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  • 第467話:「諌言」への応援コメント

    あ~あ。
    やっちまったな!(爆)

    フランツは現実主義者だと思ってたんだけどなぁ。
    旧来貴族的思考とプライドに邪魔されて
    最悪な決定をしてしまった…。

    宴席で目撃した貴族達はフランツを
    見限るだろうしね。

    モーリスの謹慎は本人にとって
    プラスになるでしょう。
    エドゥアルドの登極の後、
    参謀本部副長あたりに
    抜擢されそうです♪

    次の宴席の参加者は何人だろう。
    一桁?あるいはゼロ?(笑)
    大量に残る料理はどうするのかね。
    「スタッフが美味しく頂きました」なんて…
    訳無いよねぇ~。


    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    追い詰められて来るとその人物の本性が見えてくる、な~んて言いますが、この辺りがフランツの限界、という感じでしょうか
    大貴族としての誇りがあり、政略結婚を多用して築いてきたズィンゲンガルテン公爵家の人脈を駆使しての政治工作・策謀が得意なのですが、サーベト帝国との戦争の際に負ったダメージが深刻なため、そのせいで思ったほど諸侯の支持も得られず、段々と取れる手がなくなって来ています

    そのためか、彼はけっこう悲惨な結末をたどる・・・
    かも、しれないです

    これからもお楽しみいただけるように頑張りますので、どうぞ、よろしくお願いいたします!

  • やらかしてしまった両公爵は
    どうするんだろうね?

    クラウス殿が予想したように手を結んで
    エドゥアルドに対抗する…のは無理な気が。

    ありそうなのは。

    フランツがエドゥアルドに臣従して
    この内乱発生の責任をベネディクトに押し付け
    自分はエドゥアルド政権で生き残るように
    動くのではないだろうか?

    フランツは現実主義者と思われるけど
    皇帝の座を「今回は」諦めて次代以降に
    繋げる…
    と、ユリウス殿のようには考えられない
    だろうなぁ。

    とは言え、このままでは
    逆賊として討伐される未来しか予測出来ないので
    エドゥアルドに恭順すると思われ。

    ベネディクトは公爵家が生き延びる為には
    エドゥアルドに恭順するしかない事を
    分かっているけれど
    プライドがそれを許さずに破滅へまっしぐら…。

    って、とこでしょうかね♪

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    両公爵ですが・・・、ご想像いただいているよりも節操のない展開になりそうです
    というのは、彼らはシュテルケ伯爵の一件ですでに一度野合してしまっているだけではなく、エドゥアルドの勢力がそれぞれの単独では抗しえないほどに強大になってしまったからです
    また、シュテルケ伯爵を死なせてしまったことで世間からの反発が思いのほか強くなり、自由に手を打つことができない状況となっています(エドゥアルドの軍の大義が、こうした暴虐を行った両公爵を裁くというものも含んでいるので、なかなか妥協するのも難しいだろうという風に考えています。あと、新政権に下手に旧勢力を残したくないなと言う、作者の都合もあったり)

    主人公たちはこれから、守りを固める敵軍とどうやって決戦するか(アルエット共和国の存在があるので内乱を短期に収束させなければいけない)の駆け引きに臨んでいくこととなります

    冗長にならぬよう、頑張りますので、もしよろしければお待ちいただければと思います!

  • お久しぶりにコメントします!

    おぉ、ユリウス殿。
    初登場の時は線の細い坊っちゃんで
    クラウス殿の後継には頼りなく思えたのに
    立派に成長して…(感涙)

    やはり狸の子は狸と言う事ですねぇ。(笑)

    皇帝の事故からしばらくの展開が冗長と言うか…
    そんな感じがありましたが、
    その後の怒涛の展開に目を見張りました。

    その中でルーシェが側仕えのメイドから
    「エドゥアルド第一の側近」に覚醒してしまった。
    なんて事だ!(ニヤニヤ)

    さて、登極の準備は整いました。
    これからの展開が楽しみですねぇ♪

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!
    一時期は熊吉としても心配させていただいていたのですが、こうしてまたご感想をいただけるようになり、とても嬉しいです!
    元気になってくださったようで、本当に良かった!

    ユリウスは実はけっこうな傑物として書いて行こうかなと考えているキャラクターです。
    新しいことをどんどん取り入れ、改革を断行するエドゥアルドという目立つ存在が同時代にいるために影に隠れてしまった、時代が時代なら数百年以上も語り継がれるレベルの名君、という設定だったりします。
    そして彼はこれからも地味に政局に関わり続けることとなります・・・。

    皇帝事故後の展開ですが、やはり冗長になってしまっていたのですか・・・。
    そのころ、PVが伸び悩んでいたので、熊吉としても納得のご指摘です・・・。

    反省して、次に生かしていきたいと思います。
    どうぞ、これからもよろしくお願い申し上げます。(*- -)(*_ _)ペコリ

  • 第69話:「鈍化」への応援コメント

    あ、この展開は…

    エドゥアルドの初陣がナポレオンのロシア侵攻やアムリッツァ星域会戦レベルの大敗になるのだろうか。トラウマになってしまいそう。
    まあ、物語が史実のナポレオン戦争に沿っているのであれば最終的には大丈夫だと思いますが。

    作者からの返信

    カール・アーティ様、ありがとうございます!

    漂う不穏な気配・・・
    感じ取っていただけて嬉しいです
    これから起こる出来事は、エドゥアルドにタウゼント帝国という古い大国の改革の必要性を痛感させ、今後の彼の行動指針を形作る基礎となるものになります

    本作、確かにナポレオンの時代を参考にしておりますが、それとはまた違った歴史をたどっていく予定です
    架空の世界のできごとでありますので・・・

    現在イメージしているところですと、史実のヨーロッパはナポレオン戦争の後も様々な戦争が続き、凄惨な第一次世界大戦へと至っていくのですが、そのような歴史をたどらない世界線の物語、というものを考えております

    これからもお楽しみいただけるように頑張らせていただきます
    どうぞ、熊吉と本作とを、これからもよろしくお願い申し上げます

  • おぅ…。
    タイトルを見て
    クラウス殿がポックリ逝ってしまうのか?
    とギクリッ!(笑)

    皇帝陛下への帝都退去の挨拶で
    陛下がおっしゃった言葉の事でしたか。

    クラウス殿が気に掛けている「議会」。

    もしや…。
    皇帝陛下はエドゥアルドの議会を
    帝国レベルで開設する事を決意したのか?

    エドゥアルドが「議会」の為に
    帰国を急ぐと聞けば並々ならぬ
    興味を持つだろうな。

    すぐにとは言わずとも、
    いずれ開設したいと思ったのかも。

    現状ではあまりにも5大公国の
    政治的支配力が強くて
    皇帝として何かやろうとしても、ままならないし
    公爵達の専横を防ぐ事も難しい。

    議会を開設して「臣民の総意」と言う
    力でもって公爵達を牽制し、
    皇帝の政治的な力を強め、
    帝国全体に関する案件を処理しやすくする。

    と言った所ですかね…。

    立ち位置としては皇帝直属の機関として
    公国よりも優越する事になるだろうから
    各公爵が反対するのは必然。

    この騒動にエドゥアルドも
    巻き込まれますね。
    どうするんだろう?

    ともあれ、陛下のお言葉が楽しみであります♪




    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    議会・・・
    ううむ、惜しい!

    そこまで行きたいのは熊吉としても山々なのですが、帝国全土で議会を開くというのはまだ実現困難
    今回は、それよりは少しハードルが低く思える改革ですね
    エドゥアルドが査問会以前に実現しようと工作していた政策が、もう1つあったはずです

    そしてその政策の許可を出す
    皇帝としては、エドゥアルドの言葉の正しさを認めたことと、今回の査問という茶番に彼を呼びつけてしまったことの「わび」としてそういうことをするのですが、これがとある人物たちに決定的な危機感を抱かせることになります

    エドゥアルドが皇帝になる心配はしなくてよい
    そんなことより、今、その地位にある者が問題だ

    皇帝のこれからの行動はそういう危惧を抱かせることとなり、そしてそれが、本作のある意味一番の山場(となるかもしれない)出来事につながっていきます

    これからもお楽しみいただけるよう、がんばらせていただきます!
    どうぞ、よろしくお願いいたします!


  • 編集済

    素晴らしい!

    あの一言をここまで上手く使うとは
    脱帽であります。

    クラウス殿の御膳立ての上で
    この言葉を口にするからこそ
    劇的な効果を得られる。

    この展開に、私は眼から鱗が落ちる気がしましたよ。

    単なる思い付きの「今のところは」を
    綺麗に物語へ落とし込んでいて
    熊吉様の創話力が並々ならぬ物であると
    感服いたしました。

    私ならクラウス殿の御膳立てを飛ばして
    両公爵が愚物に見えるストーリーに
    している気がします…。

    査問会に関するクラウス殿の行動は
    正に黒幕と言った有り様で、面目躍如と
    言った所。

    対してうちのクラウス殿。
    黒幕にしては目立ち過ぎてますかね?(笑)
    まぁ、あれは自分が目立つ事で
    裏工作を気付かれ難くする効果を
    狙っている所もあるのですが。

    さて、両公爵はどうするのか?
    皇帝陛下の発言はあるのか?

    次回以降を楽しみにしております。
    (^-^)/







    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    お楽しみいただけて、嬉しいです!
    熊吉も無い知恵を絞って必死に考えた甲斐がありました!

    実は、本作での謀略面は、けっこう戦国策という史書を参考にしています。
    合従連衡が有名ですが、それ以外のもいろいろな計略が乗っていまして、「事前にうまく相手の意識を誘導して、求める結果を得る」というのは、そういった昔話を参考にしながら作らせていただきました。

    隼 一平様のところのクラウス殿は、婿殿のために親切に教え導いている感じがして、熊吉は好きです!

    本作ではこうしてエドゥアルドは両公爵からの矛先をかわしたのですが、この査問の結末は、少年公爵にとっては望外のものとなります。
    査問会で堂々と自身の製作について語り、そして(クラウス殿の助力ありきですが)見事に謀略かわしたエドゥアルドを高く評価したとある人物が、彼のために大きな決断をします。

    そしてその決断が、帝国に新たな動乱の火種をまき・・・
    というのが今後です。

    これからもお楽しみいただけますよう、がんばらせていただきます。
    どうぞ、よろしくお願い申し上げます!


  • 編集済

    熊吉(モノカキグマ)様。

    私のアイデアを採用して頂き
    ありがとうございます。

    また、過分な称賛のお言葉を頂き
    照れ臭く赤面する想いで一杯です。

    私の方は現在の所。
    仕事での変化、友人への支援、
    趣味への注力などが混じり合って
    精神的な余裕を失い、更新できなくなっております。

    このコメントは
    私へのリスペクトと共に
    「しっかりして下さいよ、(人生の)先輩!」と
    背中をどやし付けられたように感じました。

    落ち着くまでもう少し掛かると思いますが
    必ず再開して、完結を目指し
    執筆する事をお約束します。

    さて、あの言葉を
    どうエドゥアルドに伝えるのか?
    (言葉そのものではなく、
    どういった意図で使うのかの解説)

    熊吉様がどう料理したのかが楽しみであり
    私とどう差違が出るのかも興味深いですね♪

    今回は本当にありがとうございました。
    改めてお礼申し上げます。

    これからもどうぞよろしく♪(^-^)/


    作者からの返信

    隼 一平様、こちらこそ、ありがとうございます!
    良いアイデアをいただき、とても嬉しく思っています。

    例の一言ですが、熊吉なりに、「政治の駆け引き」というものをエドゥアルドに体感させるものとして組み込ませていただきました。
    同じ言葉であっても、使うタイミング、状況によって全く意味が異なる。
    そういう教訓をもたらすものとさせていただきました。

    隼 一平様にご納得いただけるよう、願っております。

    私生活がなかなか多忙で、とのことですが、これからも折を見て創作活動をお楽しみいただければと思います。
    熊吉はのんびりした性格なので、気長にお待ちしておりますし、隼 一平様にとってもっとも良い選択をしていただければと思います。

    これからもお楽しみいただけるように、がんばらせていただきます。
    どうぞ、エドゥアルドとルーシェ、そして熊吉のことを、よろしくお願い申し上げます。


  • 編集済

    第364話:「査問:1」への応援コメント

    ルーシェの頑なな信頼が
    エドゥアルドにとって安らぎになっている訳ですね。

    自身の言動全てを肯定してくれる人が
    身近にいると
    精神的に余裕が生まれ、より良い判断が
    しやすくなります。
    もっとも、周りにいる人が全てそうだと
    独善的になって行くので問題ですが。

    皇帝陛下が到着翌日に査問会を開くのは
    エドゥアルドに
    「余計な情報を与えない」ように
    するためでしょう。

    前々回で書かれていたように
    「知ったために判断を誤る」情報もあるわけで、
    それに触れさせないようにする。

    また、いろいろと準備をさせない事で
    エドゥアルドが真意を話さざるを
    得なくする意図がありそう。

    私、査問会を切り抜ける魔法の言葉を
    思い付いてしまいましたよ。

    「今の所は」。

    皇帝選挙の旗色を明らかにしていないのは
    「両公爵の内、どちらが皇帝に相応しいか
    精査しているのです。今の所は。」

    こう言って置けば
    両公爵とも、エドゥアルドを
    陣営に引き込めるチャンスがあると
    思うでしょう。

    ただ、逆にその言葉こそが
    謀反の意がある証拠である、と
    付け込まれる可能性もあるので
    難しいかなぁ…。


    作者からの返信

    おお!
    今のところは!

    いい手ですね!
    もしかしたら使わせていただくことになるかもしれません・・・!

    査問会が急遽開かれるのは、この査問を仕組んだ側、ベネディクト公爵とフランツ公爵の「嫌がらせ」ですね。
    皇帝が臨席するとは言っても、直接査問するわけではなく、別の人物が査問を行います。
    エドゥアルドと皇帝が2人きりで会っても疑惑は解消されないので、別に査問を担当する人物がいます。
    皇帝は、査問担当がエドゥアルドを査問するのに立ち会う、という形式になります。

    そして、ちょっとネタバレですが、その査問を行うのは陰謀の当事者のベネディクトとフランツ。
    査問の日程が急なのは、2人が本気でエドゥアルドを潰しにかかっているからでもあります。

    ひとまずはエドゥアルドは自身の思うところをはっきりと述べるのですが、何度か続くことになる査問の間にクラウスが工作して、エドゥアルドたちにもあれこれ指示を出してうまく調整していく、というのを考えております。

    これからもお楽しみいただけるよう、がんばらせていただきます!


