アルトリウス・アヴァロニウス・アルトリウシウス

〇概要

名前:アルトリウス・アヴァロニウス・アルトリウシウス

   【Artorius Avalonius Artoriusius】

  〔アルトリウス・アヴァロニウス・ユースティティウス・ミノール

   【Artorius Avalonius Justitius Minor】〕

種族:ハーフコボルト(法律上はホブゴブリン)

性別:男

年齢:20歳

生年月日:統一歴78年4月15日

出身地:アルビオンニア属州アルビオンニウム

初登場:第2話 廃墟の朝

備考:アルトリウシア子爵初代当主の長男で現子爵公子。アルトリウシア軍団レギオー・アルトリウシア軍団長レガトゥス・レギオニスを務める。一児の父でもある。「白銀のアルトリウスアルジェントゥム・アルトリウス【Argentum Artorius】」の異名で知られ、帝国南部や帝都レーマのホブゴブリン女性の憧れの的。


〇身体的特徴

身長:192㎝

体重:177㎏

髪:白銀

髪型:やや短めの散切り頭

体毛:短く密生した白い体毛が全身を覆っている。そのほかに髪の毛や眉毛、髭などの太くて長めの白い飾り毛が別に生える。髭は抜いている。

肌色:黒

目の色:青

備考:ホブゴブリンの父とコボルトの母の間に生まれたハーフコボルトで、ホブゴブリンよりもずっと大柄で見た目はコボルトと変わらない。並みのホブゴブリンに倍する筋力を誇る。

 肌は真っ黒だが全身を白く密生した体毛で覆われているため、アイライン、鼻先、唇、手の平や足の裏といった一部以外は地肌は見えない。

 ホブゴブリンに比べて皮下脂肪があり、泳ぎは得意。寒いのも得意だが暑いのは滅法苦手。実は貴族ながらも馬術が少し苦手。体格が大きすぎるため、武装するとペルシュロン種等の大型の重馬でなければ乗れないうえに、馬がすぐにへばってしまう。


〇家族

父:グナエウス・アヴァロニウス・アルトリウシウス

  【Gnaeus Avalonius Artoriusius】(没)

  〔グナエウス・アヴァロニウス・ユースティティウス

   【GnaeusAvalonius Justitius】〕

母:トキワ・アサヒナイア・クィンタ・アヴァロニア・アルトリウシア

  【Tokiwa Asahinaia quinta Avalonia Artoriusia】(没)

  〔朝夷あさひな常盤姫ときわひめ

養父:ルキウス・アヴァロニウウス・アルトリウシウス

   【Lucius Avalonius Artoriusius】(35歳)

   〔ルキウス・アヴァロニウス・ユースティティウス

    【Lucius Avalonius Justitius】 〕

養母:アンティスティア・ラベリア・アヴァロニア・アルトリウシア

   【Antistia Laberia Avalonia Artoriusia】(20歳)

  〔アンティスティア・ラベリア【Antistia Laberia】〕

妹1:グナエウシア・アヴァロニア・アルトリウシア・マイヨル

   【Gnaeusia Avalonia Artoriusia Major】(14歳)

妹2:グナエウシア・アヴァロニア・アルトリウシア・ミノール

   【Gnaeusia Avalonia Artoriusia Minor】(6歳)

妻:コト・アリスイア・セクンダ・アヴァロニア・アルトリウシア

  【Koto Arisuia Secunda Avalonia Artoriusia】()

 〔有寿夷ありすい琴姫ことひめ

長男:アウルス・アヴァロニウス・アルトリウシウス

   【Aulus Avalonius Arutoriusius】(0歳)

次男:ガイウス・アヴァロニウス・アルトリウシウス

   【Gaius Avalonius Artoriusius】(未誕生)

長女:彰子ショウシ・アヴァロニア・アルトリウシア

   【Shousi Avalonia Artoriusia】(未誕生)

※年齢は物語開始時統一歴九十九年四月十日時点


〇来歴

統一歴78年4月15日(0):グナエウス(21)とトキワ()の長男として誕生。アルトリウス・アヴァロニウス・ユースティティウス・ミノールと命名。

統一歴80年10月17日(2):ヴォルデマール・フォン・アルビオンニア侯爵(43)死去。

統一歴80年10月25日(2):侯爵公子マクシミリアン(21)が新属州領主となる。

統一歴81年1月1日(2):父グナエウス(24)が子爵叙爵し家名がユースティティウスからアルトリウシウスへ変更。これに伴いアルトリウス・アヴァロニウス・アルトリウシウスに名が改まる。

統一歴84年1月1日(5):マルシス・アヴァロニウス・タムフィルス(24)が護衛兼教育係として付けられる。

統一歴84年4月27日(6):アルビオンニウムへ移り住み、ルクレティウス・スパルタカシウスに師事し始める。

統一歴85年1月15日~21日(6):エッケ島海賊討伐戦

統一歴85年3月29日(6):妹1グナエウシア(0)誕生

統一歴89年1月30日~3月26日(10):クプファーハーフェン攻略戦。

統一歴91年1月1日(12):レオナード・フォン・アルビオンニア(28)がクプファーハーフェン男爵を徐爵。以後、レオナード・フォン・クプファーハーフェン男爵【Leonard Baron von Kupferhafen】に名を改める。

