第六章 戦友諸君に、栄光あれ
その日、参謀本部は今まで見たことのない光景となった。この日、参謀本部で国王フリードの演説が行われることになっていた。そのため、演説を多くの人に聴かせるべく、一般の市民も特別に参謀本部に入れるようにした。いつもは軍人だけが闊歩する場所も、この日は正装に身を包んだ貴族や、市民などが歩いていた。
参謀本部の歴史上、一般市民が中に入ったことはなく、大勢の人間が敷地内を歩く光景に、軍人たちも戸惑いを見せていた。
参謀本部の大講堂に急遽設置された演説会場。そこに大勢の将兵や市民が入っており、誰もが演説が始まるのを待っていた。
その人々の中に、クラウスとユリカもいた。彼らも目の前の光景に目を丸くしていた。
「これはすごい数だな。兵士のみんなはともかく、街のみんなもよく集まったな」
「それはそうよ。国王陛下の直々の演説よ。誰もが聴きたいに決まっているわ」
国王からの御言葉が直接国民に届けられる。一生に一度、あるかないかのことで、誰もがその瞬間に立ち会うことを求めていた。
一人でも多くの人間に聴いてもらうべく、貴族や市民などの階級の隔てなく、聴きたい者は可能な限り入れるようにした。この日のために新調したであろう正装に身を包む人の姿もあった。
その光景にクラウスは思わず笑みを浮かべるのだった。
「クラウスさん。ユリカさん」
その二人のところに、アントンがやってきた。
「ついにこの日がやってきました」
国王の演説を写真に撮るべく準備してきたアントン。早く演説が始まってほしいのか、少し興奮している様子だった。
「アントンさん。今日はよろしくお願いします」
「任せてください。今日のためにたくさん準備してきました。歴史に残る写真にしてみせますよ」
国王の写真を撮るという、史上初の名誉。その写真が王国、そして世界に広まるという偉業。歴史に残るこの一日に、アントンは喜び勇んでいた。
「それでは、私はこれで」
アントンはそう言い残して、自分の持ち場へ行くのだった。
「私たちも席に着きましょう」
「そうだな」
そう言ってクラウスたちも自分たちの席へと向かうのだった。
クラウスたちは、少し離れた場所にある二人だけの特等席へとやって来た。
「あ、ほらあそこ。陛下とおじい様がいるわ」
ユリカが指差す場所。そこには演説のために設置された舞台があった。その舞台の脇にフリード国王とスタール宰相。それに何人かの高級将校や閣僚の姿もあった。
「もうすぐ、始まるわね」
ユリカがいつになく興奮気味の声をあげていた。彼女もこの瞬間に立ち会えることに震えているようだった。
それは横にいたクラウスも同じで、彼は静かな熱気を心に灯していた。
「一体、どんな演説をなさるのだろうか……」
クラウスがそう呟いた時、スタールが舞台に立った。
人々の視線が彼に集まった。
「紳士淑女のみなさん! お静かに!」
スタールのよく通る声が人々に届けられる。その場にいる全ての人は声を潜め、舞台にいるスタールに注目する。誰もが静かになったところで、スタールがさらに続けた。
「これより、フリード国王陛下より御言葉が下ります。どうか、静かにお聴きください!」
人々の無言の視線が向けられる。それを見届けた後で、スタールは舞台の脇に控えた。
そうして、フリードが演壇に登った。
この日も変わらず、フリードは軍服に身を包んでいた。人々の視線がフリードに注がれる。
フリードもまた、演壇から聴衆に向けて、その視線を注いだ。
威風堂々とした立ち居振る舞い。全てを貫くような鋭い視線。その身に纏う高貴な気風。その姿に人々は圧倒され、同時に心を惹きつけられていた。
やはり彼は君主だった。堂々と立ち上がり、真っ直ぐに前を見つめ、人々を導かんとする姿。
クラウスも彼を見た。もうフリードに迷いは感じられなかった。自分の成すべき仕事を果たそうと、彼はその場に立っていた。
そのフリードが今から演説をする。一体どんな言葉を紡いでくれるのか、クラウスは胸が高鳴るのを感じていた。
フリードの視線がもう一度聴衆に向けられる。人々は口を閉じ、国王の御言葉を待った。
そうして、演説が始まった。
「諸君。私はグラーセン国王。フリード・フォン・グローセである。今日集まってくれたことに、感謝する。
諸君も知っての通り、グラーセンとアンネルとの間に戦争が近づいている。その戦争を前に、私は諸君に、開戦の演説をすることになった。
今まで歴代の国王が、同じように開戦演説を行ってきた。君主として国民を鼓舞し、勇気づけ、共に戦うことを求めてきた。
