第31話 三途の川で、待ち合わせ!? 2への応援コメント
三途の川の渡り方のお作法を知らないと、光源氏の歌も玉鬘の歌も、全く意味がわからないのですね。
私は、今回のKAJUN(お名前変わりましたね)さんの文章を読まなければ、正しい解釈を知らないままだったと思います。
ありがとうございます。
三途の川でせっせと女性を運ぶ光源氏…。
きらりと光る汗も美しく、ファンが増えそう(笑)。
作者からの返信
ふでばこさん、コメントありがとうございます!
新年度も近いので……?……気分を変えて、名前の表記を変えてみました笑
このよもやま話が、古典を読むときの助けになってくれたら、うれしいです!
もし三途の川に、そんなカッコいい光源氏がいたら、、、
「わたし、あの人のほうがいいわ!」
「わたしも!」「わたしも!」
……とか言って、女性たちが殺到するかもしれませんね。
光源氏、たいへんだ💦🤣
第31話 三途の川で、待ち合わせ!? 2への応援コメント
三途の川について当時の人が知っていた俗説を共有しないと源氏物語も正しく読めませんね!
文学だから正しいも何もないという説もあるけれど、やっぱりちゃんと理解して読みたいですね。
三途の川を渡るときに背負ってもらうから夫のことを「背の君」って言うんだろうか?
それにしても三途の川を行ったり来たりして女性を運ぶ光源氏を想像して笑いました!
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
当時の知識や、当時の人々が考えていたことがわかったほうが、断然、古典もおもしろく読めますよね💡
>背の君
「せ」に気づいていただいたとは、さすがです!
光源氏の歌では掛け言葉になっていて、「瀬」「背」「夫」をかけています。
背の君……夫を表す「せ」は古い言葉で、三途の川とは関係なく、もともとは「女性から見た、親しい男性」のことを「せ」と呼んだとか。漢字は「背」「兄(せ)」を当てたりします。
>三途の川を行ったり来たりして女性を運ぶ光源氏
ふふ、可笑しいですよね😁
第31話 三途の川で、待ち合わせ!? 2への応援コメント
男の甲斐性ですねえ。ガテン系光源氏。
作者からの返信
「ガテン系光源氏」🤣
土岐三郎頼芸さん、おもしろいコメントありがとうございます!
今じゃしがねぇ川越人足のあいつも、昔は京の都でぶいぶい言わせてたらしいぜ! ……てな感じでしょうか……笑
そう、男の甲斐性ってやつですね!
第30話 三途の川で、待ち合わせ!? 1への応援コメント
すごいお話ですね。
人を待つのはそれ程苦ではありませんが、文庫本とか持ってないと辛いですね(笑)。
「私、泳ぐの得意なんで!」とか言って、さっさと渡ってしまったらダメなのかな。
魔性の魅力を全開にして、可愛い男の子を頂きまくったお姉さまはどうなるのでしょう?
やっぱり、坊やたちを背負うべきなんでしょうか(笑)。
作者からの返信
ふでばこさん、コメントありがとうございます!
う~ん、現代の三途の川は、文庫本やスマホをもった人々であふれかえりそうですよね!笑
そう考えると、なんかディズニーランドとかUSJのアトラクションみたいに思えてきました。係員の妖怪じいさんとばあさんが目を離した隙に、ひとりで渡る女性が出てきたり……。「ああ、駄目じゃ、戻れ、戻れ!」とか叫んでそう……笑
>可愛い男の子を頂きまくったお姉さま
……は、肉欲の罪で、間違いなく3番の急流でしょうね。ただし、女性が男性を背負うという話は見たことがないので、やっぱり、「初めての男」に背負われて渡るんでしょうね!
そう考えると、女性にやさしい世界観なのかも!?
第30話 三途の川で、待ち合わせ!? 1への応援コメント
なんと興味深い!
仏教で性行為をそこまで悪いものと捉えていたとは・・・カトリックと同様なんですね。
私はてっきり、イタリア人は性欲が強いからああいう宗教になったんだとばっかり(👈失礼!
娯楽のない昔の時代、性行為は一銭もかけずに楽しめる娯楽だったのかも知れない。
その上、現代のように避妊する方法もない。
だから宗教で「だめだよ!!」と力説する必要があったのかも・・・
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
キリスト教も仏教も、性の問題については、似たような経過をたどっていますね。
・性行為を厳しく禁ずる
・一部の僧侶/司祭は耐え切れず、同性愛に走る。
・浄土真宗や、プロテスタントなど、性的にすこしゆるい宗派が生まれる。
>娯楽のない昔の時代、性行為は一銭もかけずに楽しめる娯楽だったのかも知れない。
>その上、現代のように避妊する方法もない。
>だから宗教で「だめだよ!!」と力説する必要があったのかも・・・
おっしゃるとおりですね。集団の秩序を維持するのに、禁ずる必要があったのでしょう。
性的なものは、元来、社会秩序を乱すほどのエネルギーをもっている。と同時にそれは、大衆の生命力であり、熱気であり、活力源でもある。野放図でもなく、禁止でもなく、その中間のバランスが大切だなぁと、あらためて思いました😄
第30話 三途の川で、待ち合わせ!? 1への応援コメント
なるほど。三途の川の「三途」について考えたことがありませんでした。勉強になりました。ありがとうございます。
女性は最初の相手に背負われて急流をですか。衆道の方たちはどうなるのかついつい考えてしまいますね。
作者からの返信
土岐三郎頼芸さん、コメントありがとうございます!
