第5話 交流

小夜子に書いた手紙の文面はこのようなことを書いた。


小夜子へ

普段は読書とパソコンをしているよ。パソコンをしていたらネット副業というものを知った。東京ではit関係の仕事をしていたから僕にもできると思う。プログラミングならできるだろう。地元に戻ってから友達がいない。小夜子といろいろ交流がしたい。ライン交換して欲しい。僕のラインidを書いておく。


木村たける ラインid ××××××


次の通院日はかなり胸を弾ませながら通院した。先生との会話は頭に入らなかった。そして会計の時、小夜子に手紙をわたすことができた。隣の医療事務の娘がチラリと僕を見た。

小夜子は軽く会釈をして手紙を受け取ってくれた。


僕はかなり喜んで自転車をこいで帰宅した。たまにはいいかとコンビニでスイーツと三ツ矢サイダーを買った。僕は心の病気になってからお酒をやめた。それは眠りの質がおちるからだ。同じ理由でタバコもやめた。かなり苦しかったが禁煙できるようになった。健康には気をつけている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る