-Ⅱ

 ある夏の日。高校からの帰り道。季節によってはとっぷりと暮れていそうな空の上では暗い橙と紫が混じりあっている。少々遅くなってしまったかもしれないと思いながら、彼方は充実感に満ち溢れた体で自転車をこいでいた。

 五駅先にある私立高校に進学してから、二度目の夏が訪れていた。当初は知りあいがほとんどいなかったことや、いままで経験しなかった登校距離の長さを面倒がりもしたが、住めばなんとやらというやつで、今では生まれた時からここに通っていたのではないのかと錯覚しそうなくらいだった。

 中学時代を忘れようと、姉がそのままあがった地元の公立高校を避けて、できることならば知りあいがいないところへと行こうと決めた。さほど成績が良かったというわけではなかったが、中学三年の時に集中して勉強した甲斐があり、地元の公立よりも偏差値が高めの高校へと進学することができた。また、家にいる時間が多ければ、姉の世話役として使われかねず、そういった時間をできるだけ減らしたい、という意図もあった。

 家に帰らない理由付けとして、進学してすぐに水泳部へと入った。これまでこれといった部活をしたことがなかった彼方は、最初の時期こそ運動部独特のしごきやきつい物言い、上下関係などが煙たくて仕方なく、さっさとやめてしまいたいと思っていた。しかし、泳いでいけばいくほど引き締まっていく自らの体や、少しずつ伸びていく記録などに価値を見出すようになるにつれて、先輩たちは後輩である自分のために嫌なことをしてくれているのだと受けとるようになり、慣れ親しんでいった。水泳部内の何人かは小学生や中学生の頃から水泳を続けており、その中には県代表に選ばれるものもいた。そういったものたちには彼方の泳ぎは遠くおよばなかったものの、いつかは追いつきたい目標としてひたむきに練習に取りくむための燃料にもなった。

 こうして彼方なりに真剣に取り組んでいるうちに、部活内やクラス内に友人が増え、周囲では笑いがたえなくなった。休み時間や部活が終わったあとに馬鹿話や間食をしたり、面倒だと思いながら困らない程度に板書をしてテスト前に適度に勉強をしたり、水の中で精いっぱい体を動かしてから家に帰って飯を搔きこんで死んだように眠る。充実した毎日は目が眩んでしまいそうで、素早く過ぎさっていくのがただただ惜しかった。いつの間にか、高校生活はおおよそ残り半分になっていると気付いても、明日はきっと面白い未来がやってくるのだろうという期待に大きく胸を膨らませていた。

 この日もまた部活が終わったあと、ファミレスで部活仲間とプロ野球の話や最近始まったバラエティ番組、いけすかない教師やマネージャーの悪口、友人間で回っていたAVの話題を中心とした猥談など、それはもう騒がしくもりあがった。店員たちが眉をひそめているのがちらりと目にはいったが、世界が自分たちを中心に回っている気がしていたので、まあ、いいだろうと思った。

 仲間と別れたあと、最近付きあいはじめた後輩のマネージャーから初々しいメールを受けとり、可愛いなと思い、嬉々として返信をしてから、自転車を走らせた。

 すべてが輝いており、振りかえれば、中学時代の不満など些細なものだった。なんと、つまらないことに足をとられていたのかと感じながら、段々畑の横を通りすぎていく。闇の下にある向日葵や電柱に辛気くささを見いだしつつ、今日の夕食はなんだろう、と能天気に考えていた。

 ふと、左前方に見慣れた影をみつける。その人物とすれ違い、数メートル進んだあと、とっさにブレーキをかけた。

 姉ちゃん、か。どことなく自信がなかったのは、ここのところの彼方が、姉を意識にいれないことに馴れてしまっていたからだった。もちろん、家の中では顔を合わせる。しかし、ろくに会話もかわすこともなければ、かかわりあいになれば、また中学の時のように面倒をみなければならないのではないのかというおそれから、姉自体を遠ざけていたのもあって、かかわりあいはかぎりなく薄くなっていた。時々、すれちがう肌が白い人という印象は、どことなくはじめて会った頃とそっくりではあったが、胸の中にはそれに加えて忘れがたい煙たさや過去の細かな嫌な感情が折りたたまれて残っていた。

 母や父は、部活にかまけるという名目で家を空けている彼方に、家族との時間を作りなさいとこぼすことが多くなっていたが、言っているのは明らかに姉のことだった。それは苦痛にしかならないという思いから、彼方は一つ年上の女の身内と必要以外の会話をしようとしなかった。ともすれば、いないものや透明人間を相手にする時の作法であったかもしれなかったが、元より、苦手としていた姉相手にそのように振る舞うのにはさほど良心も痛まず、挨拶すらかわさずすれちがうのが当り前になっていた。