衆道、それ、自分も考えました!
中世の衆道の僧侶の言い分からしますと、「女と性交するのが罪なら、男とすればいいじゃん」という、そういう変な論理がまかり通って、衆道文化が発展していった……そういう考えの僧侶からすると「男との性交は、罪にならないんだぜ」と。
でも、元来の仏教は、相手が男であれ女であれ、感覚的な欲望に溺れることそのものを罪としたわけで、衆道に走った浅墓な僧侶はみんな《強深瀬》を渡らされて地獄行きだと思います。笑
……まあ、原理的にはそういうことなのですが、
人間の性本能というのは強大ですので、土台、それを押さえ込もうとすること自体が無理な話だと、自由な現代人の自分としては、思います😅
第29話 頼朝の声への応援コメント
なるほど読経で! それはありそうです。
リーダーとしては、良く通る声で説得力のある話し方ができるというのは大事ですね。
アメリカ大統領なんか必須の能力だったはず。
しかも昔はマイクもありませんから、集まった武士たちに声を聞かせなければならない場面もあったのでしょうね。
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
ご存じのとおり、武士には戦の前に「名乗り」がありますから、声はかなり鍛えていたと思うんですよね。その頭領になるには、やはり声は求められる素質……アメリカ大統領と同じく必須の能力だったと思います。
ところが、武士の声に関する記述って、ほとんど見たことがないんですよね。
検索してたら、おもしろい記事がありました↓
「オペラ歌手は武士」
https://ideanews.jp/archives/105352
『男装の歌姫』、じっくりと読ませてもらっています。文学といっていいほどレベルが高く、味わい深いです。股間は縮みあがりますが🤣
第29話 頼朝の声への応援コメント
やはり、声が美しくて遠くまで聞こえないと誰もついてこない…ということでしょうか。マイクもスピーカーもない時代のことですから。
「あいつの言ってることはさっぱり聞こえない」んじゃ、リーダーにはなれなかったのでしょうねぇ。
思えば、時代劇専門の俳優さんたちは、みんな顔が大きくて声が立派でした(笑)。
作者からの返信
内藤ふでばこさん、コメントありがとうございます!
マツケンさんとか、かっこいいけど、けっこう顔大きいですよね~!
>声が美しくて遠くまで聞こえないと誰もついてこない…
それはおおいにあると思います。この時代の武士は戦の前に「名乗り」と言って自己紹介をしなくてはならない。これがものすごく大事でしたから、声はかなり鍛えていたと思います。その頭領になるには、やはり、声が大事だったと思うのです😄
第28話 頼朝の和歌2 ~ みちのくのへの応援コメント
洒落ているなあ。
これが「いとをかし」の感覚か!?
今の人が言ったらただの親父ギャグにしかならないものが、なぜこんな美し気に響くのだろう。
うちの母が「趣ある掛詞も、江戸時代の作品になってくるとただのダジャレに聞こえる」って言ってたのを思い出しました笑
時代が近づくにつれかっこよさが薄れて感じる不思議(笑)
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
おお! まさに、「いとをかし」ですね~! それな~笑
確かに、お母様のおっしゃられるとおりですね。言葉には空気感がしみこんでいるんだと思います。
時代が下るにつれ、文筆の主体が、最先端のインテリ層から、どんどん庶民層におりてくる。識字率が高まるのは喜ばしいことなんだけど、鋭く美しいものよりも、とっちらかったような、身近なギャグセンスのほうが尊ばれがちに。江戸時代のほうが、庶民の空気をまとっている。
ま、どちらも好きですけどね笑😄
第28話 頼朝の和歌2 ~ みちのくのへの応援コメント
美しい言葉遊びですね。
教養と思いやりが綯い交ぜになっていてうっとりします。
自分でも、こんなに洒落たやりとりができたらカッコいいなと思いますが…。
教養(の無さ)が邪魔する(笑)。
私の「キツネの物語」に素敵なレビューを下さり、ありがとうございました。
とても嬉しかったです!
作者からの返信
内藤ふでばこさん、コメントありがとうございます!
