きっと常人と呼ばれる人には理解してくれないコンプレックスの塊の日常

名前というラベル

 よく、私のおばちゃんが言ってたけど、名前でその人の大体の人生が決まって、小さい時は親の運で、大きくなると共に自分の運で生きていくようになる。


 私の名前は気が誰よりも強く、癖も人より違う、親が苦労するけどこの子にとっていいことがあるからって愛賀ってつけられた。


 今、思えばそれが間違いだった。


 親のせいにすしたらダメだ。


 けど少し恨んでる。


 こんな名前を親がつけなかったら、この学校社会において目立たなくみんなで笑えたんかなって思う。


 愛してもらえますように。


 めでたいから


 賀 



 私は



 みんなで他愛もない話で盛り上がり、


 トンチンカンな発言をせず、


 常に空気で溶け混んで混んで混みまくり、


 こうやって


 死にたいなんて



 思えなかったのかな。


 だってさ、ほら、みんな


 テキトーに返事をするだけで




 笑ってるよ?




 常人なんだね。






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