  • 編集済

    第363話:「巣窟:2」への応援コメント

    シャルロッテさんはマジ優秀!
    流石は公爵家を影から守る家系ですね。

    エドゥアルドが諜報組織を創設するなら
    彼女が長に相応しいな。

    その後継者にルーシェ…は無理だから(笑)
    マーリアの後継者にして
    メイド長になってもらったら良いよね。

    前回コメント返信で
    「マネしてごめんなさい」とありましたが
    気にしてません。
    もともと、私の方があなたの作品を
    マネしたような物ですしね。

    言って見れば
    お互いの作品はパラレルワールドなんです。
    だから、同じ人物が同じ思考・行動をしても
    不思議ではないし問題ありません。

    逆に私のクラウス殿がそちらのクラウス殿に
    引っ張られる事もあると思います。

    その時は許して下さいね♪

    前回の「ありがとうございます」は
    (リスペクトしてくれて)ありがとう…
    の意でして
    皮肉でも何でもありません。
    誤解させてしまいましたかね。
    申し訳ない。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    寛大なお言葉、ありがとうございます
    クラウス殿を好きになっていただけて、本当に嬉しいです
    これからもお互いに切磋琢磨しながら、素敵な作品を作って行けるように頑張りたいと思います!

    実は、諜報組織ですが、シャルロッテとヴィルヘルムの2人に任せてみようかな、などと考えておりまして
    というのは、ヴィルヘルム、エドゥアルドの「ブレーン」というポジションですが、公的な肩書はなにもなく、けっこう曖昧な立場にいるんです

    情報を収集、分析して、エドゥアルドにしっかりとアドバイスをする
    そんな役割をヴィルヘルムには果たしてもらいたいので、諜報関係をシャルロッテと担当してもらいたいなと考えております
    現在でも、ヴィルヘルムがノルトハーフェン公国に来る前に培った情報網やら知識やらを活用しているので、その背景を生かす形にできればなと

    いよいよ始まる査問会
    罠を張り巡らせた中で、エドゥアルドがどう自分の意志を通し、そして危機を乗り越えるのか
    お楽しみいただけるように頑張りたいと思います

    これからもどうぞ、本作と熊吉とをよろしくお願いいたします

    編集済
  • あぁ、なるほど。

    離間の計ではなく、蝙蝠作戦ですか。

    エドゥアルドが両公爵に
    「支持しても良いですよ」と囁けば
    エドゥアルドを取り込む為に
    謀反の噂を否定する噂を流してくれる訳だ。

    エドゥアルドは公明正大を大切にするから
    騙し討ちのような手を使うのは気が進まないのは
    理解できる。

    でも、公爵家当主としては
    清濁合わせ飲む度量も必要だよね。

    クラウス殿の「教育」で
    エドゥアルドがどう成長するか?
    見ものですなぁ…。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    悪の道に引き込む、というわけではありませんが、クラウス殿の教育によってエドゥアルドも段々、狡猾さというモノを身に着けていくこととなります

    ただ、完全にそういう陰謀キャラに染まることはない予定です
    というのは、いつも近くにルーシェがいるからですね

    彼女にはただ愛嬌を振りまいてもらうだけではなく、エドゥアルドを「王道」に引き留める、そんな存在になってもらいたいなと考えております

    クラウス殿の作戦が成功するのをお待ちいただければなと思います
    どうぞ、よろしくお願いいたします

  • おぅ。離間の計ではないですか!

    ルーシェ、地頭は良いんですよねぇ。

    しかし、ここまで導き出したのは
    やはり、補佐官殿の教育の成果でしょう。

    このまま成長していけば
    シャルロッテの後継者になれる…よね?

    何年掛かるかは別として。(笑)

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    まぁ、ルーシェの父親はあの人ですから
    ちゃんと学ぶ機会さえあればどんどん伸びます

    そしてこうして密かに知識を身に着けているのは、今後の彼女の運命を左右する布石になっていたり

    なんといっても彼女はヒロインですから
    いつか大きな活躍を見せてもらいたいと思っております

    これからも見守ってやっていただけると嬉しいです!


  • 編集済

    第362話:「巣窟:1」への応援コメント

    お忍び・馬車旅・諜報員。

    …………。

    うん、わかりました。
    ありがとうございます♪ニヤリ

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    そして・・・、ごめんなさい!
    隼 一平様のところのクラウス殿をだいぶマネしちゃいました!

    だけどやっぱり、旅のご隠居と言えばあの天下の副将軍様!
    お供に凄腕をつけて、諸国漫遊とかさせたかったんです!
    許してっ (´;ω;`)

    これからもお楽しみいただけるよう、全力で頑張らせていただきます!


  • 編集済

    なるほど。
    エドゥアルドの「出っ張り具合」は
    両公爵にとって非常に目障りな訳だ。

    突っ込み所が無い為に
    窮地に陥るとは皮肉な物です…。

    またしてもルーシェが
    良い働きを見せてますね。
    こういった気遣いは、なかなか難しいのですけど。

    思った事を真っ直ぐ口にしてしまうのは
    貴族に仕えるメイドとしては軽率な気がします。

    ルーシェだから許される事…かな?

    作者からの返信

    あー、確かに・・・(苦笑)
    ルーシェ、他の貴族の家だったらだいぶ叱られてますねこれは。

    ただ、エドゥアルドとしては、他の人々が自分を「公爵」として見て一線を引いている中で、ルーシェだけが「エドゥアルド」として見て垣根を作っていない状態が心地よいので、矯正せずにこのまま、という形になると思います。

    ルーシェには、気兼ねなく接することのできる同年代の話し相手としての役割を果たしてもらおうかなと。
    こすっからい政治の世界でエドゥアルドが闇に染まらないよう、中和するようなイメージでしょうか。

    つけ入るところがないからこそ、なんとしてでも叩いておかなければならない。
    出る杭は打たれる、ということわざ通りの展開を、クラウス殿の協力も得ながらどう切り抜けていくか。
    楽しんでいただけるよう、頑張ります!

  • やはりクラウス殿はイイ!(爆)

    こちらのクラウス殿は
    うちのクラウス殿と比べて
    ちょっぴり「軽い」感じがしますね。

    普段の時と策謀を巡らす時のテイストを
    変えて
    梟雄としての凄みを出している感じで
    面白いです。

    うちのクラウス殿は
    真面目過ぎるかなぁ…。
    ユーモアを解しお茶目な面もあるけれどねぇ。

    ルーシェの成長が嬉しいです♪
    以前ならテンパってドタバタしたり
    転んでコーヒーをダメにしたりしたと
    思うな。(笑)

    作者からの返信

    いえいえ、隼 一平様のところのクラウス殿もすごくいい味出してますよ!
    領民のために知恵を絞る、賢くて立派な人だと思います!

    実は、隼 一平様のところのクラウス殿をだいぶ参考にさせていただいております。
    ユーモアのある性格、本当に味わいがあっていいです!
    茶目っ気を前面に出しているのは、隠居して今は自分の好きなように生きているということを熊吉なりに強調したかったからになります。
    ハメを外しているんです。

    ルーシェですが、しっかり成長しています。
    ドジっ子メイドから立派なメイドへと成長して行く様をこれからも書いて行ければいいなと思います。

  • 第352話:「雨」への応援コメント

    キターッ!
    クラウス殿再登場!!

    いよっ、待ってました!大統領!

    大向こうから声を掛けたくなりますねぇ。(笑)

    再登場のセリフを読んだ時、
    背筋がゾクゾクッとしました。
    こんな体験は60年生きてきて
    初めてかもしれないです。

    それほどクラウス殿に惚れ込んでいたとは
    自分でも気づきませんでした。(苦笑)

    さて、クラウス殿は何を語るのやら…。

    楽しみです♪ニヤリ

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    クラウス殿の再登板、喜んでいただけて本当に嬉しいです!
    いや、実は隼 一平様のとこおのクラウス殿が素晴らしかったので、熊吉の方でちゃんとクラウス殿を書けるかどうか心配だったんです。

    クラウス殿には公爵の、そして人生の先輩として、まだこすっからい政治の世界を知らないエドゥアルドを導いてもらえればと思ております。

    どうぞ、これからもよろしくお願いいたします!


  • 編集済

    おぅ…。

    自身が「男」であると自覚したために
    精通から夢精まで到達した訳ですか。

    やはり、男女どちらも性教育は必要ですよね。
    エドゥアルドの戸惑いを解決するのは
    補佐役殿でしょうか?
    この手の相談を出来る人は周りにいない
    ようですが。

    ルーシェが
    エドゥアルドの下着を見て疑問に思い、
    シャルロッテに尋ね、
    マーリアに話が届き、
    マーリアがエドゥアルドに
    「医学的」解説をする。

    エドゥアルドの性教育は
    こんな感じで行われるのでしょうかね?
    (苦笑)

    作者からの返信

    公爵殿下は思春期
    順調に大人の階段を登っているのであります(`・ω・´)ゞ

    まだまだ男女の恋愛関係には程遠いエドゥアルドとルーシェではありますが、徐々にその関係性も変化していくことに
    これからも2人の成長を見守っていただければと思います♪

    そして、本章ではまた、大きな事件が
    クラウス殿もいよいよ再登板する予定ですので、どうぞ、お楽しみに!

  • 第339話:「一時撤退」への応援コメント

    エドゥアルドは危機を、なんとか
    乗り切りましたね。

    まだ年若い故の「聖人君子」的な思考が
    ブレーキを踏んだ訳ですな。

    エドゥアルドにはこの手の搦め手より
    正攻法で押した方が効くような気がします。

    アリツィア殿下としては
    何がなんでも成果を上げなくては…と
    自身の状況も踏まえた上での
    焦りがあるようですけど、
    ここは
    「婚約について前向きに考える」
    と言う言質を取るだけでも大戦果ですよ♪

    さて、自分の男性を自覚したエドゥアルド。
    ルーシェに対する意識も変化するのでしょうか?
    うーん…。(*_*;

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    熊吉はオス熊なのですが、頑張って女性の心情というのを想像して書かせていただきました。

    自分はメイドだから。
    すでにスラム街での暮らしから救われるという、過分なほどの恩をもらっているから。

    そういう思いで一線を引いていたルーシェですが、アリツィア王女の積極的なアプローチによるエドゥアルドの変化や、同じ境遇を持つある少女の思惑から、段々とエドゥアルドに対して積極的に「攻める」ようになっていきます。

    今後も無い知恵を振り絞って書き進めて参りますので、どうぞ、熊吉と本作とをよろしくお願いいたします!

  • ルーシェの恋心、かわいい♪

    しばらく前だったら
    エドゥアルドの前でもピョンピョン
    してたかも?(笑)

    公爵付きメイドとして自分の気持ちを
    抑える事が出来るようになったルーシェ。

    成長が嬉しいです♪

    作者からの返信

    問題は、その「成長」に、エドゥアルドがまったく気づいていないことですね
    エドゥアルドの中ではいつまで経ってもルーシェは「ちんちくりん」でして、ルーシェの恋が成就するにはいろいろと障害が多いのです

    相当先になりますが、エドゥアルドがルーシェもちゃんと成長したのだと気づく場面をしっかりと書きたいと思っております

    これからもお楽しみいただけるように頑張ります!

  • 王女と言う公的な立場と
    一人の女としての感情。

    アリツィア様の内心は
    複雑な流れが渦巻いているようです。

    公的な立場+ちょっぴりの感情。
    これが現在のアリツィア様の気持ちですかね。

    エドゥアルドを落とす為、マヤが企む
    アリツィア殿下のコーディネート。
    どんな物になるのやら♪


    我々の世界では
    「DTを殺すセーター」とか言う物が
    ネット界隈で話題になってましたねぇ…。
    (笑)

    作者からの返信

    さすがにあそこまであからさまに行くと、エドゥアルドの周囲が止めに入る可能性もありますので・・・
    ですが、胸元は開いてますw

    恋愛描写、熊吉なりに挑戦してみようと思いますので、お楽しみいただければと思います

  • 貧困対策に公共事業を行っている事を
    ルーシェから教えてもらった。

    え?ルーシェから?

    やっぱりルーシェは頭がいいな。

    公共事業の意味を他人に解説する
    なんて事は
    平民の少女にはきっと出来ない。

    補佐役殿の授業のおかげで
    ルーシェの知識水準は
    かなり上がっているんですね。

    作者からの返信

    ルーシェ、学がないだけで、ちゃんと学べばかなりの理解力を発揮できます。
    頭はいいんです。
    こうした少女であることは、オストヴィーゼ公国と結ぶことの重要さを「A国B国C国」の話ですぐに理解できたことなど、度々描写させていただいているところで、ルーシェというキャラクターのけっこう大切な要素になっております。

    特に、彼女はいつもエドゥアルドのおつきのメイドとして働いておりますから、エドゥアルドが宰相のエーアリヒやブレーンのヴィルヘルム、参謀総長のアントンと話し合う場面にも同席しております。
    門前の小僧なんとやら、で、いつの間にかルーシェは国家統治の考え方を身に着けて行っている感じです。
    ある意味、常人ではとても受けられないような英才教育を受けているようなものなのです。

    そうした経緯が、彼女の将来の出来事に大きく関わってくることとなります。

    これからもお楽しみいただけるように頑張って参りますので、どうぞ、熊吉と本作とをよろしくお願いいたします。

  • ふむ。

    アリツィア殿下の国としての思惑。
    オズヴァルトの商人としての思惑。

    ここまで本音を示されるのは
    確かに「生々しい」ですねぇ…。

    殿下としては、
    オルリックの国益が最優先であるとは言え
    自分の気持ちとして
    好意を持てる相手を選びたいですよね。




    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    今回は、アリツィアの、王族としての自分と、個人としての自分との間の葛藤を1つのテーマとさせていただいております。

    王族としての様々な義務の中で、どうやって個人としての幸福をつかむのか。
    アリツィア王女の少し大胆な行動をお楽しみいただければと思います。

  • 第320話:「見送り」への応援コメント

    視察するのであれば、各種の調整が必要ですよね。
    何しろ視察者が王女様ですし。

    エドゥアルドが同行しなかったのは
    本当に「公務」ためなのか?
    彼の性格からすれば王女様に失礼が無いように
    同行する気がするのだけど。

    まぁ、2人が行動を共にしている所を端から見れば
    すわ「婚姻されるのか?」なんて話が出てきそうだし、
    そうなると
    ノルトハーフェン公国とオルリック王国の話と言うだけでなく
    帝国本体との話にもなる訳で。

    エドゥアルドとしては王室や他公国との
    無用なトラブルを避けるため、
    慎重に行動することを選択したのではないだろうか?

