第26回「2000文字以内でお題に挑戦!」企画 クロノヒョウ 様
「賭けをしないか?負けたら飯奢るでどうだ?」
「いいぞ?勝てるつもりか?何で勝負だ?」
「それは・・・早く・・・ってどうよ?」
「よっしゃ勝ったな。飯おごれよ」
〜〜〜〜〜
雨の日に仔猫が拾って欲しそうに見つめてくるのを見つけたけども、スルーして俺は歩き去った。
「
雨が槍になり貫かれて街の人は例外なく死んだ。『おっと、やり直そ』
〜〜〜〜〜
なぜか見つけた仔猫を、拾わないといけない気がして家に連れて帰った。
「仔猫飼ってもいい?」
「猫を飼うなんてだめです!!」
やっぱり母に猛烈に反対された。
「
急に雨が強くなり地球は瞬く間に水没した。『これぞ水の惑星!!さてやり直そ』
〜〜〜〜〜
「この仔猫を、飼っていいよね?」
「なんか飼わないとダメな気がするわ」
「
仔猫が猛ダッシュして冷蔵庫を、開けると中身をガツガツ食った。
「なにするの!!もうその子もとの場所に返しなさい」
「
その日地球全体に数京発の超強力雷が同時に落ちて地球は蒸発した。『雷でも惑星って、爆発するのかぁ。やり直そ』
〜〜〜〜〜
仔猫は冷蔵庫の中身をガツガツ食べまくってる。
「はぁ仔猫だし、仕方ないって」
「そうね。なんか嫌な予感がして許したくなるもの」
「
大量のアスパラベーコン巻きが宇宙から地球へ降り注ぎ大気圏突入時にもえつきたがあまりの多さに、大気は加熱された。『あっ、アスパラベーコン巻きを届けるはずが、生物が住めない気温になっちまった。やり直そ』
〜〜〜〜〜
「猫ちゃんキャットフードとおやつ買ってやるからな?いいだろ?母よもう冷蔵庫の、中身食べるほど空腹にしないから飼ってもいいだろ?」
「
「もう、空っぽだから買い物に行かなきゃ。その子の、面倒はみなさいよ」
冷蔵庫を漁られたけど、なんとか母の許可を貰った。
「これから友達とカラオケだし、悪いけどお留守番な」
「
スーパーノヴァを起こした太陽により地球も消えてなくなった。『やっぱ恒星の爆発はいいねぇ。やり直そ』
〜〜〜〜〜
「カラオケだけど連れていくしかないきがする」
仔猫を抱いて友人と合流した。
「この仔猫どう?」
「なんか猫と違う感じしない?」
「
世界中にヒョウがものすごく現れた。突然の肉食獣の、大量発生に世界はパニックとなりさらに増えまくるヒョウにより、生態系は崩壊し人類は絶滅した。『ウゲぇ肉食獣ってエゲツねぇ。やり直そ』
〜〜〜〜〜
「この仔猫どう?」
「あぁ、そのなんだ、カワイイ猫だよな?」
「
「ん?何かその仔猫持ってるぞ」
「探求神召喚券??警察に届けるか」
「
急に雪が降り続いて世界は氷に閉ざされたのだった。『地球温暖化も解決して、一石二鳥じゃん。でもやり直そ』
〜〜〜〜〜
「探求神召喚券?なんか使うしかないよな?」
「そうするしかないだろ?」
その日
「せっかくだし地球を
〜〜〜〜〜
「召喚されたぞ?ほら飯おごれよ」
「まじかよ!?まだ神託出して準備させてるのに早すぎだろ?いくら探求神から賭けを提案したにしてもな。なにした?」
「猫の可愛さは偉大なんだよ」
「なんだそれ?まぁ飯くらい奢ってやるよ」
「人の金で食うタダ飯は最高に旨いな」
「本当に呆れるな。良くそれで神が務まるよな?」
「怒られなければいいんだ」
「そうかぁ、お前の神力強すぎるもんなぁ。怒れるやつほとんどいないだろ?楽しく飯食えよ」
こうして神には危なく無い賭けが行われたのだった。
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