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  • 雲江斬太様
    完結おめでとうございます。
    私はSFの素養が無いのですが、秀吉さんと一緒に孔冥さんから説明されながら、なるほどと思いつつ楽しく読み進められました。
    また、孔冥さんが一人の少年を犠牲にする作戦を考え出したとき、孔冥さん自身も生きようとは思っていないだろうとは考えていたのですが、さすがに予想外でした。まんまとやられた気分です。お見事です!

    本作とは違う話題で恐縮ですが、私は以前雲江様に詳細なレビューを頂いたことがあります。
    その処女作に頂いたレビューを元にして手直しをしたところ、一次通過することができました。二次で落ちましたが(笑)
    処女作でも一次選考を通過できると知って自信がつきました。
    遅れましたが、この場を借りてお礼申し上げます。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

     最後までおつき合いありがとうございました。本作は投稿用に書いたSFですので、もうしばらくしたら非公開にする予定です。
     小難しい小説だと思っていたので、楽しく読み進められたと言われると安心します。
     孔冥……の部分は少し無茶だとは思うのですが、お遊びとしていれた要素が強いです。それも含め、冒頭からぼっこぼっこにされている人類の、爽快感ある反撃としてこんな感じのSFを書いてみました。
     それゆえ、ラストの突っ込みどころが半端ないんですが、勢いで押し切るスタイルとなっています。

     以前のレビュー。
     じつは上から目線ですごい偉そうなこと書いていて、なにかの折りにこっそり削除しておこうと考えていたのですが、もし雀の涙ほども役に立ったというのなら正直安堵しました。

     ☆もありがとうございました。

  • おお、なんともいいSFの香りがしますね!

    作者からの返信

     久しぶりに真面目にSF書きました。
     
     おかげで、第2話からの離脱率が凄い(笑)

     ま、カクヨムの読者が求めているものとは違いますからね。

  • 第5話 黒崎への応援コメント

    もうむせる場所に行こうとしてますね!主人公側と別目線なのかな?自分も今回初めての試み試して描いてます!

    作者からの返信

     ここは主人公とは別の視点で描いてますね。
     黒崎視点は、本編中は少ないのですが、たまにあります。


     が、本作は孔冥視点、過去の退助視点、ポーラスターの退助視点の三つが主軸です。

  • 完結おめでとうございます!
    最後の最後で退助の『超能力』が……!
    自らの意志と意地でそれを発動させたのに、ぐっときました……!

    最終決戦の熱量が凄まじかった。興奮しました。
    ラストの二人の一言がいいですね。
    この後のことなんて、もう考えなくていい。やるべきことをやり切った。ここが最高到達点だったんですね。

    いやーーー最高でした。なかなかない切り口のテーマですよね。すごく面白かったです!!

    作者からの返信

     退助が超能力で操縦するというアイディアはいちばん最初からあったものでした。
     また、天才科学者についても、プロットを組んだ段階で本人は作戦に直接参加するだろうと。
     そこで、考えたのが本作の叙述トリックです。ちょっと名前に苦労しましたが、冒頭で孔冥と秀吉という、分かりやすい名前にした最大の理由は、二人の外見を描写せずに、会話劇を成立させるのが本当の理由でした。

     本作は、ぶっちゃけ『エヴァンゲリオン』の一話を長編にしたものです。
     いわゆる「勝ったな」エンド。もちろん続編を書いて人類の勝利まで描いてもいいのですが、もっとも重要で面白いのは、黒崎の「勝ったな」と孔冥の「ざまあみろ」だと考え、このラストになっています。

     決してアクセス数の多いわけでもない本作でしたが、毎回お読みいただきありがとうございました。
     鋭いコメントも嬉しかったです。とくに冒頭の「退助の超能力がどう使われるのか」に関する指摘もどきりとしました。まさか6つの操縦桿を操るためとは答えられませんでしたが。

     絶望的な状況。そのぎりぎり破滅の一線をこえた場所で反撃する人類。

     そんな物語を描こうとしていました。
     最後までお付き合いありがとうございます。素晴らしいレビューもありがとうございました。

  • 最期に煙草吸う黒崎さん最高にかっこいいです。

    作者からの返信

     ほんとうは黒崎の「勝ったな」で終わろうかとも思ったんですが、もうちょっとだけバトルを描きました。

  • 追い詰められ、滅亡が迫った人類の、最後の作戦。
    見たかジャバラ。これが人類の底力だーっ!(ノ≧▽≦)ノ

    孔冥の研究も退助の苦難も、この瞬間全てが報われたような気がします。
    ずっと絶望しかない状況でしたが、だからこそ、この最後の最後に与えた反撃はスカッとしました。
    黒崎さん、フジさん、北海道さん、オーストラリアさん、そして今まで犠牲になった人達。見てますか。人類は意地を見せましたよ+゚。*(*´∀`*)*。゚+

    作者からの返信

     絶対に勝てない敵に蹂躙され、物語をご都合主義的に展開させて人類がさいごに大勝利するという物語でも良かったのかもしれません。

     ただ本作はそういう形態の物語にはしませんでした。この選択が正しいのか間違いなのかはわかりません。
     ただ、絶望的な敗北の中で、人類が敵わぬまでも反撃する。そんな物語にしました。
     このあとの話を延々描いて、人類が結局ジャバラを撃退するという続編も書けるかもれしないですが、あえて本作は黒崎の「勝ったな」、そして孔冥の「ざまあみろ」で終わらせました。
     ここでいいのではないかな?という、物語上の選択です。

     反撃成功。それが勝ち。ざまあみろと告げられれば、それで人類の勝ち。そういう物語にしました。
     最後までお付き合いありがとうございました。

     素晴らしいレビューもありがとうございました。

    編集済
  • 黒崎さん、見ていますか。クボウが落ちましたよ。

    地球は壊滅的な被害を受けていて、どのみち人類に未来は無いのかもしれません。けどこのままでは終われない、地球人の意地を見せることができましたね。

    最終決戦は、スピード感と迫力がありました。
    やられっぱなしだった人類が掴んだ勝利を、誇ってください。

    ジャバラの襲来により、すっかり変わってしまった地球。だけど必死に抵抗する退助達が熱かったです。
    上質なSF、完結おめでとうございます。

    作者からの返信

     最後までお付き合いいただきありがとうございました。一般受けする話ではないという自覚はあるのですが、自分にしか書けない、自分になら書ける物語を模索してこの形になりました。

     地球侵略物で結局地球人が負けるという物語。そこに救いはないのかもれしないですが、人間が生きた証としての反撃。絶望の中の爽快感みたいなものが描けていれば良かったかなと思っています。

     素晴らしいレビューをありがとうございました。
     決して読まれているとはいえない本作ですが、毎回コメントをいただき、最後までお付き合いいただき、ありがたい限りです。

     ありがとうございました。

  • 第54話 ヴァイラス・ゼロへの応援コメント

    孔冥は退助サイドには出てこないのかなと思っていましたが、こういうことかーっ!Σ( ゚Д゚)

    ある意味ジャバラとの決戦そのものよりもテンションが上がりました。
    さあ、命をかけて人類の意地を見せてやりましょう!(ノ≧▽≦)ノ

    作者からの返信

     最初にプロットを組んだときに、天才科学者は自ら作戦に参加しないとおかしいかなと考えてこの展開になりました。
     ま、千石孔冥の名前はちょっと苦労しました。

     そして、孔冥。じつは女子でした。
     分かりやすいキャラのイメージを想起させるために孔冥という名前を付けたのですが、読者に対する叙述トリックの一面もあまりした。

     案外燃える展開といっていただけて、こちらも興奮しました。
     ああ、そういう効果のある展開でもあるのだな、と。

  • 第54話 ヴァイラス・ゼロへの応援コメント

    孔冥、研究室だけでなく、退助サイドにもとっくに、ガッツリ登場していたのですねΣ( ゚Д゚)!

    死ぬと分かっていて作戦を立て、戦地に赴く。孔冥の覚悟が伺えます。
    退助、怖いでしょうけど、君も覚悟を決めましょう(っ`・ω・´)っ

    作者からの返信

     じつは別の話に見えて、孔冥と倉木は同一人物。出不精で人見知りで内弁慶の孔冥は、ポーラスターに自ら乗り込み作戦に参加していました。

     それが自然かな?と思うんです。

  • 第54話 ヴァイラス・ゼロへの応援コメント

    あああ! なるほど、自ら来た、ということだったんですね!
    この展開は熱い!!

    作者からの返信

     じつは倉木と孔冥は同一人物でした。
     
     でも、この展開だと、孔冥が自ら出向くというのが自然かなとは思うんです。

  • 第53話 孔冥と秀吉 別れへの応援コメント

    孔冥はあだ名だったんですね。
    そして車椅子……

    作者からの返信

     孔冥という名前は少し苦労しました。
     ただ、最初にプロットを組んだときに、天才科学者はみずから出向かにゃならんだろとう考えてこの展開です。

     ただ、当初三つに分かれていた物語が、クライマックスでひとつになるというのは自分でもお気に入りです。

     また孔冥に関しては、出不精で人見知りで内弁慶というキャラクターだったので、この展開もありかな、と。

  • なるほど三国志英雄と対するは宇宙から来た侵略者ですか!どことなくですがそのうち三国志以外のヒーローも呼びそうですね!洋画のヒーローチックで大好きです!
    自分のは能力移植手術という方法やってみました!

    作者からの返信

     能力移植手術というと、『テラフォーマーズ』のモザイク・オーガン手術を思い出しますね。
     が、本作ではその手の超能力とかヒーローのバトルとかは出てきません。
     地球侵略物のSFですね。カクヨムの中ではハードSFになるかもしれないです。なので、ヒーローとか出てきた解決!という展開は考えていません。

  • いよいよ作戦決行。
    始めたら最後、成功しようと失敗しようと、どのみち命を落とすことになるのですよね。

    切ないですが、退助もそうすると決めた以上、止めはしません。あとはどうか、この決意が無駄になりませんように(>_<)

    作者からの返信

     作戦も最終段階に入ろうとしています。異星人への、敵わぬまでも一撃入れる反攻作戦。退助たちの命はそこで失われることになるのですが、それでも作戦には成功してもらいたい。

     明日以降の更新の内容が、つまらなかったらどうしようと、ちょっと焦っています。

  • 退助の人生。振り返ってみれば、嫌なことの連続でしたね(>_<)

    自分を死ぬの前提の作戦に巻き込んだ二人と共に過ごした時間が、大きな思い出になるというのも不思議なものです。

    話をして、一緒にご飯を食べて、楽しかったことでしょう。
    最期に良い思い出ができたと喜ぶべきでしょうか?