    その公務がクラウス殿との面会だとしたら面白いのだけど。
    まさかね…。w

    作者からの返信

    クラウス殿は、今回は出番ないですねぇ・・・、申し訳ないです
    ただ、一番おいしいポジションを用意するつもりでいるので、まだ先になりますがお楽しみにしていただければと思います

    エドゥアルドがアリツィアに同行しないのは、まぁ、なんというか、彼女に対する関心が薄いから、です
    アリツィア個人、というよりは、女性全般に対する関心ですね

    国賓としての歓迎は宰相のエーアリヒなどに命じて万事整えてありますし、わざわざ自分が行くことはないだろう、的な感じです

    ただ、アリツィアとしては、それでは困る、というような状況です

    今回は、隼 一平様を真似して、少し「生々しい」お話をさせていただこうかなと考えております
    それは、武器を使わない戦い・・・

    お楽しみいただけると嬉しいです

  • 第319話:「マヤ:2」への応援コメント

    あー…。
    やっとマヤの色々とアレな行動動機が分かって
    胸のつかえが降りた気分ですよw

    服飾デザインマニア ですか。
    デザイン画を描きまくって、選りすぐりを製作するのは
    よくある事だけど、全部作ってしまうとは驚きです。
    最低100着とは…。(笑)

    主が王族だからこそ出来る事なんだろうなぁ。
    仕立てる材料費もバカにならないはずだし。

    アンネも巻き込まれたのはご愛敬ww

    ノルトハーフェン滞在中に100着できるのかな?
    あ、2人分だから200着?

    ルーシェにどんな服を着せるのか、楽しみですね。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    いやぁ、さすがに100着×2は難しいですね(笑)
    滞在期間1か月程度で、その間アリツィア王女の衣装を毎日アレンジして行ったりするので

    ただ、設定上は、あらかじめルーシェの容姿を聞いて、サイズ調整すればいいようにしておいた衣装を用意しているので、10~20着程度は用意できる予定です

    マヤはアリツィアの専属のメイドであるのと同時に、本人の趣味から、コーディネートを担当しています
    そしてそんなマヤが今回同行しているのには、そういうことをしなければならない理由があったりもします

    これからもお楽しみいただけますよう、頑張ります!

  • 恋は盲目。

    この言葉は
    「恋をした相手に対しては
    全てを肯定して悪い面は目に入らない」
    と言う意味だけど、
    それだけじゃないんだね。

    恋する事で自分の気持ちが
    いっぱいいっぱいになって、
    周りの状況が一切見えなくなってしまう。

    だから、今回のような事が
    起きてしまう訳か…。

    で?このメイドちゃんは何者なの?

    気になります。ニヤリ



    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    ルーシェの乙女心を、うまく書けていると嬉しいなと思います。

    そして、新登場のメイド。
    こちら、一波乱を起こすのと同時に、後々、地味に重要な働きをするキャラとして予定しております。

    これからもお楽しみいただけるよう、頑張ります!

  • アンネとルーシェの会話から
    わかった事がある。

    女子が恋バナをするのは
    恋愛経験値を上げる為なのだな♪

    会話するうちに自身の気持ちを自覚したり
    他人の恋愛観を聞く事で恋愛の多様性を知ったり
    会話の中の状況を脳内シミュレーションしたり。

    こんなのを少女期からやってたら
    同年齢の男子が女子に恋愛面で勝てるはずがないな。(苦笑)

    作者からの返信

    熊吉はオスですので、割と少女漫画とかの知識に頼りがちなんですが、女性の「したたかさ」というか、そういうものを感じていただけたのなら嬉しいです。

    ルーシェはただかわいいだけのメイドではなく、ちゃんと一個の「女性」である、というところを、なんとか書いていけたらいいなと考えております。

    先にもご指摘をいただいておりますが、エドゥアルドは純情で朴念仁なところがあるため、いろいろ前途多難です。
    そういったエドゥアルドに自身の気持ちを気づいてもらうために奮闘する、というのもやってみたいので、頑張ってみたいと思います。

    どうぞ、これからも熊吉と本作とをよろしくお願い申し上げます!


  • 編集済

    第307話:「来訪:3」への応援コメント

    おぉぅ…。

    エドゥアルドはまだまだルーシェを
    理解出来てないなぁ。

    自分の居場所に執着するルーシェにとって、
    エドゥアルドの側を一時でも離れる事が
    自身の存在意義を否定されるのと同じだと
    判らないのは、やはり人付き合いの経験値が
    まだまだ足りないせいだろうか。

    幼少期からごく限られた人間としか接触してないから
    人間の感性の多様性について理解が足りないのだろう。

    うーん。
    エドゥアルドの人間的成長のために、
    人生経験豊富な「友人」が必要な気がしますね。

    喫茶店で出会った人の中で
    エドゥアルドの身分を恐れず
    対等に話が出来る爺さまとか、いないかなぁ…。

    あ。あの方はダメです。
    エドゥアルドに悪影響を与えそうだし。(笑)

    作者からの返信

    いたいけな少年公爵に、ご隠居の魔の手が伸びる・・・!

    実に面白そうなので、人格形成は別として、権謀術数に向き合う心得の指南的なことはしてもらえるといいなと思っております。

    エドゥアルドは家族も失っていますから、人格形成的に欠損のあるところは事実ですね。
    だからこそ、純情で正義感があり、まっすぐな現在のエドゥアルドがあるわけですが・・・、ご指摘いただいたとおり、もう一皮むけてもらわないとだめかもしれませんね。

    なにか、うまいコト考えてみたいと思います。

  • 第305話:「来訪:1」への応援コメント

    まさかの…「来ちゃった♪」(爆)

    あのさ、オルリック王国って
    オストリーベ公国の東だったよね?

    そこから、はるばるやって来るなんて…。

    いや、外交だから責任者として来るのは
    判らなくはないけどさ。

    これは。
    王女殿下との恋愛フラグが立ったか?

    エドゥアルドへの恋慕を
    うっすら自覚し始めたルーシェは
    これを知ってどうするのだろう。

    身分の違いから三角関係にはならないとは
    思うけどねぇ…。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    本章のタイトルは、「新たな戦い」。
    皇帝位をめぐる政争、強大化したアルエット共和国との戦争と、そのための国内改革。
    そして、エドワードをめぐる恋の戦いなのでございます・・・。

    王女という、一国の責任を預かる一員であるアリツィアは、ふらりと来たようでいて、実は政略的な目的もあるわけで。
    ルーシェはまだ恋心を自覚し始めた、くらいの段階ですが、段々と強く意識するようになっていきます。

    そして、本章では、新キャラの登場も予定しております。

    どうぞ、これからも本作をよろしくお願いいたします!

  • ふむふむ。

    「戦争は軍人(だけ)の物」と言う思想から
    「戦争は国民全体の物」と言う思想へ
    変化していく。

    これからの戦争は国家総力戦になる故の
    士官増員計画なのですな。

    貴族家の数は限られているから
    その数以上に士官を増やせない。
    三個師団編成でも士官は150人位必要だよね。
    そんなに軍務適齢期な貴族子息がいるのかな?

    身分差が問題なら貴族と平民で
    階級を明確に区分してしまうと言う手もある。

    貴族は佐官、平民は尉官に限るとか。

    さて、エドゥアルド殿下も
    貴族政治界デビューですか。

    あの方にいろいろと
    アドバイスしてもらったり、
    暗躍…いや、協力をしてもらったりすると
    良いかも?(笑)

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    ご指摘の通り、国家総力戦に対応するための士官増員計画ですね。
    本作では後々、「国民国家同士の戦争」を描いていくつもりです。
    兵器、戦術の発達と同時に、19世紀に起こったかなり大きな変化だと思うので、テーマの一つとして扱いたいなと考えています。

    そしてこれは、まだぼんやりとした構想なのですが、「WW1が起きない世界をどうやって作るか」というものを、物語の最後の方のテーマにしたいなと考えています。

    クラウス殿、隼 一平様の方でずいぶん生き生きとされておられるようなので、こちらでも負けじとお力をお借りしたいと思います(笑)

    これからもお楽しみいただけるよう、頑張らせていただきます!

  • ふむふむ。

    時間が問題と言うならば。

    カール11世が「あとどれくらい生存できるか?」
    って事になるのか。

    この国の皇帝は「終身制」みたいですね。
    崩御する前に退位することはできないのかな?

    あと、2-3年ならベネディクト。
    5-10年ならフランツ。

    と言う感じですかね。

    でも、10年ならエドゥアルドにもチャンスがあると思うのですが、
    どうなんでしょ?(笑)


  • 編集済

    第289話:「手紙」への応援コメント

    内容はともかく。

    「その時」について考察してみる。

    1・カール11世崩御の時。
    2・バ・メール王国陥落の時。

    この二つが想定されるけれど
    内容については分らない。

    エドゥアルドに何か命ずるものなら
    ヴィルヘルムを通さなくても良さそうだし。

    だとするなら、
    ヴィルヘルム自身に対する命令になる訳だけど。

    1のケースの場合。
    この国の王位継承システムだと前王の遺言がどの程度、
    新王に影響を与える事が出来るか分からないので
    空手形になる事もあるかもしれませんなぁ…。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもあいがとうございます!

    う~ん、こう絞って推察されてしまいますと、後の展開ですぐに答えを出されてしまいそうですねぇ・・・。
    相変わらずお鋭い。

    エドゥアルドに直接渡さないのは、エドゥアルドの性格的な問題ですね。
    彼はまだ狡猾な陰謀とかはできない感じなので、皇帝から謎の手紙をもらったとなればそれをけっこう意識してしまって行動に制約が出るかもと皇帝が配慮した形です。

    あと、ヴィルヘルムは「自分はもうエドゥアルドの臣だ」と明言しているくらいですから、ヴィルヘルムに任せておけばエドゥアルドをしっかり支えて導いてくれるだろう、という感じです。
    要は、皇帝が「エドゥアルドを頼んだぞ」と、ヴィルヘルムにたくすような感じでしょうか。

    これからも隼 一平様にお楽しみいただけるように、頑張らせていただきます。


  • 編集済

    以前、ヴィルヘルムと国王の曰くありげな
    会話シーンが有りましたよね。

    その時の会話内容から推測すると…。

    ヴィルヘルムは国王の親戚筋にあたる人物で
    今回の功績により爵位を与えようと考えているのでは?
    エドゥアルドの立場をより強固な物とするために。

    ただ、公爵の一家臣を貴族に取り立てるのは異例でしょうし
    陛下が何をもって、そう決断したかの経緯は
    侍従長でも推し量れないと言う事でしょう。

    おそらく、翌朝に登城して陛下に謁見せよと
    侍従長は伝えに来たのでしょう。

    ヴィルヘルムはどう答えるのか?
    きになりますねぇ。


    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!
    クラウス殿の暗躍も、楽しく読ませていただいております。

    ヴィルヘルムがカール11世の親戚筋というのはおっしゃる通りです。
    ですが、今回の会談は、ヴィルヘルムに対してなにか特別に褒美を与えようとか、そういう形ではありません。

    盛大なネタバレになってしまいますのでさすがに今回ばかりは隼 一平様にも申し上げることができないのですが、今後の伏線となっています。
    作中でも、侍従長がなぜ訪問して来たのか、具体的なことは明かせません。
    ただ、「こういう出来事があった」ということだけ覚えておいていただければなと思います。

    これからも隼 一平様にお楽しみいただけますよう、頑張って参ります。
    どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

  • 新世代の3英雄。
    地理的にみるとノルトハーフェン、オストヴィーゼ、
    オルリック王国は繋がっている訳で。

    3か国が同盟して、帝国からの独立なんて事も
    出来るかもしれない。
    変革できない帝国に留まるよりも、
    よほど発展のスピードが上がりそうなんですが。

    周辺各国との関係を見ると、この3国同盟だけでは
    侵略を防げないから実現する可能性は皆無でしょうけどね。

    王女殿下のお嫁さん発言は半ば本気でしょう。
    エドゥアルドはロックオンされたような気がする…。


    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます。
    クラウス殿の暗躍も、楽しく拝読させていただいております。

    まぁ、さすがに積極的に独立、なんてことはしませんが、これは後々、エドゥアルドたちが独自の勢力を築いていく布石となるエピソードです。
    これから帝国にはさらなる動乱が訪れるのですが、その際にこの3人の連帯が、帝国を立て直すための力の基礎となっていきます。

    アリツィア王女のお嫁さん発言は、お察しの通り半分くらいは本気です。
    王族で自由恋愛なんてできませんが、少しは相手を選びたいと思っているところに、自分の考えと一致したものを持つ相手があらわれたわけですから・・・(ちなみに、エドゥアルドは顔も悪くありません)。

    そのうち、エドゥアルドのお嫁さんをめぐるお話とかも考えております。
    今は、その主要な登場人物が増えた、という感じです。

    これからも隼 一平様にお楽しみいただけるよう、頑張って参ります。


  • 編集済

    はぁ。
    全く貴族階級のあれこれは面倒くさいですね。
    順番がそれほど重要なのかい!(笑)

    順番でマウントとって下位貴族たちへの
    影響力を増す…なんて下らない。

    このシーンは貴族と庶民との解離を
    際立たせる為の物なのかな?


    以前コメントしたクラウス殿の暗躍を下敷きにして
    10話ほどの作品を書いてみる事にしました。
    おっちゃんの独り語りにて公開しますので
    よろしかったら見て下さいませ♪

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    本エピソードはおっしゃる通りで、貴族間の勢力争いのしょーも無さを表現するための章です。
    同時に、エドゥアルドたちが貴族と民衆、どちらの側に立って考えているのか、他の貴族とは違っている、ということを書いています。

    というか、え?
    クラウス殿の暗躍をモデルに10話ほどの小話って、え?

    そんなにクラウス殿を気に入っていただけるとは、作者冥利に尽きますねぇ!

    どのような形になるのかまったくわかりませんが、楽しみにお待ちしております!


  • 編集済

    なるほど。
    ノルトハーフェン軍とサーベイ軍では
    覚悟のほどが段違いであるわけですね。

    現在に置き換えるなら
    ウクライナ軍とロシア軍の戦意の差ですかね。
    納得しました。

    前回、コメント返信でお褒め頂いて
    嬉しかったです。ありがとう。

    いやぁ、私はクラウス殿が大好きなんですよ♪
    あれだけ濃いキャラクターはこの作品で
    唯一に近いですし
    想像…いや妄想を掻き立てやすい
    言ってみれば「使い勝手が良い」人物なんですよね。

    隠居したとはいえ「公爵」の地位を持ち
    国王にも懇意にしてもらっている。
    貴族界の裏表を知り尽くしている大狸。
    公爵として、軍事・政治・経済面での実績も十分。
    おまけに隠居の身で行動の自由もある。
    さらには主人公エドゥアルドとの繋がりもしっかり持ってるし。

    つまりクラウス殿は
    「どこに現れても、何をやっても不自然にならない」
    と言うストーリー展開におけるチート的キャラです。

    盟友引退のコメントで
    「この後はフェードアウトさせようかと…」と
    言っておられましたが
    もったいないと思う次第であります。

    出しすぎはマズイですが
    何かしらキーになる場面で

    エドゥアルドに示唆したり
    エドゥアルドが動き易くするため,国王に話を通したり
    反エドゥアルド貴族の寝返り工作をしたりとか
    いろいろ使えると思うのですが
    どうでしょう?(笑)

    今回のストーリーとは関係無い話を
    長々と失礼しました。
    次回以降も楽しみにしています。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    ふむふむ、なるほど・・・、クラウス公爵、おっしゃる通りめっちゃいいポジションにいるキャラですね・・・。

    なんだか熊吉も再登板させたくなてきました!

