第3話 キャラメイキング②

「それでは、シルヴィア様の容姿を設定してください。なお、性別の変更はできません。0から作るタイプとリアル準拠、どちらにいたしますか?」

「えっと、0からの方ですかね…。あっそういえば、ハイブリッドタイプもありなんですよね? リアル準拠の部分とおまかせの部分が一部あるんですが、大丈夫でしょうか?」

「問題ありません、ではどんな感じにいたしますか?」


あれ、そういえば曖昧な表現でも大丈夫なのかな? 聞いてみよう!!


「あ、曖昧な感じの表現でも大丈夫なんでしょうか?」

「全く問題はないので、ご安心ください」


良かったぁ…じゃあ大丈夫そうかな?


「まず髪色からで。えっと…森を連想させる色を、上から下に彩度と明度の低いのから高いのにグラデーションで変化する感じでお願いします。あと、髪の長さは腰辺りまでで、髪型はストレートタイプ、髪は降ろしておいてください」

「承知いたしました。…これでよろしいでしょうか?」

「はい、イメージ通りです!! ありがとうございます!! じゃあ、次は顏の設定でお願いします!! 顏の形は黄金比で。顏の容姿の雰囲気は可愛いと綺麗の対比が4:6くらいになるような感じの美少女でお願いします」

「承知いたしました。…これでよろしいでしょうか?」

「はい、めっちゃイメージ通りです!! あ、次は目でお願いします。 エメラルドっていう宝石の、ちょい暗めバージョンでお願いします。あとは、おまかせでお願いします」

「承知いたしました。…これでよろしいでしょうか?」

「はい、完璧です!! じゃ、次はスタイルでお願いします。胸はシーアさんより少し小さいくらいで、身長とお尻のサイズはリアル準拠、ウエストはその二つに合わせてもらえますか? あとはおまかせということでお願いします」

「承知いたしました。…これでよろしいでしょうか?」

「はい、OKです!!」

「それは良かったです。…それでは全体図をお見せいたしますね」

「おぉ!! 超完璧です!! シーアさん、本当にありがとうございます!! 正直言って感激です!!」

「そうですか…(苦笑) どういたしまして、それは安心しました。…それにしても、本当に考えてきたんですね(苦笑) …あっ、大変!? あれからリアル時間で既に5分も経過してます。残り15分しかありません(焦)」

「えっ…現実ではもう5分経ってたんですか!? さすがに少し急がなくちゃですね」

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