切ないけどこれぞ恋愛の醍醐味ですよね

淡々と振り返っているようでいて、内心ではとっても強がっているんだろう書き手である主人公の女性のやるせない気持ちが伝わって切なくなりました。

ペコはお姉さんみたいに慕ってた主人公が友達に取られてしまった気がして寂しかったのかもしれませんね。それでもあの行動はちょっとよく分かりませんけど。私だったら友達の恋愛は温かく見守りたいし応援もしますけどね。普通はそうだと思うけどな。

ヨシキも不思議な人ですが、主人公への気持ちがあったとしても建前上、ペコやテルの前ではその場の空気に合わせることしかできなかったんでしょうね。彼の立場もまた複雑なように思えます。

実話かどうかは神と作者の66号線さんのみぞ知ることですが、いずれにせよ難しい恋愛でしたね。

男性でも集団になると途端に陰湿になったりするのは分かります(⌒-⌒; )

オフ会幹事みたいな方もリアルにいますよね。テルにいい兄貴ヅラしたかったのかもですが、主人公に対してはやや配慮に欠けてて失礼ですよね。
テルは良くも悪くもインパクトありますね。個人的には「青いなぁ。もう少し成長して〜(><)」と老婆心ながらハラハラしました。
なんだかんだでベンツ君が一番まともかもしれません(笑)

どのキャラも愛嬌ある感じで描かれているので根はいい人たちなんでしょうけどね。


他の方も書いてらっしゃるように、ドライブやカラオケデートのシーンはこれぞ恋愛小説!って感じで読んでてワクワクしました。他が全部真実でここだけ作り話だったら救いがなさすぎてちょっと泣いちゃいますけど(^◇^;)冗談です。

みずみずしくてほろ苦い恋愛小説に出会えて良かったです。
この文章から漂う恋の始まりのドキドキ感がまさに恋愛の醍醐味ですよね。