当然と言えば当然ですかね(笑) 柊さんが「外来語の日本語表記はカタカナの限界を強く感じます」と思うのも無理ありません。

      "V" についてですね。
     実はこれについて、Columnで取り上げるかどうか悩んでいたところだったので、質問として受け付けますね。今月中には回答できると思いますので、暫しお待ちいただけると幸いです。

  • あ、これはまさに自分が使っている書き方です。「充分」のほうが満ち足りている感があるんですよね。そして確かに十分は10分を連想してしまいます。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     なるほど、「満ち足りている感じ」……。柊さんはそういう考えを持って「充分」を使っていらっしゃるのですね。「充分」は元々借字ですが、使い手の考え方によって、意図して「充分」と「十分」を使い分けることもあるかもしれませんね。

  • 自分も冒頭とかあらすじのような意味だと思っていましたが、一番盛り上がるところだったんですね。
    もともとの意味よりも、今の人にどう理解されているかの方が大きいですよね。大半の人が解釈している方に流れていくのは逆らえないのかなと思います。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     私も調べるまでは誤って認識していました。思うに「触り」という言葉が、「表面を触れること」を指すので、作品の中身ではなく、表面、つまり冒頭のことを示すようになったのではないかと推測します。

     そうですね。やはり言葉を使うのは今の人ですからね。仰るように徐々に変化したものが、逆行するのはあり得ないとは思うのですが、元々あった意味でやり取りをしていた時代もあったわけですし、きっとそういう表現をしている作品もあって未来に残っていくと思うのです。

     難しいかもしれませんが、過去の使われ方も大切にしつつ、現代使われている意味の言葉も上手く使えたらいいなと思います。

  • たしかに。
    嘘をつけ――には、「ぬけぬけと嘘ついても、わかってるんだぞ!」というニュアンスがありますよね。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     最近では「冗談だろ?」に、近い意味として使うこともある感じが多くなっている気がしていたので、元々のニュアンスが伝わって良かったです。

  • ああ、そういう語法だったんですか。これは知らなかったです!

    作者からの返信

     ゆうすけさん、コメントありがとうございます。
     そうなのでした。何気ない一言なのですが、よくよく見てみると不思議ですよね。

  • 意味は知っていましたが、これは間違える人がいてもおかしくないなーとずっと思っていました。

    作者からの返信

     ゆうすけさん、コメントありがとうございます。
     流石です。やはり「無用」という言葉が、読み手に誤解を与えてしまっているのかもしれませんね。「逆さま厳禁」の方が間違えなくて済みそうですが、今の運送物にも「天地無用」が付いていることがあるので、これからも使われていくのだろうなと思います。

  • わたしも天地逆にしてもいいのだと思ってました。。。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     3割近くの方がご認識しているので、無理もないと思います。ですが、送られて来たものはほぼ逆さまにはしないのではないかなー……(あったら、すみませんっ)と思うので、大丈夫(?)だと思います。

    編集済
  • まさにひっくり返してもOKの意味だと思ってました…。運送業じゃなくてよかった…(笑)

    作者からの返信

     初音さん、コメントありがとうございます。
     ややこしい言葉なので「ひっくり返してもOK」と思うのも無理ないと思います。書いたColumnがお役に立ったようで良かったです(笑)

  • とても鋭い考察だなと思いました。世の中の常識から外れることを恐れる、あるいは良しとしない人々の意識が元の使い方すら変えてしまうという好例ですね。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントお返事が一か月後になって申し訳ありません……!
     改めまして、コメントありがとうございます。
     そうですね。排除しようとするのは「常識から外れることを恐れる」ということから始まっているのかなと思います。
     できれば「世間ずれ」と言って最初から別の括りに入れずに、一旦「どういうことかな?」と考えられる釈迦になったらいいのになと思います。それには人々の心に余裕がある必要があるのだと思いますが……。

  • 「籍に入る」ではなくて「籍を入れる」には、「籍を作る」ニュアンスが含まれるように感じますねー。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     確かに想像力を膨らませると、そのように解釈もできそうですね。「籍を入れる」については俗語として『三省堂国語辞典』と『デジタル大辞泉』に掲載がありました。この言い方が広がってきたのは、もしかすると戦前の考え方が薄れてきていることも理由なのかもしれません。


