第10話

「今日はもう直帰していいらしいです」


 ビルから出た後、駅前から少し外れた場所にある公園のベンチ。すっかりオレンジ色に焼けた空の下で、有栖川は負傷して右腕を使えなくなってしまった関係上、慣れない左手で不器用そうにスマホを操作しながら言った。


 先程、俺たちがビルから出てきた途端に、青い作業服を着た男二人が入れ違うようにビルへと入っていった。少女の死体を処理するためだろうか。


「その腕、本当に大丈夫なのか」


「浅い傷なので大丈夫です。一週間もすれば痛みも引きますよ。完全にわたしの不注意による傷なので、成宮さんが気にする必要はありません」


 有栖川は表情一つ変えずに言う。せっかく人が心配してやっているのに、と思ったりするほど俺は高慢ではないけれど。


 直帰の許可が出ても有栖川が公園のベンチから立ち上がろうとする気配はないので、俺はさっきの話について掘り下げる。


「……有栖川も、俺が魔人に、あの黒猫に狙われてるってこと、知ってたのか」


「知ってました、けど。それが何か?」


「え、い、いや、何かってわけでもないんだけど」


「よくあることなんです。危険性の薄い魔人のことは放置しておかないと、部隊にいる魔人、こちらの味方をしてくれている魔人の反感を買ってしまうので」


 つまり話はこういうことだった。


 真姫やアスカさん(あの長身のスーツ姿の男の名前は飛鳥川で、渾名としてアスカと呼ばれているらしい)は、俺が土手や路地裏でこの目で見た通り、あの黒猫の存在に気づいていた。そして、あの黒猫の正体が魔人で、俺の身体を乗っ取ろうと画策していたこともなんとなく察していたらしい。血液の魔物が関わっていることまでは見抜けなかったようだが、少なくとも、俺の魂が近い将来あの黒猫に食い荒らされて、身体を乗っ取られてしまうだろうことは予測できていたのだという。


 それでも、真姫やアスカさんは俺を助けようとしなかった。あの黒猫を殺そうとしなかった。


 なぜなら、有栖川が言った通り、味方陣営に属する魔人の反感を買ってしまうから。あの黒猫にはこれといった危険性が見られなかったのだ。そう、確かにあの黒猫は、俺のことを物理的に攻撃してくることはなかった。ただ片時も離れずにつきまとっていただけだ。それに、後から考えてみると、あの黒猫が魔人らしい特殊能力を発現させたところを俺は見たことがなかった。強いて言うなら『日本語を喋れる』というのが一般的な猫を超越した能力ということになるのだろうが、それは危険性のある戦闘能力ではない。両腕を鋏に変形させたり、両手から長く鋭利な爪を伸ばしたりといったような、そういう能力ではない。加えてあの黒猫の性格に関しても、誰彼構わず人間を攻撃して回るような凶暴性はなかった。


 だから、たとえ俺があの黒猫に身体を乗っ取られてしまったとしても、部隊の殲滅対象となるような凶悪な魔人と化す可能性は限りなく低く、であれば放置しておいても問題ないだろう、という結論に達したらしい。その結果俺が死んでしまうとしても。


 だが、俺一人のためだけにあの黒猫を殺すのは、かなりリスクの伴う行動になる。俺の命を救うために、凶悪ではない、まだ何の罪も犯していない魔人の魂を捕えようとすると、他の魔人との協力関係に亀裂が入ってしまいかねないのだ。


 だから俺と黒猫は、放置された。俺は見殺しにされた。


「結局、魔人と人間のどちらが優位な存在なのか、あまりはっきりしていないんです。ただ、人間は最初から全員が実体を持っていて、しかし魔人のほうも人間からすれば圧倒的に思える強大な能力を有している、という感じで」