    作者からの返信

     思い返すと数奇な運命に翻弄された退助の人生でした。

     あまり良いことがなかっただけに、このポーラスターでの旅が彼にとってなによりの思い出になったのかもしれません。
     そして、いよいよジャバラへと特攻する退助。
     
     もうすぐ完結する物語なのですが、ぼく自身が描いたラストが、果たして良いものであったのかどうか。ちょっと自信がなくなっています。
     

  • いろいろな想いが込み上げてきますね。
    これ以上に失うもののない人生でしたね。
    最後の最後、この二人に出会えて良かったなと思います。
    どうか作戦を成功させてほしいです。
    既に泣きそう。

    作者からの返信

     ここまで退助たちのトレーラーの旅を描いてきたのですが、やはりここは感慨深いですね。プロットにはなかったんですが、いざヴァイラス・ゼロに乗り込もうとするとき退助の足が止まっちゃって……。
     そこで彼のいままでの短い人生を反芻しました。
     
     物語はいよいよクライマックス。
     明日の更新で話が動き、あさっては三話更新で終わらせます。

     この旅にお付き合いいただいたみなさんにとって、あさってのラストが良い物をあるといいなと願いつつ、ちょっとビビってもいます。

  • 第3話 退助 殺戮への応援コメント

    なんか急展開ですね!バトルシーン期待大!

    作者からの返信

    いやー、残念ながらバトルシーンはほとんどないんです。
    地球侵略もののSFですので。

  • どことなくですがアニメ三国志思い出しました!懐かしい感じがするキャラクター達ですね!
    流れ流れ時が〜って歌詞がほんとに頭によぎりました

    作者からの返信

     孔冥と秀吉はこのあともえんえんと会話を続ける2人です。
     ここでは余計な描写はなく、二人の会話だけで物語を進めるつもりで書いています。

  • ジャバラ相手に時間を稼いで、陽動という目的はちゃんと果たせたのですから、これは『勝ち』と言って良いですよ!(^^)!

    退助の腕があってこそ、掴めた勝利ですね(*´▽`)

    作者からの返信

     退助、人生において初めての勝利かもしれません。
     彼のみが、その特異な能力でジャバラと空中戦を展開し、見事目的を果たしました。
     戦闘における勝利とは、敵を殲滅することではありません。こちらの目的を達するために、状況を有利に導くこと。
     ここで撃墜されても、退助の『勝ち』です。
     
     ただ、次のカードはもうないのですが……。
     

  • 機体は失ってしまいましたが、退助はよくやってくれました。性能は圧倒的不利でしたが、腕と判断力で、最大限のカバーをしていましたねヽ(=´▽`=)ノ

    ジャバラの歌。いったい何なのでしょう(; ・`д・´)

    作者からの返信

     ジャバラの飛翔体は、その機動力からいって、地球の戦闘機が相手できるものではありません。が、地上の低空に特化した場合、ドローンの名手である退助に分があるゾーンが、ほんの少しだけありました。そのわずかな勝機につきこんで目的を果たした退助。
     彼の勝利といっても過言ではないでしょう。

     ジャバラの歌は大したものではないんです。が、この歌を使うことにより、物語はとうとうクライマックスに到達します。
     退助たちの命もあとわずか……ということになるのでしょうか。

  • さすがの空中戦描写!
    『ジャバラの歌』が何なのか気になります。

    作者からの返信

     空中戦! 書く必要あるかと冷静に問われれば、不必要な気もしますが、趣味で書きました。

     そして、『ジャバラの歌』。じつは大したネタではありません。ただ、クジラの歌とか蜜蜂のダンスみたいなものが、ジャバラにもあるんじゃないかという、SF設定的な演出です。

  • 第1話 プロローグへの応援コメント

    自分は自分で主人公の過去そして過去に一緒に同じ部隊に所属していたヒロインがそろそろ会います!
    ちなみに二人は能力を移植されているんですよね!
    この世界どんな世界かこれから見させていただきます!
    にしてもプロローグから伝わる日本刀もつライガー主役のシリーズの香りが

    作者からの返信

     日本刀持つライガー主役のシリーズって何なのでしょうか? ぼくにはちょっと分からないです。
     
     こちらのコメントは、この作品に対するコメントなのでしょうか? それともハガネさんの作品について語っているのでしょうか。もしそうであるのなら、小説のコメント欄ではなく、ぼくの近況ノートの方へコメントをお願いします。

  • チリトマトはお預け。
    この世界では、いつが最後の食事になるか分からないですから、ゆっくり食べさせてあげたかった(>_<)

    もちろん生き残ればいい話ですけど、退助の操縦テクニックを持ってしても、セイレイの相手はきつそうですね(;つД`)

    作者からの返信

     ぼくだったら、タムヤンクンかなー。
     
     よく、死ぬ前に食べるなら何がいい?という質問がありますが、最後の食事がカップ麺というのはちょっと寂しい気がします。しかも退助はお預け。

     彼がカップ麺を食べられるときは来るのでしょうか……。
     少なくとも、ぼくは書いていませんが(笑)

  • 以前、カップ麺は料理に含まれるかという論争がありましたね。料理と呼んでいいかはともかく、用意してくれたのなら文句を言わずお礼を言おうということになったような気がします(  ̄▽ ̄)

    しかし味わう間も無くジャバラが。
    一時の休息も与えてはくれないのですね(>_<)

    作者からの返信

     以前厨房で仕事をしてしましたが、調理とは「タイミングを合わせること」だとぼくは思います。
     二人で調理するときは相手とタイミングを合わせ、食材への火の通り具合にタイミングを合わせ、複数の調理の完了のタイミングを合わせる。そして、ごはんと味噌汁と焼き魚が同時に食卓に並ぶわけです。
     魚を焼き始めてから、お米研いでたら遅いですからね。

     というわけで、カップ麺は調理には含まれないのではないでしょうか? そこにタイミングを合わせる要素は存在しませんから。
     にも拘わらず、ふたつ同時に作らないというバッド・タイミングの倉木……。

     とはいえ、最後の食事になるかもしれないので、もう少しいいもの用意させてあげたかったです。

  • 神風特攻隊もビックリの、無茶な作戦ですね。覚悟はしてましたけど、『命懸け』じゃなく『命捨て』ですよ(-_-;)

    作戦決行前に死ぬところでしたけど、何とか乗り切りましたね。
    どうせ死ぬなら無駄死によりも、一矢報いてから死にたいですよ(´ཀ`」

    作者からの返信

     まさに神風特攻隊です。特別攻撃の略が特攻なのですが、別の意味になってしまっているとこが日本語の不思議さでしょうか。
     まさに退助たちは、死ぬために死から逃れているようです。
     が、それはジャバラへの反撃という、意味のある死をもとめてのことかもしれません。

  • 明らかになった人類の反撃ミッション。とんでもない作戦ですが、元々ジャバラと戦おうとする時点で無茶なので、これくらい奇想天外なものでなければやる価値もないのかも。

    ここでブシに襲われたら、ミッション開始前に終わってしまうところでしたが、なんとか逃げ延びた。
    まだ始まってもいないのに、ヒヤヒヤさせてくれます(;´∀`)

    作者からの返信

     まさにめちゃくちゃな反撃作戦です。
     反撃の手はあるのに、襲い掛かるブシには敵わず、とにかく逃げるしかない。
     これでジャバラに有効な武器がなにかひとつでも人類側にあればいいのですが、それがない。
     が、しかし、反撃は可能なのです。じっさい成功する確率は極めて低いようですが。

  • 緊迫感が増してきましたね……
    どうあっても死が待っているだけの運命を知りながら、それでも最後になすべきことに向かって生きるという。
    これまでの退助の人生からすると、最期に明確で重要な役割が与えられていることが、希望に思えます。

    作者からの返信

     進むも死、引くも死。おなじ死なら、あばれにゃ損、損。
     とばかりに、ド派手な反撃を期待したいところですが……。

     退助はいままであまりいい思いをしませんでしたね。作戦への参加報酬で五百万円もらったんですが、それを使う時間も、社会もすでにありませんでした。
     でも、彼の存在は、人類の希望となり得ます。

     待ち受けるのは死のみ。でも、その死が彼にとって幸福なものであることを祈ります。

  • そういえば昔アニメで、『動く棺桶』と称されるロボットがありました。
    この棺桶の中で退助は死ぬことになるのかもしれませんけど、その前にジャバラに一度くらいはまともな反撃をしたいですね。

    人類の切り札を、有効に使ってください。

    作者からの返信

     『動く棺桶』! なにそのアニメ。面白そう!と思って検索したら、スコープドッグが出てきて笑いました。
     こりゃまた懐かしいものが出てきましたね。
     ぼくは東京生まれですので、『ボトムズ』はリアルタイムで観ていました。

     そして、退助。まさに棺桶に等しい戦闘機で、敵に特攻させられます。
     この切り札が敵に通用すればいいのですが……。

  • いよいよジャバラとの本格遭遇する確率も上がってきましたね。対策はもちろんしているけど、それと同じくらい運が大事。ここまで強大な相手だと、運の占める比重も大きいですね。
    人類が一矢報いるため、どうか運よ味方して(>_<)

    作者からの返信

     残念ながら、運の要素が大きいですね。
     まともに戦ってかなう相手ではないし、有効な戦術もありません。運よく見つからずに、目的地までたどりつけるか?
     そこが重要になってきます。

     でも、せめて一撃あたえるくらいのチャンスは、神様もくれるのではないかと思います。

  • 黒崎さん、面白いことをやってくれましたね。
    手抜きだって良いのです。隠れていたハンバーグの登場にはビックリさせられましたし、楽しむことができたのですから、嬉しいサプライズでしたよ(#^^#)

    作者からの返信

     なんと、ごはんの下にハンバーグがっ!