  • 編集済

    ああ、使いますよね、風の噂。たしかに風の便り、が正解ですけど、これは耳に馴染んじゃってますね。これうわさという言葉を使いたいなら人の噂、と書くべきですよね。

    作者からの返信

     ゆうすけさん、コメントありがとうございます。
    「風のうわさ」、やっぱり使いますよね(笑) 耳に馴染んでいるというのも分かります。

     >これうわさという言葉を使いたいなら人の噂、と書くべきですよね。
     そうですね。「人の噂」もしくは単に「噂」だけでも大丈夫です。

    編集済
  • Column1 「号泣」の使い方への応援コメント

    たしかに声を出さずに大泣きした時も「号泣」と使いますね。ただ、号泣は大声を上げて泣くことで、本来の意味を知っていながら、あえて「号泣」と言っているのだと思っていました。元の意味を知らずに使っている人も多いんですね。知りませんでした。

    作者からの返信

     藤光さん、コメントありがとうございます。
     多分、藤光さんのように認識していらっしゃる方の方が少ないように思います。これは私の推察でしかありませんが、周囲の人たちの使い方や、メディアなどを通して「号泣」が「静かに沢山涙すること」という風に捉えられるようになったのかもしれません。

    編集済
  • 分かりやすい解説ありがとうございました!

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     分かり易い解説と仰っていただき、ほっとしました~。また、素直に嬉しいです。
     いつか問題を作ってみようと思うので、そのときはまたご参加お待ちしております(笑)

  • 抜き打ちテスト!笑
    えーと、234は「溶」しか出てきません。1と5は分かりません。ごめんなさいm(__)m

    作者からの返信

     柊圭介さん、ご参加下さりありがとうございます。
     抜き打ちテストです! なんて、そんなつもりはなかったのですが、楽しんでいただけたでしょうか?

     そんな、そんな。謝らないで下さい~。
     全問正解してしまったら私の出番がなくなってしまいます(笑)
     解答公開まで暫しお待ち下さいm(__)m

  • 1.溶く
    2.融ける
    3.解ける
    4.溶かす
    5.融く

    でしょうか。3は多分これだと思いますがあとは自信がありません。

    作者からの返信

     ゆうすけさん、ご参加下さりありがとうございます。
     ふむふむ……。もしかすると、自信がないものほど合っているかも……。
     解答公開まで暫しお待ち下さいm(__)m

  • 歴史の話が多くなったと仰いますが、言語と歴史は切り離せないですよね。
    英語の文法が比較的易しいのは、他の言語が干渉することでかえって単純化して、色んな人が使いやすいように進化したのかも知れませんね。
    今は英語が逆輸入?されて、綴りはそのままで仏語読みする現象が増えてます。日本語もカタカナ言葉がどんどん増えてますよね。英語の威力恐るべしです。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     そうなんです。言語を語ろうとすると、どうやっても歴史がついてきます。でも、歴史が言葉を作って来たのですから当然と言えば当然ですね(笑)

     >英語の文法が比較的易しいのは、他の言語が干渉することでかえって単純化して、色んな人が使いやすいように進化したのかも知れませんね。

     確かに。そういう過程があったかもしれませんね。

     ええっ! 英語が逆輸入(?)されているのですか?
     綴りはそのままで、フランス語読み……興味深いですね。そのフランス語に入ってきている言葉ってどういうのなんでしょう。ちょっと気になります。
     そうですね。日本のカタカナ語も増えてきていますが日本語で言った方が「分かり易いのでは?」と思うものも沢山ありますし、頭文字だけとったようなものが増えてきて、ちょっと面倒になってきています。(個人の感想です<笑>)

    編集済
  • そうですよね。スコットランド語とかウェールズ語はあまり目にする機会はありませんが、綴からしてまるで英語とは別物の言葉ですもんね

    作者からの返信

     ゆうすけさん、コメントありがとうございます。
     スコットランド語(スコットランド・ゲール語)やウェールズ語に触れたことがあるのですね。綴りが違うと仰っていましたが、それらの言語はケルト語派なのでゲルマン語派の英語とはちょっと違うのだと思います。