 その魔人と人間の間のバランスを保つため、俺のように見殺しにされる人間の命は多くあるらしい。


 考えてみれば当然のことだ。そのこちらに味方している魔人でさえ、その身体には元の持ち主がいたはずなのだ。あの地下空間でせかせかと懸命に働いている魔人は全員人間の姿をしているが、その光景は裏を返せば、それだけの人数の魂がこれまで犠牲になっているという証左なのである。


 つまり真姫さんやアスカさん、その他部隊の人間は、毎日のようにトロッコ問題のような状況を処理しているのだ。俺一人の命を優先して他の大勢の秩序を壊すのか、あるいは、俺一人の命を犠牲にして他の大勢の秩序を守るのか。部隊は日々、そのような命の選択をしているらしい。


 今日の任務にしてもそうだ。あの鋏の魔人と化した女の子の命を犠牲にすることで、鋏の魔人を放置した場合に発生しうる死を防いだ。俺も入隊一日目にして、その命の選択に加担していた。


「……いや、でも、それにしたって少しおかしな点がある」


「何ですか?」


「真姫は最初、俺にあの黒猫を遠ざけるように言っていたんだが、しかしアスカさんは逆に、その黒猫から絶対に離れるなと言ったんだ。後から考えてみれば、あの二人が同じ組織に属していて繋がりを持っていたなら、なんで言ってることが全然違うんだよ?」


「あー、まあ、多分、二人とも意見の交換をしていなかったんでしょう。成宮さんみたいな事案って本当によくあることなので、いちいち会議もしないんですよ。たまたま成宮さんが亜魔人になったから、なんか大事になってるみたいですけど」


「でもな、同じ組織に属して、理念と目的を同じくしているんだから、あんなに言ってることが食い違うなんてあり得ないだろ」


「だから、二人とも理念と目的を同じくしていなかったってことですよ」


 有栖川は面倒そうに、身体を伸ばしながら言う。夕焼けの下の公園で、幼稚園児くらいの男の子が母親に見守られながら滑り台を滑っていた。


「真姫さんは魔人のことが心底嫌いなんです。でもアスカさんは、魔人に対して特に何とも思っていないみたいなので、もし成宮さんが黒猫に乗っ取られたら、部隊の新しい職員として勧誘しようとしていたんじゃないですか。だから積極的に成宮さんを魔人化させるようなこと言ったんですよ。わたしの勝手な予想ですけど」


 そうか、人が魔人化することは部隊の利益になる場合もあるのか。そのために犠牲になる俺からしたら、堪ったものではないが。


「有栖川も、魔人のことが嫌いなんじゃなかったか」


「そりゃ、圧倒的な力で人間をねじ伏せてケラケラ笑ってるような魔人はわたしも嫌いですよ。でも真姫さんは、魔人という存在そのものを全て嫌っているんです」


 そこまで魔人を嫌っていて、部隊にいる仲間の魔人と上手くやっていけているのだろうか。……いや、真姫のあのポーカーフェイスっぷり(具体的に言えば笑顔のままで突然人をナイフで切るような)を考えれば、そんなことは容易か。


「……それは、何か理由があるのか」


「…………まあ、真姫さんの口からは絶対聞けないだろうからな……」という消え入りそうな小声が聞こえた。


 そして、有栖川は正面に向けていた顔を隣にいる俺に向けて、俺の胸を指でつついた。黄色い空の光を反射する有栖川の瞳に、俺の疲れ切った顔が映っている。


「いいですか。今からする話をわたしから聞いたっていうことは、絶対内緒にしてくださいね」


「……ああ、わかったよ。約束する」


「なーんか成宮さんの言葉って嘘くさいんですよねー」と言いながら、有栖川は正面に向き直って、身体の中の疲れを吐き出すように息を吐いた。


「ところで成宮さんは、血液の魔物の姿を見たんですよね?」


「ああ、見たよ。あれは魔物っていうか、魔人だったけど」


「それ、『血液の魔人』っていう言い方、真姫さんの前では絶対にしちゃダメですよ」


「え、なんで? あんなの、どこからどう見ても人型だろ」


 一時的に両足が欠損していたりしたけど、まあ概ね人型だ。


「血液の魔物は、魔人と同じ分類にしておいてもいいのか微妙なんですよね。あんな形態の魔人は他に一人もいないので。でもあの青白い魂は確認できるので、それを根拠に魔人ということになっているだけなんです」


