夜中に見あげる月が、優しく思える日が来ますように

もしも、愛する女性が暴漢に襲われたらどうしますか?
もしも、愛する彼と幸せになれると思った矢先に暴漢に襲われたら。

見上げる月が、恐ろしい思い出に満たされてしまうなんて、なんて悲しい事でしょう。

傷ついた心をいやすには、長い年月と、周りの温かい理解が必要。
彼女さんの心の辛さと、彼氏さんの痛いほどの想いが伝わって来る作品です。

もしも、自分なら。
はたしてそこまで出来るか?
考えてしまいます。

ゆっくり読んで、ゆっくりと考えたい作品です。