    編集済
  • 多分自分もいくつかのレビューで書いちゃってると思います(^_^;) まさに書かれているとおりの理由ですが、「~してみて」にするとしっくりきますね。
    強くお勧めするものなら「~ください」でいいんですよね。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     柊さんも「ぜひ~いかがでしょうか」と使ったことがあるのですか? いつもきちんとした日本語を使っていらっしゃるのでとても意外です。

     強くお勧めするときは、「ぜひ~ください」で大丈夫です!(^^)
     お互い(?)堂々とお勧めしましょう(笑)

    編集済
  • ああ、俺も違和感感じる派です。
    「いかがでしょうか」の前には「まずは」「ともかく」「騙されたと思って」あたりが座りがいいかと思います。
    「是非」ときたら文末は「してください」の言い切りが落ち着きます。

    作者からの返信

     ゆうすけさん、コメントありがとうございます。
     違和感にお気づきになっていたのですね。さすがです。
     ゆうすけさんは、「まずは」や「ともかく」には「いかがでしょうか」、「是非」には「してください」という風に使っていらっしゃるのですね。
     教えて下さり、ありがとうございます。

    編集済
  • ◇閑話◇ 「七夕」の話への応援コメント

    季節や節句にちなんだお話、いいですね。
    願い事ができるイベントってずっと残っていきそうな気がします。「なんとかして下さい」笑いました。切羽詰まったものを感じますが。。
    あと一年に一回しか会えないのにあやかっていいのか、という彩霞さんの突っ込みも面白かったです^^

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     楽しんでいただけて嬉しいです! 今後のColumnの参考にしたいと思います(^^)

     確かに、七夕のようなイベントはこれからもずっと続きそうですよね。「なんとかして下さい」面白いですよね。柊さんはお優しいですね。私は願うことが沢山ありすぎて、この言葉に託したのかと……(笑)

     ツッコミにもコメントして下さりありがとうございます。ここは読む人によって色んな解釈がありますよね。一年に一度逢えるというロマンチックさに惹かれる方もいれば、年に一度で十分な間柄という風に考える方もいるかもしれません。
     ちなみに織女と牽牛が年に一度しか会えなくなったのは、織女が仕事を怠けたから(諸説あります)。もし彼女が仕事を怠けなかったら、このお話は生まれなかったかもしれません。

    編集済
  • お、すごいですね。ちゃんと正解があるんですね。かん、はつと切って、かとはにアクセントを置いて発音するのが正しいんですね。
    ……でもこれは「か↘︎んぱつ」と発音する人の方が多数派だろうなぁと思います。

    作者からの返信

     ゆうすけさん、コメントありがとうございます。

     >……でもこれは「か↘︎んぱつ」と発音する人の方が多数派だろうなぁと思います。

     私もそう思います。
     きっと多くの方が『NHK日本語発音アクセント辞典』に収録されている音声を聞いたら、聞きなれない言い方なので驚くのではないかなぁと思います。

    編集済
  • これ、日本語の音韻的にかんぱつ以外にありえない、と思ったらかん、はつと切って発音するのが正しいんですか。
    もしかしてアクセントもかを高く発音するのは間違いなのかなと思ったりします

  • Column10 「姑息」は卑怯?への応援コメント

    おお、これも思い切り誤解していました。なんとなく小賢しいというイメージがあります。姑息が「しばらくの間息をつくこと」だとはつゆ知らず。お義母様の息ではなかったんですね(これも意味不明ですが笑)

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     私も調べるまで同じことを思っておりました。おっしゃるように「小賢しい」とか「卑怯」というイメージがあります。
    「お義母様の息」! 確かに意味不明にはなってしまいますが、推測の仕方によってはそう読めますよね(笑)

    編集済
  • Column10 「姑息」は卑怯?への応援コメント

    卑怯とか卑劣ほど非難するニュアンスはなくないですか?個人的には狡猾とかみみっちいとかけちくさいとかいうニュアンスでその場を切り抜けたという使い方してたと思います。ああ、それが本来の意味で、非難するニュアンスが加わってきた、ということなんですか。