    まだちょっと先のことになりますが、ちょうど良い大舞台を用意できると思うので、その時にまたクラウス公爵には活躍していただこうかと思います。
    エドゥアルドは割と純粋なところのある若い公爵ですので、クラウス公爵に補佐してもらえれば心強いです。

    現在の戦況ですが、熊吉も心を痛めております。
    招集されたロシア兵が、装備もろくになしに戦線に投入されているとか聞いていますし、特にバクムット方面で意味を感じない無謀な突撃がくり返され、露側に大きな犠牲が出ている様です。

    攻め込まれているウクライナ側に勝っていただきたいのですが、プーチンの無謀な戦争で犠牲になって行くロシア人のこともかわいそうです。
    早く平和になるといいなと思います・・・。


  • 編集済

    緒戦は順調ですね。

    しかし、そうそう上手くは行かない…よね?(笑)

    おそらく敵本陣前で食い止められて
    窮地に陥る気がしますね。

    そこへ帝国軍残余が攻撃に参加。
    結果的に全軍突撃となり
    サーベイ軍を撃破して解囲に成功する…。

    この突撃にはクラウス殿の暗躍があった!
    長期の対陣となり、息子ユリウスの
    様子を見に来た所で抜け駆けが発生。
    それを知ったクラウス殿は在陣貴族に

    「抜け駆けは確かに問題じゃが、
    万が一解囲に成功すれば功績はノルトハーフェン公と
    我が嫡男ユリウス、そして王女殿下が
    全て持って行く事になる。
    その時、何もしなかった貴殿の立場は
    どうなるでしょうな?」
    と吹き込んで参戦させる。

    当然、端から順次働きかけるため、
    逐次投入になるけど
    逆にサーベイ側の混乱を深めさせて
    対応出来なくさせる事になるため
    勝機をつかめるはず。

    え?クラウス殿は来ていないだろうって?

    いやいや、オストヴィーゼンから補給物質を
    持って来る部隊を率いているに決まってます。
    あの大狸は「機を見るに敏」な御人ですからね(笑)

    なんて想像していますが
    さて、どうなる事やら…ニヤリ

    作者からの返信

    んっんー・・・。

    やばい、こっちの展開の方が面白かったかも・・・(汗)

    本作のヴェーゼンシュタット攻防戦ですが、中国の英雄・項羽が趙を救援した時のエピソードも元ネタになってまして。
    他の諸侯がしりごみする中、敢然と趙を救援した項羽がその後覇者となったように、エドゥアルドたちが飛躍するきっかけにしようかなーなんて感じで書いてます。

    元々諸侯の権力が強く、地方分権的な性格のある帝国で、エドゥアルドが改革を断行するためには「他の諸侯を黙らせる」なにかが必要だと考えておりまして。
    熊吉が考えた1つが、ラパン=トルチェの会戦での活躍や、ヴェーゼンシュタット攻防戦での活躍で、諸侯を圧倒する実績を示してエドゥアルドの実力を認めさせること。
    そしてもう1つが、民衆を味方につけることですね。

    あとですが、熊吉、有翼重騎兵(フサリア)が大好きでして。
    現実には、19世紀には有翼重騎兵(フサリア)は消滅しちゃってるんですが、作中では大活躍してもらって、有翼重騎兵(フサリア)の威力でなんとかしてもらう予定です。
    (こうして騎兵が活躍することで、歩兵・砲兵に偏重していたノルトハーフェン公国軍の編制がさらに改善され、騎兵・歩兵・砲兵がバランスよく編制された精強な軍隊に変革される、という展開を予定しています)

    隼 一平様、いつもありがとうございます。
    こうした感想等をいただけて、いつも嬉しく、そして(予想の鋭さとアイデアのすばらしさに)戦々恐々としております。

    もしよろしければ、これからも熊吉のことをよろしくお願い申し上げます。


  • 編集済

    ヴィルヘルムのエドゥアルド皇帝登極計画!

    今回の作戦で
    「平民を見捨てる事をしない公爵」として行動すれば
    他の公爵たちより民衆の評価を上げる事が出来る。

    こうした事例を重ねる事で
    「エドゥアルド皇帝待望論」を醸成していけば
    カール11世退位(あるいは崩御)後の皇帝選挙に
    勝利する事が可能になる…

    と言う事ですね。

    作戦が成功した時にベネディクト公爵が
    どんな顔をするのか見物です♪
    (彼はエドゥアルドを見くびっており
    作戦は失敗すると見てるでしょう。
    この作戦失敗で
    ノルトハーフェン公国の勢いが削がれるのなら
    彼にとって万々歳ですからね。)

    作戦について予測。
    敵の旧式部隊に対して砲撃し混乱させた後に
    王女殿下の騎兵で穴を開けて突撃する。
    その際、突撃する騎兵の左右に砲撃で弾幕を張り
    挟撃されないようにしておく。
    騎兵の前進に伴って砲兵隊も前進して
    援護を切らさないようにする。
    (機動砲兵の運用が腕の見せ所)

    つまり砲撃によって
    「敵を区切って突撃路を作り」
    そこを突破する。

    こんな所かな?


    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます。

    そしていつもながらの鋭いご指摘・・・。
    なんだか最近、隼 一平様からコメントをいただくたびに熊吉、ドキリとするようになってしまいましたが、今回はギリギリセーフでした(汗)。
    隼 一平様、熊吉の考えていることをズバリ的中させてしまいそうなんですもの・・・。

    実はヴィルヘルム、けっこう初期からエドゥアルドを皇帝にしようと画策していたりします。
    その目的は、自分と母親にされた仕打ち(父親は自業自得だと思っている)を果たすためです。

    しかしながら、現在ではカール11世への復讐心より、エドゥアルドを皇帝にしてみたい、という気持ちの方が大きくなっております。

    ヴェーゼンシュタットへの補給作戦は、敵が多数ですので、一点突破ではなく陽動を交えたものを考えております。
    砲兵火力を最大限活用する、というのはまったくおっしゃる通りです。

    これからも隼 一平様にお楽しみいただけますよう、頑張らせていただきます。
    ツイッターも(近況ノートにリンク張っています)始めてみましたので、もしよろしければ、たまにのぞいてやってくださいませ。
    まだ使い方もわからないので熊吉もたまにしか呟かないと思いますが、よろしくお願いいたします。

    編集済
  • 参加者全会一致での意志決定。

    理想ではあるけど一人でも反対すれば
    決定できない。
    物事を進めるには不向きな制度。

    今回の援軍派遣は各者の利害が一致した結果なのか?
    それとも軍権・外交権に関しては
    国王の専権事項で行われるのか?

    国王専権だとすると
    結果次第で大変な事態を引き起こしかねない。

    その辺はどうなんだろな。

    今回を読んでいて
    国連安保理の拒否権での決議否決を
    思い浮かべてしまいました。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    作中では語られていませんが、オルリック王国からの援軍にはいろいろ裏事情があります。
    今後、オルリック王国の置かれている事情などもご説明できればと思います(アリツィア王女は今後も登場機会がある予定です)。

    オルリック「王国」からの援軍が、タウゼント帝国内の「公国」に毛が生えた程度の数でしかないのには、遠路の援軍というだけではなく、オルリック王国側の事情があったりもするのです。

    オルリック王国の全会一致うんぬんは、史実のポーランドがそういった制度を有しており、そのために衰退した、という歴史から来ている設定です(オルリック王国はポーランド=リトアニア連合王国がモデルです)。

    国連ではまた、ロシアが拒否権を使ったようですね。

    熊吉、戦争で一番難しいのは、戦争を上手に終わらせることだと思っているのですが、現在の戦争がどう終わるのか注視しているところです。
    早く平和になることを願っております。

    これからも隼 一平様にお楽しみいただけますよう、頑張らせていただきます。
    どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

  • 第234話:「思惑」への応援コメント

    今回が234話。
    次回が237話?

    保存と公開を間違えたのでしょうか?

    作者からの返信

    隼 一平様、大変ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございません。

    近況ノートでもご報告いたしましたが、熊吉が予約投稿時間の入力を間違えたことにより、237話を誤って投稿してしまいました。

    昨日の時点で事態に気づいていたのですが、気づいた時には237話が公開となってから時間が経過しており、PVもついてしまっていたために、そのまま公開を継続、という形とさせていただきました。

    話数の順番としては連番が正しいものですので、237話につきましては、236話投稿後にお読みいただくのでも、現状で先にお読みいただくのでも、読者様にお任せいたしたいと考えております。

    どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


  • 編集済

    このまま対峙しているだけでは
    埒が開かないし、時を掛ければその分
    籠城軍は疲弊していく。

    救援作戦を開始したら
    籠城軍も打って出るはずだけど
    (前後から挟撃して包囲を破る)
    それが出来ないほど疲弊してしまえば
    敵は救援軍のみを相手にすればよい。

    それこそ敵の決戦策にはまってしまう。

    籠城軍に反撃できる力が残っているうちに
    攻撃しなくてはならないのに…。

    それをしない理由を
    聞かせてもらいましょうか。
    ベネディクト殿。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    国家の危機や民衆の苦悩を横目に、貴族たちは今日も今日とて政治抗争に明け暮れる。
    そんな状況にいら立つエドゥアルドですが、まだまだ、彼には十分な力がなく・・・。

    まだまだ困難は多く、エドゥアルドに立ちはだかるものは多いですが、予想外の助けも借りながら1つ1つ、克服して行ってもらう予定です。
    そしてその積み重ねはやがて、大きな成果となっていく・・・、かもしれません。

    ご期待に沿えますよう、熊吉、精一杯に頑張ります!

  • 異民族との戦い。
    文化や思想が異なれば
    軍事的な思考・戦術も異なるはずですな。

    得体の知れない相手に畏怖を覚えるのは当然。
    この作品世界観からすると
    オスマン帝国が西進した時に
    それを受けたオーストリア・ハンガリー帝国が
    感じた畏怖・困惑と同じ物を
    エドゥアルドが感じた、と言った所か。

    決戦において、
    サーベイ軍は帝国軍の常識に当てはまらない
    戦術を取ることは確定的。

    さて、エドゥアルドはどう対応するか?
    楽しみです♪

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    い、一応、よさそうなネタはご用意しているのですが、隼 一平様にご満足いただけますかどうか・・・(ガクガクブルブル)

    ご期待に応えられますよう、が、頑張ります!


  • 編集済

    あはは!(爆)
    ルーのやらかしは相変わらずと言うか
    可愛いぞっ♪

    前回の密航から1年経っていて
    前の鞄に入らない…。

    ルーシェよ。
    君も成長してるんだねぇ♪

    小説は文字だけだから
    あらためて容姿を描写されないと
    以前のままでイメージしてしまう。

    私もルーシェの背が伸びて
    鞄に入る事が出来なくなるなんて
    考えつきませんでした。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    本作は、エドゥアルドの物語だけではなく、ルーシェの成長物語でもあります。

    今はまだ芋虫でも、いつかは蝶になる・・・
    そんな素敵な物語を書いていければいいなと思っております。

    これから始まる戦争ですが、タウゼント帝国と、エドゥアルドとルーシェとの、大きな転機のきっかけとなる戦争となる予定です。
    どんどん物語を動かして、お楽しみいただけるように頑張らせていただきます!

    どうぞ、これからもよろしくお願いいたします!

  • フランスとかではテラスがある喫茶店、イギリスとかだとパブでその他の話をしていた。なんてのは聞いたことがありますね〜。しかし施政者がそこに来るとは!面白いことになりそうですね!

    作者からの返信

    紫電改丙様、いつもいつも、本当にありがとうございます!

    おもしろいこと、かはわかりませんが、とりあえずエドゥアルドは平民たちから袋叩きに遭いますね~。
    みんな、エドゥアルドの治世に一言でも言いたくて集まった連中ですし、エーアリヒはエドゥアルドが相手でも物おじしないような平民を選んで集めています。

    その一方で、この出会いは、エドゥアルドに変化ももたらします。
    貴族でなくとも、平民でも国家のことを考えられるという、発想の転換が起こるわけです。

    エドゥアルドが啓蒙専制君主と呼ばれるようになる、そのきっかけとなる変化が起こることになります。

    今後の展開についてですが、ノルトハーフェン公国では議会制の導入など、近代国家としての基盤づくりがエドゥアルドの主導で進んでいく一方、タウゼント帝国は新たな戦争へと向かって行くこととなります。
    エドゥアルドが作りつつある新しいノルトハーフェン公国の力量がまた、試されることとなります。

    これからもお楽しみいただけますよう、精一杯頑張らせていただきますので、どうぞ、これからも熊吉をよろしくお願い申し上げます!