「どういうことなんだ?」


「血液の魔物は、その名の通り、血液が本体なんですよ」


「は、血液が、本体?」


「ドラ〇エのスライムみたいな感じで、無定形の液状の生き物なんです」


 血液が本体、ということは、あの中華料理屋の前で飛び散っていた血液の全てが、生きて動いている身体ということになる。


 しかし液状の生き物なんて。透明人間よりも現実味がない。内臓とかどうなってるんだ。


「魔人の能力と人間の現代科学では、魔人の能力のほうが圧倒的に進んでいると考えましょう。数百年もすれば、魔人の能力も科学的に証明できるかもしれませんね」


 確かに、数百年前の人間からすれば、この現代文明においてもあらゆることがファンタジーに映るだろうが……。


 いつか人間が液状化して生活する時代が来るのだろうか。想像もしたくない。


「話が少し脱線しました。成宮さんは、血液の魔物の姿が真姫さんにそっくりだったことに気付きましたか?」


「ああ、気付いたよ。少し真姫と違う部分もあったが」


「今、血液の魔物が乗っ取っている身体は、真姫さんの妹、白川一姫さんのものです」


 やはり姉妹だったか。なんとなくそんな気はしていた。他人と言うにはあまりにも似すぎていた。


「今から三年前、ちょうど魔人の存在が確認されるようになった頃、白川一姫さんは不幸にも血液の魔物に目をつけられてしまったんです」


「じゃあ、もう、真姫の妹は死んでるのか」


「そこが、またわからないところなんですよ」


「でも、魔物に身体を乗っ取られたら、もともとあった魂は食い潰されてしまうんだよな?」


「それはそうなんですけど、血液の魔物の場合はかなり特殊なんです」


 有栖川はそこで少し息を整える。


「血液の魔物は、他の魔人と違って実体を持っていますよね。血液という実体を持っています。そして、今の血液の魔物は、魂として身体に入り込むのではなく、白川一姫の身体の中を循環する血液として入り込んで、白川一姫の自我を乗っ取っている状態なんです」


 血液の魔物は、白川一姫の血管の中に入り込んで、白川一姫の心臓の鼓動に合わせて体内を循環しているらしい。自分の身体中に張り巡らされた血管の中に魔物が潜んでいるという状況は、想像するだけで気分が悪くなるが。


「……え、ってことは、どうなるんだ?」


「だからつまり、白川一姫さんの魂はまだ生き残っているのかもしれないってことです」


「……いや、なんでそうなるんだよ」


「わたしにも分かんないですよ。こんなの誰にも分かりません。ただ、血液の魔物は、他の一般的な魔人とは全く違った方法で白川一姫さんの自我を乗っ取っているんです。だから、何が起こったって不思議じゃないんですよ」


 一般的な魔人は、魂として生き物の身体に入り込んで、その身体にもともとあった魂を食い潰してしまうことで身体を乗っ取っていた。しかし血液の魔物はただ実体として血管の中に入り込んでいるだけなので、その過程で魂のやり取りは行われていない、と考えられるわけか。


「なあ、真姫の妹ってあんなに言葉遣いが荒い奴だったのか?」


「いや、違います。真姫さんとも違って、ものすごくお淑やかな人です。だから、今の白川一姫さんは確かに、血液の魔物に自我を乗っ取られているんです」


 自我を乗っ取られてしまっているということは、あの身体にはもう白川一姫の魂は残っていない、という考え方もできるのか。


「真姫さんはずっと、妹さん、白川一姫さんの魂がまだ生き残っていると信じています。一姫さんが、まだ魔人化していないと信じています。だから真姫さんはいつも、『血液の魔物』と魔人とは分けた言い方をしているんですよ」