     ちょっとしたサプライズです。

     じつは、手抜きなだけなんですが。
     レトルトのハンバーグって、袋から出してレンジで温めてくださいって書いてあるんですが、それをご飯皿の上で温めてしまえば、器をひとつ洗わなくて済むぞ!という、ぼくのズボラな発見です。
     みなさん、どうぞ真似してください。

     とはいえ、最後の晩餐なんですが、これくらいしか用意できませんでした。でも、きっと楽しい食事になったと思います。倉木も喜んでいたし。

  • 手間は省略したかもしれませんが、手抜きが必ずしも悪くなるとは限らない。
    倉木さんにとっては紛れもなくお父さんの味であり、懐かしさが込み上げてきたでしょうね。

    緊張感が続く中、ほっこりしました(*´▽`*)

    作者からの返信

     この、ハンバーグが一番下のハンバーグ・カレーは、うちでよくやります。もしいきなり食べた人がいたら、なぜハンバーグが一番下?と思うかもしれませんが、理由は手抜き。しかも器ひとつ洗わずにすみますからね。

     というような、あまりテロになっていない飯テロ回です。もう少しおいしいものを彼らには食べさせてあげたいのですが、日本の食糧事情がそれを許しませんでした。
     でも、まあ、楽しそうな食事ですね。

  • 第44話 孔冥と秀吉 沈没への応援コメント

    富士山が出っぱってるから。思い付きでコメントしたのが、実はあながち見当はずれでもなかったかも?!
    敵が地殻変動も操作しているなら、火山の仕組みとかも把握していそうですよね。
    絶望的状況ですが、反撃の手はあるんでしょうか……?

    作者からの返信

     富士山がでっぱっているから破壊するは、見事正解でした。とはいえ、あの段階で「正解です」とはコメントできませんでしたが。

     じつはもうひとつ、すずめさんが凄い鋭いコメントされているのですが、それは最終更新日に分かると思います(笑)

     そして、ジャバラ。
     目的が地球侵略とか人類殲滅ではなく、陸地をなくす、でした。これ、このままではどちらにしろ人類は絶滅するのですが……。

     孔冥は反撃の手を考えているのですが、ただ状況的にジャバラを殲滅したり、追い払ったりとかは、ちょっと無理なんです。
     人類は絶滅する。が、そのまえに一発お返しする。
     これが本作のコンセプトでございます。

     その反撃が、爽快感のあるものに書けていることを願っています……。

  • 第44話 孔冥と秀吉 沈没への応援コメント

    ジャバラにしてみれば、たまたま見つけた星を気まぐれに綺麗にしようと思っただけ。
    これが人間の子供のやることだったら無邪気で可愛いって思えるのですけど、ジャバラの行動は迷惑なんてレベルじゃありませんね(>_<)

    目的は分かりましたけど、到底受け入れられるものではありません。
    ジャバラにとってはほとんど無害な雑菌に等しいかもしれない人類ですせど、こっちにも意地があるんだって事を教えてやりましょう!

    作者からの返信

     宇宙は広いです。もしかしたら、何万光年も彼方から旅してきた生命体は、このジャバラのようでないとは言い切れません。運悪くそんなものに遭遇してしまったら……。

     いえ、大きな隕石が激突しても、人類は滅びてしまうのですから、決してジャバラが最悪とは言い切れません。もっと酷いこともあるでしょう。

     残念ながら、ジャバラの気まぐれにより、人類は滅亡への道を直進しています。が、だからといって「はい、そうですか」と滅びることができない。それが人間の知性であり、矜持であります。

     だから、孔冥は「反撃」という選択肢を選びました。
     たとえ大きな犠牲を払ったとしても、ジャバラへ反撃する。

     これはその物語なのです。

  • 第44話 孔冥と秀吉 沈没への応援コメント

    そんな子供の気まぐれのようなもので、人類は、そして地球は未曾有の危機となっているのですね。

    相手が相手ですから、もう怒りを向けるなどという次元の話でもないかもしれない。だけど、だからといって素直に受け入れるのはもっと不可能。
    人類最後の意地として、どうか一矢報いてください(っ`・ω・´)っ

    作者からの返信

     なんと、子供の気まぐれみたいな理由で絶滅させられそうな人類です。でも、たしかに子供はいたずらでアリの巣をふさいだり、蜘蛛の巣壊したりしますからね。
     また、大人でも、Gの姿をみたら問答無用で殺虫剤です。かくいう昨晩、ぼくも大きいのを駆除しました。

     やられる方はたまったもんじゃないですが、向こうは大して気にも留めていない。異星生命どうしのコンタクトとは、これくらいすれ違うものである可能性もあるのではないでしょうか。


     ともあれ、はいそうですか、と受け入れることはできない。
     孔冥も秀吉も反撃の意志を固めています。そして、いよいよ作戦がスタートするのですが、そのためには犠牲がともなう……。

  • 知性の無い金属生命体。なるほど、それでは交渉なんて無理ですね。
    意思を持ってやっている侵略ではなく、天災と同じですもの。

    ジャバラの秘密がわかっても、何ができるというわけではありませんね。
    と思ったら。孔冥にはいったい、どんな策があるのでしょう?

    作者からの返信

     知性のない機械生命体。われわれの常識では測れない存在です。
     なにを考え、なにを求めているのか? いや、考えてすらいないのか? なんとも不気味です。

     が、孔冥はジャバラの謎を解きそこから何か手を思いつているようです。

     本作はすでに書き終えていて、ラストも最初から決まっていたのですが、ここまでみなさんのコメントをいただいてきて、「ああ、別のシナリオもあったなぁ」とちょっと考えています。

     ですが、まあ、ぼくが考える物語は、このオチかなぁということで、このまま書き変えず、ラストまで突っ走ろうと思っています。

  • ついに判明したジャバラの正体。
    金属生命体ということにも驚きましたが、奴らに知性がなく、超科学兵器の数々が進化の結果とは。

    人間の常識なんて通じないというのは嫌というほど思い知らされてきましたが、今回が一番の驚きでした((( ;゚Д゚)))

    作者からの返信

     ジャバラは、地球で言えば蜂や蟻のように、単体としては知性がないのに、全体としては意志ある生命体のようにふるまう種のようです。そこには人間が考えるように知性はありません。とうぜん会話も成り立たない。しかも、人類の存在に気づいているかどうかさえ、怪しいようです。

     こんな異星人がやってきて、無言無感情で攻撃して来たら、怖いですね。
     打つ手がない。

     

  • 人類滅亡までのカウントダウンは既に始まっていて、おそらくそれを止めることはできないのでしょうね。

    だけど、そんな時でもお腹はすくし、少しでも長く生きるためには食べなきゃいけない。例え明日死ぬ運命であっても、それまではしっかりと生き抜かなくては。

    作者からの返信

     明日死ぬと分かっていても、今日は食べなければならないですね。それが生きるものの宿命なのでしょうか。
     やがて滅びる人類。その車輪を止める術はないのですが、いえないからこそ、回り続ける命かもしれません。

     本作は宇宙侵略物のSFなのですが、プロットは単純で、異星人に侵略されて地球人は滅びます。が、その前に敵わぬまでも反撃の一撃を入れる人間たちの物語です。
     明日から第5章。もうすぐ退助の物語がポーラスターに追いつき、孔冥も反撃作戦の準備に取り掛かります。
     破滅と反撃のラストまで、お付き合いいただけると幸いです。
     ハッピーエンドではないのですが、バッドエンドでもないと、ぼくは思っています。

  • 人類滅亡までのリミットは、レトルトの賞味期限よりも短いのですね(>_<)

    そして退助達は、これが最後の晩餐。
    せめて今だけは、美味しく召し上がってください。

    作者からの返信

     レトルトとか缶詰は、賞味期限が長いですよね。
     が、なんと人類はその賞味期限前に絶滅しそうな計算です。

     ここで豪華なお食事をさせてあげたいのですが、残念ながら食糧問題が表面化しつつある日本。もう、レトルトしかありません。

     次回、感涙ものの、黒崎のハンバーグ・カレー! と行きたいところですが、何回かあとになります。

     本日で第4章は終了。次回から第5章です。
     次回でジャバラの正体が、そしてその次でジャバラの目的が、孔冥の口から語られる予定です。

     あと15話で終了いたします。最後まで読んでいただけると、嬉しいです。

  • この回に描かれる情景や状況の何もかもが、刹那的ですごく美しく感じました。
    目に映る風景はもちろんのこと、明日死ぬかもしれない中での食事とか、それを待つ間の奇妙な会話の間とか。
    いつ人類が滅亡してもおかしくないけれど、今たしかに生きている時間があって、共に食事を摂る人たちがいること。すごくいいなと思いました。全然上手く説明できないっ(><)

    作者からの返信

     なんと、この回美しかったですか。

     本作では、滅ぶ人類と、その運命に抗うキャラクターたちを描いているのですが、消え去る前の一瞬の輝きが描けていたのでしょうか!←あまり自覚なし

     明日滅亡するかもしれない人類。少なくとも一年後には滅亡確定。そして、退助と倉木は明日、敵への特攻を決行する予定です。
     絶滅へとひた走る人類の運命。でもそれは、人類自身が招いた絶滅ではなく、いわば外来種によって駆逐される形です。それが生命の本質といってしまえばそうなのですが、人を根絶やしにしようとするジャバラの惑星が空で美しく輝くのは、なんの冗談か。

     個人的には、倉木とうまく会話ができないくせに、黒崎が来たら急に饒舌になる退助が好きです(笑)

  • 第40話 孔冥と秀吉 ブシへの応援コメント

    人型=本体なんてのは、完全に人間の勝手な思い込みですね。

    しかしまさか使い捨てとは。人間の技術や感覚からすると驚きですが、ジャバラにしてみたら、あの程度のものなんて作るのは簡単、いくら消費しても惜しくもない、みたいな感じなのでしょうか。