  • 第5話:「対談:2」への応援コメント

    断罪出来ず結局甘ちゃん公爵か、今後何言っても軽い言葉にしか聞こえない。

    作者からの返信

    @mjujhuma様、ご感想ありがとうございます。

    この際、ぜひご考慮いただきたいのは、エーアリヒは簒奪の陰謀を企む一方で、非常に優秀な行政官であったということです。
    つまり、エーアリヒを使うことができれば、エドゥアルドの治世はこれ以上ないほど円滑にスタートすることができます。

    また、前後の話でにおわせておりますが、エーアリヒが公爵位を欲しがった理由は非常に個人的なもので、ルーシェという存在を知った今となってはすでに公爵位を欲しがる理由もなく、エドゥアルドと対立する必要もなくなっております(前作で急激に陰謀の遂行に消極的になったのはこのためです。また、エーアリヒ準伯爵の血縁関係については、すでになんとなくお察しいただけているかと思います)。

    ペンダントうんぬんの話など、すべて本作の展開につながるフラグとして用意させていただいたものになっております。

    確かに罪人を断罪できないのは甘い、と見れるかもしれませんが、エドゥアルドが行っているのはすべて政治判断です。
    なにがエドゥアルド自身や公国にとってもっとも良いかで決めています。

    そもそも、フェヒターを殺さなかったのは、エーアリヒ準伯爵の弱みを握って、円滑に政権交代を実現するためでした。
    しかしながら、エーアリヒ自身はすでに公国の権力を掌握する意義も意志も失っており、ましてやエーアリヒと関係のあるルーシェを拾って大切にしてくれているのがエドゥアルドですから、エーアリヒとしてはエドゥアルドに対してもはやなんの害意もなく、むしろ協力したいとまで考えるようになっています。

    こういうわけで、エーアリヒの心情の変化を、その理由までは具体的に知りませんが強く感じ取ったエドゥアルドは、自身が目指す改革の実現のためにエーアリヒを登用するという判断を下します。

    優柔不断だから断罪しなかったのではなく、それがエドゥアルドが行いたい公国の改革を実行するうえで、もっとも合理的だからこういう判断をしています(もちろん、感情的な部分もありますが、根本はそうすることが一番効果的だからです)。

    ここで、宙ぶらりんの立場になるのが、フェヒターです。
    エーアリヒが自らエドゥアルドに従ったことにより人質としての意味は薄れるのですが、フェヒターは公爵家の血筋を僭称していたわけではなく本当に引いている(エドゥアルドとは従兄弟になります)ため、簡単に処刑することもできないという状態になります。

    あつかいに困ったエドゥアルドたちは、フェヒターを幽閉したまま、公国の改革や、間もなく始まる戦争などのために忙しくなり、フェヒターのことをすっかり忘れて行ってしまいます。

    そのフェヒターに関する問題ですが、現在(8月8日現在)投稿中の最新話付近で取り扱っており、その処遇が決定します。
    また、甘い、と言われてしまうかもしれませんが、実際に公爵家の血を引いているフェヒターの存在は、現在エドゥアルドの後継者がいないノルトハーフェン公爵家にとっては無視できない存在であり、エドゥアルドは単にお人好しだからというわけではなく、なにが自分や公国にとってもっとも良いのかを考慮して判断していきます。

    もしよろしければ、今後も本作をご覧いただけますと幸いです。
    どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

  • ちょいとコメントに間が開いてしまった。
    申し訳ない。

    おや?これまた懐かしい名前が
    出てきましたね。

    ずいぶん前のコメント返信で
    フェヒター准男爵は再登場させるつもりだと
    言っておられたけど
    こんな形で地ならしをするとは予想外でした。

    フェヒター准男爵が命の恩人。
    と言う事は。

    ルーシェとエドゥアルド・シャルロッテとの関係と
    同じって事ですか?
    (救われた状況は全く違うとは思うけど)

    フェヒター准男爵は幽閉されて
    自分を見つめ直す機会を与えられた。

    で、自分を慕ってくれるアンナと再会。
    そして改心した上でエドゥアルドに
    臣下として忠誠を誓う…。

    こんな流れですかね。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    そして、相変わらず鋭いですね・・・。
    大体、そんな感じになります。

    フェヒターのこと、実はエドゥアルド、扱いに困っていたりします。
    というのは、簒奪の陰謀の一方の当事者であるエーアリヒを無罪にして任用してしまったため、フェヒターの罪を問えなくなった(それをやるとエーアリヒも当然連座する)からです。

    そしてフェヒターは、実際に公爵家の血を引いております。
    勝手に自分は公爵家の血筋だと言っていたわけではなく、本当に引いています(エドゥアルドの従兄弟です)。

    こういった関係もあり、フェヒターは処刑することもできず、かといって解放することもできないような状態になっています。
    その内この点も作中でご紹介することになると思います。

    また、今回のこの「血のつながりがある」という点を強調するエピソードを作ったのは、エドゥアルドたちが身を置いている貴族社会を演出するための表現の一環ですが、はるか遠い未来の伏線になっていることかも、しれません?

    こうしてお読みいただくことができ、応援や、感想をいただけることは、作者にとってとてもありがたいことです。
    いつも、本当にありがとうございます。

    これからもお楽しみいただけるように、頑張らせていただきます。


  • 編集済

    アンですと?

    出征中に入って来た…となると。
    どこかの間者の可能性も。

    しかし、18歳なのに
    ルーシェと同じような雰囲気を持ってるとしたら
    かなり精神的に「幼い」気がするなぁ。

    これから、ルーシェvs.アンの
    エドゥアルド様争奪戦が…なんてね♪

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    背丈や体格がルーシェに比較的近いのと、明るく元気な性格から抜擢されたメイドでございます。
    シャルロッテ的には、そういう元気で明るい子がエドゥアルドに気に入られやすいのでは、という判断をしています。

    が、お察しの通り、裏のあるキャラでございまして・・・。

    お楽しみいただけますよう、熊吉、頑張らせていただきます!

  • あぁ…女性に特有なアレですか。

    いくら教育されていないとは言え
    さすがにそろそろ、そちら方面の知識も
    必要となるはず。

    エドゥアルドは公爵家当主なのだから
    早めに婚姻しないといけない。
    「お世継ぎ」を残すのは「義務」ですから。

    マーリアもシャルロッテも
    「公爵様にはまだ早い」と思ってるのかなぁ…。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    エドゥアルドの婚姻ですが、今のところ、エドゥアルドも若いですし、公国の改革で忙しくて考えている時間もないため、本人も含めて周囲もまだのんびり考えている感じですね。

    公爵の婚姻となると、相手も相応の人を見つけなければなりませんし、なかなか難しいので、「今は忙しいから、これがひと段落したら」みたいな感じです。

    ただ、跡継ぎがいないのはやはり問題ですので、本章では、ちょっとだけそのことにもからんだお話の展開となる予定です。

    もしよろしければ、これからも熊吉をよろしくお願い申し上げます。

  • 砲戦部隊の展開運用。

    キャノン砲では直接照準だから
    射線確保が難しいケースが多発する。
    よって曲射砲が欲しい所。

    歩兵部隊に追随する部隊でもよいが
    歩兵部隊自体が運搬し展開運用出来れば理想的。

    となると、口径は小さくても
    速射・連射できる迫撃砲がいいかな。
    直接照準で火力増強を狙うなら
    無反動砲にすれば良い。

    口径的に50mmなら、
    それなりの威力を確保出来ると思う。

    旧日本陸軍では
    歩兵が分解した砲を背負って行軍してた事もあります。
    「山砲」と呼ばれる物で
    中国戦線では敵軍の火力不足もあって
    かなり有効な戦力になっていたようですよ。

    75mm砲を牽引化するなら
    自衛隊が運用している81mm迫撃砲みたいに
    なるのでしょうかね?

    楽しみです。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    山砲に関しては、熊吉も、作中に導入しようと考えています。
    イメージとしては、年代的にやや近い、戊辰戦争時代にわが国で運用されていたような山砲ですね(四斤山砲とかをより原始的にしたようなバージョンを考えています)。
    とりあえず、各歩兵連隊に分派してその指揮下に入り、火力支援できるような大砲を装備させたいなと思っています。

    あとは、主力のカノン砲なんかも、砲車を改良して戦況に応じて動かしやすいように改良して行こうかな、と思っています。
    性能はまだ未発達でも、軍団、師団、連隊と、各クラスで砲兵を運用できる近代的な組織を作っていく予定です。

    迫撃砲なんかは確かに動かしやすくていいのですが、さすがに時代的に難しいような気もするので(臼砲もあったと思いますが、あれは前装式の大砲と一緒で、迫撃砲みたいにポンポン撃てないみたいです)、ちょっと導入は先送りでしょうか・・・。
    まだ鉄鋼技術が未発達で、あそこまで砲身の肉厚を薄く作るのは、やっぱり難しいんじゃないかと思うので、ひとまずは山砲でなんとかやって行こうと思います。
    軍団砲として重野戦砲、師団砲として野戦砲、連隊砲として山砲、軍団予備として砲車を改良した野戦砲、みたいな感じを目指すつもりです。

    欲を言いますと、本当は[火力の機動性]とかの話も盛り込んでガッツリ砲兵話もしてみたかったのですが、いかに大砲が盛んに用いられた時代とは言えど、まだまだ技術的には未発達でそこまで大砲の性能も良くないので、泣く泣く断念しました。
    いつか砲兵話もやってみたいんですが、それ単独でやるにはちょっと物語として成立させられない気もするので、悩ましい今日この頃です・・・。

    日本軍の山砲ですが、なんだかんだ優秀だったと思います。
    分解して運搬できるのでその名の通り山地でも運用が可能で、朝鮮戦争の時にも中国軍が鹵獲したものを運用して戦果をあげているようですし、どこでも火力支援ができるというのは強みだと思います。

    火力に関しては日本軍も重視していたようですが、根本的に物量が足りなかったのだろうなと思っています。
    沖縄戦の日本軍砲兵については、米軍側でも相応に評価されているそうなのですが、これは日本側が頑張って砲兵火力を集結させたおかげでもあって、やはり砲兵は数がなければ十分な効果は発揮できないのだなと思います。

    また、ガタルカナル攻防戦についても、日本側が有効に砲兵を運用できていたら「危なかった」と、米軍側は認識していたという話も聞いたことがあります(日本軍も砲を上陸はさせてたんですが、インフラ未発達な島なので運搬できずに破棄せざるを得なかったそうで、結局、海上からの艦砲射撃はありましたが、陸軍が自前で支援砲撃するといったことはほとんどできていなかったそうです)。

    最近でも、ウクライナでロシア側が大規模な砲兵火力を導入し、圧倒的な砲弾数でウクライナ軍を追いやって東部地域を占領した様ですし、ドローンといった兵器も登場した昨今ですが、砲兵が強力な戦力であるというのは変わらないようです。
    ただ、ロシア軍は比較的昔ながらの砲兵運用をしているのに対し、米軍では精密誘導砲弾でピンポイントに目標を吹っ飛ばすようなハイテク化も進んでいる様ですので、また将来は砲兵も変わってくるのかもしれません。

    長々と返信、失礼いたしました。
    こんな熊吉ではありますが、これからも隼 一平様にお楽しみいただけますよう、頑張らせていただきますので、もしよろしければこれからも熊吉と本作をよろしくお願い申し上げます、

    編集済

  • 編集済

    第154話:「戦訓:3」への応援コメント

    補給と兵站。

    補給は実戦部隊が戦闘で消費した
    弾薬・物資を供給する行動を指し
    兵站は軍を運営するシステムを指す。

    と、私は理解しています。

    しかし、兵站については事前に集積された
    武器弾薬を指すのが一般的な気もしますね。

    前回のコメント返信にあった
    「参謀には旅行させよ」と言う件ですが。
    カルロ・ゼンの「幼女戦記」中で
    士官学校在学中のターニャ・デグレチャフが
    カリキュラムの一つとして「参謀旅行」を行う場面があります。

    教官に引率された候補生達が
    目の前にある実際の地形を見ながら
    各種戦闘のシミュレーションを行うのです。

    教官が出した設定に対して
    候補生達は「自分ならどう戦うか」を解答し
    教官がそれを評価・批評すると言う物でした。

    ここで重要なのは
    「現地に出向いて実際の地形を把握する」事。
    ある想定でシミュレーションした場合。
    イメージしかない物と実際に知っている物では
    どちらがより的確な戦術を発想できるでしょうか?

    現地を見てシミュレーションを行う事を繰り返して
    候補生達は状況に合わせた
    戦術の「引き出し」を増やしていき、
    いざと言う時の対応を素早く決断できる
    士官へ教育されるのです。

    「参謀旅行」について書かせていただきました。
    参考になれば幸いです。



    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    なるほど、参謀旅行ですか。
    実際にもやっていそうな感じがします。
    作中にうまく落とし込めるかどうかは自信がないのですが、リアリティが出せそうなのでなんとか使えないかなと思いました。

    いつも参考になるアドバイス、ありがとうございます!

    地形は、陸戦では特に重要なものだと考えています。
    歴史上でも度々、指揮官は地形を活用して戦うべしという内容が、戦訓として提示されているようです(しばらく実戦を経験しないと、地形を活用する、という点がどうにもおろそかになってしまうことがあるようです。そういった意味でも、参謀旅行はいいかもしれません)。

    陸戦主体の時代を舞台にした作品ですから、うまく地形の重要さを表現していければいいなと思います。

    兵站についてですが、旧軍で「兵站病院」という単語があったそうでして。
    これは負傷兵の治療のためのものなのですが、旧軍では、
    ・包帯所=前線で応急処置を行うもの
    ・野戦病院=前線後方で、包帯所では対処できない手術や、短期の入院を行えるもの
    ・兵站病院=後方で、本格的な治療や長期入院を行うもので、[病院]といって我々が想像するようなものをそのまま利用したもの
    というような区分をしていたようです。
    こうした負傷兵の治療システムによって、何割かの負傷兵を可能な限り迅速に戦線復帰させるという目標を立てていたのだとか(数字はうろ覚え何ですみません・・・)。

    おそらくですが、兵站という言葉は昔から、軍隊機能を維持するうえで必要な仕組みを指す言葉として使われていて、あまりにも広範な意味なので、軍人ではない我々にはなかなか理解できない言葉だったのだと思います。

    本作を書いていくのにあたり、調べてみて、兵站の概念が把握できてよかったと思っています。
    また、今回こうして隼 一平様と情報交換ができて、嬉しいです!

    参謀本部について調べるのに当たって意外だったのは、この組織の出発点が補給・兵站を管轄する組織だったという点でした。
    ですので、なんとかその点を作中に取り入れてみたいと考え、今回のような展開とさせていただきました。

    史実では大活躍するのと同時に、様々な弊害をももたらした参謀本部という組織ですが、作中でも活躍していく予定です。
    もしよろしければ、今後も熊吉と本作をよろしくお願い申し上げます。


  • 編集済

    戦訓1・敵を侮るなかれ。
    戦訓2・敵の情報を可能な限り集めよ。
    戦訓3・軍を動かす際には十全な補給計画を立てよ。

    パッと思い付くのは、こんな所。

    2の情報には敵国の地勢などを含むのは当然です。

    ナチスドイツが開催したベルリンオリンピック。
    この時に初めて「聖火リレー」が行われました。

    ギリシャからベルリンへ聖火を運ぶ。
    そのために経由する国々の交通網を詳細に
    調べあげました。

    このデータが第二次世界大戦で
    ドイツ軍の進攻に役立つ事になるのです。

    「平和の祭典」の裏側で
    戦争に向けた準備をヒトラーは
    行っていたのですよ。

    さて。
    この「戦訓検討会」で今次戦争の
    全体象が明らかになるのか?

