創作

2023.7/6



今回は創作のお話をちょっとしてみます。


友人の出ている展覧会を見てきて、とても刺激を受けて来ました。


私の創作では、小説を書いたり絵を描いたり漫画も以前描いていたり、最近は切り絵をまたしてみたり。


一次創作も二次創作もしますが、小説はほぼオリジナルを書いています。




友人の中にはコスプレする方もいるし、お人形さんを作る方もいるし、小物作りやレジンでの作品作り、色々する方がいます。


自分の手を付けないジャンルは特に新しく感じて、見ていて刺激になりますね。




私は子供の頃からお話作りが好きで、一人でおままごとをストーリー仕立てで楽しんでいたりしました。


ひとり遊びが好きで、ブロックでお家をつくり、お人形さんやぬいぐるみを動かして遊んでいました。


小学校2年生頃でしょうか、社会科見学の時に貰ったノートに小説を書き始めたのが、一番古く残っているものだと思います。


その頃は夢やファンタジーなどの世界が好きで、そういったお話をノートに書いて、余ったところに絵を描いていました。


ほぼ誰にも見せることはなく、そのうち漫画を知って、漫画を描くようになってから友達に見せるようになったと思います。


なので私は、お話作りに絵を付けるという感じで創作が始まりました。




中学、高校でも漫画やイラスト、小説も書いていて、ネット投稿が書籍化された本を買って、私もネット小説サイトに投稿するようになりました。


それからずっと書き続けている小説も残っています。


完結するものばかりではありませんが、完結作品もたくさん書きました。


その投稿する小説のイラストも自分で描いています。




専門学校は漫画の学科に入り、二年間漫画の勉強をして在学中からアシスタントに入っていました。


短期間で辞めてしまうことになりましたが、作家さんの絵からとても刺激を受けていた、なかなか経験出来ない経験をさせていただきました。




発達障害でのコミュニケーション障害の問題、不安障害やうつ病などで絵の関係のお仕事が出来なくなってしまい、漫画も描けなくなってしまいましたが、今でも細く長く、趣味で小説やイラストを続けています。


最近は特に二次創作イラストを描くことが増えてきました。


自分の好きなキャラ、友達の好きなキャラ、動物や植物のリアルな絵などを描いています。




漫画は描くのにとても労力が必要で、短編でも描くのにとても苦労します。


体力のなくなってしまった体ではとてももちません。


描けて四コマまんがが精一杯かな、と思います。




元々、小説を書くのが好きだったので、今では小説の更新を出来る時に書いています。


イラストも描く時間を分けて、少しずつ描きあげています。




創作は私の活力というか、生きている意味に近いものがあります。


うつ病になった時、真っ先に苦しんだのが創作の出来ない体になったことでした。


頭が働かなくてお話が作れず、絵も描けず、楽しいことが何も出来ない苦しみを味わいました。


当然、漫画も小説も読むことが出来ない体になっていましたので、一日一日を過ごすことがとても長く感じていました。




なので今、こうして文章を書けること、絵を描けること、想像力が少しづつでも戻ってきていることが、とても救いになっています。


私にとって、創作とは人生そのものです。


生きるための栄養素の一部です。


創作の種になるということもあって、療養も頑張って来られました。


苦しい自分も受け入れてきました。




創作のおかげで、今の私がいます。


私はこうした価値観の中で生きています。




創作に携わる方の一人一人、それぞれのストーリーがあることでしょう。


その中の一人、私だけのストーリーがここにあります。


私を創る、とても大事な宝物です。




今日は創作のお話を少ししました。


皆さんは創作に触れることがあるでしょうか。


その創作ひとつの作品に、どれだけの年月の積み重ねが凝縮しているのか、考えたことはあるでしょうか。


作家さんがどんな想いを込めているか、考えたことがあるでしょうか。




好きだと思ったものを、大事にしてください。


私が創作から伝えたいのは、そのたったひとつのことだと思います。


自分の好きを大事にしてください。


どんな風に好きなのか、考えてみるのも面白いでしょう。


そしたら人の作品により興味を示すようになるかもしれません。


そしたらその好きをまた、広げていくといいでしょう。




好きを大事に、楽しむことを大事にして。


そしたら人生がまた、豊かになっていくと、そう思います。

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