    作者からの返信

     ジャバラのブシ。孔冥の推測では使い捨ての人間駆除機でした。

     じつはブシの設定は人間界にある、ある物をモデルにしています。その解説はのちのち孔冥がしてくれるのですが、とにかく本作でぼくが練ったのはジャバラの設定でした。

     ぼくは映画の『インディペンデンス・デー』が大好きなのですが、あれに出てくる宇宙人が残念なくらいテンプレの悪い宇宙人で、そこが少し不満なんです。
     というわけで、本作ではジャバラの設定において、「地球の常識が通用しない
    異星人」を心掛けました。
     それが物語として面白い方向へ作用してくれているといいのですが、こればかりは読んでいただかないと分からないです。
     
     あと十日ほどの連載で終了する本作ですが、できるならば最後までお付き合いください。

  • 第40話 孔冥と秀吉 ブシへの応援コメント

    ブシはさしずめ、電池で動く人形といったところでしょうか。
    人型ということで本体かと思いましたけど、やつらをこっちの常識で図るべきではないですね。

    作者からの返信

     ブシはさしずめ、電池で動く人形。その通りです。冒頭から出ているので、これがジャバラの本体、すなわちラクシュミー星人、かと思いきや、じつは単なる銃弾扱い。
     電池が切れたら充電せず、廃棄されてしまいます。

     この辺りのSF設定。どれくらい読者の方にウケるか分かりませんが、プロットではなく、本作は設定から作られています。
     すなわち、侵略者のSF的考察です。なんか、えらそうな言葉ですが。
     なので、かなり早い段階から、読者に「ジャバラの目的はなにか?」という疑問をもってもらうようにしました。

     地球侵略物のSFは、マンガにもアニメにも多いのですが、ぼくは「そもそもなんで侵略するん?」というところが、大事なんじゃないかな?と考えて本作を書きました。

  • 第39話 退助 恫喝への応援コメント

    山賀。真っ先に逃げたところまではまだ我慢するとして、みんなに知らせるくらいはしようよ。
    なんて言っても、こういうやつは最後まで自分のことしか考えないのでしょうね(-_-;)

    こうしている間にも、ジャバラはすぐそばに迫っているかもしれない。別の場所に逃げても、安全なところなんてどこにもない。
    どんな選択をしても、その先には絶望しかありませんね(>_<)

    作者からの返信

     山賀。しょうもない奴です。これがちゃんとしたリーダーだったならば、責任感というものがあって、下の者にも慕われるのでしょうが、彼が欲しがっているのは子分とか家来とかで、仲間ではないのです。

     そして、ジャバラの侵略は続きます。容赦がない。どこにどう逃げても地球上に安全場所はありません。
     この絶望的な状況で、孔冥はどんな反撃を試みるのか。そして、そのときの退助の役割は……。

  • 第39話 退助 恫喝への応援コメント

    悪ぶっている山賀も、ジャバラの前では可愛く思えてきます。
    言葉なんて通じない、ただ無慈悲に躊躇いなく命が奪われる様子に、心底恐怖したことでしょう。

    何とか逃げてこれましたけど、これはただの一時しのぎ。
    いずれ魔の手が自分にも伸びると思うと、絶望しかありませんね(>_<)

    作者からの返信

     山賀の、喧嘩で負けたことがないがどこまで本当か分かりませんが、それは所詮人間同士の話。異星からの侵略者に対して、そんな自慢話は通用しないでしょう。喧嘩した相手も、自分より弱い者ばかりだったかもしれません。
     それは戦う、ではなく、いじめる、なのですが。

     そして、恐怖に震えあがった自分自身をごまかすために、手下どもを恫喝する。彼は決して強い人間ではないですね。
     
     とはいえ、ジャバラが退助のそばまで迫っています。このままでは危険ですが、果たしてどこに逃げれば。
     残念ながら、ここには絶望しかありません。本作はそんな絶望しかない世界の物語です。
     痛快さがなくも申し訳ありません。

  • 元々の技術力に天と地ほどの違いがあるというのに、地球用の対策までされたらいよいよ手におえません(>o<")

    わざわざ新型兵器なんて作らなくても、どのみち人類に勝てる見込みなんてないのに。少しは手加減して( ω-、)

    作者からの返信

     凄い科学力をもったジャバラは、なんと地球に襲来してからその環境に適した兵器を即席で製作していました。

     しかも、地球人がいまだ検出すらできてない、いや最近できたんでしたかね、重力波まであやつります。核融合もちょちょいとやってしまいます。

     これでは人類破滅のときも、近いでしょう。そして、反撃の手は……ないのでしょうか。
     

  • 現地で情報を得て、それに合わせた戦略兵器を作ってくるなんて。
    この学習能力と生産能力、友好的な異星人が持っていたら、さぞ便利な力だったでしょうけど、使われ方が最悪ですね(/≧◇≦\)

    こっちが反撃の手だてを考える間に、敵はどれだけ恐ろしい兵器を造るでしょうか(>_<)

    作者からの返信

     もう化学力が根本的に違います。それをいいことに役立てればのいいのですが、ジャバラは破壊に使っています。
     しかし、異星人と遭遇して、その価値観や科学力が近いことは稀かもしれません。天文学者のカール・セーガンも、星間戦争は科学力に差が大きい場合が多いだろうから、滅多に起こらないのでは、と説いていました。

  • ジャバラが本気を出せばどのみち人類なんてひとたまりもありませんから、わざわざ精神的ダメージを狙って富士山を攻撃するなんて回りくどい手を使うとは思えませんね。

    いかに未知の異星人であっても、行動には必ず何か理由があるはず。問題は地球人にそれが理解できるかどうか。
    いったい何が目的で、地球を侵略しにきたのでしょう。

    作者からの返信

     ジャバラの目的はいまだ解明できていません。
     もしらかしたら富士山を破壊したのも、単なる気まぐれかもしれないのです。
     ジャバラはいったい地球になにをしにきたのか。
     孔冥はかなり早い段階でそれを気にしていました。
     やつらの欲しいものはなんだ? それによって対策も変わってくるはずですから。

  • 「富士山が日本人のアイデンティティ」というのも、人類の常識でしかないわけですもんね。
    単にここらで一番出っぱったものだから狙いやすかったみたいな感じかもしれませんしね。

    孔冥の考察が面白いです。

    作者からの返信

     異星人との遭遇は、地球人の常識を覆すことばかりですね。
     富士山がでっぱってるから破壊したというのもあるかもしれません。なにしろ長射程での射撃でしたから、地球は丸いので、狙えるものが富士山くらいしかなかった……のかもしれません。

  • 富士山への攻撃で日本人は心を折られましたけど、それがジャバラの狙いだったかどうかは定かではありませんね。

    ジャバラに人間の常識やルールが通用しないのと同じで、奴等の根本的な目的も、予想外の所にあるのかも。
    もしもジャバラの狙いがわかったら、一矢報いる手だてを考えられるかもしれませんね。
    それまでに、人類がどこまでダメージを受けているかはわかりませんけど(^_^;)

    作者からの返信

     さすがに富士山を吹き飛ばされると、ショックですよね。が、果たしてそれが日本人の精神的ダメージをねらったジャバラの攻撃かは定かではありません。

     ジャバラの真の目的。それが敵の行動の謎を解く鍵になるのですが、それはまだ分かりません。

     奴らの目的とはなにか?
     そして、地球人の反撃とは?

     物語はすでに後半に突入しております。ここまで面白い展開であればいいのですが、あと少しお付き合いくださいませ。

  • ジャバラは国土だけでなく、人のモラルをも破壊してしまいましたね。

    いえ、例え原因がジャバラだとしても、自らがどう行動するかは、当人が決めること。いじめという手段に走る者もいれば、自分達よりずっと強いジャバラに一矢報いようとする者もいる。
    本当にピンチでどうにもならないような時こそ、人の心の強さが浮き彫りになってきますね。

    作者からの返信

     人か何か激しい行動をとるとき、なにか他に原因があるものです。だいたいがその原因というのは、他人から見れば取るに足らないつまらないものなのですが、往々にしてそれは「不満」です。
     その「不満」を、他者をいじめるという行為にもっていくかどうか。たしかにその人の価値が問われますね。

     取るに足らない不満をかかえて、それを腹に溜め込んで、弱者をいたぶる人。
     残念ながら、人間社会のあちこちにいます。

     できることなら、自分はそんな人間になりたくないものだと考えています。

  • 新しい避難所に行っても場所を譲ってもらえないばかりか、異議を唱えたら暴力でねじ伏せられる。
    ジャバラだけでなく、追い詰められた人間も怖いですね(>_<)

    人間同士で争ったりイジメたりするのではなく、矛先を向けるとしたら元凶であるジャバラにしてほしいですね。
    弱い人間の反撃。どうか一矢報いる事ができますように。

    作者からの返信

     電車の座席なんかでもありますが、先住民みたいな感覚ってありますよね。それを言うなら、先住民自体がまさにそれなんですが。
     自分の物ではないのに、さきに自分がいたから自分が優先だと。それが単なる動物的本能なのか、それとも人という種に於いての正義なのか。
     
     でも、避難所が足りない状況だと、とうぜんこうなるかもしれません。

     敵はジャバラなのですから。

     本作の趣旨を、やっと倉木が解説してくれました。
     人類はジャバラの侵略に対してなすすべなく滅亡すると思います。が、かなわぬまでも反撃の一撃を。
     本作はそういう宇宙侵略SFです。

  • 第34話 孔冥と秀吉 振動への応援コメント

    例え災厄の大元を退けたとしても、破壊されたインフラや食糧不足の問題で多くの人が命を落としていきそうですよね……
    まだジャバラが何かしてきそうなのが恐ろしいです。

    作者からの返信

     むかし、『ウルトラマン』について書かれたエッセイで、「本当の戦いは、怪獣を倒してから始まるのではないか」という話を読んだ記憶があります。教科書に載っていたのかな。