>自分でも、こんなに洒落たやりとりができたら
頼朝や慈円自身も、まさにそのような「憧れ」のなかに生きていたのだと思います。「王朝びとへの憧れ」と言いますか……。東国に暮らしている頼朝は、特にその憧れが強かったことと思います。
憧れの思いにむかって行動していくと、いつしか自分も憧れと同化しているものなのかも……と、そんなことを思いました。
レビューコメント、喜んでいただけて幸いです!😄
第27話 頼朝の和歌1 ~ 富士山の煙への応援コメント
富士山に噴火した過去があると知ってはいても、うっすらと煙が上がっている様子なんて想像もしていませんでした。
歌に残っているとリアルに感じられますね。
噴火の炎を恋の炎にかけますか。いいですね~
「よだけき恋を するがへぞ行く」は、恋をするぞ、と駿河の地名がかかってるんですね。
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
そう、「恋をする」と「駿河」で……ダジャレですな(*´艸`)
「よだけき恋」という、あまり聞きなれぬ言葉が、この歌の重要ポイントで、よい点に注目してくださいました。
「よだけき」は語源的には、「いよいよ猛き」で、「火」や「争う」というワードと響き合っているんですね。まさに、「マグマのような恋」笑
西行法師がほんとうにそんなマグマ恋をしていたのかはわかりませんが、こういう熱烈な恋歌でもさらっと書いちゃうのが、西行法師の魅力ではあります 😄
第27話 頼朝の和歌1 ~ 富士山の煙への応援コメント
崇徳院と仲良しだったと言われている西行…。
情熱的な歌を詠まれていますね。
爽やかな歌も詠んでいたと思いますが。多才です。
頼朝さんの歌は知らなかったので新鮮です。
誠実そうな雰囲気の歌ですね。
作者からの返信
内藤ふでばこさん、コメントありがとうございます!
崇徳院と西行法師にまつわる人間関係は、興味深いですね。おっしゃられるとおり、配流後に四国に会いにいっているくらいですから、確実に仲はよかったことでしょう。
興味ぶかい点としましては……
・西行は、崇徳の母・待賢門院に恋をしていた? 西行22歳、待賢門院40歳。この失恋が西行出家の動機となったという説。真偽は不明です。……年の差が気になりますが……。
・その待賢門院の娘、統子(皇后・上西門院。崇徳・後白河の同母姉妹)に、頼朝は12~13歳の二年間、仕えていた。
挙兵後の頼朝が、恐るべき朝廷を相手に、非常に賢く立ち回れたのも、この二年間の宮廷経験とコネクションが大きかったからだと思います。
>西行
いろいろな側面をもった、興味ぶかい人ですよね。西行の歌を見ると「旅に洗われた」ヌケ感のようなものがあるように思います笑
>誠実そうな雰囲気の歌ですね。
意外と、素直でまっすぐな歌ですよね!
編集済
第18話 光と影への応援コメント
全部面白いですが、影の光の関係、かぐや姫の話、特に面白い‼️
そういえば、大昔のかぐや姫の映画(沢口靖子主演)ではラストにUFOが出てました、まさにSFでした笑
作者からの返信
みかぼしさん、素敵なレビューコメントとお星さまを、ありがとうございます!!!✧*。✧*。✧*。
まったくなんの計画性もない、いきあたりばったりの連載で申し訳ないくらいですが、評価していただけて、とてもうれしいです!!
かぐや姫、思わず検索……
「かぐや姫の正体が宇宙人であるという設定で、大伴大納言と竜(全長100mの首長竜)の戦いや、蓮の花型の巨大宇宙船で月の迎えが来るラストの特撮シーンなど……」
うが~、なんかおもしろそう~! 観てみたい🤣🤣🤣
感謝御礼。いつもありがとうございます✧*。✧*。✧*。
第26話 納豆への応援コメント
役と駅をかけてる!?
蜂蜜を入れるとは!
今度試してみたいです・・・が、蜂蜜ってお高いですよね~😂
アカシヤがうまい、とかこだわるから高くなるのか。。。
私は梅干しとかシソを入れるのが好きでしたが、大体、梅味のたれが入っている商品を買って満足しています笑
(実は家にテレビがありません😅)
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
役と駅……ダジャレですな(*´艸`)
蜂蜜もピンキリですよね。僕はいつも、一番安い、中国製の大きいボトルを使っています。……健康にいいのか悪いのか、わからない笑
梅味とシソ味、それは絶対おいしい!
おお、テレビなしの生活! ……実はけっこう、憧れます。小説書くには集中できていいかもしれませんね(o´∀`)b
第25話 いい箱を作ろうよへの応援コメント
学者さんのパワーバランスなのか!(;゚Д゚)
古代史(縄文時代~弥生時代)は新たに出土した品から明らかになることが多いけれど、鎌倉時代くらいになると学会のパワーバランスで教科書が変わる!?
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
確かに、遺物や新文書の発見は強いですよね。それは鎌倉時代でも変わらないと思います。
ただ、考古学的遺物は、1185年と1192年の七年の細かい違いを判断できないので、やはりこの場合は、歴史解釈の問題になってくる。そうすると、誰の解釈を採用するか、という話に。
僕の想像にすぎませんが、学者さんに限らずとも、1192を1185に変えることで得する人々がいたのだろうと……ウラを考えてしまうのは、ちょっと悪どい考えでしょうか……笑
歴史好きゆえに、いろいろと考えてしまう、筆者です😅
第25話 いい箱を作ろうよへの応援コメント
うう~む。
でも、アルバイトのお兄さん、「みなもと」と「より」は読めるんですね。
本屋さんが街にあるって、いいですよね。
だから、注文して、買うのもたいせつなんですね。
それでは、またよろしくお願いします。
作者からの返信
清瀬さん、コメントありがとうございます!