それが君主の成すべきことであり、責務だからだ。
だが……。
今、私は君主としてではなく、
諸君の統治者としてでもなく、
大切な家族を持つ父親として、諸君らに語り掛けたい。
戦争が始まろうとしている。それは変えようのない事実であり、それはすぐそこまで迫っている。
諸君たち国民は戦争を前に、不安と動揺を抱えていることと思う。
自分たちの大切な家族が戦争に巻き込まれるかもしれない。命の危険があるのかもしれない。不安になるのも当然である。
かくいう私も同じだ。
私には王太子である大事な息子がいる。今は軍務に就いており、今度の戦争にも出征するだろう。
国民に戦うことを命ずる王族として当然の責務であり、王太子には立派に戦ってほしいと思っていた。
だが、それは君主としての私の言葉だ。父親としての私は、息子に行ってほしくないという想いがあった。
息子が戦争に行って、無事に帰ってくるのか。死ぬのではないのか。諸君らが抱えるような不安を私も抱いていた。
そんな迷いを持つ私が、諸君らに戦うことを求めるなんて、できるはずがない。
同じように家族を想う諸君に戦うことを命じるなど、私は自分が許せないでいた。
だが……。
そんな私に息子は言ってくれた。
自分は戦場に行くと。
それは戦いに行くためではなく、夢を叶えるためなのだと、息子は言ってくれた。
この戦いで、自分たちは新しい国を作る。
そして、新しく生まれる自分たちの国を、私に見てほしいと。
新たに生まれる国を、私と共に歩きたいと言ってくれた。
その夢を叶えるために、必ず帰ってくると言ってくれた。
だから、自分の帰りを待っていてほしいと言ってくれた。
この時、息子の言葉は私に勇気をくれた。
息子と共に戦うための勇気を。
残される私にも戦いはあるのだ。
それは戦いに赴く者たちの、その帰りを待つという戦いだ。
誰もが不安だろう。誰もが恐ろしいだろう。戦争に家族が巻き込まれるというのは、恐怖に他ならない。
だが、彼らを見守る我らにも、我らの戦いがあるのだ。
諸君。どうか、共に戦ってほしい。
共に待つ者として、一緒に戦ってほしい。
私は君主としてではなく、家族を持つ父親として、諸君らと共に戦いたい。
息子が私に夢を語った時、私にも夢ができた。
息子たちが作る新しい国。その国を、諸君たちと共に生きていきたい。
この戦争が終わり、息子たちが帰って来た時、それは新しい国、新しい歴史が始まる瞬間だ。
新たに生まれるその国を、諸君らと共に歩んでいきたい。
共にその夢を叶えるために、私と共に戦ってほしい。
将兵諸君。戦場に行く君たちにも伝えたい。
どうか、生きて帰ってほしい。
君たちが作る新しい国を、君たちと共に生きていきたい。
それが私の新たな夢であり、大切な願いだ。
諸君。もうすぐアンネルとの戦争が始まる。
だが、我々の敵はアンネルではない。
我々が戦う相手は、戦争という災禍そのものである。
この国は何度も戦争を経験してきた。
勝利も、敗北も、栄光も、悲劇も、何度も経験してきた。
その度に人間は戦争を生き抜き、耐え抜き、乗り越えてきた。
勝利の栄光も、敗北の悲劇も、全てを乗り越えてきた。
私はこの戦争を、諸君らと共に乗り越えたい。
この戦争が終わり、息子たちが帰って来た時、私たちは勝利を手にするだろう。
しかし、それは敵国に対する勝利ではない。
それは、戦争という災禍そのものに対する勝利である
この戦いが終わった時、我々は史上初めて、『戦争』に勝利した国として、記録されるだろう。
私は諸君らと共に、その栄誉を共に分かち合いたいと思う。
今この時より、私たちは君主と国民ではない。
共に戦う戦友となる。
君たちと戦友でいられることを誇りに思う
戦友諸君に、栄光あれ」
静寂は一瞬だった。その静寂を突き破るように、人々の歓声と万雷の拍手が鳴り響いた。
誰もが拍手していた。ある者は涙を流し、ある者は万歳を叫び、ある者は拳を突き上げていた。
この瞬間、ここに集まった人々は、共に戦う戦友となったのだ。
誰もが勇気を持ち、決意した。戦友と共に、この戦争に立ち向かうことを。
その光景をフリードが静かに見つめていた。彼はほんの少しだけ、微笑んだような気がした。
遠くからクラウスとユリカが、その光景を眺めていた。
その光景を心に刻みつけながら、二人は微笑みながら拍手を送るのだった。
「ほら、準備はできた?」
スタールの屋敷ではしゃぐユリカ。そんな彼女に急かされて、クラウスは慌てながら歩いてきた。
「待ってくれ。どこかおかしくないか?」
「大丈夫。いつも以上にカッコいいわ。ほら、自信を持って」
