君を支えるよ

 女の子も男の子もみんな、「恋」というを持っているわたしは思う。

 誰しもが秘かに恋心を抱き始めた時、その胸のなかあかりがともり始める。それは、どんどん好きになるにつれて比例するように大きくなっていき、やがて“炎”となる。

 その“炎”は、愛が深まれば深まるほどに紅く美しく燃え盛る。まるで、蝋燭の炎のように――――。



 いつかまた、あなたの胸に灯りをともす日まで、わたしはあなたを支えるよ。

 シルバーレースにツルニチニチソウを添えて。

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