 だから、姉に対する印象というのは、必死にかかわりを持たせようとする親が話すことや、家の中で顔を合わせた時の記憶くらいのもので、小さな接点すらほとんどなくなりつつあった。とりあえず、地元の公立高校にあがったということだけは聞き知っていたが、そこでどのような生活を送っているかなどということは、親からの話ですら適当に聞き流していた彼方は知りもしなかった。

 自転車を止めながら振り向くと、姉は目の前にある誰も住んでいないとおぼしき崩れかけの二階建ての一軒家をじっと見あげていた。家屋の薄影でぼんやりとした白い素肌は、例のごとく闇の中でもそれなりに目立ち人目をひいた。空気のようなものとしてあつかっている内に、特異な外見であるという印象すら彼方の中では薄くなっていたが、こうして、暗がりの中でその姿を目にして、あらためてそのことに気付かされた。

 とはいえ、その姿に気付いたからといって、彼方にとってはどうでもいいことのはずだった。なぜ、無人の家屋を見あげているのか、というところに興味はわかなくもなかったが、それ以上に、姉とかかわりあいになりたくはなかった。何年も同じ生活空間に住んでいても、まったく心の動きがわからず、ともにいても気まずくなるだけの相手と、なぜ好き好んで一緒にいなくてはならないのか。そんな気持ちにおされて、さっさと立ち去ろうとした。

 ふと、姉が空き家の玄関へとむかったかと思うと、玄関扉のノブを捻り、身を滑らせていった。少しの間、ぼうっとしたあと、彼方は姉を吸いこんでいった扉をじっと見つめた。

 まずいんじゃないのか。そんな思いをあらたにしたのは、中学時代にともにいた経験のためだった。今も昔も姉は弱視だった。聞き流した情報の中にも、良くなったという話は含まれておらず、すれちがった時も家族相手に目がむけられていないことが多いところからすれば、むしろ更に悪くなったとも受けとれる。そんな人間が、普段以上に足場が見えにくい場所に入って大丈夫なのだろう。おそらく、空き家であるからには、電気も通っておらず、下手をすれば室内も荒れており、床に尖ったものがあることも考えられる。もしも、転んだりすれば。

 考えすぎだ、と彼方は首を何度も横に振ったが、一度、頭に浮かんだ懸念は簡単には消えない。いくら、かかわりたくないとはいっても、さすがに怪我するのを望むほどの憎しみがあるわけではない。だからこそ、大かたいらぬ心配だろうと思いながらも、一応、様子を見た方がいいのではないのか、という気持ちが起こった。

 なぜ、誰にも言われていないのに、自主的にこんなことをしなければならないのか。心の中の愚痴は、この場で見過ごしてしまって姉が空き家の中で怪我をするという想像によって掻き消される。後悔の種はできるだけ断っておいた方がいいだろう、と自らに言い聞かせ、渋々道路脇に自転車を止めてから、荒れ果てた住居へと足を踏みいれた。

 ノブを回し引けば、扉は簡単に開いた。誰も住まなくなってからずっと鍵がかけられていないのか、あるいは、姉がなんらかの手段でマスターキーを手にいれたのか。いずれであるのか判断はできなかったが、とりあえず、様子をうかがうべく、姉の進んだとおぼしき方へと気配を殺して歩んでいく。

 視力が悪いわけでない彼方でも、光の少ない室内を歩いていくのは注意が必要だった。そのうえ、傷んだ木の床の上はがらくたがところせましと並んでおり、姉がこれをかきわけて進んでいくのはきわめてむずかしいように思える。足下に視線を落とし、できるだけ音がしないように心がけながら、とりあえず、姉が無事であるのを確認するまでの辛抱だと言い聞かせた。

 外から見た時のちっぽけな印象とは裏腹に、家屋の内側は思いのほか広い。幸か不幸か、狭くはあっても足の踏み場はあったため、歩けないということにはならなかったものの、ところどころから、なにかが腐ったような異臭が立ちこめていた。

 こんなところにやってきて、なにをしようというのだろう。彼方は面倒さとともにそんな疑問をより深める。とはいえ、探しているのは自分の意思であるため、誰に文句がいえるわけでもなく、慎重に足を動かしていった。

 居間、台所、風呂場、トイレ、などの残骸と思われる部屋を見て回ったが、姉の姿は見つけられなかった。もしや、入れちがいになったのだろうか。段々と探す場所がなくなっていくのとともに、彼方はそんな疑いを深くするが、注意している時ですら、それなりに木の床が軋むところからすれば、姉の気配すら感じられないというのは考えにくい。だとすれば、彼方が家内に入る前に裏口から飛びだしでもしたのだろうか。しかし、そこから抜けても、この家屋は玄関方面以外の三方をコンクリートの壁に囲まれているため、表に回って戻ってくるほかない。短時間でなにもしないで出ていったとは考えにくい。

