第四話 自分の家を作ってみる

ここはお姉さんの家。


お姉さんの名前は、幸 優奈こうゆうなという。


綺麗な人で料理も上手で、なんか掲示板に乗っている嫁にしたいランキング上位に入ってそう。


お姉さんの家で10日ほどたった。


10日ほど生活していたらわかるが、プライベートが見られる緊張感がある。


いつもしている宗教の御経がやりずらい。


だから俺は自分の家が欲しい。


しかも俺一応ペニスないし、実際に女だし。


《あなたは無性です》


は?無性?嘘だろ。


《ですが男にもなれるし、女にもなれます》


え!?性を変えれるとか神じゃん!。


まあそれは置いといて


家を買いたいからちょっと優奈さんに聞いてみるか。




「お姉さん。ちょっと相談が」


「はい。なんでしょう?」


「ちょっとお姉さんの家に長居するのも悪いんで家を買いたいなと思って」


「え?家って買うものなのですか?」


は?違うのか?。


「え?違うんですか?」


「はい、普通そうですが」


「え、あ、そうですね」


ちょい詰まったな。


「じゃあどうやって作ればいいんでしょうか?」


「物資など、材料を収集してそれを組み立てればいいんです」


ほお、俺の能力とかでできたはずだっけ?。


《速度や転送を使ったりすればよいです》


なるほど。


「じゃあ俺、じゃない、私作ってみたいと思います」


「大丈夫ですか?何か困ったことあったら何でも言ってください」


「はい!ありがとうございます!」




えっと、どこに作るか。


秘密基地的な家とかがおけるところにしたいな。


森とか!。しかも俺森見つけたし!。


ちょっと探してみるか。




.......


お、ここいいな!。


意外にスペースもあるし、ここなら俺の理想がかなえられる!。


よし!材料を調達するか。




自分好みしたいから、これとか、これも!。


頑張るか!。




組み立て中...


よし!できた!。


木製で自然を使って、葉など使ってアレンジしてみた!。


これが俺の家!。


誰にも気を遣わずに自由に行ける!。


室内もきれいにした!。まだあまりおいていないけど。


よし!一度町に戻るか!。


『瞬間移動』




ビュン




帰ってきた!。


お姉さんの家に帰るか!。




.......




ガチャ




「ただいまです」


「おかえりなさい。ご飯もうできてますよ」


「ありがとうございます」


「どうですか?家の件は」


「はい!できましたよ!森に家を作りました!」


「森ですか、新森しんもり、ですか」


「新森?」


「新森は最近できた森で、森林です」


「森林ですか」


森林って結構規模が大きい森だっけな。


その森林にいろいろな物がありそうだな。


アニメとか見ればそうだったし。


「その森にはいろいろな種族などがいると聞いています」


種族?まあ確かに異世界ならありゆることだな。


しかも俺ってどんな種族なんだ?。


《あなたの種族は異質なので確認できません》


マジかよ。だけど魔物だよな!(まず無性とか人間でありえないと思うし)


《確かに魔物ではあります》


なるほど。


「なら今度あなたの家に行ってもいいですか?どんな感じかみたいですし」


「わかりました、いいですよ!」


あ、家に来るまで殺風景だったな。


そうだ!ちょっと提案してみるか。


「お姉さん!。僕の家までに殺風景なところが多いのでちょっと何か町を広げてみたりしませんか?」


「おーそれはいいですね!、今度町長に相談してみますね!」


「はい!ありがとうございます!」




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