     異世界から来た、話し合いにもならない異星人が侵略してきて、地球がめちゃくちゃにされ、たとえその異星人を殲滅できたとして、そこから復興するのはものすごく大変なことだと思います。
     また、作中の時間の流れの中では、惑星ラクシュミーの蝕が生む、地球の寒冷化までは描けていません。が、この影響は大きいと思います。気候の変化が人類の緩やかな絶滅を生むかもしれない。
     ここからの復興は、正直とても難しいと思います。

  • 第34話 孔冥と秀吉 振動への応援コメント

    それでも残る辛いラーメン。

    泥のついた赤いキツネでも洗ってありがたくいただいたものです。
    マ○ちゃんの倉庫も海沿いでしたからね、会社の方も独自の判断でしょうが遠慮しないで持ってって言われたそうです。

    作者からの返信

     すみません、コメントの意味がわかりません……。

     なにか、そういう事件があったのでしょうか。

  • 第34話 孔冥と秀吉 振動への応援コメント

    食料問題が表面化してきたら、きっとどうして対策を立てていなかったと腹を立てる人も出てくるでしょうね。
    けどどうしようもありませんよね。備蓄している食料が尽きた後、人々がどんな行動に出るか心配です(>_<)

    迫り来る餓死の恐怖は、ジャバラにも負けていません(;つД`)

    作者からの返信

     食糧問題は日本が抱える大問題のひとつですね。
     たとえば卵かほぼ国内の物でまかなえているのですが、卵を産む鶏のエサはほぼ輸入です。
     この食糧問題が表面化すれば、とうぜんなぜ対策を立てなかったんだと怒る人いるでしょうが、怒っても、誰かが謝罪して新しい食料をもってきてくれるわけではないですからね。

     日本は絶滅への道をひた走っています。

  • 第34話 孔冥と秀吉 振動への応援コメント

    今すぐジャバラを何とかできても食料問題が解決できるわけではありませんし、日本はいち早く詰んでしまったかもしれませんね。

    しかしそんな絶望的な状況でも、できる限りの対策はしなければならない。最後の最後まで、どうかあがき続けて(>_<)

    作者からの返信

     食糧問題は、まえから気になっていたことの一つです。日本の食料自給率は四十%を切っていて、いまも下がり続けているのではないでしょうか。
     世界的災害が来たら、日本は食糧危機に陥り、単純計算で国民の六割が餓死します。こればかりはどうにもならない現実で、決して政府のせいにばかりもできません。

     異星人の侵略、までは行かなくとも、世界的な災害が起こらないことを祈るのみですね。

  • 第33話 退助 移動への応援コメント

    ジャバラに対して怒るのは当然ですけど、もしかしたら奴等は地震や火山の噴火と言った、災害と同じなのかもしれませんね。
    規模は地震や火山ほど、生ぬるくないですけど(>_<)

    作者からの返信

     地震、火山、イナゴの大発生。
     そう考えると、ジャバラの侵攻はちかいものがあります。が、異星人といってしまったら、もうそいつらに憎悪の感情が生まれるから不思議です。
     人間同士の駆け引き、利益の奪い合い、善と悪。
     そんなことお構いなしに、好き勝手に破壊と侵略を続けるジャバラ。

     ですが、退助は新しい避難所に移動することが出来たようです。
     

  • 第33話 退助 移動への応援コメント

    ジャバラ相手に核が役に立つかどうかはともかく、政治家達は核使用に踏み切ることで後々叩かれるのではないかという思いがありそうですね。
    こういう時でも、いえこういう時だからこそ、保身を考える人はいつも以上に慎重になりそうです。

    作者からの返信

     この辺の判断は難しいところですね。核兵器を使用してのちのち叩かれるかもしれないし、逆によくぞ決断したと賞賛されるかもしれないし。
     が、政治家は、「歩いている集団がいたらその先頭に立って歩く」のが仕事です。
     「9.11」のときに、米国民はもちろん日本の人たちも、アルカイーダに報復すべしという雰囲気になり、事実それは実行されました。
     被害が出たから、報復する。そういう論法もありますね。

     では、大津波が来たら、海に報復するのでしょうか。異星人襲来とは、果たして人災なのか、天災なのか。
     自分で書いていても、コメントをいただいても、そしてさらに自分で読み返しても、いろいろ考えさせられてしまいます。

  • 第33話 退助 移動への応援コメント

    日本が災害に遭ってますから自○党が政権を握ってないのではと邪推しております。

    科学者は……本業はタレントなんでしょうね。

    作者からの返信

     ぼくは政治は詳しくないのですが、こういった災害とかの火急の場合は、自民党が強い印象がありますがどうなんでしょう。

     ここでテレビに出ている科学者はもちろんタレント学者さんです。
     まじめな科学者はみんな、孔冥に協力していて忙しいはずです。


  • 編集済

    》ポーラスターは現在、山の中を、

    個人的な感覚で申し訳ないですが蓮田SAだと関東平野内で「山の中」に違和感が拭えません矢板ICまで山はないと。

    東北道を走ると蓮田SAって何故か寄ってしまいますね。


    黒崎さん自衛隊の車両なんだから駐車の際に輪止めしないと!

    追記
    ご丁寧な返信、いたみいります。

    ガチな軍用車の車止めのカッコ良さ、分かりみが深いですね。
    一方ロシアでは鉛筆……の枯れた技術の美学がダンディズムとして感ぜられます。
    それがハイテク機器でしたらもうギャップ萌え萌えですね。

    そこで、次回のドローンの着陸には黒崎さんのパドル誘導で着陸をおながいします。
    やっぱ、ぶっ飛んじゃいますかね。

    重ねてサーセンした。

    作者からの返信

     おお、いろいろご指摘ありがとうございます。

     蓮田はさいきん仕事でよく行くのですが、あそこは山の中ではないですね(笑)。なんとかうまく訂正します。

     あと、車止めの問題ですが、トラックはもうサイドブレーキかけてギアをバックとかローとかに入れても、車止めは絶対かけなければいけません。
     ただ、作中の表現で、いちいち描写するのうざいので削除しています。
     が、そういうことを知っている人には気になる部分でしょうし、ポーラスターみたいに超重量の大型車ではなおさら車止めが必要ですね。

     でも、ハイテク車だから、なにか特別なホイール・ロック機構の方がいいかな?とか考えてます。
     これがガチガチの軍用車だと、車止めとか逆にカッコいいんですけど。

  • 第32話 孔冥と秀吉 金属への応援コメント

    鉄だけにハードSFしてますね。

    ダイヤモンドは燃えるって認識でしたけどホントに燃やしたセンセがいらっしゃって、結晶構造はとてもじゃないが燃えたもんじゃないって話しを思い出しました。

    よく考えつくな~と感心しきりです。

    作者からの返信

     原子配列に歪みのない金属が強固だという話をすごい昔『ニュートン』で読んだ記憶があるので、ここで結晶化金属の設定を出してきてますが、お気づきのようですが、SFの設定の範疇です。
     結晶化金属がミサイルをはねのけるかは怪しいので、ここで書いた展開は「嘘」だと思っておいてください。

     あと、核兵器を作ったのはアインシュタインと秀吉が言ってますが、あれも間違いですね。というか、一般的によくある勘違いです。
     それを書くのは敵わないと思うのですが、ここでは孔冥にきちんとそれを否定させるべきでした。
     後日改稿します。

     小説を書いて外に発表することは、案外責任が伴うものだな、とちょっと反省してます。

  • 第32話 孔冥と秀吉 金属への応援コメント

    核兵器を使うなんて、普通なら正気の沙汰ではないですけど、事態が事態ですからねえ。このままジャバラを放置しているより、マシかもとすら思えてきます(>_<)

    もっとも核を使った結果、最悪な状況が更に更新されるかもしれませんけど:;(∩´﹏`∩);:

    作者からの返信

     核兵器は良くない!と考えるのが、現代の常識です。
     が、結局そんなもの、異星からの侵略があれば、ふっとんでしまう、人間同士の共有感覚でしかないですね。
     なりふりかまわず核攻撃!

     でも、冷えた頭でちゃんと考えれば、核攻撃が通用しないことは、わかるはず。
     でも、この状況なら、ぜったい米中ソはジャバラへの核攻撃を開始するだろうと予測しての展開です。

  • 第32話 孔冥と秀吉 金属への応援コメント

    同じ鉄でも、それを加工する技術が違えば想像を絶する防御力を発揮するのですね。

    通常の兵器でダメなら、核を使う。ジャバラを放っておくわけにはいかないので無理もありませんが、虎の尾を踏む結果になりそうです(>_<)

    作者からの返信

     ぼくは居合をやってまして、その関係で、刀匠が打った鉄の刀とか、合金の居合刀とか使う機会が多いのですが、ちゃんと打った刀の優秀さは、驚くほどです。ぶち当てても曲がらないし、刃も歪まない。いっぽう居合刀は当てれば刃の部分(刃はついていません)が歪んでガタガタになるし、もう性能が段違いです。

     ただ、誤解しないでもらいたいのですが、ここで語られている結晶化金属の話はぼくの創作であり、SF設定の範疇になります。

     結晶化した鉄が強固であるかは、不明です。実際はそんなこと、全然ないかも知れないです。

  • 五百万は大金ですけど、三途の川を渡るには六文銭あれば十分ですからねえ。
    この世界では最低限のお金さえあれば、後は必要ないかもしれませんね。

    みんなジャバラから逃れようと必死ですけど、こんな状態では多少死ぬのが延びるだけなのではと不安になります(>_<)

    作者からの返信

     お金があっても、もう使う場所がない状況です。……全然嬉しくない。

     とりあえず避難。それしかないのですが、相手はの何光年もの宇宙を渡ってきた敵です。地球にはもう安全な場所はないといえます。それでも生きることを諦めない、生き延びようとみんな必死になるとは思うのですが、事態はどんどん悪くなり……。
     
     本作、だいたい今半分くらいなのですが、描かれているのは絶望的な状況です。この後、孔冥がジャバラへの反撃作戦を立案するのですが、果たしてそれでジャバラを撃退できるかどうか……。