そんな風に笑うユリカも、今は青いドレスに着替えていた。彼女によく似合うドレスで、おそらく彼女もお気に入りの一着なのだろう。とても上機嫌だった。
「ほら、早く行きましょう。みんな待ってるわよ」
ユリがクラウスの手を握る。彼女の楽しそうな顔を見て、クラウスも楽しそうに笑う。
二人がやって来たのは、屋敷の中でも特に広い部屋だった。そこにスタールとヘルベルトがいた。彼らはクラウスたちが入ってくるのを見て、微笑みながら迎えてくれた。
「やあ、主役の到着だね」
スタールがそう答える横で、ヘルベルトがユリカの姿に見惚れていた。そのことに気付いたユリカが笑ってみせた。
「どう? お父様。似合うかしら?」
その場でターンして見せるユリカ。その光景が嬉しいのか、ヘルベルトが微笑みながら答えた。
「ああ、とても綺麗だ。素晴らしいよ」
その言葉に自信たっぷりに笑うユリカ。するとヘルベルトは横にいたクラウスにも声をかけた。
「クラウスさんも、よくお似合いですよ」
「ど、どうも。ありがとうございます」
恥ずかしそうに笑うクラウス。その姿にスタールもヘルベルトも楽しそうにしていた。
「やあ、みなさん集まりましたね」
その時、アントンが声をかけてきた。すでに写真機を準備しており、すぐに撮影ができるようにしていた。アントンはそのままクラウスたちに近づいて右手を差し出した。それに応じるようにクラウスはその手を握り返した。
「どうも。あれからお忙しいようですね。お疲れではありませんか?」
「大丈夫ですよ。これからもっと忙しくなりますからね。もっともっと、私は写真を撮り続けていきますよ」
やる気に満ちたアントンの言葉にクラウスたちも大いに笑った。
彼らは確かに、世界を変えたのだから。
フリードの開戦演説は大きな反響となった。国民に直接語り掛ける君主の言葉。新聞はその演説の内容を一言一句記事に載せて、国内全土はもちろん、外国にも送り届けた。
そしてその記事には、アントンが会場で撮影したフリードの写真も付け加えられていた。
史上初めて、君主の姿が写し出された写真。かつては遠く、はるか彼方にあった国王の姿を、国民は初めて目にすることができた。
君主ではなく、一人の父として語り掛けるフリードの言葉。その姿を載せた新聞は、確かに歴史を変えたのだ。
遠い存在だった君主は今や、国民にとって共に戦う戦友となった。もはや戦争に対する恐れはなくなり、国民は団結して戦争に立ち向かう勇気を持つに至ったのだ。
さらに新聞は、フリード以外にも多くの写真を扱っていた。それは会場に詰め掛けた軍人や聴衆の姿を映した写真だった。
これら写真も国内の新聞に付け加えられ、国民の団結を促す効果をもたらした。
それら写真は全てアントンが撮影したものだった。
アントンが言ったとおりだった。写真は途轍もない力を持っていた。この世界に起きている一瞬を、世界中の人々が共有することができるようになった。
クラウスたちは目撃したのだ。世界が大きく変わった瞬間を。
演説から数日経っていた。国内は戦争に向けて大きく前進していた。誰もが戦争に協力するようになり、共に戦おうと声を上げていた。
クラウスたちの計画通り、フリードの演説は国内の世論を統一させることに成功したのだ。
慌ただしい日々が続く中、クラウスたちはスタールの屋敷に集まった。この日、彼らはアントンを屋敷に呼んで、全員で写真を撮ることにしたのだ。
「しかしすまないね。君も忙しいだろうに、こうして呼んでしまって」
スタールが申し訳なさそうに呟くも、アントンはとんでもないと笑った。
「大丈夫ですよ。みなさんを撮影できるなんて、こちらからお願いしたいくらいです。私の自慢の一枚になりますよ」
そう言って、アントンは撮影の準備を始めた。
「しばらくは王都での仕事もないでしょうしね」
そう語るアントンは、しばらく王都を離れることになった。世界を変えることになった彼の写真は多くの人にその価値が認められた。そんな中、意外なところから彼を必要とする声が上がった。グラーセン軍である。
グラーセン軍はアントンに軍の活躍を撮影してほしいと依頼してきたのだ。戦場での軍の活躍を写真にして、国民のその勇姿を見てもらうためだった。
国内の戦意高揚、将兵の士気を高めるのに役立てたいと言ってきたのだ。
その依頼にアントンは喜んで快諾した。まだ戦争というものを写真に収めた者はいない。それは史上初めて、戦争を写真に収めるという偉業でもあった。
