久遠の魔鏡−古代の皇子と現代の大学生バディが王朝の運命を握る魔鏡の謎を解く

神崎あきら

人物紹介

紫遠<しおん> 男 23才 身長:182センチ 宗王朝(210年)

300年の歴史を刻む宗王朝の皇子。賢明で情け深い皇帝の父親を尊敬している。25万の皇軍の頂点に立つ将軍でもある。儀式や決めごとを面倒くさがり、従者であり親友の青蘭と都を見下ろす丘の上でよくサボる。何事にも興味を持ち、おおらかでおおざっぱな性格。国を守り、繁栄させたいという熱い志を秘めている。

武勇にすぐれ、武術、馬術全般を得意とするが、特に槍術に長けている。


青藍<せいらん> 男 21才 身長:176センチ 現代(2022年)

現代の柊都大学で学ぶ学生。歴史が好きで、文物にも興味を持つ。母子家庭で育った勤勉で真面目な苦学生。アルバイトで学費と生活費を稼ぎ、質素に過ごす。頭の回転が良く皮肉屋の一面を持つが、実は情に厚く面倒見が良い。青蘭と生き写しのため、紫遠に驚かれた。現代にやってきた紫遠の面倒を見ている。


月影<げつえい> 男 24才 身長:185センチ 宗王朝(210年)

宗王朝の外交大臣、朱鴎の私設暗殺部隊のリーダー。幼い頃に父母を殺害された過去を持ち、朱鴎の暗殺部隊に自分の意思とは無関係に引き入れられた。銀色の長い髪と碧眼で、その異様な容貌と冷酷さから畏怖される。

鋭い三日月を象った月輪という刃物がメイン武器。朱鴎の命で紫遠を暗殺するために現代にやってきた。


冬波<とうは> 男 14才 身長:165センチ 現代(2022年) 

名前は勝手に月影が呼んでいるもの。柊都郊外の貧民窟に住んでいたが、両親を火事で亡くし、叔父の幽風に引き取られる。叔父の生計を助けるため、生き抜く力をつけるために学校には通わず盗掘や骨董店の手伝いをしている。学は無いが、盗掘に必要な歴史、美術については独自に学んでいる。

盗掘中に月影に出会い、幽風とともに彼の人探しを助ける。


幽風<ふうゆう> 男 54才 身長:172センチ 現代(2022年)

名前は勝手に月影が呼んでいるもの。柊都夜市の並ぶ通りに近い路地で骨董店を営む。白髪交じりのごま塩頭で肌は日焼けのため褐色。古代遺跡が多い柊都郊外で盗掘をして生計を立てている。火事で死んだ弟の子、冬波を引き取って育てている。盗掘中に月影に出会い、彼の持つ金品目当てに彼を助ける。


朱鴎<しゅおう> 男 45才 身長:170センチ 宗王朝(210年)

宗王朝の外交大臣。その外交手腕は認められているが、異国の商人と結んだ不穏な動きがある。非常に野心家で、私設の暗殺部隊を組織している。軍を掌握する長子の紫遠は目の上のたんこぶ。屋敷には女性を侍らしている。


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