お兄さん、惜しかった! 「朝」を「とも」は、難しかったか……。
多分、学校の授業で聞いた「みなもとより……なんとか……」という名前の響きを、最初のほうだけ漠然と憶えていたのでしょう。
>本屋さんが街にあるって、いいですよね。
ほんと、そう思います!
うちのまわりでも、たいへん少なくなりました。
本屋さんで注文って、意外と、ネット注文よりも、簡単な気がします。
こちらこそ、またよろしくお願いします✧*。✧*。
第24話 七夕への応援コメント
現在は国立天文台がこの日を「伝統的七夕」と決めて広報してます。ただ、国立天文台は国の機関なので、国としては存在しないことにしている「旧暦」を使って「旧暦7月7日」とは言えないので、「処暑を含む日かそれ以前で、処暑に最も近い朔(新月)の瞬間を含む日から数えて7日目」というややこしい定義をしています。
この日の月は夜半に沈むのでそのあとは闇夜となります。その闇夜が「恋人たちの時間」ということになるわけですね。
中国七夕の話は、はるか昔、中国語を勉強していたときにテキストにありました。それによると、織姫が天帝の娘である、仲間たちといっしょに地上に水浴びに下りてきて牽牛(漢語では牛郎)に出会う、牽牛が織姫の羽衣を隠してしまって天上に帰れなくなり、地上でひそかに同居生活していたら天帝に見つかってたいへんなことに…みたいな物語でした。
作者からの返信
詳しい情報を、ありがとうございます!
国立天文台のサイトに目を通してみました。……なるほど、です。
自分も、科学館の天文ボランティアをしていたことがあるので、天文台側の気持ちは、よくわかります。
>闇夜が「恋人たちの時間」ということになる
なるほど! 舟に乗って行って、出逢い、そして闇夜、、、素敵なドラマ展開ですね(笑)
>中国七夕の話
羽衣伝説だったんですね~。
ネットで、いくつかの話を読んでみましたが、牛がしゃべりだしたり、面白かったです。
詳しいお話、ありがとうございます!!^^
第24話 七夕への応援コメント
七夕が梅雨の時期に移動してしまっただけでなく、三日月の舟がなくなってしまったとは!
満月に乗ってやってくる彦星なんて、まるで円盤に乗る宇宙人じゃないですか笑
旧暦を使わなくなった現代では、月が乗り物だった話は語られなくなってしまった気がします。子供の絵本などで、彦星が船に乗っている絵を見た覚えがありません。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
円盤でやってくる彦星!(大笑) ウケました!
確かに、彦星が舟に乗っているところ、あんまり見ないかもしれませんね~。
もともとの中国の伝説では、「織姫が舟に乗って、彦星に逢いに」いっていたらしいです。その伝説が日本に輸入されたときに、お国柄に合わせて、「彦星が舟に乗って、織姫に逢いに」と、逆になってしまったとのこと。
中国の織姫、活動的!^^
第23話 閉じ込めるのを、嫌うへの応援コメント
閉じ込められるのが嫌いなのを「閉所恐怖症」というんでしたっけ。
名前がつくくらいなので、一般的な恐怖症なのでしょう。
でもその理由を桶や樽とからめて、さらに日本神話まで!
素晴らしい・・・実は、桶を楽器代わりのようにして、踏み鳴らすのは知りませんでした。
私は幼児の頃、閉所恐怖症ぎみでエレベーターが苦手でした(12階に住んでいたのでエレベーター必須!)。
小学校中学年の頃には解消されてきたのに、小学校高学年になると、ノートに書いた大切な部分を四角で囲むのが怖くなりました。
□←密閉されてるでしょ笑
なので必ず、端を少し開けて、書いた文字を閉じ込めないようにしていました。
ですので中世の人々の気持ちはよく分かります!笑
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
興味ぶかい体験談を、ありがとうございます!!
動物としての人間は、密閉の恐怖を、歴史を通して、徐々に克服してきたのかもしれませんね。「克服してきた」、あるいは、「見ないようにしてきた」……両方あると思います。
密閉する、される、という密閉状態は、動物としての人間に反するものがあるのでしょう。
ノートの文字を囲むのを嫌うのも、幼い綾森さんが、一見無機質な文字列のなかにも「生命」を見い出していた!? のかもしれませんね。
文章に関する感覚がずば抜けている綾森さんなら、ありえそうです^^
第22話 樽革命への応援コメント
桶+蓋=樽ですね!
これは輸送革命にあたるのかも知れませんね。
水運だけだったところ、蒸気機関車の登場で、陸路でも早くたくさん運べるようになった、みたいな。
壺⇒樽だったら、それこそ運べなかったものを運べるようになったのかも!?
