登場人物紹介その4 ガンダラ


名前 ガンダラ ※巨人族であるため名字はない。巨人族はそういう文化です。

年齢 32才

性別 男


使命:ソルジェの副官として勝利をもたらす。知性的であること。

職業:猟兵、『パンジャール猟兵団』の参謀、軍事アドバイザー、元・軍用奴隷。

趣味:読書。知識の探究。


好きなこと:学問、知識。高級な服。

嫌いなこと:不自由。支配されること。奴隷であることを受け入れる同胞。


将来の夢:ガルーナ王国大臣。大富豪。知的で優雅な暮らしをしたい。



略歴

戦闘用奴隷としてものごころつく前から戦場にいた。

各地を転戦。

逃亡するも、奴隷ハンターに追いかけられる。

奴隷ハンターを逆に仕留める。

ソルジェと遭遇、誤解して戦う。

『パンジャール猟兵団』入り。

猟兵団の補佐役としてガルフに仕える。

新しい団長となったソルジェに副官・参謀として仕える。




・見た目

身長二メートルを超える巨人族の青年。肉付きは細身。バスケット選手のような体系で、スキンヘッド。肌の色は濃い茶色。ゲーム、ホライゾンの登場人物、サイレンスのようなビジュアルイメージ。

奴隷であった過去を嫌っているため、高級な生地を使った服を好む。アクセサリーなどは派手ではないものを好む一方で、やはり高級志向です。


鍛え上げられた筋肉質ですが、少食のため脂肪のつきは少ない。洗練された巨大な槍。表情は落ち着いており、感情表現はそれほど多くありません。

日常生活ではゆっくりと動くことを心がけています。過度に騒ぐことを好みはしませんが、誰かが騒いでいるのを見ることは好みます。



・武器

ハルバート、槍。

巨人族であり幼少期から軍事用の奴隷として戦場を巡り続けているため、戦の経験値が誰よりも豊富です。軍事知識と賢さを使い、攻撃的で理知的な戦術をソルジェに提供することができます。



・性格

理論派。表情に乏しい。親友であるソルジェにはときに下品なジョークも言うものの、他の誰にもそういった態度を見せない。人間観察が好きで、組織論に通じている。他者の心理を本人以上に深く洞察することもありますが、あえてそれを口にすることは少ない。友人として戦士として苛烈な生き方をしているソルジェを案じています。


金銭欲はそれなり以上に持っていて、権力欲もある人物。良くも悪くも『自分の思う通りに世界を変えたい、ヒトを変えたい』と願ってもいます。

賢いため、自分なら世の中を改善できると信じてもいて、実際にその実力があるためです。自分以外に仕事をさせても、自分以下の仕事しかしないと考えています。


実力主義者ではあるため、有能な人材ばかりである猟兵たちへの評価と信頼は厚いものがあります。

生まれや育ちや所属ではなく、能力を信じ、尊んでいる傾向を強く持っている人物です。


攻撃的な戦術が得意な理由は、機会があれば状況を主導したいという内面性にあります。


将来の夢は『ソルジェが復興するガルーナ王国の大臣』。理想の世界を作ってみたいという政治的な衝動を、心の奥底に秘めている人物です。

自身が戦闘用の奴隷という立場であったため、有能な者はどんな場所にもいて不遇な目に遭わされてもいるのだと信じています。自信家ですが、実際に有能で努力家な苦労人です。

哲学的な彫刻のような静かさと、内に秘めたガンコさを持っています。



・家族

人類最強の戦士、ガンジスという兄がいます。

ガンジスは忠実な戦闘用奴隷。ガンジスは帝国軍第一師団所属の、『人類最強の戦士』です。帝国軍第一師団が最強であることの大きな要因は、ガンジスという無敵の戦士がそこに所属しているからです。『人類最強の戦士』は戦力であり、カリスマなのです。



・ガンダラの世界観

ガンダラには世界は不当な支配と抑圧にあふれて見えています。奴隷制度や、貧困、地位による不遇に対して、何とか改善してやりたいと願っている人物です。彼の怒りは政治的、社会学的な怒りであって、世界をより改善してやりたい、個人が持つ能力をより高めてやりたい、という政治家や教育者向きの性格をしています。


実力主義・能力主義であるため、世界をより良くする方法とは、つまりは努力と勤勉さ、能動的な意志選択であるべきだとガンダラは信じています。


運命を信じることはなく、ガンダラにとって人と社会が自らの意志と行動の結果が支配するべきものです。

政治的な願望が多くあるため、世界をより良く変えるための方法として『ガルーナ王国の大臣』の座を狙ってもいます。


自己選択を尊ぶ理由は、『秩序派』と呼ばれる自由を求めずに自ら支配される立場を選んだ『平和的な巨人族たち』に対しての反感に由来する部分もあります。


争いを避けるために巨人族が捨てた『名字』ですが、それらを復活させたいと考えてもりますが公言することはありません。文化や伝統を敵に回すリスクを考え、自分の政治的な野心は口からこぼれることを慎んでいるような慎重さがあります。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る