統一歴91年3月(12):レーマ留学のためアルトリウシアを出立。

統一歴91年6月23日(13):帝都レーマに到着。

統一歴91年7月1日(13):レーマ神学校入学。

統一歴92年5月18日(14):妹2グナエウシア・ミノール(0)誕生(これにより妹1グナエウシアはグナエウシア・アヴァロニア・アルトリウシア・マイヨルとなる)

統一歴94年6月31日(16):レーマ神学校卒業

統一歴94年7月1日(16):レーマ兵学校入学

統一歴95年6月31日(17):レーマ兵学校卒業

統一歴95年7月(17):帰郷のためレーマ出立

統一歴95年10月(17):アルトリウシアに帰着

統一歴95年11月1日(17):アルトリウシア軍団レギオー・アルトリウシア入隊

統一歴95年11月20日(17):アルトリウシア軍団の筆頭幕僚トリブヌス・ラティクラウィウス就任

統一歴96年2月8日~27日(17):九鬼群島海抜討伐戦。アリスイ氏との合同海賊討伐作戦で初陣を飾る。

統一歴96年4月18日(18):母トキワ(35)が死去

統一歴96年11月(18):アリスイ氏より縁談の申し込み

統一歴97年8月12日(19):フライターク山噴火

統一歴97年8月20日(19):父グナエウス(41)死去

統一歴97年9月1日(19):アルトリウシア軍団軍団長レガトゥス・レギオニス・アヴルトリウシア就任

統一歴98年1月1日(19):叔父ルキウスが子爵家家督相続し、アルトリウスはルキウスの養子となる。

統一歴98年1月5日(19):有寿夷琴姫ありすいのことひめ(コト・アリスイア・アヴァロニア・アルトリウシア)と結婚

統一歴98年7月1日(20):妹1グナエウシア・マイヨル(13)がレーマ神学校入学

統一歴98年11月12(20):長男アウルス(0)誕生


〇物語開始後

統一歴99年4月10日(20):アルビオンニウムでリュウイチの降臨に遭遇。

 アルビオン湾口でアルビオーネと遭遇。

 サウマンディウムへ上陸、プブリウス・ウァレリウス・サウマンディウス伯爵に降臨を報告。


統一歴99年4月11日(20):サウマンディウム出港、ナンチンに入港。


統一歴99年4月12日(20):アルトリウシアへ帰還。そのままティトゥス要塞カストルム・ティティで合同対策会議に出席。


統一歴99年4月13日(20):『花嫁の家ドムス・ノヴス・スポンサ』へ立ち寄り、家族と共に朝食をとる。

 マニウス要塞カストルム・マニに入城、アルトリウシアの主要な貴族とリュウイチの顔合わせ。

 その後、アルトリウシアの現状報告会に同席。

 元老院議員アントニウス・レムシウス・エブルヌスによる金貨暴騰の報告と金貨を使わないようにとの要請。


統一歴99年4月14日(20):リュウイチの警備を専任する特務大隊を編成し、クィントゥス・カッシウス・アレティウスを大隊長に任命。

 ネロたち8人の奴隷を被保護民クリエンテスにするとともに、リュウイチの世話と身辺の情報について報告するよう命じる。その後、リュウイチへ奴隷を引き渡す。


統一歴99年4月15日(21):誕生日。

 マニウス要塞カストルム・マニ聖遺物アイテムの耐射撃性能評価試験。


統一歴99年4月16日(21):特務大隊コホルス・エクシミウム軍団兵レギオナリウス専用の酒保開業について相談を受ける。

 ティトゥス要塞で会議に出席、アルビオンニウムでケレース神殿の大水晶球の喪失を知らされる。


統一歴99年4月17日(21):セーヘイムでサウマンディアへ帰るカエソー・ウァレリウス・サウマンディウス伯爵公子とアントニウス・レムシウス・エブルヌスを見送る。

 その直後、早馬でリュキスカ誘拐事件の報告を受ける。その|陶片《テスタチェウス》へ急行、リクハルド・ヘリアンソンに事態打開の協力を要請。リュキスカの身請け交渉を成功させるとともに、リュキスカの子フェリキシムスの身柄を受け取り、マニウス要塞カストルム・マニへ届ける。

 リュキスカの身請けを知って混乱するルクレティアを慰め、事態の収拾を図る。


統一歴99年4月19日(21):セーヘイムでイェルナクと会談。

 ティトゥス要塞カストルム・ティティへ戻り会議に出席、イェルナクの要求を報告する。


統一歴99年4月20日(21):セーヘイムでヘルマンニ・テイヨソンと共にイェルナクと会談。その後、エッケ島へ帰るイェルナクの出港を見送る。


統一歴99年4月21日(21):ティトゥス要塞カストルム・ティティで会議出席。その席上で養父ルキウスより、カールを人質にする提案がなされる。

 主要貴族全員でマニウス要塞カストルム・マニへ移動、アロイス・キュッテルと再会。アロイスらと共にリュウイチに謁見し、カールの病気を治療してもらう。


統一歴99年4月22日(21):ネロの『表敬訪問サルタティオ』を受け、マジック・ポーチについて報告を受ける。

 カール毒麦事件発生。








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