それと同時に、多少味が落ちても経済面重視という考え方が、近世の足音を感じます。
中世は貴族という特権階級がコスト面無視で高級品を嗜むイメージです。
ローズヒップ、酸味が強いのですね!
夏はすっぱいものがおいしいから、冷やして飲んだら暑い季節にぴったりかもしれません(n*´ω`*n)
ホットチョコレートは、、、モーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』に出てくるんです!
貴族らしさがあふれてるし、おいしそうで、オペラの印象がホットチョコレートに染められました笑
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そう、考えてみれば、「蓋」をつけるだけでよかったのかも……ですよね(笑)
でも、そこに誰も気がつかなかったのが、歴史の面白さ!?(コロンブスの卵のごとく)
>壺⇒樽
文末に少々、加筆しました。
>水運だけだったところ、蒸気機関車の登場で、陸路でも早くたくさん運べるようになった、みたいな。
あ、それ、いい例えですね!
>それと同時に、多少味が落ちても経済面重視という考え方が、近世の足音を感じます。中世は貴族という特権階級がコスト面無視で高級品を嗜むイメージです。
まさしく、同じことを思います! 消費者の都合よりも、商売側の都合が優先される世界になってきた、ということですね。
綾森さん、コメントの切れ味がスゴすぎる!!
>ローズヒップ
そう、まさに夏向きかも!
メスマーという会社の、ローズヒップ+ハイビスカス+ブラックベリー(葉)のティーバッグが、一番おいしいように感じます^^
(抽出時間、やや長)
>ホットチョコレート
オペラでも、小説でも、物語には、小物って大事ですよね。
ストーリーに絡んだ、魅力的な小物!^^
第21話 熱燗2への応援コメント
杉樽の前は壺だったのですか!
陶器ですよね。それは重い。
扱いが雑なら(悪路をガタゴトと牛に引かせて運んだら)、割れる恐れもありますし。
経済効率を考えたら杉樽は革命ですね。
18世紀ヨーロッパのワインも、酸化防止剤が身体によくない成分で、ヘンデルの健康を損ねたという記憶があるのですが、
今回情報を精査しようとネットを調べても、情報が出ませんでした。
書籍で読んだんですよね・・・
趣味はカクテル造り!?
なんとお洒落な。
私の父はお酒大好きでして実家にいた頃は毎週末、家族と飲んでいましたが、実家を離れたらめったに飲まなくなりました笑
『精霊王~』でハーブティーがでてくる理由はですね笑
・イタリア、南フランスなどの南欧をイメージしているので紅茶を出すと世界観が壊れる!
(しかし10代のヒロインたちの選択肢が葡萄酒orコーヒーでは可愛くなさすぎる・・・)
・実際自分がイタリアにいた頃、メディカルハーブで体調を整えていたから
(漢方薬よりゆるやかに効きます。が、弱い分、漢方のように胃腸関係の副作用もありません)
さすがにハーブティーは私も熱いまま飲むのです笑
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
>壺
絶対的に重いですよね! 壺と樽の、重さ軽さ、スピード感の違いこそ、中世と近世の分かれ目となったように思います。
>ヘンデル
お酒というのは、今でさえ、なにが入っているかわからないですね。今だと、合成添加物がわんさと入っているような、イメージ、、、それでも飲みたい、なんでもいいから飲みたい、というのが酒飲みですね(笑)
>カクテル
搾りたてのフルーツで作ったカクテルは、最高です! そこを突き詰めていくと、アルコール入れずに、フルーツ搾るだけでよくないか? みたいなことに(笑)
>実家
お父様は、家族と一緒にいて、安心されていらしたのでしょうね^^
>ハーブティー
なるほど~。ハーブティー、『精霊王の末裔』の世界観に、とても合っているように思います。あ、それと最初の方で、ホット・チョコレートも出てましたね! 作品の世界観へのこだわり、とても素晴らしいと思います!
自分も、今はノンカフェインにこだわるので、ハーブティーばかりです。最近はティーバッグで売られているので、手軽ですよね。
一番気に入っているのは、ハイビスカス&ローズヒップのお茶です。ローズヒップのお茶は、酸味が強いので、冷ましたほうが(冷たいほうが)美味しい……と思います^^
第20話 熱燗への応援コメント
私は酒量がめちゃくちゃ少ないのですけど、10年以上前、江戸気質のひとから「酒は冷やで飲むものじゃない。燗で飲むものだ。そうでないとせっかくの風味がわからないじゃないか」と言われたことがあります。それで、ある銘柄(何だったかは忘れました)の日本酒を「じゃあ、燗で」と注文すると、店員さんに「その酒は燗で飲むものじゃありません」と言われたこともありました。う~む、むずかしい、とそのとき思いました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
貴重でおもしろい体験談を、ありがとうございます!!