    期待しております。




    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます。

    戦訓についてですが、まったく、おっしゃるとおりであると思います。
    熊吉も、ほぼ同様な戦訓を考えておりました。

    本章での軍制改革では、戦訓の取りまとめと同時に、その戦訓を反映して、例の新しい組織を設立していくこととなります。

    例の組織、参謀本部の設立経緯については、ちょっと熊吉には難し過ぎて理解が不十分な点もあるのですが、その出発点は補給・兵站と強く結びついた組織にあり、その点がなかなか面白いなと思っております。
    うまく作中に落とし込めるよう、知恵熱を出しつつ、冷却ファンをフル回転しながら熊吉も頑張らせていただきます。

    しかし、ベルリンオリンピックの裏側で、そんなことをやっていたんですねあの人たちは・・・。
    史実でやらかしたことを考えるとまったく評価はできないのですが、やはり頭は良かったんだなと思います。

    ふと思ったのですが、実は、参謀本部についてですが、「参謀将校には旅行をさせよ」っていう提言を行った人もいまして・・・。
    つまりは地理を普段から知っておけということなのですが、もしかするとそういう経緯がオリンピックの件に関係していたりするのかなと思いました。

    これからも頑張ります。
    どうぞ、今後も熊吉と本作をよろしくお願い申し上げます。


  • 編集済

    初登場の時は
    「陰険強欲ジジイ」だと感じたクラウス。

    エドゥアルドにしてやられた時に
    毒気を抜かれて「切れ者の公職家当主」と思った。

    盟友となってからは、
    エドゥアルドを可愛がる「好好爺」と
    言う感じなんだが…

    とんでもない!
    やはり海千山千の「大狸」だった!(爆)

    これから大物に成長して行くエドゥアルド。
    後を継ぐユリウスを「義兄弟」(身内)にすれば
    なにかと融通を効かせてもらう事も出来る。

    何かを依頼した時に渋られたら
    「そこは、身内なんだから…」とか言って
    押しきってしまうケースもありそう。

    前回、「信用が大切」と言ってたのも
    ここに繋がって来るのだね。

    今回の一件で
    「ノルトハーフェン公国に
    多大な影響力を持つオストヴィーゼ公国」と言う
    立ち位置を確保した。
    さらに大公を隠居して行動の自由を得る。
    もちろん、両大公への影響力はそのまま維持。

    これはクラウス殿の一人勝ちですな♪

    エドゥアルドは完全にしてやられた。

    領地紛争の時の「お返し」が決まって
    クラウス殿は晴れ晴れとした気分でしょうなぁ。

    隠居したクラウス殿は
    さらに暗躍し放題でしょう。

    従者を伴い、国中を巡って小悪を懲らしめたり
    国王や領主たちに諫言したり…

    あれ?どこかのご隠居様にそっくりだな♪(笑)

    作者からの返信

    隼 一平様、ありがとうございます!

    クラウス殿の作戦を見抜くとは、さすがとしか言いようがありません。
    熊吉、「なんで唐突に義兄弟になったの? 」という質問が読者様から来るのではないかと思っていたのですが、その答えをドンピシャで当てていただいて、嬉しいです!

    ユリウスも優秀な後継者なのですが、いかんせん、オストヴィーゼ公国は農業・牧畜が主体の国家でして、交易と産業化で発展し、勢いのあるノルトハーフェン公国とは国力に差があるのです。

    それに加えて、若く、おそらくはこれから長く公爵の地位にあるだろうエドゥアルドが有能だということで、ノルトハーフェン公国はこれからさらに強勢になっていくと、クラウスはそう考えています。

    ならば、そのエドゥアルドとノルトハーフェン公国と接近して、その恩恵をフルに活用しようと。
    遅れがちなオストヴィーゼ公国の産業化をノルトハーフェン公国の協力を得て進めていくことや、おそらく帝国内で強い立場を獲得するであろうエドゥアルドとの友好関係を利用して自国も相応の権勢をふるう。

    クラウスがエドゥアルドを評価し、好意を持っているのは本当なのですが、公爵として自国を守り、発展させていく必要のあるクラウスは、やっぱりこういう打算も含めて物事を考えています。
    策略家、政治家としてのクラウスをうまく書くことができて、熊吉としても嬉しいです。

    しかし、クラウス殿、諸国漫遊記ですか・・・。

    なんかめっちゃ楽しそうですね!
    腕っぷしの強い用心棒2人と、年齢不肖なセクシーな隠密を登場させたくなりますね。

    実は、クラウス殿の活躍は今回が最後で、後は徐々にフェードアウトしていく予定だったのですが、けっこうイイキャラなので、今後もなにかうまいこと活躍させられるように工夫したいなと思いました。

    隼 一平様、いつもありがとうございます。
    これからも熊吉なりに頑張って参りますので、もしよろしければ、今後も本作をよろしくお願いいたします。

  • 帝国の帝位継承について、ちょっと不安な点が見えてきた。

    帝王が崩御した時には被選帝侯の大公家から選出されて
    新帝王が当極するのだろうが、それまでに「帝王教育」が
    十全になされるかが不透明な感じなのだ。

    王家血統による継承ならば、長子に教育を施せておけば
    よほどのバカでない限り国を傾ける事はないのだが、
    この帝国は王太子を冊立しない。

    大公家の当主の誰もが帝王になる可能性があるのだが
    その「資質」について正当な議論が尽くされるのか?
    おそらくは崩御の時点で「最も力のある大公家当主」が
    選出されるのだろう。

    となると。
    「領主としては相応しくても、帝王としてはそうでもない」
    といった人物が当極してしまう事もあるはずだ。

    カール11世陛下もその例に当てはまると思う。

    帝王は一代限り。
    つまり、次代へのノウハウ継続性が極めて弱いと言う
    システムの弱点を抱えていると言う事なんだろう。

    だから、カール11世陛下はエドヴァルドに
    「頂点に立つ者の心得」を伝授した。
    言わば、王太子を教育するような行動。

    きっと、陛下は次の次の帝王が
    エドヴァルドになるのではないかと感じている。
    それ故に
    「自身の立ち位置と、付き従う者たちの心情を理解して行動せよ。」
    と諭したのだ。

    凡庸と言われていても「帝王」に変わりはない。
    カール11世陛下は「泥をかぶる覚悟が出来ない」だけで
    国王の統治能力としては標準以上の能力を持っているように思えるな。

    ただ。
    今回の謁見でルーシェの献身・忠義について
    疑心暗鬼にさせてしまったのは…。

    大公家当主として「脇が甘い」と言えるかもしれないけど
    「無条件で信頼できる」存在を自ら手放すのは悪手。

    はたして、エドヴァルドはどうやって気持ちの折り合いをつけるのか?

    次回を楽しみにしています。




    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    いつも勉強になるご指摘で、熊吉、恐縮です。
    帝国の皇位継承についての制度上の問題点については、熊吉はそこまで深く考えてはいなかったのですが、こうしてご指摘をいただくと、なるほど、確かにとうなずかざるを得ませんでした。

    今後の展開で、うまくご指摘いただいたことを取り込んだ流れにしていけたら面白そうだなと思っております。

    ご推察の通り、皇位継承については、将来的に揉めることになるんです。

    エドゥアルドとルーシェについてですが、雨降って地固まる、という格言がありますが、そろそろひと雨降らそうかなーとか考えている次第でして。

    エドゥアルドはこれから公国でアントンに主導してもらって軍制改革を実施するのですが、長期間国に留まることになり、その間に一波乱起こそうかなと考えております。

    多分、読者様ももう忘れておられるあのキャラクターにも、再登板してもらおうかななんて・・・。

    いつも応援、ご感想をいただき、本当にありがとうございます。
    とても励みになり、また、参考にさせていただいております。

    もしよろしければ、今後も熊吉と本作を、よろしくお願い申し上げます。

    編集済
  • 第143話:「帰還」への応援コメント

    公式には「帝国は派兵せず」。
    ただし、貴族家の裁量において兵員・物質を
    バ・メール王国へ送る事は許可する。

    玉虫色の決定もやむ無しか。

    この決定にはクラウス閣下が絡んでいたりして?(笑)

    義勇軍派兵の奏上を行い、
    陛下が決断出来るように意識を誘導する。

    数日、時間があったのだから
    これくらいは出来るでしょ?
    黒幕さん。(笑)

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    皇帝といえど諸侯の顔色をうかがわなければならない、地方分権的な体制であるのが、今の帝国です。
    改革を強力に推し進めるためにはその体制自体を変革しなければなりませんが、それをどうやって実現していくかが、少し先の主題となります。

    なお、ご推察の通り、黒幕殿はなんだかんだ暗躍しております(笑)。

    次章は、戦争の戦訓のまとめと、エドゥアルドの軍制改革をあつかうことになります。
    参謀本部がいよいよ登場するのですが、この組織の成り立ちと役割はちょっと熊吉には理解するのが難しく、熊吉なりに精一杯やらせていただいているのですが、不足の点等ありましたら、またご指摘をいただけますと幸いです。
    勉強させていただきます。

    もしよろしければ、これからも熊吉と本作をよろしくお願い申し上げます。

    編集済
  • うん。
    アントン殿が気づいてくれて
    本当によかった。

    ルーシェ、お手柄。そしてご苦労様。♪

    作者からの返信

    隼 一平様、ありがとうございます!

    ルーシェはこれからも、こうやって意外なところで活躍して、少しずつその真価を発揮して行ってもらうつもりです。
    やっと主人公らしいことをさせられて、熊吉としては嬉しい限りです。

    また、アントンもエドゥアルドの下で活躍してもらうつもりなので、どうぞ、お楽しみに!

  • ルーシェの心からの叫びは
    どうやらアントン殿に届いたようでなにより。

    実際、「責任を取るための自殺」というのは
    究極の自己満足でしかないのだよね。

    自分の死によって発生するさまざまな面倒事や
    残される人達の悲しみを
    一切考えない「無責任な行動」。

    しかも、他の道へ進む選択肢があるのに
    「自殺」を選ぶと言う、言ってみたら「甘えた行動」。

    彼が、かくあるべしと信じている行動は
    「はるか昔の誰かが始めた行動」なだけで
    それが「別の誰かに賞賛された」為に
    現在まで続いてるだけの「慣習」なのだ。

    誰が始めたのか知らないが
    全く、面倒な慣習を産んでくれたもんだね。



    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとございます!

    潔く腹を切る、というのは、ある意味我が国の伝統でもあると思います。
    これは、「自分は命がけでやっていたんだ」という、それくらい真剣だったんだということを示すための、究極の自己弁護であると思っています。
    本当に腹きっちゃえば、その覚悟はもう、誰からもケチをつけられません。

    特に、名こそ惜しけれ、で、たとえ自分が切腹したとしても一族の名誉が保たれてさえいれば、後から子供が新たに取り立てられるという可能性のあった武士の社会では、ことさら潔いこと、命に執着しないことは重要であったようです。

    この考えを熊吉は否定はしませんが、ただ、残念だな、と思ことがあります。
    特に、先の大戦でもこういった思想が受け継がれ、多くの方が自ら命を絶ち、果ては、玉砕という事象も生み出すことにつながりました。

    熊吉としては、こういう、本当に命がけになれる人たちが生き残っていたら、今の世の中ももう少しまともだったんじゃないかな、と思うのです。

    隼 一平様、これからもよろしくお願いいたします。

  • ナイスだよ!オスカー‼

    アントンの遺言状が
    どれほどのボリュームなのか?

    今次戦争の戦訓やら軍制改革の提言やらに加えて
    家族への伝言などを書いているとすると
    数十ページ…
    いや、野営地の現状を考えると20ページ程度か?
    (紙だって貴重な物資です)

    いずれにしても、かなりの労力がかかったはず。
    それが台無しになってしまったのはショックですよねぇ…。

    私も以前にブログで書いたものを投稿したつもりが
    削除してしまい愕然とした事がありました。
    (およそ1万5千字の大作。書くのに4時間ほどかかった)

    こうした事があると「書く気力」が折れてしまうんですよねぇ…。
    アントンさんの気持ち、判りすぎる…。(苦笑)


    さて、アントンさんはもう一度書き直すことはできるのか?

    もちろん、ルーシェの「お世話」をかいくぐりながらですけど。
    (・∀・)ニヤニヤ。


    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    熊吉も、覚えがありますねぇ・・・。
    一度消滅した文章は元に戻せないので、本当に切ないです。

    ですので、現在はワードで作成した文章をコピーする形で投稿しております(ショートカットで上書き保存ができるのが本当に便利で、もう、一行書いたら上書き保存みたいなことをしています(笑))。
    もちろん、バックアップデータも外付けHDDに保管してあります。

    さて、アントン殿ですが、割と温厚な性格なんですがさすがに怒ります。
    というわけで、ルーシェはこれからお説教タイムに入ります。

    が、そこでルーシェも、いろいろ思っていることをぶちまけ、アントンとぶつかることになります。

    隼 一平様、いつもありがとうございます。
    もしよろしければ、今後もよろしくお願いいたします。


  • 編集済

    さて。
    ルーシェのお仕事、スタートですね。

    エドゥアルドからは
    ただ「アントンの世話をせよ。」と
    命じられたのか?
    それとも
    「アントンを説得して自決を翻意させよ」と
    命じられたのか?

    恐らく前者だろうねぇ。

    いくらメイドとして一人前になって来たとは言え
    「自決を止めよ」なんて言われたら
    絶対に動揺しちゃって動きが不自然になる。
    それをアントンに気付かれたら
    ますます決意が固くなる…

    いや、動揺したルーシェを見て
    「いたいけな少女を悲しませたくはない」
    と思ってくれるかも?

    いろんな思惑を胸に秘めながら
    いつも通りの行動ができてるなら
    「貴族家のメイド」として一人前だけど
    ルーシェはどうかな?


    作者からの返信

    隼 一平様、ありがとうございます!

    いやぁ、ルーシェはそこまで器用にはできないですねぇ・・・。

    とりあえず、「お前はいつもみたいにニコニコしながらアントン殿の世話をしてくれ」的なことを言われてるんですが・・・。
    ルーシェも、意外と勘がいいというか、飲み込みがいいので、「アントンが自決しないよう時間稼ぎしてくれ」と言われていることは理解しています。

    ルーシェは正直なので、もう行動ににじみ出ちゃってます。
    そういうわけで、アントンにはすぐ、なにを命じられてルーシェが来ているのかはバレます。
    なのですが、そこからルーシェはミラクルを起こしてくれる予定です。

    いつも応援、ご感想をいただくことができ、本当に嬉しいです。
    ひき続き本作を楽しんでいただけるよう、頑張ります!