  • 津波による人的被害が最小限に抑えられたのは幸い。ですが、その後にも過酷な日々は続いているのですよね(>_<)

    五百万という報酬は魅力的ですが、使えなくては意味がありません。死ぬかもしれないのはもちろん、国が滅びたら通貨というシステムも崩壊しますからね(´・ω・`; )

    作者からの返信

     津波による被害は孔冥の予測で最小限に抑えられました。このあとも何度か孔冥の予測が人を救うのですが、被害はどんどん拡大していきます。
     異星人襲来というのは、果たして自然災害にあたるのでしょうか。

     そして大金を手に入れた退助。ただし、それを使うことが出来る世界はもうないかも知れません。なんとも不幸な主人公です。

  • 第28話 退助 救援への応援コメント

    先の見通しも立たない状況が、一番恐ろしいですよね。ひとまず逃げても、そのあと安全が保証されているわけでもない……
    もうどうなってもいいやと自棄になる人も出てきそうです。

    作者からの返信

     地震が一部の地域だけだと良かったのですが、これが全世界的となると、助けてくれる余力のある人がいないはず。
     でも、被災した退助は、まだ助けてもらうのが当たり前だと思っています。中学生ですし。

     この絶望的な状況で正気を保つのは大変ですね。きっと頭がおかしくなっちゃう避難民も大勢いたと思います。


  • 編集済

    第28話 退助 救援への応援コメント

    》その寄り戻しが来ると予言されました
    予想の方が適切でしょうか。

    退助が思ったほどねじ曲がって無いようでちょっと安心でした。
    避難所でいい話だな~で終わりにしてないのがいいですね。

    作者からの返信

     「予言」になってますね。ちょっとおかしいですね。予測に直します。

     退助は、これまでいろいろと酷い目に遭ってきたのですが、きっといつか幸せに……ならない!という展開です。

     ごめんよ、退助。

  • 第28話 退助 救援への応援コメント

    衛生は再び打ち上げれば良いとか、津波も一度きりとか言っていますけど、本人も本当に大丈夫と思っているかどうか、定かではありませんね。
    地球の自転が変わってこれからどうなるかなんて、誰にもわからないのですから(>_<)

    希望の後にやって来た絶望。だけどこの時職員が言わなくても、そう遠くないうちに絶望は訪れたでしょうね。

    作者からの返信

     王様に敗戦の方を知らせた使いの兵士が首を斬られたという故事がありますね。

     区の職員はまったく悪くないのですが、いえそれどころかみなさんのために身を粉にして頑張っていると思うのですが、彼が伝えた厳しい現実はそれを伝えられた者たちの反感を買ってしまいます。
     
     しかし、つぎつぎと襲い掛かる災厄は、これまで普通の暮らしをしてきてそれが当然と思っている人たちには、ちょっと耐えられないものに違いありません。

     これからの地球の未来には、絶望しかないのかもしれません。

  • 函館市民は強制着陸にまたかと思った。
    おまえはベレンコ中尉か!

    作者からの返信

     ベレンコ中尉って誰かと思ったら、ミグ25のパイロットなんですね。
     あの事件はびっくりしました。歳がバレますが。
     自衛隊のF4戦闘機を振り切って強行着陸しましたからね。

     もっとも今回は都市の真上に超巨大宇宙船が着陸してきたので、函館市民のみなさんはほぼ全滅ですが。

  • 第28話 退助 救援への応援コメント

    よかった。自衛隊と食事、来てくれた。
    しかし告げられた数々の事実の前に、より絶望が深まりましたね。

    職員は復興の目途もたつと言っていますが、それを鵜呑みにするにはあまりにも事態が過酷すぎます(>_<)

    作者からの返信

     助けが来ました。自衛隊も職員もサボっていたわけではなかったみたいです。
     が、区の職員の言うことは鵜呑みにはできないですね。だいたい、狂った自転なんて人間の力で元に戻るものではないですからねそれでも人間は環境に対応して生きていくかも知れません。ジャバラがいなければ……。

  • >あそこでプラカードを持って声を上げているということは、地震で家を失ったり家族と離れ離れになったわけではないのだろう。

    異星人に対して抗議するという活動の無意味さもさることながら、退助から見た彼らの行為の空虚さが、心境的にもすっと割り切れないものがありますね。
    地球人同士でも相容れないことってたくさんある。

    作者からの返信

     返信遅れました。

     なにか外国のニュースではよくプラカードもって抗議している人たち大勢いますね。もちろん日本でもあるのですが、すこし感覚が違う気もします。
     このプラカードもって抗議するは映画の『インディペンデンス・デイ』からとってるんですが、宇宙人に抗議しても意味ないと感じたり、どこか感覚のズレを感じたりするのは、被災して避難所暮らしの退助の立場からそうなるかなぁという書き方です。

     状況によって人間同士でも価値観にずれが生じるのに、異星人にそれを求めても……とは思いますが、そんなことも含めて描いてみたかった地球侵略ものです。

     ちなみにジャバラは、『インディペンデンス・デイ』の異星人みたいに安っぽくは……。

  • 友好の意思を伝えるとか、プラカードを持って声を上げるとか、後で思えばなんと暢気なことをしていたのでしょうね。
    ジャバラは移住してきたなんて、最初誰が言い出したのでしょう。本当にそうだったかまだ良かったですけど、相手は予想していたよりもずっと、質の悪い異星人ですよー(≧◇≦)

    作者からの返信

     友好の意志を伝えるとか、プラカードを持って抗議とか、映画『インディペンデンス・デイ』でもやってましたね。ちょっと参考にしました。
     でも、実際にありそうだと思います。

     ただ、のちの展開を知っていると、なんとも無意味なことでした。
     ぼくはぼくの考えた地球侵略もののSF小説を書いているのですが、なんか他の創作物にくらべて侵略者のジャバラがやっていることが、かなりエグイですね。被害も大きいし。

  • 宇宙人Go home !
    抗議デモのくだりいいですね。
    まったくその通り、ボランティアでもしろよと。

    ぁ、そのまえに働け!

    作者からの返信

     異星人に抗議のデモして、効果がある場合もあるでしょうが、この場合はまったくの徒労です。ジャバラは地球人とコミュニケーション取る気は全くないようですから。

     でも、まあ、やはり最初は「友好」の意思表示、そして不満があったら抗議のデモでしょうか。

     結果として滑稽なほど無意味だったのですが。

  • ジャバラに対してわかっていることが何もなく、自分たちの常識が通じるかすらもわからないのですから、コメンテーター達が何を言っても空しく思えますね。

    抗議やプラカードでどうにかなったらどんなによかったことか。
    後のことを思うと、こんなことができる分まだ余裕があったと言えるのかも(>_<)

    作者からの返信

     映画でも、異星人には色々いますよね。友好的な異星人とか、人間に近い異星人とか。知性があれば、姿は異様でも対話は成り立つかもしれませんが、支給人の常識が果たして痛痒するかどうか。
     とくに、異星人に責任をとらせるとかは、ちょっと滑稽な気もしますが、そういう地球人側の、常識にとらわれた考えや感覚をここでは描きたかったんです。

     結果的に、映画にでてくるような分かりやすい異星人ではなかったわけですが、しかしまずは友好を考えるのは正解だとぼくも思います。

  • 同乗者の退助にシートベルトをさせてない黒崎のテキトー人間ぶりがいいですね。
    それで倉木さんに白い目で見られてそう。

    生まれも育ちも異なるジャバラ星人ですから何考えてるかわからない怖さゆえ、ハラハラドキドキです。

    》クラッチを煽り、
    ダブルクラッチ操作?

    作者からの返信

     あ、そうですね。シートベルトしていると、ダッシュボードに胸をぶつけないかもしれないですね。それとも、ぶつけるんでしたっけ?
     でも、トレーラーの運転席は広いから、どちらにしろぶつからないですね。

    >クラッチを煽り
     ダブル・クラッチではないのですが、急停車ですのでそんなにシフトダウンしている時間ないかもしれないですね。

     後日、しらーっと書き直しておきます。

  • どうしてセンサーに引っ掛かっても襲われない事もあるのかは謎ですけど、おかげで助かりましたね。

    理由が分かればジャバラから逃げやすくなりますけど、そう簡単に分かれば苦労しませんね。
    何がきっかけで見つかるか分からない以上、黒崎さんには禁煙を続けてもらいましょう。喫煙者にとっては、苦行かもしれませんけど(^_^;)

    作者からの返信

     センサーに引っかかっても襲われないことがある。それはもしかしたらジャバラにとって人類抹殺が最優先事項ではないからかも知れません。とすると、やはり孔冥のいうとおり、ジャバラの目的を知ることが重要になってきます。
     もっとも、それが分かってもどうにもならないという場合もありえますが。

     ということで、黒崎さんには禁煙を続けてもらいます。
     さすがに火がついていれば、センサーに引っかかりやすいですからね。
     安心したら一服したい気持ちもわかりますが……。

  • よかった、助かった(>_<)

    センサーに捉えられなかったのか、捉えられても見逃してくれたのか。
    後者なら、例えこちらがいくら頑張っても、最終的にはジャバラの判断一つで全てが決まってしまうかもしれませんね。

    作者からの返信

     運よく助かりました。
     見つからなかったのか、見逃してくれたのか、そこは不明ですが。

     戦えば必ず負けます。が、飛翔機械に関しては、めんどくさがってなのか、助かることもあります。これがブシだとそうもいかないのですが。
     そもそもジャバラは戦って勝てる相手ではない。時が来たら引き上げてくれるというのなら、そこまで耐えるという選択肢もあるのですが……。

  • 妖星ゴラスですね。
    ラストに博士の言葉で締める様式美でした。
    軌道を変えたら戻さなきゃならないといった感じで当時の人は律儀だったんですね。

    昔のSFネタでジジイのハートをがっちりつかんでますね。

    作者からの返信

     妖星ゴラスですか。なんか見た記憶はあるんですが、ちょっと内容は曖昧です。
     でも、真面目に考えて、ロケット噴射で地球は動かないですよね。質量比とか考えるとなおさら。
     

  • 》海面が盛り上がって干潮が起きる?
    干満か満潮?