やはり、日本人のなかでも、人によっては、かつての「年中熱燗」文化が、根強く残っているのかもしれませんね~。
次回につづきます^^
第20話 熱燗への応援コメント
私は飲み物全般、冷たいほうが好きなのです笑
ハーブティーや紅茶は仕方なく熱いまま飲みますが、本当は冷たいものを飲みたいくらい。
なので日本酒を飲むときも冬でも冷や、なのですが・・・
留学して遠い土地の日本人に出会ったら「日本酒は熱燗が普通」と言われて驚きました。
うちの父は真冬だけ熱燗にしてるけど、スリーシーズン冷やだったので、
てっきり日本酒は冷やが普通かと思っていました。
イタリア人に説明するのに、日本人同士で食い違った笑←よくあること。
なので現代でも地方によって風習が違う可能性も感じます。
(私の父は千代田区出身、母は横浜出身なので我が家は首都圏の風習です)
田舎には江戸時代の風習が残っていたりして!?
『替り目』という落語に出てくる熱燗推しは、海石榴さんの書かれている樽の問題ゆえ、かも知れませんね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
>私は飲み物全般、冷たいほうが好き
『精霊王の末裔』では、けっこうハーブティーが登場する(?)ようなイメージがあったので、意外でした!
>現代でも地方によって風習が違う
まさしく、江戸時代からの「年中熱燗」の風習が残っている地方があるのでしょうね~。
首都圏の、江戸っ子たちは、さっさと「年中熱燗」をやめた、ということでしょうか(笑)
樽の問題は、次回に展開させてもらいます^^
第20話 熱燗への応援コメント
あのー、変な蘊蓄話を申し上げて恐縮なのですが、江戸時代には酒を運搬する必要から(上方からの下り酒など)、防腐作用のある杉でつくった樽に入れるようになりました。酒が腐敗して酸っぱくなるのを防ぐためです。
杉材に含まれている防腐作用成分は、フーゼル油という油脂成分です、ところが、このフーゼル油は揮発性の油で、これを摂取すると脳神経が少々おかされ、頭が痛くなりがちでした。
そこで江戸の人々は、頭痛などの悪酔い(二日酔い)を防ぐために、この揮発性のフーゼル油を燗をすることで揮発させ、気持ちよく酔う工夫をしたのです。
現在の酒は、主としてガラス瓶に入っていますので、ことさら燗をする必要はありませんが、その習慣だけは残って現在に至ります。
なお、平安・鎌倉期の濁り酒は、通常「冷や」で呑まれていました。
つまらぬ話をして大変失礼いたしました(酒を少々嗜む海石榴より)
作者からの返信
貴重な情報を、ありがとうございます!
そう、まさにそこが知りたかったのです!!
海石榴先生と、お酒を飲んだら、興味ぶかいお話、広く深いお話を、たくさん聞かせてもらえることでしょうね!
、、、とかいいつつ、自分は飲酒量ゼロなのですが、、、
この話は、次回に展開させてもらいますね。
さすがの、貴重な情報を、ありがとうございました!!!
第19話 さつきは、六月?への応援コメント
五月晴れのイメージが180度変わりました。
さみだれ、が梅雨のことだったとは・・・!
そもそも「梅雨」って梅の花の時期と全然違うじゃん、と思って調べたら、
花ではなく実のほうでした。
梅の実が熟す時期の雨だとか。
そういえばイタリアに住んでいた頃、あちらに梅雨はありませんが、6月ごろってアプリコット系の果物が八百屋に並ぶ時期でした。
カビが生えたり腐ったりするのは、現代人にとっても「あやかし」のように不気味です。
空中に胞子が舞っているんでしょ、と原理は知っていても――
私が住んでいたのはヴェネツィアだったので、イタリアなのに湿気がすごくて、
6月中旬、前日に買った桃を追熟させようと室内に置いておいたら(冷蔵庫に入れなかった)、
翌日全部白い毛(カビの一種)が生えていてショックでした。
あの不気味さは祓いたくなるの分かります!!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ヴェネツィア! 素敵ですね! ……テレビに出てくると、憧れながら見ている土地です^^
確かに、あの水の街では、湿度が高そう!!
自分も、果物が、真っ白な毛玉の妖怪に変化(へんげ)していたことがあり、あれには驚かされました。お気持ちはよくわかります(笑)
六月~七月の梅林は、むちゃくちゃいい香りがして、素敵ですよ~。梅酒の香り。地面に落ちた実が発酵して、心地よい香りを放ちます。お近くに梅林があれば、ぜひ行ってみてください^^
第18話 光と影への応援コメント
「月影さやけき」と言ったときは、月光を言っている、と古典の授業で習いましたが・・・なるほど、言われてみれば「影」の字には「日」が入っている!
中世の人の方が全体意識につながっていた話など、哲学的な考察も含めてとても面白かったです!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お読みくださいまして、ありがとうございました!!
また、なにか思いつき次第、更新してゆきますね。
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そして、またまた、素敵なレビューとお星さまを、ありがとうございます!!!
感動です! 。゚( ゚இωஇ゚)゚。
……と、思わず顔文字を使ってしまうくらい!
『ふところ島』のほうも、どちらも、しっかりと読んでくださって、すばらしいレビューを考えてくださって、ほんとうに作者冥利に尽きます。
多大なる感謝をこめて・・・ありがとうございました!!!!
