元料理人の理一と、古生物を愛する学芸員弥生との恋の行方は?

理一視点で「目玉が飛び出た触手持ちの得体の知れない生物のぬいぐるみを抱えて」ていた「眼鏡をかけたショートボブで華奢な、いかにも可愛らしい」「女の子」弥生。
二人は理一の美味しい料理を仲立ちに、少しづつ心を近づけていきます。
当初驚いて腰が引けてしまった巨大ぬいぐるみ、アノマロカリスへの理解も深まり、同時に弥生の古生物への深い愛と探求心にも気づいていきます。
作中でもたくさんの古代生物が紹介されて、理一と一緒に古生物がどんな姿だったのか興味がわいてきます。
終盤で提示される、別れの予感。
さて、二人が選んだ道は?
合言葉は、二人には古代生物がついている!

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