(黒歴史埋葬センターより黒歴史化決定！)この上なく意味のあるお話

　つくづく、我々は自分以外どうでもいいのだ。

　我々は価値はあっても意味はないから、議論するだけ無駄である。

　人並みの幸せという言葉があるが、それがあってもなお、皮肉ばかりが生まれるのであるのだから、結局のところ当人が満足しているか、していないかに寄るのである。

「本当かよ」

　僕のしめ縄くんは意味もなく問いかける。

「しらねえよ」

　だから僕（ハングドマン）は首を吊った。