応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 片言で語られるお婆さんの半生に、切なくなりながらも、心が温まりました。悲しいことも多い人生だけど、それでも今を大切にしている気持ちが十分に伝わりました。
    「私」とコウキ君の夫婦間の会話も良かったです。喧嘩もするけれど、それは気兼ねない関係だという事の阿波られのように感じます。
    沖縄でも、ウチカビという亡くなった人へあの世のお金を燃やして送る風習があります。沖縄のものは黄色くて薄い紙で香港のと見た目は違うのですが、同じ風習でもどう変化していったのか、興味を持ちました。

    最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!

  • 森緒 源です。
    拝読しました。

    何気ない若い二人の日常の風景の中に、異国の女性との出会い、異文化との交流…それを通じて静かな感動や悟りを読者にさりげなく訴えてくる作品ですね。

    おバカな作品しか投稿できぬ私にはとうてい書けないような素敵な余韻を残す文芸小説でした。

    ただ、私の作品とも唯一通じてあらためて感じたことは、忘れ難い記憶、思い出というものは、お金や物品よりも大切な財産、宝物だということです。

    それにしてもこの作品は、構成が素晴らしいですね。
    冒頭のコーキくんの出だしから、サーヤの呟き…からの香港女性との絡み、そして最後にまたコーキくんが出て来て余韻を残す結末への流れが、絶賛ですよ。
    何気なさそうなエピソードを立派なエンターテイメントに仕上げていると思いました。

    拝読出来たことに感謝します。


    では。

    作者からの返信

    応援コメント、ありがとうございます。森緖様からの感想をいただけて、めちゃめちゃうれしいです!

    私の書く話等拙いものですが、確かに記憶、思い出のかけがえの無さというのは、書く上でいつもテーマになっていて、それは森緖様の作品と共通している事だと思います。ただ私の場合、記憶力があまり良くなくて、昔の思い出に欠損部分があるので、森緒様のように流れるようには書けないんです。(汗)それで最近の出来事に散りばめて書いている感じです。

    「たけんこうち」は終わるのがロスになりそうで、ゆっくり楽しみながら、読んでいますが、笑いながら癒やされながらも様々な事を考えさせられます。いつか自分もそういう家族の歴史みたいな話を書けたらと思います。
    これからもよろしくお願い致します!

  • 一斗缶の焚火…
    それだけでも懐かしいです。

    炎、火っていいですよね。
    いつか別荘を買えたら暖炉がほしいと思ってます。
    でも維持する手間や薪も大変らしいと聞いてます。

    リサイクル…
    娘一人なので着れなくなった服は姪や近所の知り合いにもらってもらいます。

    失恋してわかった気持ち…
    なぐさめてくれる友達ありがたさかな。

    私もほっこりしました。

    作者からの返信

    J2130様、応援コメント、ありがとうございます! 炎って美しいですよね。近所に以前、一斗缶で、焚火して手紙を燃やしている人がいました。昔はそんな光景もたまに見ていたような。

    暖炉には私も憧れがあります。別荘の暖炉なんて素敵ですね。今は暖炉型の電気ヒーターというのもあって、雰囲気だけは出ます。(汗)

    ほっこりしたと言っていただき、うれしいです!

  • お邪魔します。

    来世で必要なものを燃やして供養する。形は違うけど、お盆や彼岸、お墓参りと同じなんでしょうね。こうしていると落ち着くというのもわかる気がします。亡くなった人への供養は結局、生きてる人のためにあるのだと思います。

    最後に出て来るべき言葉は何でしょう。気になります。

    ほっこりする物語ありがとうございました。

    作者からの返信

    葉月りり様、応援コメントをありがとうございます。お彼岸のお墓参りも心が癒やされる、浄化される感じがありますよね。来世で必要なものを燃やす供養も気持ちは同じなんだと思います。