「……でも、その妹が血液の魔物に乗っ取られたのってもう三年前の話だよな? その間真姫は何やってたんだよ」


「それはもう何もかもをやっていたんですよ」


 そこから、有栖川の語り口に少し熱が入り始めた。


「まず、創設当初の部隊に入隊して、半年後には支部長に任命されました」


「し、支部長?」


「あのマンホールの下で働いている人間の誰よりも偉いってことです。まだ十五歳だった中学生が、ですよ」


「そ、そんなことあり得るのか? 中学生の子供がトップって、なんかやばいだろ」


「ほら、たまに十代前半で大学卒業しちゃったりする人いるじゃないですか。それと同じです。それに、あんな特殊な組織に年功序列なんて文化はありませんよ」


「……すげぇ奴なんだな、真姫って」


「十五歳から今に至るまで、真姫さんはあの若さで組織をまとめ上げているんですよ。それも学業と並行しながら。そんなこと、才能がないとできませんよね」


「そ、そうだな……」


 会ってから今まで常にやる気のなさそうな喋り方だった有栖川が、どこか目を輝かせているように見える。


 それほどに真姫は尊敬と信頼を寄せられているのか。


「そして、真姫さんはこれまで百回以上血液の魔物と交戦しています」

「百回も?」

「本当は二百回かもしれないです。途中から数えるのを忘れたらしいので」


「そんなに妹好きなのか……」


 いや、逆に妹の姿をした敵とそう何度も戦うことができるのは、妹が嫌いだからとも考えられる。


「昨夜、成宮さんが暢気に中華料理屋に行っている間にも、真姫さんは部隊の亜魔人と二人で、血液の魔物と戦っていたんです」


「じゃあ、空から降ってきたのは、真姫たちが戦っている途中で血液の魔物を吹っ飛ばしたからか?」


「そうでしょうね。でも、それにしたって、ピンポイントで成宮さんの目の前に落ちてくることなんてあり得ないはずなんですけど」


 もし俺があの後血液の魔物に襲われずに普通に家に帰っていれば、例の記憶と認知を操作する魔人の手によって俺は血液の魔物の存在を強制的に忘却させられていたのだろう。


「真姫さんはすごい人なんです。成宮さんみたいに、ある日いきなり偶然にも強大な力を得たような、運だけの人じゃないんです。ちゃんとひたむきな努力を重ねて、今の地位を築き上げた人なんですよ」


