第14話子供に対する罪悪感編~ビフォー~

どんなに自分が相手のこと好きで、そうしたいと思っても、自分の子供が後ろ指指されることになるくらいならしちゃだめでしょ。元々子供という生き物が苦手で、自分の子だから特別という感覚もなく、訳あって子供を生んではみたものの、ひどい扱いしてる母親(私)みたいなのが、さらに不倫なんてことしてたら子供が哀れで仕方ない。子供の立場だったら踏んだり蹴ったりだ。ありえない、一線を越えるなんて。

自分の子供のこともそうだけど、相手のお子さんの気持ちまで気遣うべきでしょ。まさかあのおばさんが自分の父親とそんな関係になってると知ったときのショックと、私に対する憎悪の気持ちは計り知れないと思う。あんなに家族を大事にしてて温厚で素敵なお父さんが、自分たちを裏切るなんて微塵も思わないと思う。だからにっくき対象は120%私だ。お子さんも勉強にスポーツに全力で笑顔が可愛くてキラキラ輝いてるのに、私は何の権利とか恨みとかがあってそれをぎったんぎったんにできるだろう。それこそ地獄に落ちる。というより、地獄にもいけずに一生漂う浮遊霊?か何かになるはず。

とにかく、子供に対する罪悪感が唯一のブレーキだ!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る