    満潮時刻が一日に二度あるのが不思議だったのですが目から鱗でした。
    潮汐力について図解よりも文章の方が解りやすい稀有な例ですね。

    作者からの返信

     こんちは、@miyanohraさん。説明変なところありましたかね? 分かりにくいところがあれば書き直します。
     潮の満ち引きは月によるものとみなさん知っていますが、案外潮汐力は知られていないですね。

     あと、コリオリの力なんかも案外知られてないですね。←これは今回は説明していませんが。
     

  • ジャバラが地球にやって来たのは、好奇心からか。それとも手に入れたい何かがあったのか。
    何にせよこの未曾有の大災害を引き起こしたのですから、迷惑な話です。
    お前らさっさと星に帰れー(/≧◇≦\)

    作者からの返信

     友好的な異星人だったら良かったのですが、このあとめちゃくちゃ侵略してきます。なにが気に入らないのか? なにが目的なのか?
     それが分かればある程度の対策は立てられるのですが……。

     孔冥はこの段階でそのことに気づいていました。
     最終的にジャバラの目的は分かりません。が、こののち孔冥は、こうであろうという推測を立てます。
     それは驚きの理由……と読者の方々が感じてくれる内容だといいのですが。

  • 異星人の登場には誰もが驚愕。ですが今のところ、海の上にいる宇宙船よりも目の前に迫っている危機の方が大事ですね。

    しかし、新たな危機は既に間近に迫っていた。知っていたからといって何ができるというわけではなかったかもしれませんが、この後の事態を思うと、逃げてと伝えたいです(>_<)

    作者からの返信

     大地震に被災して学校の体育館に避難していると、テレビで異星人が来たというニュースが流れてくるという、なんともシュールな展開です。
     が、異星人が襲来したとして、どんな状況であれ、それを知るのはやはりテレビでしょうから、現実感は薄いです。
     
     いきなり異星人と言われても……

     そんな感じでしょうか。たしかに新たな危機を知っていたからといって何が出来るということもありませんし、この後の事態にしても、逃げると言ってもどこへ?という大問題がつてきます。
     人類の絶滅へのカウントダウンは開始されたといっていいでしょう。

  • 想像していた操縦スタイルとは、まるで違うものになっていましたね。それでもちゃんと動かせているのはさすがですヽ(=´▽`=)ノ

    いやなことも全部忘れられる。この世の中を見ていると、この言葉がとんでもなく重く感じます(>_<)

    作者からの返信

     今現在ドローン、というか無人機の研究開発が軍事の世界でも進んでいるようですね。いずれ戦争は無人機によるリモート戦闘になることでしょう。もうゲームの世界ですね。
     もちろんそういうSFもぼくは書いていますが、自作の宣伝はまた別の機会に(笑)

     コントローラーで操作だと思ったら、ガチのコックピットによる無人戦闘機の操縦でした。ちょっと「聞いてないよー」な展開ですが。

     ともあれ、もし人が空を飛ぶことが出来たら、きっと嫌なこともつらいことも忘れられる。飛行機に乗ったときなんかとくに思うんですが、空の上はほんと青く澄んでいて綺麗ですね。
     作中退助がほっとできるのは、この「空を飛んでるとき」だけかもしれません。

  • 使いやすいコントローラーじゃなくても、ちゃんと飛ばせていますね。
    大変な状況は変わっていませんが、今だけはドローンを大空に飛ばして、くすんだ心を晴らしてください。

    きっとこれから、大変なことがたくさん起きるのでしょうから、せめて今だけは(-_-;)

    作者からの返信

     もしかしたらコントローラーの方が実は難しいのかもしれません。昔、PS2のコントローラーで「グランツーリスモ」やって、ドリフト中にスピン回避のカウンターステアとか当ててましたけど、いま考えたら凄い話です。

     今までもつらかったし、これからも辛いことしかないだろうし、息つく先は地獄の1丁目なんですが、でもせめて、空を飛んでいるいまだけは、その心が解放されますように。
     ま、身体は地上にあるんですけれど……。

  • 本格的なコクピットだった……!
    ラスト一行がちょっと胸に来ますね。これまで辿ってきた道、苦しいことばかりでしたもんね。。

    作者からの返信

     トレーラーの後部にコックピットがあります!

     じつは以前戦闘機が出てくる小説書くときに、取材と称して羽田空港の近くにある天空橋ってところで営業している戦闘機シミュレーターを体験できるお店に行ってきた経験を流用しています。
     F16とF18とF35ライトニングⅡを飛ばしてきました。シミュレーターだけど。

     ラスト1行。
     仕事とか実生活とか、大変なことつらいことたくさんありますが、小説を書く力という翼でもって創造の空を飛んでいるときは心が自由になれる自分の気持ちが反映されているかもしれません。

     異星人に侵略されても、地球自転が狂っても、それ以上に青い空は大きい、のかな。

  • 第21話 孔冥と秀吉 名称への応援コメント

    命名、ジャバラ。人類にとって、忘れられない名前になりそうですね。

    ジャバラの言語がわかればまだ多少の対策はできるかもしれませんが、それができれば苦労はしません(>_<)

    作者からの返信

     ジャバラの言語も不明です。もちろん奴らが何を通信しているのかは分かりません。が、五つの母音と十の子音から、その固有名詞を日本語に当て嵌めたという設定です。

     ジャバラとかテンクウとかは、日本語っぽい名前にしようと思って考えました。日本語って音が独特なものが多いですよね。タイトルにあるアクギャクホルムのアクギャクとか、漢字だと悪逆を当てられるんですが、音が独特で面白いと思います。

  • 第21話 孔冥と秀吉 名称への応援コメント

    台風と同じサイズの飛翔体。こんなのにいったいどうやって戦いを挑めば良いのですか(;゚Д゚)

    ついにジャバラという名前が出てきましたね。
    人類を滅ぼしかねない悪魔の名前です(>_<)

    作者からの返信

     ジャバラのテンクウは、直径二百キロです。台風と同じくらいのサイズですから、もう天気図に表示されちゃう大きさですね。
     もう古代人の葦船とタンカーよりもサイズに違いがあります。

     創作裏話になりますが、異星人の名前を日本語ってぽくしたくて、これらの名称と五十音の設定を考えました。
     最初に考えたのは、タイトルにあるアクギャクホルムで、ジャバラは別作品の敵の名前でしたが、こちらに流用しました。

  • 第19話 退助 避難所への応援コメント

    地球の自転が変わり、朝や夜がメチャクチャになってしまうなんて、初手の被害が大きすぎますね(>_<)

    情報は入ってこなくても、これがただの地震ではすまない異常事態だということに気づく人は多いはず。
    だけどまだ、悪夢は始まったばかりなのですよね(;つД`)

    作者からの返信

     ハリウッドの地球侵略ものの映画を観ていると、攻めてきた宇宙人は地球の都市を破壊するだけなのです。あとせいぜい人間を食料にしたり。
     でも、本当の宇宙のかなたからやったきた異星人が、そんなありがちなこと、するのかな?というのがぼくの考えです。
     そこで、「じゃあ、そうではない地球侵略もの」を書いてみようと思ったのが本作です。
     ラスト近くで明かされる、ジャバラの侵略理由。ぼくとしては、人間を食料に、よりもあり得るんじゃないかと思っているんですが、そこは読者の評価をお待ちします。

  • 第19話 退助 避難所への応援コメント

    まさか地球の自転が狂うなんて、気がつかないのも無理はありません。

    この前代未聞の事態の対応を求められる政府には多少同情もしますが、だからといって何もしない理由にはなりません。食べ物や飲み水の確保なり、防寒対策なり、何かしらの対応をして!(>_<)
    しかし誰も来ないのなら、文句を言うことすらできませんね。

    作者からの返信

     政府ももちろん必死で対応しようとしているのでしょうが、なにしろ規模が大きくて手が回らないはず。震災の支援って、結局は無事な人が大勢いて、そういった人たちが困っている人たちに手を差し伸べることになるのですが、地球上のほぼ全域で震災が起これば、助けてくれる人の手は絶対に足りないと思うんです。仕方ないけど。

     でも、避難所で待っている退助たちにしてみれば、なぜ助けが来ないのか不思議でならないはず。そしてその不思議はやがて怒りに変わるのでは……。

  • 第17話 退助 被災への応援コメント

    人類にとって有史以来初めてとなる、異星人の確認。この時点ではまだジャバラが出てきてはいませんが、とても歓迎ししようというムードにはなりませんね。
    それよりも、今直面している食糧危機の方が、ずっと切実かも。

    配給が無く、役所の人間もいないとなると、暴動が起きるのも時間の問題かもしれませんね(>_<)

    作者からの返信

     人類と異星人のファースト・コンタクト。ですが、超地震でとてもそれどころではありません。異星人襲来も、テレビの中の出来事。

     もしかしたら、すごく素敵な異星人が来て地球人とお友達になれるというパターンもあるのでしょうが、残念ながら全然ちがうようです。

     そして、避難したはいいが、食料の配給はありません。日本全国が被災してますし、他人を助けてあげる余裕のある人はいま世界には一人もいないはず。こうなっては世界経済も崩壊するでしょうし、大富豪でも助からない可能性が高いですね。いくらお金があっても、経済が動きませんから。

  • 第17話 退助 被災への応援コメント

    こんな事態になって退助達は初めて、異星人の存在を知ったわけですね。

    どうにかして避難しなければいけないのに、状況は大人達が思っているよりもずっと悪いのですよね(>_<)

    作者からの返信

     突然もの凄い地震が襲ってきて、それが世界的な規模の広い範囲だとしたら、それだけで世界は大混乱でしょう。そんなタイミングで異星人が襲ってくる。
     しかもそのニュースは、震災の避難先のテレビで……。
     本当に異星人が襲来したら、これくらい酷いことになるんじゃないかなぁと思って書いています。
     異星人の侵略機械がいきなり地上に降りてきてというのも、SFとしては面白いとも思うのですが。

  • 第15話 退助 避難への応援コメント

    退助はドローンのすごい操縦技術を持ってるんですね。自衛隊の人が迎えにきたのは、その辺りが理由でしょうか。
    『超能力』がどの程度かかわっているのかも気になります。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     いや〜相変わらず鋭い読みですね(笑)脱帽いたします!