    編集済
  • コーヒーのお代わりをするタイミングも
    しっかり把握できてるルーシェ。
    すっかり一人前の側付きメイドに成長しましたね♪
    シャルロッテさんマジ有能。(笑)

    ルーシェ:
    「ご自身が死ぬ事で責任が取れるのですか?」

    ルーシェならこんな風に
    真っ正面から疑問をぶつける気がするね。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    さすが、よく見てくださっていますねぇ!
    ルーシェならまさにそんな感じに、ストレートに言うと思います。

    また、そのストレートな物言いが、ルーシェの笑顔の裏に隠された[暗さ]、一度は死を受け入れたのにも関わらず、生きることを選んだ・選ばざるを得なかったルーシェの体験と合わさって、アントンに対して大きな重みを発揮することになります。

    この点は、ルーシェというキャラクターの根幹でもありますので、ぜひ、お読みいただければと思います。

    いつも本当にありがとうございます。
    もしよろしければ、これからもよろしくお願いいたします。

    編集済
  • 貴族の思惑。

    フランツの打算的発言にも
    「一定の理解」ができる。
    ベネディクトの真摯な発言は共感できるものの
    フランツよりはまし…程度で、やはり打算的である事には
    変わりがない。

    どちらも領軍を壊滅させ、敗戦の端緒となったのは間違いない。
    渡河前の軍議でアントンの懸念を笑い飛ばした事を
    2人はどう思っているのだろう。



    前回のコメント返信で
    黒幕・クラウスの活躍について許可を求めておられましたが。

    どうぞ、ご自由にやって下さい!

    あれは「席順・2」で
    クラウスが「黒幕のほうが好きじゃもの。」と
    発言していたから、あのコメントになった訳で
    私としては「クラウスが何らかの動きを見せるのでは?」と
    感じたまでです。

    作品はあくまで「作者の物」。
    コメントや感想でストーリーがぶれるのは
    好ましくありませんが
    私のコメントで「クラウスの活躍」が増えるのであれば
    嬉しい限りです。

    クラウスの暗躍。
    しばらくは明らかにされないでしょうが
    楽しみにしております。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます。

    今回の戦争で失態を犯してしまった両公爵の心中は、決して、穏やかなものではありません。
    なので、エドゥアルドも出しゃばらず、言いたいことを我慢して耐えることを強いられている状態です。

    言いたいことを言えるようになる。
    そうなるのはもうしばらく先のことではありますが、エドゥアルドは着実に前進していくこととなります。
    その過程を、読者様と一緒に楽しんで行けるよう、熊吉も頑張りたいと思います。

    隼 一平様のご感想は、いつも参考になるものばかりで、とてもありがたいと思っております。
    クラウスの暗躍も、うまく取り入れさせていただければなと思います。

    熊吉だけでは気づかないようなこともありますので、もしよろしければ、これからも熊吉をご指導いただけますと幸いです。
    どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

  • ふむ。
    バ・メール軍救援で時間稼ぎと恩を売りつける。
    悪くない手ですな。

    兵数は1万程で十分でしょう。
    要塞を落とすには守備隊の5倍から8倍の兵力が必要ですからね。

    バ・メール軍の残存兵力が3万程だとして1万が加われば
    共和国軍が用意しなくてはならない兵数は20万以上になる。
    これは先の決戦で用意した兵力と同等ですから、まず揃えられない。
    長期戦になれば物資の消費もバカにはできないので
    数か月も籠城すれば包囲も解けそうです。

    誰かに救援策の口火を切ってもらわないといけないのですが。
    いるじゃないですか!

    クラウス殿、出番ですよ!
    口八丁手八丁でこの手の発言もお手の物でしょ?
    それに黒幕を気取るならこれくらいはやってもらわないと、ねぇ。(笑)

    作者からの返信

    隼 一平様、いつも、本当にありがとうございます。

    おかげさまで、熊吉、昨日はギリギリで完徹コースを回避することができました。

    ぶっちゃけた話をいたしますと、帝国にはこれから、改革をする時間が必要なんですが、その改革のための時間をどうやって稼ぐか、というのが、今、熊吉が一番悩んでいるところであります。
    もし著しく弱体化してしまったバ・メール王国がアッサリ陥落してしまうと、帝国は改革する時間なく、共和国との対決をすることになり、その時、周辺諸国の動き方次第では、さすがの帝国もどうなるかわからないといった状況です(熊吉なりに、架空の世界の小説ではありますが、なるべくリアルさを追求したいので、こういったところも考えていこうと思っております)。

    そして、実は本章の主題はバ・メール王国救援のことではなく、アントンという人物の運命についてでして、ここでは、「旧態依然とした帝国は、何も決められなかった」という、絶望感のようなモノを表現するシーンとなります。
    いよいよ、エドゥアルドは「自分が何とかしなければ」という気持ちを強くするわけです。

    アントンを、どうやって救うのか。
    そのキーになるのは、意外でもないかもしれませんが、あのコであります。

    ですが、クラウス殿黒幕説は、めっちゃ面白いですね!
    皇帝陛下を動かして密かに王国を救援するのに、クラウスに活躍してもらうのは熊吉は思いつかなかったのですが、アイデア、いただいてしまってもいいでしょうか?

    応援、感想等、いつも本当に嬉しく思っています。
    もしよろしければ、これからもご指導、ご鞭撻、いただけますと幸いです。

    編集済
  • バ・メール王国が籠城している要塞は
    函館の五稜郭のような形式なのですね。

    確かに難攻不落のような感じですが
    共和国軍が
    「わざと放棄した」要塞ですよ?

    王国軍が気づかない仕掛けが
    あるはずです。

    脱出用の抜け穴とかを使って
    侵入されたら
    あっという間に陥落してしまうでしょう。

    帝国が救援を差し向けても
    間に合わないと思う。

    決戦の敗因を分析して、正しく認識できるなら
    今やるべき事は
    「共和国軍に対抗できる軍に再編成する事」
    が最優先です。

    帝国としては
    「私情により巻き込まれた戦争」なんだから
    王国を切り捨てて、自国防衛に注力しても
    非難される言われもないですし。

    「バ・メール王国の次は我々だ」と思うなら
    なおさら防備を固めるべきでしょう。

    感情を優先するのが
    最上位貴族と言うのがなんとも…。

    後は陛下の決断次第なんだけど
    「いい人でいたい」(恨まれる覚悟がない)
    彼に切り捨てる決断ができるか?

    それとも。
    全てを投げ出して退位を宣言するか?
    (国内を外征どころではなくして
    救援をうやむやにしてしまう。)

    はてさて。
    どうなる事やら…。




    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    そうです、函館五稜郭のような要塞です。
    ただし、こちらはより本格的なもので、規模も大きく、複数の星形要塞が組み合わされた強力な要塞です。

    これは、熊吉が十分に作中で描写できていなかったことが悪いのですが、この要塞、ヘルデン大陸ではそこそこ名の知れた堅固な要塞です。
    そして、これが今ちょっと一番書くのが足りなかったなと反省していることなんですが、この要塞、共和国は「わざと」放棄したわけではないんです。

    現場の指揮官が、ムナール将軍から「王国軍を長期間にわたって阻止せよ」と命令を受けていたのにも関わらず、「敵を前に一戦もせず引きこもっているとは武人の名折れ! 」とか言って、出撃しちゃったんです。

    で、案の定あっさり返り討ちに遭って、帝国軍と王国軍が同時に攻め込んでくるという状況になったムナール将軍が、止むを得ず選択したのが敵を共和国中枢にまで引き付けて消耗させ、決戦によって一気に撃滅するという作戦だったりします。

    ムナール将軍としては、王国軍を足止めさせつつ、主力によってまずは帝国軍を撃破し(帝国側にはグロースフルスがあるために堅固な要塞がなく、足止めできる環境がなかった)、バ・メール王国軍を叩いて、逆侵攻、という構想でした。

    その元々の構想が現場指揮官の暴走によって崩れ去り、そこから急いで修正して行った作戦が、作中の展開になります。

    本作は、エドゥアルドとルーシェの視点で主に進めているために、この辺の描写がうまくできていなかったのですが、熊吉としてはこんな「裏事情」を考えていました。

    説明不足は、熊吉の力量不足です。
    大変、申し訳ありませんでした。

    そして、隼 一平様からいただいたご感想を読ませていただいていて、熊吉、思ったのです。
    「多分、多くの読者様も同じように考えるのでは? 」
    と……。

    現状、投稿を安定的に継続するために、数話分のストックを用意しているのですが、そのストック分は熊吉の説明不足によって読者様のあずかり知らない裏事情を踏まえた内容となっており、もしかしたら読んでいる間に違和感を感じさせてしまうのではないかと、ちょっと危惧しております。

    どう対応するか、少し考えさせていただければなと思います。
    過去の部分に新しく説明を加えるか(その場合は、変更部分とその内容を近況報告などでご報告させていただくことになるかとおもいます)、これから先の部分に修正を加えるか・・・。

    文章の変更量的に熊吉がラクなのは後者なのですが、そうするとプロットの修正、および作中のキャラの思考なども手を加えねばならず、今まで考えていた今後の展開に修正を加えることとなり、作業よりも考える方が大変なことになるわけでして(そしてこの考えるってのがけっこうキツイんです)、ちょっとどうしようかとたじろいでおります。

    どう対応するかはまだ決めかねておりますが、隼 一平様のおかげで、熊吉、重大なことに気づくことができました。
    ありがとうございました。

    こんな熊吉ではございますが、もしよろしければ、これからもよろしくお願い申し上げます。

  • アウトレンジ攻撃は非常に有効。

    ある程度混乱させたら
    隘路部分の左右両端へ兵力を集めて
    突撃ですね。

    渡河点が近いのなら戦闘音に気が付いた
    味方が駆けつけてくれるかも?

    きっと、クラウス様が来ますよ♪

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます。

    ところが、そうすんなりとはいかないのであります。
    敵もアウトレンジされることはわかっておりますので、こう、うまい感じに地形を利用して(角待ちみたいな感じで)応戦します。

    余談ですが、平安時代とかの日本の山城というのは、天然の地形をそのままうまく利用したものも城、と呼んでいたそうです。
    それだけ、地形を利用するということは大切なことで、かつ、効果のある事ということで、本話を含め、本作ではそういう戦場の地形をどう生かすかということにも着目してお話を進めていきたいと思っております。

    どうぞ、これからもよろしくお願い申し上げます。

  • なるほど。銃士とは現代で言う所の
    自動車化歩兵 なのですな。

    三銃士については物語のタイトル位しか知らなくて
    銃士は
    「銃を装備した親衛隊のエリートを」
    示す呼称だと思っていました。

    実際は騎馬化歩兵と言う部隊だったのですね。
    解説ありがとうございます。
    勉強になりました。

    大砲があれば陣地へ集中砲火を浴びせて
    混乱させた所へ突撃すれば
    突破出来ると思うけど

    おそらく撤退に際して
    軽量砲も全て遺棄してるだろうし
    騎兵は負傷者輸送のために
    馬を使われていて編成から外れてる。
    まともに戦えば被害甚大になりかねないし…。

    さて、どうしますかな?

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    熊吉の場合、解説、などという詳細なものではなく、あくまでご紹介させていただくことしかできないのですが、これからもお楽しみいただけるように頑張らせていただきます。

    ただ、フランス王家の場合、銃士隊は王家とけっこうつながりが深かったようです。
    WIKIでお手軽に調べただけで恐縮なのですが、フランスにおける銃士隊は下級貴族の次男、三男といった、さほど身分の高くない者たちが入る部隊で、フランス王家の護衛には別に護衛部隊や、スイス人傭兵がついていました。
    しかし、次男、三男は、自分で手柄を立てないとのしあがれないため、銃士隊は士気が高く、腕っぷし自慢の荒くれ物が多かったようで、その点がフランス王から信頼されていたようです。
    また、銃士隊に所属していた、というのは一種のステータスのようになっており、自慢できることだったようです。

    こういったことから民衆にも人気があり、銃士隊は[三銃士]として物語化されていったらしいです。

    現実では、19世紀末には銃士隊は財政難によって(馬はお金かかりますから・・・)解散されてしまっていてないはずなのですが、騎馬化歩兵というのはおもしろい存在なので今回ご紹介させていただきました。

    エドゥアルドたちにとってはピンチでありますが、帝国軍の渡河点はもう目と鼻の先です。
    なんだかんだお人好しで周辺諸侯への配慮を貫いて来たエドゥアルドですから、ちゃんと待っていてくれる諸侯がいたりします。

    もしよろしければ、これからも熊吉をよろしくお願いいたします。


  • 編集済

    地理不案内な敵国での敗走。
    おまけに非友好的な国民に包囲されている状態。

    撤退戦はここからが本番ですよね。
    軍の秩序と戦力を保ったままで
    帝国へ帰還しなくてはならない。

    特に食料が不足しないか不安です。

    帰る方向は軍司どのに尋ねましょう。
    それなりの情報は持っているでしょうしね。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    いやぁ、実は今回、軍師センセーはお休みなんです。

    というのは、エドゥアルドたちは今、まともな地図を持っていない状態なのですが、来る途中でヴィルヘルムたちがしっかり地図作ってあった「来た道」は、敵の追撃もあるだろうしできれば通りたくない、という状況でして。
    別の道で帰りたいんですが、地図がないので、どの道を進めばいいのか、判断材料がないので知恵者もお手上げ、という形になってしまっています。

    そこで活躍するのは、アルエット共和国と関係のあった経歴を持つとあるご婦人でして。

    「まともな地図がない」、イコール「情報収集不足で負けた」というのは、今後、エドゥアルドが新組織を作る動機となるきっかけの1つともなる出来事となっています。

    もしよろしければ、今後も熊吉をよろしくお願い申し上げます。


  • 編集済

    第107話:「騎兵:1」への応援コメント

    順調に後退戦を戦ってますね。

    その中での騎兵突撃!

    しかしヴィルヘルムが
    想定していないはずは無いと思うのです。
    側面からの突撃に備えて
    何か仕掛けを施しているとか?

