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    第2話 後編への応援コメント

    企画へのご参加ありがとうございました。

    戦争とその爪痕。
    時間は無情にも過ぎ去って、人々の記憶は風化していく。
    まさに近い将来を見ているような気分でした。
    実際に戦争を経験して被ばくした人々は亡くなっていき、『戦争があった』という文言だけしか人々の記憶に残らないのは本当に由々しき事態だと思います。

    かく言う私も、小学生の頃に修学旅行で広島を訪れた際は鈴子のようにかったるい気持ちでしたけど、今思えば後悔しかないです。もっとしっかり話を聞いておけばよかったと。そして、田口先生の言葉と鈴子の最期。胸にくるものがありました。

    余談ですが、卒業式の光景。
    壇上で将来の夢を言わされるシーンは自分も苦い思い出があるので鈴子の心境がよく分かりました(笑)。いや~、昨日のことのように鮮明に覚えています。

    さて、話が逸れましたが深い作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございました。
    また、島流しにされた男爵イモ様の立ち上げられました企画に参加させていただき、心より感謝致します。

    この小説は、現状、あまりにも無惨な出来事に対し、無力な自分でも何かできないかと思い、書き上げたものです。

    しかしながら、小説を書いたからといって、自分に何かができるわけでもありませんでした。

    無力さを抱えたまま、ただ悔しい気持ちで日々を過ごすしか術なくて、、

    ですので、今回、島流しにされた男爵イモ様の企画を目にしたとき、私にとっては本当にありがたい機会を与えていただけたと思い、失礼ながら無言にて参加させていただきました。

    だからこそ、島流しにされた男爵イモ様にお読みいただけましたこと、今は心より嬉しく思っています。

    本当にありがとうございました。

    実体験を元に書いた小説ですが、
    今では広島に住んでいても、実際に被爆された方からお話を伺う機会はほとんどありません。
    だからといって、被爆三世の私たちが原爆を語ったところで、真実の欠片ほどしか伝えられないのも痛感しています。

    それでも、その欠片を拾っていただけて、読んでくださることで少しでも心に何かを留めていただけるならば、書いて良かったと思えるのだなと、今とても強く思います。

    重ねてお礼申し上げます。
    本当にありがとうございました。

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