    作者からの返信

     ゆうすけさん、コメントありがとうございます。
     私の書き方が少々分かりにくかったようです。失礼いたしました。

    「姑息」の元々の意味は、「根本的に対策を講じるのではなく、一時的にその場を抜けることができればいいとする様子」(『新明解国語辞典 第八版』より)です。
     しかし実際には「やり方が卑怯だ」という意味として用いられることが多い、ということをお伝えしたつもりでした。

     念のためColumnには3つの辞書の語釈を引用し、「姑息」=「卑怯」のような意味に囚われるようになった経緯を追記いたしました。よかったらご覧ください。

    編集済
  •  辛党については僕は知ってました! 僕テレビで知ったんですけどクイズ番組で覚えさせられた知識というのはなかなかためになりますね……。

     僕個人の話ですけど、塩辛や鮭とばとか肴が僕好きなんですよね。親は、僕が絶対辛党になると予想してます。

    作者からの返信

     一盃口さん、コメントありがとうございます。
     クイズ番組でご覧になった内容だったのですね。確かに普段気づかないまま使っている言葉や何気ない疑問について、思いがけず知ることができるのはいいなと思います。

     まさに「酒の肴」と言われるようなものがお好きなのですね。「予想」されていらっしゃるということは、今はまだ辛党ではないということでしょうか。
     もしかするとご両親様は、一盃口さんと楽しくお酒を酌み交わせるときを待っているのかもしれませんね。

  • おっとこれは誤解していました。酒が基準だったんですね!

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。
     そうなのです。お酒が基準なんですね。こんな言葉ができるくらいですから「お酒好き」の多くは、ほとんど甘い物を食べないということが分かりますよね。ただ私の感覚だと、最近は二刀流の方も案外多いような気がいたします。

  • とても考えさせられるお話でした。切り取った一部分が一人歩きするのは言葉も同じですね。針が大きく振れたみたいに戦場から動物の写真へ移行された心情を思うと複雑です。百聞にもその価値があって、一見に頼ってはいけない、ということでしょうか。

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。

     >切り取った一部分が一人歩きするのは言葉も同じですね。

     そうですね。私の視点からでお話して申し訳ないのですが、カクヨムさんでは色んな方が日本語の間違いやすい言葉や文章のルールについて語っています。しかしそれが、書いた本人の意図したものとは違った方に伝わっていることもあるようなのです。書いているご本人はよかれと思ってやっていることがねじ曲がって伝わるのは何だか悲しいですよね。私自身『NIHONGO』を書いているということもあって他人事ではないと感じます。

     >百聞にもその価値があって、一見に頼ってはいけない、ということでしょうか。

     まさに、このColumnではそういうことを伝えようとしておりました。
     絵画や美しい風景写真などは自由に解釈して良いですが、報道写真などは真実の言葉が添えられている必要があると思います。しかしその真実の言葉も誰かが書いたものなので、意見や思想がどこかに偏っている可能性もないとは言えません。
     そのため、とても難しいことではありますが、時には色々な人の言葉を読み・聞き、それを総合して判断する必要があるのではないかな、と。

     そしてここまでの考えの根本には、「日本語の間違った使い方」というのを調べるうちに、「間違い」としているものもあれば「正しい」としているものもあることを知ったことが影響しています。

     私の場合誤解されないように文章を重ねすぎて、読みにくくなってしまっているような気がしますが……(笑)

     長い返信になりました、すみません。
     お読み下さりありがとうございます。

  •  倫理の教科書だったか......。似た話を耳にしましたね。レーニン像を解体する瞬間も、写真の撮影によって全く状況が違ったように見えるという話です。
     その人しっているような気がする......。結構有名な人ですよね。以前は天安門にいたとは驚きです。

    作者からの返信

     一盃口さん、コメントありがとうございます。
     レーニン像の解体のお話、興味深いです。

     私も詳しくは分からないのですが、小原さんは写真家の中でも有名な方だと思います。単なる推測でしかないのですが、報道カメラマンとして天安門事件の様子を撮りたいと思ったのかもしれません。どちらにせよ、歴史が刻まれたその瞬間その場所にいたというのはすごいですよね。