 もう、ほとんど見るところがないと思い、玄関口の方へと引きかえしてきたところで、闇の中にある階段が目に入る。玄関からの最短路は、がらくたによって塞がれていたため、こうして遠回りしてくることになったが、まだ探していないところといえば、もう上の階くらいしかなかった。

 深い闇の中にある階段を見上げながら、彼方は益々、姉の行動を訝しく思う。好き好んで、こんな足場の悪い場所へとやってくるというのは、やはり、目が不自由である以上、自殺行為といえる。そんなことをさせるまで、姉を駆り立てたものとははたしてなんなのだろう。ここまでやってくるにあたって、この先になにがあるのかということに、彼方はようやく身内としての心配以上の意味を見いだした。同時に、今更ながら、盗み見というのは趣味が悪いのではないのかという気もしはじめていた。しかし、万が一の事故が起こる可能性があるのだから、と自らに言い訳をし、段々になっている木の板に足を乗せる。一際、大きい木の悲鳴が響いた。咄嗟に身を引っこめそうになったあと、上の階にいるとおぼしき姉に聞こえたのではないのかと思い、闇の中を見あげる。別に気付かれたところで、彼方としてはどうということはないはずだったが、このように人気のない場所へとやってきたからには、姉本人としては、あまり目だちたくないのかもしれないという考えもあって、自分という他者がいることを知らせたくはなかった。今度はできるだけ音を立てないようにと、気を付けながら階段を登っていく。相当木材が弱っているのか、やはり階段は低く鳴いてみせはしたものの、最初に踏んだ時ほど大げさな音は出なかった。これでも、まだ聞こえているかもしれないというおそれはなくはなかったが、どんな状態であっても、一目、姉が無事であるのを確認できれば問題ないと思い直した。携帯電話の明かりで照らした足場は、視界が悪かったのと、いつ抜けてしまうかわからないほど老朽化した床だったのもあり、その歩みは必然的にゆったりとしたものになってしまい、段々、とじれったくなりはじめていた。

 踊り場のところで足を止め、息を吐いたところで、上の階から、がさごそと物を動かすような気配や話声が耳にはいってきた。姉は普段あまり喋らないため、遠くからでは姉の声であるという確証はつかめなかったが、おそらく、状況的に上の階にいるのはほぼ間違いないと判断していいだろう。そう考えてから、彼方の耳に音が届くということは、あちら側にもこちらの気配が感じとれるようになったのかもしれないと察し、より警戒を深くした。

 それにしても、上の階にはいったいなにがあるのだろうか。短い休みをはさんで歩きだした彼方は、首を傾げる。ただ単に、姉の目的に人がいない場所が適していただけなのか、あるいはこの場所でなければできないなにかをしているのか。どちらであるのかがわからないまま、あっさりと二階へと辿りつく。ここまで近付くと、声が男のものであるのが聞きとれるようになった。少なくとも、彼方がこの家屋に入る前の見立てであれば、姉はいなくてはならない。もしも、この前提を受けいれたとするならば、姉の前に誰か男が来ていたということだろうか。そもそも、一人であるという保証があったわけでもなく、よくよく考えてみれば、人気のない住居は密会場所にちょうどいい。したがって姉がわざわざこんな視界の悪い場所にやってきたのは、誰かと会うためということで納得できる。これで、疑問はおおむね解決したが、すでに彼方は引き返す気をなくしていた。

 こういった人気のない場所で誰かと会っているということは、人があるところで会うというのが望ましくない事情があると察せられた。もしも、それがただ単に人に見せにくいというだけであればたいしたことはないが、なんらかの理由で姉が脅迫をされているといった事情があるとすれば……。考え過ぎな気がしないでもなかったが、わざわざ、面倒だと思いながらもここにやってきた以上は、せめて、肉親が五体満足であるのを目にしてから帰りたかった。

 できるだけ目立たないようにと注意を払い、携帯の光を足元に当てながら歩く。二階の床もまた一階と同じく物であふれており、踏み場はあまりなかったが、話をしている男と姉が通ったせいなのか、人一人分が通る道ができあがっていた。一階の通り道も、もしかしたらこの二人が作りだしたのかもしれない。そんな風に思い直しながら進んでいけばいくほど、音は大きくなっていく。

