性の違和感、それでも、生きよう、と世界は云う。

知らないというのは恥ずかしい。
私自身も入院歴が17回もあるので、たぶん、マイノリティの部類に入るほうだ、と自覚はしていましたが、読み進めていくと、知らないことだらけ。
違うタイプの苦しみであっても、各々が毎日迷い、生きている。
この前、知り合いと諍いになり、私だけが苦しんだ、と大声で泣いたけれども、決して私だけがつらいわけじゃない。
また大声で泣いて死にたくなるかもしれないけど、さくらさんのエッセイを読んで涙を拭こうと思う。