  • 第15話 退助 避難への応援コメント

    退助、ドローンの操縦なんてやっていたのですね。
    人の命を救ったのは、十分に誇っていいこと。ですが、それが世の中に知られたら、今の功績よりも過去の出来事の方が大きくなりそうなのが切ないですね(>_<)

    それでも、続けてきたことはきちんとスキルになっていますし、将来に繋がるかもという状況にまでなっている。そんな中、まさか将来どころか、世界中が明日の命も危ういような状況になるとは、想像もできなかったでしょうね。

    作者からの返信

     そうなんですよ。人は今の功績よりも過去の悪行が好きですからね。せっかくいい方向へ行きかけていた退助の人生。
     でも、そんなものも木っ端微塵に打ち砕くジャバラの侵略。
     この後、彼はどこへと向かうのか?
     絶望しかない旅路の果てになにがあるのか……。

  • 第15話 退助 避難への応援コメント

    退助が表彰されても、人命救助の功績を称えるよりも過去のインチキを叩かれそうなのが辛いです(>_<)

    過ぎたことよりも命を救う今の彼を見てほしいですけど、まるで責めることが正義だなんて勘違いしている人っていますよね(;つД`)

    しかし事態は、もはやそれどころではなくなってしまいましたね。
    ジャバラの襲来。今まで以上の地獄が、始まってしまいましたか(>_<)

    作者からの返信

     まさに今の功績を褒めるよりも、過去の罪を問われることになりそうですね。
     せっかく退助に居場所がみつかり、これからいい方向へ行きかけていたのですが、そんな明るい未来もなにも吹き飛ばすように、空から災厄が降ってきます。

     が、彼の能力が役に立つのも事実。ただし、異星人を撃退するほどのことは
    ……できないでしょうね。

  • 地震に、狂った地球の自転。この段階で、既に人類にとっては壊滅的な被害となっていますね。

    ここからどうやって復興するのか考えただけでも頭が痛くなりそうですが、ジャバラが出てきた以上、復興プランを考えている暇すらないのかも(>_<)

    作者からの返信

     地球の自転速度がくるっただけで、世界はめちゃくちゃになります。さらにはあり得ないほどの激しい地震。しかも世界的な。

     ここからの復興は、ジャバラがいなくても大変だと思います。が、現実には世界を破滅へといざなう異世界からの侵略者がいて、人類は破滅の時へ向かってアクセルを踏まされています。
     ここからの逆転というのは、少々難しいですね。

  • 地球の自転が狂った。とんでもないことになっていますね(;゚Д゚)

    セイレイに気づかれなくて良かった。
    下手したら目的地に着く前に襲われて終わりですからねえ。この先も気は抜けませんね(>_<)

    作者からの返信

     地球の自転が狂うのは、とんでもないことですね。時計は全部使えないし、電車のダイヤとか、もう使用不能です。静止衛星も位置をずらすから、ナビも天気予報も衛星放送も駄目。ものすがいことになります。

     そして、ジャバラのセイレイ。
     さっこんのハリウッド映画で地球侵略ものを見ていると、なんのかんの宇宙人の侵略機械と戦えちゃっているものも多いのですが、じっさいには科学技術が違い過ぎて無理でしょう。
     見つかったら終わり。そういう展開です。隠れるしかない。

  • 月よりも近くを、月よりも大きな天体が通るって、大事じゃないですかΣ(꒪ロ꒪ )!

    きっとその方面にちょっと詳しいレベルの人なら、本当に大丈夫? マズイんじゃないのって、疑問に思っていることでしょう。
    孔冥の予測、外れてくれたらどれだけ良かったか。人類滅亡へのカウントダウンは、この時既に始まっていたのですね(;つД`)

    作者からの返信

     孔冥は、ラクシュミーが地球の連星となることを心配していますが残念ながらその心配は現実のものとなります。が、まさかあんな怪物どもが地球に襲来してくることまでは予想できませんでした。

     ですが、この物語。
     明日じっさいに起こってもなんの不思議もない展開です。
     もし、ある日外宇宙からなぞの惑星が飛んで来たら。そしてそこに、交戦的な生物が棲んでいたら……。

  • 本当に重大な危機は、国民には知らされないのがお約束。もしかしたらその方面に詳しい人が声をあげるかもしれませんが、きっと信じてもらえないでしょうね(>_<)

    こうしている間にも危機は迫る。人類にとって運命の日はもうすぐですね。

    作者からの返信

     パニックを起こすので知らせないというのは分かるんですが、だからといって事態が好転するわけでもありません。みんなで力を合わせて対応できればいいのですが、今回はそれでどうこうなる問題ではないのです。

     果たして事態はどう展開するのか。

  • 第11話 退助 超能力者への応援コメント

    最初は本当に、スプーンを曲げられたのですね。
    それを「凄い」と言うだけで終わっていたら良かったのに、変に騒ぎ立てたせいでおかしな方向に転がり落ちてしまいましたか(-_-;)

    退助にとっては、世界が変わる前から地獄は始まっていましたね。

    作者からの返信

     最初は本当にスプーンが曲げられたんです! 信じてもらえないかも知れないけれど。

     でも、父はそれを黙っていることができませんでした。たしかにちょっと自慢するくらいなら良かったのですが、大々的にやってしまったため、批判的に見る人も多い。
     とくに、超能力は、それを持たない人から攻撃されることが多いです。きっとその心理の奥には、「自分も超能力が欲しい」という心理が働くからだと思うのですが。

     退助にとっては世界はすでに一度終わっていました。ただし彼はその後、ちょっとした居場所を見つけるのですが。

     このあと、外宇宙からやってきた美しい惑星による地球侵略が始まり、世界は破滅への道を突き進みます。
     この世界には絶望しかないのか? どこかに希望はないのか?

  • 第11話 退助 超能力者への応援コメント

    インチキ超能力にはそんな経緯があったのですね。
    当日ちゃんと力が使えたら、こんなことにもならなかった。何よりこんなことを仕掛けた大人達が酷すぎます。インチキをしたのが本当だったとしても、その後の人生を考えると、受けた仕打ちがあんまりです(>_<)

    作者からの返信

     退助にはじつは超能力がありました。いつもはそれでスプーンが曲がっていたんです。でも、たった一度のインチキがすべてを壊しました。
     一方、超能力を信じていない大人は、そのインチキを見破り、さらすことで留飲を下げます。

     超能は本当にあるのでしょうか?
     そんなものはないと主張する人は、自分にその能力がないから妬んでいるだけかもしれません。
     また、超能力者であると標榜する人は、じつはインチキであることが多いです。

     そして、そんな人間たちの小競り合いを木っ端みじんに打ち砕くように、空から恐怖の大王が降ってきます。

  • 第11話 退助 超能力者への応援コメント

    そんな過去が……
    イジメも辛いですが、そもそも退助を利用した大人たちが酷いですね。お父さんも、テレビ局も。

    最初は明るい話題を集めていたラクシュミーのことを併せて考えると、なんだか皮肉ですね。
    持ち上げといて突き落とすのか、突き落とされるのか。

    作者からの返信

     超能力って本当にあるんでしょうか。スプーン曲げが有名ですが、それでテレビに出ていた人たちは、たいがいがインチキであると手品師の方々に指摘されていました。
     元超能力者である退助ですが、その経歴はすでに小学生のころから怪しいんです。

     そして、一方。
     世紀の天体ショーとして注目されている惑星ラクシュミーの接近。世界は浮かれていますが、孔冥はその危険を予知していました。

     ただ、降ってくる恐怖の大王に、人類は成す術はないのですが……。

  • 第9話 退助 超地震への応援コメント

    これから死ぬかもしれないって。サラッと怖いことを言わないでくださいよ:;(∩´﹏`∩);:

    はたして家族は無事でいるのか。気になる所ですけど、自分の身の安全すら保障できないこの状況。今は無事でも、明日はどうなっているかもわかりませんね。
    元の生活にも戻れず、これから人類はどこへ向かっていくのでしょう(>_<)

    作者からの返信

     すみません、返信ミスしてました。

     このあたりの話は、まさに崩壊してしまった世界をトレーラーで旅する展開です。
     なんというのでしょう。絶望的な状況で、人類の破滅のカウントダウンは始まっているのですが、それでもそんなことを忘れてしまうようないい天気。
     でもこれが、死出の旅立ちでもあるのです。
     死にに行くというのに、なんか変に明るくて軽い黒崎が、大人としてどうなの?とも思うんですが。


  • 編集済

    ロケット噴射で惑星の起動を変える。
    そういえば昔、天体が衝突しそうだから、地球にブースターをつけて回避するという映画がありましたね。

    惑星の正体は宇宙船。人が聞けば荒唐無稽と笑われるかもしれませんが、この後を思うと、たくさんの人にこの意見を受け入れてもらってほしいです。

    作者からの返信

     地球をロケット噴射で動かす映画、ありましたね。タイトルとか知りませんが、衝撃的でした。その発想が。

      孔冥は、惑星が軌道を変えたことで、それが宇宙船だと判断しました。が、ほとんどの人は、計算ミス、観測ミスという結論を出しています。ま、常識的に考えてそうなりますが。

     ただ、科学者も人間。感情に左右されて判断を間違う事、多々あります。常温核融合とかスタップ細胞とか、けっこうな騒ぎになりましたね。

  • 第7話 ポーラスターへの応援コメント

    黒崎さん、自衛官でしたか。ポーラスター号かっこいいです。
    これから何に巻き込まれていくのか。退助の能力も楽しみです!

    作者からの返信

     ポーラスターで延々走って、青森までいく予定です。
     研究室からまったくでない「孔冥と秀吉」とこの「ポーラスター」を対比させるのが目的なんですが、面白い話になっているといいです。
     今回はガチでSF書きました。