    最後に出てくる言葉は、実は考えてなかったんですよ。•́ ‿ ,•̀)ものは決して失くならず、形を変えて生きるというような言葉、それぞれの心にあるかな、と思いまして。実はこれ、過去作で応援コメントを下さった方とのやりとりを参考にしたんですけどね。(セーターの話です)

  • 香港出身の方が死後の世界のためのお金を燃やすシーンで「こうしていると好きな人といつまでも一緒にいられる幸せを味わえる」と話す部分がとても素敵だと思いました。日本でも墓参りや精霊流しで遺族のことを偲んだりしますが、香港はそれをさらに進めた形での供養をしているんですね。
    形は違えど誰かを想う気持ちを大切にしたいものです。

    作者からの返信

    Youlife様、応援コメントをありがとうございます!
    一つ訂正が。ここでは香港の人設定なのですが、(自分が香港のそういうお店のある通りを歩いたせい、またはそういう香港の映画を見た事があるせいで)、実際は香港以外にも中国、台湾、ベトナムと広いアジア圏で、来世で使用する紙のお金を燃やす風習はあるようです。あ、沖縄でも。ウィキペディアによると西遊記にもそのエピソードは出てくるらしいです。
    日本には精霊流しやお盆の風習がありますが、しめやかな行事であるにも関わらず、心が癒やされるような部分がありますよね。共通したものがあるんだなと思います。

  •  そういう文化いいですよね。自分の気持ちに区切りをつける儀式というか。
     思い出をいつか昇華する日も来るのだろうけど、別ルートでは違う未来があって、そちらにはそちらの幸せがあるかもという分岐を感じて世界の重みに耐えられるとか、ハッピーエンドの過程を感じさせるラストが素敵でした。

    作者からの返信

    素敵な、深い感想をありがとうございます。「別ルートでは違う未来があって、そちらの幸せが…」というのは、自分もよく考えます。現実では変えられないけど責めて…とパラレルワールドを想像したり。

    実際の香港や台湾の道教の文化の背景はよく分からないのですが。でも骨董品のお店等と並んで「あの世ショップ」が店を構えていたり、独特の文化に思えます。歴史的にも疫病、戦争と心ならず若くして亡くなられていった方も多いのでしょう。生前通り楽しく過ごしていて、自分達の事を見守っていてくれている、という考え方のベースがあるのでしょう。映画でも紙銭を燃やすシーンをたまに見ますが、個人的にはロマンチックに感じられます。

    ラストも気に入っていただけてうれしかったです!

  • 質量保存の法則でもなく?(笑)

    色々な価値観があるとは思いますが、私は昔の思い出の品は、写真も含めて、すべて捨ててしまう性質です。(でした。)

    『ものより、おもいで・・・Master Card・・・』のCMが好きでした。(笑)

    作者からの返信

    ninjin様、応援コメント、ありがとうございます!
    アインシュタイン的には質量保存の法則なのかも?(( ◜‿◝ )

    私は、イヤな思い出のある物以外はなかなか捨てられないですね。だから断捨離できるなんてうらやましいです。
    スマホもニ年ごとに買い替えるけど、前のが捨てられないし。
    でも「ものよりおもいで」は私も賛成てす!

  • ほっこりしました!火のところもいいけど、最後の終り方好きですー!会話のテンポ感というか、2人のやりとりが…!

    作者からの返信

    新吉様、応援コメント、ありがとうございます!ほっこりしてもらえてうれしかったです。
    また、終わり方も気に入っていただけて良かったです。実はこれ、自分に応援コメントを下さった方とのやり取りのセルフパロディでして。(「さよならノルディックセーター」というお話の) そのコメントを下さった方にも感謝です。

  • 国や文化は違えど誰かを想う気持ちに変わりはないんですね。
    朝から温かな気持ちになりました……(*^^*)

    作者からの返信

    元蜜様、こちらこそ朝からうれしい感想をいただき、ありがとうございました。誰か大切な人を想う気持ちには国の違いはないですね。そして自分の形で供養する事で別れの悲しみも和らぐのだと思います。((˘⌣˘ )