第13話 名前5 ~ 忌み名への応援コメント
なるほど、下の名前を呼ばない習慣として現代に残っているわけですね。
目上の人を下の名前で呼ぶのは不敬にあたると感じる感覚そのものが、忌み名由来ということですか!
昔の人の一人称が忌み名というのは知りませんでした。
なんだかオペラの登場人物みたい。。。
彼らは時々、「〇〇よ、奮い立て!」などと自分に話しかけるので笑
一人称が自分の名前と言うのとはまた違うとは思いますが、現代の感覚からすると変です笑
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
やはり自分で自分の名前を言うのは、子供か、アイドルか、いずれにせよ、キャラ濃すぎる人ですね(笑)
……さあ、今日も小説を書くのだ。小滝ダイゴロウよ、奮い立て!
……うん、まあ、自分で言うのも、悪くないかな(笑)
第11話 清和源氏1への応援コメント
能にも出てきて有名な頼光! でも教科書では見かけない人。
と思っていたらなんですと!?
歴史の授業の超重要人物、平清盛までが妖怪退治!?
驚きました。
陰陽師が妖怪退治をしているのかと思っていたら、武士もしていたのですね。
しかもそれで出世とか。。。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
公家「頼む、妖怪を退治してくれ!」
武士「ええ? ほんとうに妖怪なんですか?」
公家「絶対、妖怪のせい!」
武士(……しょうがない……じゃあ今回は、ぬえと戦う設定で行くか……)
そんなことをつづけているうちに、公家の権威がだんだん下がっていって、「もしかして、公家って、いなくてもよくね?」
みたいなことにみんなが気づきはじめ、ついに、一介の武士である平清盛が、従一位・太政大臣まで昇り詰めるという、ありえない事態に(苦笑)
……おお、綾森さん、頼光のお能をご存じとは、すばらしいです!!
第9話 結婚の形への応援コメント
あっ、こちらに答えがありましたね。
一夫多妻に限らず、多夫多妻もあり得た、と。
高校時代、百人一首を丸暗記させられました。
「愛しい男が今夜、忍んできてくれるかしら? 袖を濡らしながら待つ」
というタイプの詩が多く、彼氏が夜這いに来るシチュエーションとばかり思っていましたが、あれは通い婚のスタイルだったのかも・・・
でも多夫多妻なら、その夜男が来ないならほかの女性を訪れていたかも知れず、彼女もまた別の男性が訪れる日もあったと。
かちあわないように、文のやり取りが必須!笑
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
なるほど、「かち合う」という視点は、大事ですね!
文が書けない階層の人々は、どうするんだろう、とか……
多夫多妻については、もう少し、研究してみる必要がありそうです。
多夫多妻制は、子供を一家族で育てるのではなく、村全体で育てる、という意識が強かった時代の名残かと思われます。
父親が誰だろうと問題ない、というバックボーンがあってこその、ものだったと思います^^
第6話 名前2への応援コメント
「丸」に結界の意味があったとは!!
刀や船の名前につけられるのも、そういう意味だったんですね。
義経の幼名、牛若丸にも丸がついていますもんね。
よく九郎義経と言われるから9番目の息子ってことかな?
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
お、九朗、牛若丸は、その通り!
かれは、九番目の息子です。
「常盤(ときわ)」さんという、当時のミスコンで優勝した超美人のお母さんがいて、その常盤さんから、七番目、八番目、九番目の、三人の子供が生まれました。
今若丸、乙若丸、牛若丸です。
源家が一時壊滅した、平治の乱で、常盤さんは雪のなかを、三人の幼児を連れて逃げる。
牛若丸は結局、鞍馬寺に入れられ、仙人から仙術や兵法を学ぶ、という筋書きですね^^
第1話 名前1への応援コメント
うっすら気になっていたことが、どんどん解決していきます!
「昔の日本人の名前なんであんな長いの? 役職なの? それとも両親両方の苗字とか???」など疑問に思っていました。
通り名が重なった場合、子や又がつくのも知らなかったです。
英語で「ジュニア」をつけるみたいな習慣ですね。
え? 江戸時代って長男でも八郎があり得るのですか!
じゃあ大塩平八郎は八男とは限らないんですね。
Wikipediaを見てみたら、父親も平八郎だそうで・・・親の名を受け継いだだけかも知れません。
本名を明かさないのは、古代中国では本名を知られると呪詛をかけられる、なんて聞いたことがあるけれど、そうした習慣でしょうか?
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そう、江戸時代は、けっこう、音の感じと、フィーリングでつけちゃう。その点では、今とかわらないかも、ですね。
代々、八郎というのも、うなずけます。
ほかにも、長男だと亡くなりやすいという迷信(迷信?雰囲気?)があって、
「長男ということが、悪霊に知られると命を持っていかれやすいから、長男だけど『次郎』とつけよう」……なんてパターンも。
本名……忌み名については、『名前5』をお読みくださいね~^^
第13話 名前5 ~ 忌み名への応援コメント
他人に名前を知られてはいけない、のだと思っていましたか、自分で言うのはよし、ということは、他人に名前を知られていてもいいけれど、呼ばれるのはアウト、ということなんですねー。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そういうことに、なりますね!
