登場人物紹介その7 ロロカ・シャーネル


※第二章からの登場です。第二章をお読みいただいたあとでならネタバレの心配がなくなります。


名前 ロロカ・シャーネル

年齢 24才

性別 女性

種族 ディアロス族※『水晶の角』を持つ北極圏に住む種族です。


使命:学問の探究。愛に生きる。世界を旅して回りたい。

職業:猟兵、学者、錬金術師。

趣味:知識の探究。発掘調査。子供たちに勉強を教える。



略歴

北極圏バローガーウィック出身、ディアロス族たちの首長の娘として生まれる。

ディアロス族の伝統知識、錬金術の基礎を幼いながらに習得する。

行商人から本を買うように父親へねだる。

図書館が出来るほどの本を買ってもらう。

自分の抜け落ちた『水晶の角』を愛馬に移植、『白夜』がユニコーン化する。

成長し、学問や世界への好奇心が高まり、故郷を飛び出し南に向かう。

亜人種狩りを行う帝国兵にからまれるが、ソルジェに救出される。

『パンジャール猟兵団』に誘われて、そのまま所属。



好きなこと:ソルジェ、学問、勉強、知識、子供。

嫌いなこと:無礼な人物。



・外見

金色の長い髪を編んでいて、青い瞳に眼鏡をかけています。耳の上あたりから後方に向けて『水晶の角』が生えている。『水晶の角』は後天的に移植する錬金術の産物。ディアロス族は幼少期から特殊な金属の『水晶の角』を頭骨に移植しており、抜け落ちたそれを馬に移植することで自分と心を通じさせる『ユニコーン』を製造しています。

ロロカは猟兵たちの中でいちばんの巨乳です。

やさしくふわふわした雰囲気の母性的な風貌の女性で、口調もやわらかです。



・性格

やさしく聡明な女性です。知識を誰かに押し付けるようなことは好みません。のんびり屋でもあり、ぼーっと考え事をしているときも多い人物ですが、物語世界のなかで最高の頭脳の持ち主です。多くの学術研究を発表しており、大陸中の大学から若手最大の頭脳として認識されています。

おっとりとした賢い巨乳。


ソルジェのことを慕っていて、愛情のためなら何もかもを犠牲に出来る人物。首長の娘として甘やかされて育てられてもいるため、本当はわがままなところもあります。掟に囚われず外界に旅立ってしまうような自由人であり、『パンジャール猟兵団』に所属する最大の理由は『ソルジェがいるから』になります。


可能性を信じるタイプの賢人で、副官として提案する戦術は『守備的』です。

敵の反応に即応して対処、負けない粘り強い戦いをしつつ、じわじわと飲み込んでいく。

相手の考えを尊重する種の知性であること、世界/外界への好奇心の強さから、戦いにおいて相手を舐めることがありません。堅実な戦いを好みますが、勝負所では博打も行える。



・武器

槍術。北方槍術の達人です。変幻自在な間合いと、攻守に切り替えが巧みな動きで舞うように戦えます。


『白夜』、愛馬であるユニコーンの『白夜』に騎乗することで最高の騎兵として活躍できます。ユニコーンは最高時速300キロを超える怪物であり、ディアロス族と意識を共有しています。機械的なまでに戦術に忠実に動く高性能馬、ユニコーンと連携を取れることが、ディアロス族の強みです。


『霊槍白夜』、『白夜』を槍に同一化させて武器として使います。貫く力、破壊力では作中屈指の威力になります。


商売上手。ソルジェが各国首脳と築いた信頼関係を背景に、故郷のディアロス族たちのユニコーン輸送部隊を商業利用していきます。圧倒的な物流能力で、同盟内で強大な商業を築き上げてしまうのです。


学問、博学。科学的な推理などで状況分析を巧みに行います。戦術に反映させることはロロカの判断で決めます。ロロカは『守備』の戦術の達人であり、状況が持つ可能性を重んじます。何事にも例外があることも科学の特質。

防御/後手/急場に対応するためにも、ガチガチに理論で固めた可能性の乏しい戦術よりも、柔軟さをもつ戦術を好みます。



・家族

北極圏に父親、親族がいます。基本的にお嬢さまとして大切に育てられ、厳格なはずの周囲もロロカには甘かった。

ユニコーンの『白夜』は自分の分身のような、最も精神的に自分へ近い大切な家族です。


・将来の夢

大学を作りたい。故郷の発展。ガルーナの復興。ソルジェの奥さんになる!



・ロロカの世界観

ロロカにとって世界は好奇心をくすぐられるおもちゃ箱のような場所です。科学者として、あらゆる知識を得て、この世界をより深く広く理解することは、ロロカにとっては仕事であると同時に、最大の楽しみでもあります。


政治的、経済的な衝動は強くありません。大切なソルジェとの人生に必要だから、それらの力学にも自分の頭脳を貢献させているだけです。


専門家的な欲深さはあり、好きなことだけ追及して生きて行きたい、という義務とは遠い衝動を心に持っていますが、常識人でもあることと、能力の高さゆえに自動的に仕事を押し付けられることも多いため、結果として多くの義務をこなすことになります。

苦労人気質なインテリジェンスです。


それと同時に自分は見返りを与えられべきだと考えてもいて、その見返りは基本的に恋愛や趣味でもある学術など、プライベートなもので支払ってほしいと考えています。

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