  • Column3 「。」についてへの応援コメント

     久方ぶりです。ぼちぼちやってます。

     僕の高大一緒のダチが、段落の前に空白すら入れないライターがいることに関してはグチグチ言ってましたね……。
     書き方についてある程度の基準というものはちょっと欲しいと思っていたところでしたのでありがたいです。

    作者からの返信

     一盃口さん、コメントありがとうございます。
     お久しぶりです。活動なさっているようでよかったです。

     ご友人は、文章は基準に従ったきちんとしたものであるべき、とお考えになっていらっしゃるのですね。学校でまなんだことを覚えていらっしゃる方ほど、そこから離れた書き方に対して違和感を持つのかもしれません。

     媒体によってルールが違うようなので、「絶対にこれが正しい」と言えないのは、人によってもどかしいと感じるところかもしれませんが、考え方によっては、その分自由であるともいえるのではないでしょうか。どちらにせよ書き方の基準をどこにするのかは難しいですよね。
     今回のColumnで書いたことが、何かしらの助けになれば幸いです。

    編集済
  • まさに自分は「尋ねる」の「きく」を「訊く」と書いています。全部の作品で……
    もう直せない笑 でも個人的にこれが使いたいんですよね。読む方によっては違和感あるのかなあ……

    作者からの返信

     柊圭介さん、コメントありがとうございます。

     私の書き方がちょっといけなかったですね……。本文へ「訊く」についてさらに追記いたしました。

     まず、柊さんの原文を直す必要はないです! 大丈夫です。
    これは私の考えなのですけれど、確かに「訊く」には「問いただす」という意味が含まれています。しかし、一つの作品(もしくはその人が書いている作品全て)のなかで、一貫して「人に尋ねる」=「訊く」としていたら、それは「問いただす」ことの効力を失ってしまうのではないか……と考えています。

     例えば作中の中で、「母に今日のおやつを聞く」と「友人に、腹を立てた理由を訊いた」という書き方がされていた場合、この二つには明らかに差があることが分かります。作者があえて、「聞く」「訊く」を分けて書くことで、漢字の持つ意味を利用しているのです。

     しかし、全てを「訊く」としている場合、この言葉に含まれる「問いただす」という意味は薄れます。何故なら「母に今日のおやつを訊く」と書いて、誰も母に子どもが問い詰めて聞いているとは想像しないからです。
     
     Column3でも、すべて「尋ねること」=「訊く」と書いている作品を見たことがあると書いたかと思いますが、その作品でも「訊く」から「問いただす」意味が消失していることが分かります。

     元々は「問いただす」ことを「訊く」としていましたが、柊さんのように書き手によっては「尋ねる」ことを「訊く」とし、「人の話を聞く」などと区別したいと考えていらっしゃる方もいると思います。私は、それはそれで良いと考えています。

     書き手の方のなかで、「訊く」の意味を厳密に考えて漢字を使っていらっしゃる方がどれくらいいるのか分かりませんし、読み手だったらもっと少ないでしょう。つまり使い分けても、読者にその意図が伝わらない可能性の方が高いとも言えます。

     そのため、書き手の方は「訊く」の本来の意味を知ったうえで、ご自身の作品に反映していただければ充分であると私は考えます。それはご自身で考えた上で「尋ねる」=「訊く」としていいということです。

     ただ「母に今日のおやつを訊く」としていながら、「友人に、腹を立てた理由を聞いた」と使うのは、ちょっと問題があるとは思いますが……。

     最後になりますが、ちょっとした余談を。
     日本語関係の書籍を執筆していたことがある、故・丸谷才一氏の著書『人間的なアルファベット』という作品があるのですが、この方は「尋ねる」を「訊ねる」と書いていました。一冊の書籍のなかでの確認なので、少々具体例に乏しいですが、「訊く」は「訊ねること」、「聞く」は「『訊ねる』以外」と分けているようにも読めました。ご参考までに。

     今回はちょっと誤解を招くような書き方をしてしまってすみません……(´・ω・`)
     柊さんは柊さんの書き方を、これからも大切になさって下さいね(^^)

     長々と失礼いたしました。

    編集済