その24.職場でのもやもや

2022年6月20日


今日、ちょっとモヤッとしたことがありました。

普段のメンタルなら「まぁ、こんなこともあるよね」「仕方ないよ」と諦観して受け流せることだった気がするんですが、ちょっとここ数日、調子が悪いのか、やけに引っかかってしまって消化しきれず、ここに書きます。


今日は勤務校(高校)の保護者会だったのですが、私を含めて3人の教員で保護者会に臨みました。性別は、シス男性1,シス女性1,私,という構成でした。


1年生の保護者だったこともあり、あらためて教員紹介を軽くしたのですが、シス男性教員が最初に自分の紹介をして、そのまま彼が私とシス女性の教員を紹介したのですが、「シス女性教員」を指して


「……そして、こちらの『女性教員』が○○です」


となりました。


私のことは


「そして、こちらがさくら教諭です」


みたいな感じだったんですが……私、「スカートスーツとパンプス」を履いてたんですよね……。要するに、そのシス女性教員とほぼ同じ格好だったんです。


変にリードされたような感じ……なんでしょう、このもやもや。嫌な気持ちなのはハッキリしているんですが……。


彼に悪気があったわけではないのは感じています。

ただ、私は


・性別違和のことは校長を含め、全教員にカム済み

・だからこそ、普段は異性装勤務できている


という状況で勤務している訳で……その上でこうなったということは、私は彼からすると(彼だけではないと思いますが)、「女性の格好をしているけれど男性ですよ」と認識されていて、かつそれを第3者にも伝えられてしまった、ということになります。


原因は、私の移行前の、男性としてスーツ勤務していた頃を知っているということもあるのかもしれませんが、それでも、そのシス女性教員と、そしてほぼ同じ格好をしている私を性別で分けて紹介された、というのはショックでした。


まぁ、スカートスーツの私を指して「こちらの『男性教諭』がさくら教諭です」と言われなかっただけまだマシなんですけど。


個人的には、「そこで性別で区別する必要なくね??」と思うんです。


単に、


「こちらが〇〇で、あちらが☓☓です」


で済む話だったんですが……。


しょうがない、のかなぁ。


「私のことは男性扱いも女性扱いもしないでほしい」


って言うべきなのか???


私としてはこれ以上波風を立てる気力は無いので、スルーするつもりなんですが……

でもこういうのがもし続いたら、主張せざるを得ないのかなぁ、とも思ったりしています。


ということで、教員間でもジェンダーの理解からは程遠いよ、ということを言いたかった訳です。いや、教員間のほうが子どもへの配慮より、はるかに遅れている、と実感しています。


働きやすいようになってほしいんですけどねー……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る