漢詩

陶淵明「四時歌」

四時歌     四時の歌

春水滿四澤   春水 四沢に満ち

夏雲多奇峰   夏雲 奇峰多し

秋月揚明暉   秋月 明暉を揚げ

冬嶺秀孤松   冬嶺 孤松秀ず


春は水が四方の沢に満ちる。

夏は入道雲がすばらしい峰を形づくる。

秋は月が明るく輝いて中天にかかる。

冬は嶺にすっくと立つ一本松の緑が鮮やかだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る