それに何より、アントンは写真を撮りたかった。戦いに赴く人々の記録を、写真に残したかった。歴史とは英雄だけによる記録ではない。多くの無名の人々の足跡であり、彼らの声なき声の記憶なのだ。
これまで多くの人々が生まれ、歴史に残らないまま世界から去っていった。
しかし、写真はそれら人々の記録を残すことができるようになるのだ。
アントンはこの時代を生きた人を一人でも多く、写真に残したかった。
彼がこれから撮るであろう写真は、歴史に残る写真となるだろう。それはこれまで記録されることのなかった人々の足跡であり、確かにそこに存在していた人々の姿なのだ。
そのことをアントンは誇らしそうに語っていた。
アントンはこれから軍と合流し、共に活動することになる。彼がここを離れる前に写真を撮ってもらうことにしたのだ。
「さあ、準備ができましたら並んでください」
アントンが声を上げる。それを合図にクラウスたちが舞台に上がる。
以前ユリカが言っていた。全員で写真を撮ろうと。今日はその約束を果たす日だった。
「えっと、何かした方がいいのだろうか?」
クラウスが戸惑うように声を上げる。その言葉にユリカが呆れ笑いを浮かべた。
「普通にしていればいいのよ。自信を持ちなさいよ」
「そうですよ。自由にしてください。笑ってもいいし気を付けをしてもいいです。堂々としてください」
「むう、しかしどうすれば……」
アントンの言葉にクラウスはますます戸惑いを見せる。その時、ユリカがあるものを見つけた。それは窓際にある花束だった。
その時、ユリカが何かを思いついたように笑った。彼女はそのまま窓際にある花束を手に取ると、またクラウスの横に戻ってきた。何事かとクラウスたちが見ていると、ユリカがクラウスの手を握った。
「ほら、一緒に持ってちょうだい。これで撮りましょう」
そう言ってユリカはクラウスと一緒に花束を持ち、その姿で写真機に顔を向けた。
その姿にスタールもヘルベルトも目を丸くした。そして何より、二人で花束を持つということにクラウスが仰天していた。
「お、おい」
「ほら、正面を見て笑いなさい。色男が台無しよ」
面白そうに語るユリカだが、クラウスは気が気ではなかった。だって、これではまるで……。
困惑するクラウスだったが、その後ろからヘルベルトが楽しそうに声をかけてきた。
「いいじゃないですか。せっかくの記念なのです。それでいきましょう」
「そうだね。その方がいいと思うよ。私も賛成だ」
その言葉に驚くクラウス。スタールはともかく、父親のヘルベルトまでそんなことを言うとは、クラウスはますます困惑した。
そんなクラウスの心情を察してか、ヘルベルトが悪戯っぽく笑った。
「妻に良いお土産ができそうです。ねえ、クラウスさん」
その微笑みは、やはりユリカによく似ていた。やはりこの二人は親子なのだなと、クラウスは苦笑いを浮かべた。
「わかりました。これでいきましょう」
その言葉を聞いたユリカが、嬉しそうに笑うのが見えた。
「はい。それでは撮りますよ」
アントンの声が上がる。クラウスたちが写真機のレンズに顔を向ける。誰もが穏やかに微笑みを浮かべていた。
きっとこれは歴史には残らない、穏やかでどこにでもある日常の一瞬なのだ。
だが、そこには戦争に立ち向かおうとする者たちの姿があった。
戦争を前にそれぞれが想いを抱き、共に立ち向かおうとしている。
彼らの中に共通するのはただ一つの、勇気と呼ばれるものだった。
クラウスが横にいるユリカを見た。彼女に戦争に対する恐れや不安はなく、勇気と共に笑う姿があった。
スタールもヘルベルトも共に笑っていた。目の前で笑う彼女の姿に不安や恐れはなくなっていた。
彼らがみな同じように微笑んだ。アントンはその一瞬を写真に収めた。
そこに写し出されていたのは、この時代に誰もが抱いていた勇気と呼ばれるものだ。
クラウスたちにもう迷いはなかった。もう後戻りはできない。彼らはただ、次の時代へ至るための戦いに立ち向かおうとしていた。
数日後、アンネル共和国がグラーセン王国に宣戦布告。同日にグラーセン王国もアンネル共和国に宣戦布告。両国は戦争状態に入ることになった。
皇帝戦争以来、戦争が起きることのなかったユースティア大陸に、数十年ぶりに戦争が勃発した。
ここに戦いが始まった。どちらが勝利するにしても、世界は変わり、新しい歴史が始まるだろう。
結末を見届けようと、世界中が固唾を飲んで、戦争の行く末を見守ろうとしていた。
世界が変わる戦いが、始まろうとしていた。
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