 勝手に運だけの人呼ばわりされていた。俺からすれば、魔人だの異能だの訳の分からないことに巻き込まれて、不運でしかないのだが。


「……今の話は、真姫から聞かされたのか。それとも、アスカさんか?」


「いえ、全部わたしがこの目で見てきたことです」


「……ってことは、真姫と有栖川は古い知り合いなのか?」


「わたしと真姫さんは、同じ孤児院の出身なんですよ」


 急にあまり聞きなじみのない『孤児院』という単語が登場して、俺は少し面食らった。


「ただの人間なのに魔人と戦ってるなんて、何か訳アリに決まってるじゃないですか。普通の人間は魔人の存在すら知らないんですよ」


「…………」


「部隊に所属している人間は、ほとんどが元は裏社会で生きていた人たちなんです」

 裏社会、という字面は見たことも聞いたこともあるが、その言葉の具体的な意味は杳として知らない。ずっと一般に属していた俺には知る由もない。


 だが、俺は昨日人間ではなくなってしまった。


 人間の姿をした化け物が生きていく場所なんて、考えてみれば裏社会ぐらいしかない。


 俺も既に、そちら側の人間なのだ。


「わたしと真姫さん、そしてその妹、白川一姫さんの三人は、あの部隊に入る前は暗殺者だったんです」


「あ、暗殺?」


 本当に、昨日から世界の形がすっかり変容してしまったように感じる。昨日までの世界には、喋る猫はいたが、魔人も暗殺者も存在していなかったはずだ。


 それでもしかし現実として、魔人も暗殺者も、俺がまだ人間であった過去に存在していたのだという。


「孤児院にたまに、そういう裏の業者の人間が来ることがあるんです。あるときは若くて爽やかな男性で、あるときは凛とした上品なお姉さんで、またあるときは無愛想な中年のおじさんで。その大人は孤児院の子供たちと一緒に遊んで子守りをしてくれるんですけど、一方で、子供たちの中から暗殺者の才能のある子を見定めているんです。やっぱりそういう仕事は、ある程度の運動神経と反射神経と、瞬時の判断力が必要になりますからね。そしてある日、わたしと白川姉妹と、あともう一人男の子が選ばれました。それから、わたしたちは孤児院から連れ出されて、暗殺者になるための地獄の訓練が始まりました。わたしたちはその日から一度も孤児院に顔を出していません」


「……その、もう一人の男の子は、今はどうしてるんだ?」


 もしかしてその男の子が今のアスカさんだったりするのだろうか。


「その子は訓練が終わった直後の初仕事で失敗して死にました。よくあることです」


「…………そうか」


 真姫や有栖川は、幼い頃からずっと、人の命が日常的にふっと消えてしまうような、そういう世界で生きてきたのだ。だからこそ、真姫は躊躇なく俺の顎を蹴り上げたり俺の胸をナイフで裂いたりしたのだろうし、有栖川もあの鋏の魔人の命を徹底的に叩き潰すことに何の迷いもなかったのだろう。


 俺よりも能力は弱いただの人間だが、場数が違いすぎるのだ。


「そして、魔人の存在が確認されて、魔人に対抗しなければならなくなったとき、政府中枢によってわたしたちのような裏社会に生きる業者が集められたんです」


「え、政府が集めたってことは、政府は暗殺者の存在を認めてたのか?」


「認めていましたよ。政治家から暗殺を依頼されることもありましたから」


「……腐ってるんだな、この国は」


「どこの国も似たようなものです。人間という生き物が腐っているので」


 そして同時に、政府の手によってあの部隊が作られたのだとしたら、政府内の一部の人間は魔人の存在を知っていることになる。


「そうして政府が部隊を創設したときからずっと、真姫さんは魔人を排除する仕事をしているんです。自分の妹を奪った魔人という種族を憎んで、日々仕事に邁進しているんです」


「……真姫が俺の想像よりもすごい奴だったってのはわかったよ」


「成宮さんはそんなすごい人の手足となって仕事をしなければならないんです。だから、今日みたいに中途半端な心構えで仕事をされると困るんです。仕事のためには、人の命も躊躇なく踏みつぶさなくちゃいけないんですよ」


 有栖川は少し苛立ったような口調で言った。


「わかったよ。明日からはちゃんとやるよ」


「なんだかその場凌ぎ感が否めませんねー」


 言って、有栖川は立ち上がった。


「今日はもう帰りましょうか」


 そして、俺は有栖川を駅まで送り届けた。


 元暗殺者で、つい一時間前に人を殺した女の子を、駅まで送り届けた。


 俺は昨日人間ではなくなってしまったせいで、この裏側の世界に迷い込んでしまった。


 しかし、有栖川や真姫は生まれた時からずっと、裏側の世界で生きることを運命づけられていたのだ。


 なんとも残酷な話だった。


 しかし現実として、世界はそういう風にできている。


 理不尽に満ちていて、自分の都合よく世界を改変していくことなど夢物語で。


 生まれた時に与えられた役割を覆すことなど不可能で。


 有栖川は、最後まで俺の前で笑顔を見せることはなかった。

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