第5話

「こんにちわ〜」



「・・・」

「あれ?先生どうしました?」

「今日は木曜なんだが」

「私〜。明日来れないかもしれないので〜・・・

 今日来ました!」

「勝手に予定を変えないでくれる!?」


「それが〜。今夜、合コンに誘われているんですよ〜」

「・・・無視して話し続けるのか・・・」

「それで持って・・・もしかしたらイケメンとかいるかもしれないじゃないですか。そして・・・お持ち帰りなんかされちゃったりして〜〜」

「はぁ・・・」

「そしたら、明日の朝はベットの中で・・・むふふ・・・なんて。それで今日掃除しておこうと思いました!」

「こっちの都合も考えてくれ!今から出かけるんだから!」

「え〜〜」

「明日は休みでいいから!」

「は〜い。今度結果を報告しますね〜」

「せんでいい」




 次の日。


「あれ?今日は休みじゃないのか」

「先生!聞いてくださいよ。せっかく合コンに行ったのに、いまいちな男しかいなかったんです!20分で帰っちゃいました!」

「・・さいですか」

「あ〜あ、どっかにいい男いないかしら・・・」

「気になる男性とかいないのか大学とかで・・・女子大だったか」



 するとお手伝いさんは作家先生の顔をまじまじと見る


「先生・・・」

「なんだ?」

「今度一緒に合コンに参加しませんか?」

「するわけないだろ!年齢的に浮くわ!」

「じゃあ2人きりでいいですから」

「それ、すでに合コンじゃないから!」

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