 二階には一階ほどの広さはなく、部屋にしても、階段を出て右折した先の突き当たりにある一室と、その手前を左折した先の最奥にもう一室があるのみだった。おそらく、声が聞こえてくる方向からして、一番奥の部屋にいるのだろうと当たりをつけると、ゆっくりとがれきの間を縫って近付いていく。その度に、気配が大きくなり、微かにではあるが、女の声も混じっているような気がしはじめた。やはり、二人いるのだろう。もしかしたら、それ以上の人数がいるのかもしれなかったが、密会という印象にそぐわないせいか、なんとなく二人しかいない気がしていた。そして、ほどなくして扉の前にたどりつくと、足を止め、携帯電話をポケットにしまう。閉ざされた扉の先からは、もはや、隠しようがない人の気配がうかがえる。もしかしたら、向こうにもつたわっているかもしれないとさっしつつ、彼方はこれからどうするべきなのかと考えはじめる。少なくとも扉越しにつたわる声は、彼方のことなど意識の中にないとでもいうような口ぶりで話しをし続けている。気付いているとも気付いていないとも言いがたかったが、さすがに扉を開けて覗きこんだとすれば、この古い家屋がところどころでたてる軋みによって、こちらに注意がむくのは疑いようがない。それこそなにかに集中していて、外にいる彼方のことが意識の外にあるというのならば別かもしれないが、当たり障りのないことを話すどこか楽しげな男の声にはそれほどの熱狂はうかがえない。

 さて、どうしたものだろうと扉の外で動けずにしばらく固まったままでいると、不意に声がやむ。ばれたのかと、彼方は身をすくませた。音はやんだままであり、家屋には静寂が染みこんでいく。やはり、俺に気付いたのだろうか、と彼方は疑いつつも、この時点ではどちらともいえない状況だったため、息を殺し続け、変化を待った。姉か男が扉を開けにきたとして、逃げるか居直るか、それすらも決まらないまま緩やかな時間は過ぎていき、

 静けさを打ち破るような水音が空間に響きわたった。まったく、意識していなかった音に、少しの間、呆然としつつも、誰の気配も扉へと近づいてはこないため、胸をなでおろす。それと同時に、今、室内でなにが起こっているのかという興味は急激に膨らんでいった。声がやんだあとにやってきた、聞きなれない水を舐めているような音。それについて、少し考えつつ、彼方はつい最近、似たようなものを耳にした気がした。いつだっただろうか、と記憶を探っている間も、音はたえず耳に入ってきて、なんとなく、神経にさわった。あまり、長くは聞いていたいものではないと感じていた矢先、ふと彼方の毎日の中で、とりわけ、新鮮な体験が浮かんだ。

 目を丸くしながら、たしかに辻褄はあうと思う。しかし、想像通りであるとするならば、部屋の中で起こっていることは、彼方の中にある姉の印象とは大きく異なるものであると言わざるを得ない。まさか、という気持ちを大きくしながら、右に大きく突き出たレバーのようなノブを握った。頭に浮かべている通りであるとするならば、姉にしても誰かも知らない男にしても、こちらのことなど意識の外だろう。自らの想像通りの出来事が起こっていることを願っているのか、あるいはその逆なのか、わからないまま、ノブを扇を描くような軌道で下したあと、ゆっくりと引き小さく隙間を作ってから、顔を寄せて室内を覗きこむ。

 部屋の中心には懐中電灯とおぼしき明かりが立てられていた。その中で身長の高い男が彼方に背を向ける形で女を両腕に抱いている。遠目で窺いにくくはあったが、顔を突き合わせていることや、発せられている音から、なにが行われているのかは明らかだった。彼方自身も経験がなくはなかったが、実際に外からそれを見たことはなかった。そのためか、視線は食い入るように二人の影をとらえ、胸の鼓動が速くなるのを感じるとともに、細かいところが見えないことにもどかしさすらおぼえもした。からからに喉がかわいていくのを意識する彼方の目の前で、二人は唇と唇の間に二匹の蛇をうごめかせ、たえず水音を立て続けていた。その行き交いは、いつまでもいつまでも終わる気配はなく、ほぼ同じような動作しか繰りかえされていないにもかかわらず、たえず興味を引き続け、痛いくらい心臓の音を全身に響かせた。

 ふと、硬くつむられていた女の瞼が開かれ、青い瞳が露になる。焦点が合っているのか合っていないのかわからない目から放たれる視線は、偶然かはたまた見越していたのか、隙間越しに二人の密会を覗いている弟に向けられた。

 途端に我に返った彼方は、冷やかさを感じさせる姉の眼差しを受けて背筋が凍ってしまいそうな心地になり、慌てて視線をそらした。同時にやや強く扉を閉めてしまい気付かれたのではないのかと思ったが、それ以上に、この場で姉と目が合ってしまったことのおそろしさが勝り、携帯電話を取りだしゆっくりと後ずさった。もしかしたら最初から最後までばれていたのではないのか。根拠のないおそれが全身に広がっていき、いつ足をがらくたの方に踏みはずしてもおかしくはなかったが、行きと同じく携帯電話の灯りで道を照らしていたせいか、なんとか階段の前まで引きかえすことができた。懸念とは裏腹に扉は開かず、中からは同じような音が響いていた。

 

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