絵の具の匂いがする、そんな作品

雨の匂い、絵の具の匂いが物語全体から感じられるような作品でした。
もっとも、主人公が絵の具を使って絵を描いているのかは作中では出てこなかったかもしれませんが。
画材店、という場所が、そう感じさせられるのかもしれません。

物語は、主人公が慕う画材店の店長さんが亡くなるところから始まります。
印象深いその相手を偲び、想いを巡らせていくお話。

心の中にあたたかいものが残る作品。
是非、皆さんも読んでみませんか。

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