名前に関しては、意外と疑問に思うことが多いので、まだまだ研究していきたいと思っています^^
第4話 月名への応援コメント
2月3~4日ごろの立春の半月後が「雨水」で、雨水を含む月(新月から次の新月まで)が一月(正月、睦月)、以下、春分を含む月が二月(如月)、穀雨を含む月が三月(弥生)……だったと思います。最長だと一か月半くらいもズレたりもしますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おっしゃるとおり、陰暦の作成者は、二十四節季の位置を参考にしているでしょうね。うるう月の挿入の仕方にも、関わってくることでしょう。
僕は、古典を読書する際には、ひと月ずらして考えることが、とても大切だと考えています。
読書のためだけの話なので、アバウトに「ひと月ずれる」で、いいと考えています。
これは季節感が変わってくるためで、特に違うのは、梅雨がかかわってくる、「ごがつ」と「さつき」です。
現代の「ごがつ」は、新緑の、晴れやかな季節。(=卯月)
「さつき」は、梅雨時の暗くじめじめした季節。現代の六月。
季節感の一致のために、古典を読まれる方には、ひと月ずらして覚える方法を、おススメしています^^
第12話 清和源氏2への応援コメント
三位というと、藤原氏や公家源氏などの昔からの貴族のなかでもかんたんにはなれない位ですよね。
頼政の出世はやっぱりすごいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
三位以上は、「公卿(くぎょう)」と呼ばれるようになりますから、そこにひとつの大きなラインがあったということですね。
そのラインを超えた頼政は、確かにすごいです。
文武両道で、非常に魅力的なお方です。ヌエと戦っちゃうし(笑)
第14話 名前6への応援コメント
なるほどの中世意識論です。勉強になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
『ふところ島のご隠居』も書き始めのころ、リアリティにこだわるあまり、登場人物のせりふを、景義;「景義は、源氏へ参らんと存ず」、景親;「景親は、平家へ参らんと存ず」「いかばかりで候わん」「気がかりにて候」などと鎌倉調で書いたときがあったのですが、そうすると、まったくキャラが変わってしまうんですね。ノリが変わってしまう、というか……。それで仕方なく、なんとなくふるっぽい言い回し……現代風・時代劇風のせりふをしゃべらせています(苦笑)。たまに、中世の言葉も混ぜこんでおります。
第13話 名前5 ~ 忌み名への応援コメント
自分で自分の諱を呼ぶのはOK。
いつも勉強になります。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
自分のことを「私は」と言わない精神構造がどうなっているのか、、、なにに由来するのか、、、鎌倉人のリアルを知る上で、よりいっそう、調べてみたくなりました^^
第9話 結婚の形への応援コメント
通い婚って、源氏物語の世界みたいに、性におおらかですよね。東北や四国の片田舎では、昭和初期くらいまで「夜這い」の風習があり、それは特別悪いイメージのものではなかったように聞いています。きちんとした結婚がなければ、離婚もないわけですし、一概に昔と今どちらの形態がいいかと問われても迷いますよね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!!
源氏物語も基本は「通い婚」でしたが、源氏邸、、、あれは完全に「ヨメ取り婚」形態でしたね。結局あれが、男たちの理想形態なのかな~、と。いろんなタイプの好みの女の子を、自邸に囲っておくという、、、。経済状況がゆるせばの話ですが(笑) そう考えると、婚姻の歴史は、男性権力の強まりを表しているのかな~と思います。
海石榴さんのおっしゃられるとおり、どちらの形態にもよしあしや、自由・不自由があって、、、やはり最後は本人たち次第なのかな、と思いました。
第5話 子供から大人へへの応援コメント
おおっ、下層の人は元服をしなかった!だから幼名のまま!
すごい、今回も勉強させていただきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます! このような、今の習慣との違いのなかに、歴史のロマンといったようなものが、仄めいているように感じます^^
第32話 慈悲への応援コメント
仏様、なんて優しいんだ!
悪いことをしてる奴を見ると腹が立つ、つらい目に遭ってる人を見ると、しっかりしろよと檄を飛ばしたくなる、とかではないんですね!
慈悲の心か~ なるほど!!
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
>悪いことをしてる奴を見ると腹が立つ、つらい目に遭ってる人を見ると、しっかりしろよと檄を飛ばしたくなる
なるほど……笑
確かにそうした思いも、人間のナチュラルな感情ですね。うんうん。
「悲」は、「心」+「非」で、「非」は、ふたつに引き裂かれた状態のこと。
仏教観では、本来、《仏とすべての人間はひとつ》であるはずなのに、悪や苦にいる人々は、そこから分裂して引き裂かれてしまっている。
もう一度、一体に戻ろうよ、……というところが、仏様の「悲」の愛情なのでしょうね。
仏様、優しいですね!😄