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  • 非常に興味深く読ませていただきました。

     大学は理系でして、化学の二酸化炭素や硫化水素などの化学の用語に頭がクラクラしたタチですが、情報系だとカタカナ、横文字のオンパレードで非常に参りました。
     しかし化学の方は、漢字のお陰で何の原子がどのように結合しているか分かるのでまだ理解しやすかったです。
     これは明治の文学者達が学術用語を整えてくれたからです。

     外国の言語、インド方面の言葉について言及がありましたが、理系でも同じような状況と又聞きですが聞いています。
     主な途上国の大学の授業は大概は英語で行われていますが、国際的な人材を生み出すという目的の他に、その国の母語に高等学術用語がないというのが大きな理由です。
     二酸化炭素など物質を表す言葉がなければ化学の授業など出来ませんので。
     翻訳しまくったお陰で日本人の英語論文が少ないという話も聞きますが、自国の言語で科学の議論や教育が出来るというのが非常に希であり、優れていることを伝えるべきだと思います。

     素晴らしい作品をありがとうございます。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございました。
    確かに、文学より、科学、高等学術用語がないほうが問題が大きいですよね。
    途上国の教育事情、即英語圏で使えるのは良いですが、危うさも感じます。
    とくに医療分野で、人を直すのは診察や、投薬、外科手術などではなく、話すことで心を安心させるという部分も大きいと考えます。
    今これがこうなっているんだよと、もし患者に説明できないとなると、医療の効果も減じてしまうように思えます。
    英語論文が少ないのは…Chat-GPTあたりがなんとかしてくれないかなぁとわずかに期待しております

    最後に感想をいただき誠にありがとうございました。


  • 編集済

    どうなんでしょうね。そもそも明治のお偉いさんが「文学部」という言葉を誤訳したことが全ての悲劇の始まりです。なぜ「ヒューマニティーサイエンス」という英語を「文学部」としたのでしょうか?人文学部、ですよね?

    ・文学部地理学科
    ・文学部心理学科
    ・文学部社会学科
    これら3つは文学と全く関係ありません。地理学に至ってはGPSにより情報学部に移動するべき学問になってしまいました。測量士も取れるし文学とは程遠いです。

    心理学。今や医療心理師を養成する学科でありもう医療系です。文学とは程遠いです。社会学科に至っては社会科学なのに文学部に組み込んでしまいました。

    真の意味で文学部なのは国文や英文と哲学ぐらいです。

    また
    ・文学部史学科
    これも相当変で我が国はなぜか史料文献至上主義で考古学が全く発達しないという変な国になり工事現場で発掘されると大変な状況になります。実はここも測量士が取れないとおかしい学科でもあり文学部に置くことが間違っているのです。さらに、文化人類学も我が国はほとんどの大学でありません。

    逆に「文学部文芸学科」というそもそも文芸作品を作るノウハウを教える大学がほとんどない(成城大に文芸学科がありますよね)とか、
    白百合女子大ぐらいしかない「文学部児童文学科」のような児童文学分野の軽視など我が国の文学部の在り方は特に変です。中には文学部教育学科や文学部社会福祉学科、文学部図書館情報学科という滅茶苦茶な置き方をする大学もあります。

    文学部というのは本来はもっと解体すべきと考えております。

    作者からの返信

    論を読んでいただきありがとうございます
    たしかにおっしゃるとおりで、文学部はいろいろと余計なものを孕んでいたり必要なものがなかったりといびつだと思います
    私の考察は乱暴だったなと指摘を受けて赤面しております

    現在拙論は改稿の準備をしておりまして、らんたさんの指摘を取り入れることができたらなと思っております

    読んでいただき、また指摘までいただき、まことにありがとうございました

  • 文学の効用への応援コメント

     文学部……。地歴倫理がとても好きですね。正義という暗黙のルールは実はとんちんかんでズレや、理不尽がありますからね。

     だとか、無知による過ちとか。

     とりあえず学校は差別の哲学だけはちゃんとやってほしいかな、と思います。