    馬は元々、臆病な生き物なので目の前に
    突然、何かが現れたら怯えて足を止めます。

    撤退しながら柱を設置しておき
    先端にロープを結ぶ。
    騎兵が突撃してきたら自陣内に対になる柱を立てて
    ロープを引いて目の前に出現させる。
    柱の高さは騎手の首の位置位にする。
    突然現れたロープに馬は怯え先頭は足を止める。
    後続はロープが見えていないので前列に追突して
    騎兵隊は大混乱になり突撃どころではなくなる。
    結果、アントン隊は無事、後退と
    陣形再編を完了し戦闘続行する。

    なんてね♪

    実際には
    後退中にそんな小細工をしてる時間が
    あったか定かではないし
    ストーリー上はアントン隊半壊
    (アントンを生き残らせる場合)
    あるいは全滅(アントンを退場させる場合)
    になるのでしょうが…。


    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます。

    アントンですが、今後も活躍させる予定がありますので、ここで退場はさせないつもりです。
    展開としては、死に場所を求めているアントンをエドゥアルドが救い、その後うまく説得して、エドゥアルドの陣営に迎え入れるということを考えています。

    今回の戦役の失敗を教訓として、エドゥアルドたちはこれから参謀本部のタマゴみたいな組織を作っていく予定なので、その初代参謀総長みたいなポジションにアントンをつけようかなと思っています。

    もしよろしければ、今後も熊吉をよろしくお願いいたします。


  • 編集済

    第95話:「大放列」への応援コメント

    なるほど。
    援軍による左右挟撃に合わせて
    「大砲列」ですか。
    ビッグインパクトを立て続けに
    叩き込んで士気崩壊させる。

    後は掃討戦に移行するわけですか…。

    やはりエドゥアルドが殿軍だろうな。
    志願して。




    前回のコメント返信。
    大変、丁寧かつ長文で解説していただき
    恐悦至極でございました。

    私もこの作品を読んでいて
    ウクライナのようだなと感じておりました。
    やはり自国を守るのだと言うモチベーションは
    額面戦力を倍以上に引き上げるのでしょう。
    (ウクライナに関しては、私の
    「おっちゃんの独り語り始めます」にて
    考察しております。よろしければご一読下さい)

    エドゥアルドがどうやって
    騎兵の追撃を食い止めるのか?
    期待しております。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます。
    こちらこそ、いつも読んでいただき、応援までしていただき、とても嬉しく、感激しております。

    ウクライナ情勢ですが、現状、ハルキウ方面でウ軍が反撃に転じている、という状況であるそうですが、未だウクライナ各地域への攻撃が続いているうえに、少なくない地域が占領されたままであり、熊吉としても心配しています。
    1日でも早く戦争が終結することを祈るばかりです。

    殿として、エドゥアルドがどのように戦い、危機を切り抜けていくのか。
    大筋では決まっているのですが、まだ細かい描写までは決められていないので、隼 一平様のご期待に応えられるよう、精一杯、頑張りたいと思います。

    どうぞ、これからも熊吉をよろしくお願いいたします。

  • 第94話:「機能不全」への応援コメント

    三話前に共和国軍の錬度が低い事が
    示されていた事に違和感があった。

    もしかして。
    正面の共和国軍は市民志願兵だけで
    構成されていたのかも?
    (およそ10万人と言う途方もない数だが
    敗れれば国家滅亡と言う危機なれば
    市民は立ち上がるはず)

    それなら戦線右翼に5万の兵を
    投入する事も可能だな。
    おそらくは再編成された部隊に補充兵を加えて
    完全編成を整えたのだろう。

    援軍は錬度の高い正規兵。
    予備兵力を投入しても五分に持ち込めるかどうか。

    さらにはまだ姿を見せない砲兵隊。

    実にマズイ。

    これからの展開を予想すると…。

    左右からの反撃に対して
    予備兵力を投入して拮抗状態となる。
    正面に対して連合軍が突撃。
    (左右が崩壊する前に突破して
    敵本陣を粉砕し決着をつけるため。)
    敵正面部隊が左右へ押される形で本陣の前が空く。
    連合軍が突撃。
    敵本陣前に配置された大砲列が一斉射撃。
    連合軍主力は壊滅的損害を受ける。
    さらに士気崩壊により左右も懐走状態に…。

    こんな所でしょうか。

    まぁ、無駄に歳をとった
    ミリタリーマニアの戯れ言ですがね(笑)



    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    ちょっとネタバレになってしまうかもですが、連合軍の崩壊はもっと速いです。
    というのは、ムナール将軍の大放列の投入が、帝国軍中枢がどう対応するかを即決できず、もたついている間に発動するからです。
    (凡庸な皇帝と、常識外の事態に対応できない将校や貴族たちという、旧態依然とした帝国という姿を強調し、今後のエドゥアルドたちの行動の動機づけのための展開です)
    連合側の指揮系統がちゃんと機能していたら、隼 一平様が想定された通り、中央突破を狙うことになったと思うのですが、帝国は指揮系統が機能不全を起こしてしまうためムナール将軍の手玉にとられたままやられてしまうことになります。

    また、共和国軍の兵士の練度が低い描写についてですが、これは市民兵の投入ではなく、「徴兵制」によって作られた軍隊だからです。
    熊吉としては、市民兵はもちろん参加しているのですが、その任務は後方支援や首都オルタンシアの防備などで、この戦場に出てきているのは共和国軍の正規軍である、というつもりです。

    熊吉が調べた限りだと、ナポレオン戦争時代、兵の練度においてはフランス軍は必ずしも高くはなかったようです。
    比較対象には軍事大国・プロイセンなども含まれるため仕方ない部分もあるのですが、傭兵によって作られた王政国家の軍隊は、長年兵隊として勤めている兵士が多いので、その分練度が高い傾向があったそうです。

    また、余談ですが、革命のために立ちあがった民衆も、その多くは兵役期間を終えると「義務は果たした」と、さっさと軍役を離れてしまう例が多かったそうで。
    そんな状態で軍の戦力を維持するために実施されたという側面もあるのが徴兵制でして、当時のフランス兵(特に、作中で想定している、革命完成直後のアルエット共和国)は、必ずしも熟練した兵士ではなかったようです。

    大きく違うのは、国民皆兵によって作られたフランス軍の方が士気が、徴兵によって作られた軍隊の「過去の常識」に比べて非常に高い、ということです。

    革命によって自分たちの手にした権利を守るために戦うわけですから、金のために戦っている志願兵(傭兵と言うべき人々)や、同じ徴兵でも嫌々連れ去られて来た人々によって作られた王政国家の常備軍よりも、やる気があるというのがその特徴だと思っています。

    我が国においては「徴兵=苦役」というイメージがあるために忘れられがちではありますが、自分の故郷や権利を守るために戦う兵というのは、徴兵制であっても士気が高い傾向があります。

    このために、共和国軍は練度で勝る帝国軍と交戦しても壊走せず、北部方面で一度撃破された部隊もその兵力をほとんど減らさないまま再集結して、短期間で戦線に復帰する、という描写をしています。
    「古い軍隊」である帝国軍と、「新しい軍隊」である共和国軍のもっとも異なっている点です。

    蛇足ですが、現在続いている、ウクライナにおける戦争でウクライナ軍が善戦しているのは、こういった、防衛側、自分の権利を守るのだという意識のある兵士と、特に目的も意義もわからずに戦っている兵士(ロシア軍)との違いも理由としてあるのでは、と熊吉は思っております。

    19世紀から20世紀にかけて各国で国民皆兵性が導入されていくのは、それが間違いなく「過去の軍隊」よりも強力であったからです。
    徴兵制は平時から大量の予備役を積み上げることにより、戦時にはそれまではできなかった画期的な大規模動員が可能となるという点もありますが、それまで王侯貴族の一部の者が外交手段として行っていた戦争が、国民主権の広まりと共に国民の戦争となって行った点が、この時代に起こった大きな変化なのかな、というふうに思います。

    それまでの戦争は、王侯貴族など一部の特権階級が起こすもので、兵士たちは「金のため」あるいは「無理やり」戦わされていたわけですが、それが共和制国家になって国民主権となり、「自分にとっても無縁ではない」ものとなったのですから、「古い軍隊」と「新しい軍隊」とは大きく違っただろうと思います。

    こういった熊吉の視点を元にこの時代の「変化」を書けたら面白いかな、と考えています。

    今後の展開ですが、共和国軍という「新しい軍隊」に対抗するために、エドゥアルドたちが悪戦苦闘しながら帝国を再生していくことを考えております。
    史実のヨーロッパ諸国はナポレオン軍に席巻されましたが、エドゥアルドは帝国をムナール将軍の共和国軍の手から守っていくことができるのか。

    ナポレオンがヨーロッパを席巻したのは、もちろん、彼が天才であったからでもあります。
    しかし、それ以外の要素もあったはずです。

    歴史上稀な軍事の天才と「どうやって渡り合うか」というのを、キャラクターだけでなく、国家の仕組みという点からも描写するのを、本作の見どころにしていきたいと思っています。

    これからも熊吉なりに頑張って参りますので、隼 一平様、もしよろしければ、今後もよろしくお願いいたします。

    編集済
  • 第82話:「前夜:3」への応援コメント

    危うい。実に危うい。

    当時の常識からすれば敗走した兵の
    再編成など出来ないかもしれないが

    最初から緒戦は負ける事を前提として
    あらかじめ集結地点を指定していたとしたら?

    「戦は軍人のみが戦う物」と言う固定観念に囚われず
    「戦は全国民で戦う物」として
    首都住民から志願兵を募り戦力化していたら?

    おそらく両方の策を使用してくるでしょう。
    共和国軍正規部隊10万人+志願兵数万で正面を固め
    再編成された軍で側面・背後からの奇襲。
    さらには他正面から転出させた軍で包囲機動戦を行う。

    他正面は外交交渉で不可侵・不干渉を
    取り付けて置けば問題ないはず。

    下手をすると共和国軍は帝国軍を上回る
    兵数を用意出来る。

    もうこうなったら
    帝国軍が包囲殲滅されない事を祈るのみ。

    エドゥアルドが殿軍として死戦する未来が…。


    作者からの返信

    ううむ、ほぼ合ってますね・・・。
    というか、未来でも見て来たんですか? って感じです。

    隼 一平様、さすがです。

    それでも、熊吉はお楽しみいただけるように頑張るのみであります。

    アルエット共和国の侵攻は、作中の舞台となっているヘルデン大陸に共和制国家が誕生し、大きな転換となる歴史的な出来事になる予定です。
    共和制国家に専制君主制の国家が敗れるという大事件から、旧態依然とした帝国でも変革が始まり、エドゥアルドたちはその中心人物となって行きます。

    史実では、ナポレオン率いるフランスによってヨーロッパ大陸は席巻され、「ナポレオン時代」とも称されることがあるほどの時期が到来するのですが、そのように隆盛するムナールとアルエット共和国に対し、エドゥアルドと帝国がどのように立ち向かっていくのかを、お楽しみいただければと思います。

    隼 一平様、どうぞ、今後もよろしくお願い申し上げます。


  • 編集済

    物資の融通。
    やはり下策…と言うより失策だったな。
    やるなら最初の一人に
    厳重な口止めをしておくべきでした。

    補佐官の彼は止めなかったのか?
    彼ならこの事態を予測できただろうに。
    だとしたら彼も補給の重要性を
    理解していない事になる。
    戦争の素人には難しいかもしれないけれど
    エドゥアルドに忠告、あるいは諫言すべきでした。


    しかし、クラウスまで来るとは思わなかった。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    確かに、物資を融通しなければならなくなったことは痛いのですが、なかなか、かくしておけることでもないわけでして。
    1万5千人分の、それもしばらく活動できる物資の量となると、それこそトン単位でありまして、何十台も馬車を連ねて運ばなければならなくなります。
    目立ちます。

    当然、他の諸侯にも、「ノルトハーフェン公国軍には補給があったぞ」と気づかれるわけでして。

    そんな状況で物資を独占していては、かえって印象が悪いので、エドゥアルドたちも断腸の思いで物資を融通することになります。
    もちろん、最初は相手が小さな所帯だから大したことじゃないと、甘い気持ちもありましたが、後々の外交関係を考えれば融通しないわけにはいかないという状況もありました。

    ムナール将軍との決戦に向けて執筆中です。
    もしよろしければ、これからも熊吉と本作を、よろしくお願い申し上げます。

  • 第69話:「鈍化」への応援コメント

    延びきった補給線。
    集結して物資の消費も増大した帝国軍。
    共和国軍の反撃準備は整いましたな。

    補給線を叩いて寸断すれば
    都市を包囲しているだけで
    帝国軍は士気と戦力が低下していく。
    反撃して補給線を確保して首都進撃を再開しても
    電撃的な進軍にはならず
    消耗戦に引き込まれて疲弊していく。

    やはりこの戦、帝国軍に勝ち目はなさそうだね。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    おっしゃる通り、帝国軍の命運ここに極まれり、といった具合ではありますが、ムナール将軍の作戦はまだ途中であります。

    バ・メール王国軍も帝国軍と同じく侵攻しておりまして、それを放っておいて帝国軍を包囲、とはいきませんので、もっと深くまで引きずり込んで一気に決戦、という形になります(帝国軍は、一部をのぞいてこれがムナール将軍の計略だなどと考えてはおりませんので、戦果をあげるためにずるずると引き込まれちゃいます)。

    お楽しみいただけますよう頑張らせていただきますので、どうぞ、今後も本作をよろしくお願いいたします!

  • 数十人…?
    ちょ、ま、多すぎでしょ!(爆)

    使用人1個中隊が戦列加入なんて
    想像を斜め上に突き抜けましたよ。
    多くても10人程度だと思いました。

    それに中隊長…じゃない、メイド長まで来ちゃって
    御屋敷の管理は大丈夫なのか?

    まぁ、自前の人数で野戦病院を開設出来るのは
    いいかも知れませんが…。

    作者からの返信

    だいたい、お屋敷の使用人の半数くらいが来てる感じですかね?
    まぁエドゥアルドがいないのでお屋敷の方は割と暇(訪問者がいても摂政のエーアリヒの方に行くと思うので)なので、大丈夫なのではないかと・・・。

    あと、1万5千人に対して野戦病院を作るとしたら、それくらいいた方がいいのかなと。
    元々、軍医なんかは従軍していたのですが、「ルーシェがOKなんだから」と、我も我もと名乗り出て収集がつかなくなった感じでもあります。

    隼 一平様、いつもありがとうございます。
    ゴールデンウィーク中には、アルエット共和国との決戦も始まると思いますので、どうぞ、お楽しみに!


  • 編集済

    戦争のさなかでありながら
    なんともホッと息が抜けるお話し。

    シャルロッテさんの再教育がどうなるか?
    ルーシェと共にガクブルしながら楽しみにしてます(笑)

    カイとオスカーがルーシェを探すのを
    もて余した皆が「会わせるしかない。」と判断して
    シャルロッテが連れて来たのでしょうな。
    (ルーシェを連れ帰るのが本来の目的だとは思うけど)

    なんとなくだけど…
    カイが思わぬ活躍をする予感。

    匂いとか気配を感じて皆に警告を発する。
    そのおかげで危機を脱するとか?

    どうだろうなぁ…。

    作者からの返信

    具体的な描写は差し控えさせていただきますが、強いて申し上げれば、常に背後から一挙手一投足を監視され、鋭い眼光で威圧をされ続ける感じですかねぇ・・・。
    精神と心臓に直接プレッシャーをかけていく感じで・・・。

    しかし、みんななんだかんだルーシェは甘やかしたい感じなので、2、3日でおしおきタイムは終了すると思います。

    ただ、シャルロッテたちは、ルーシェを連れ戻しに来たわけではありません。
    次話のことになりますが、彼女たちはむしろ、「ルーシェがOKなら、自分たちもOKでしょ? 」という理論で、エドゥアルドのところに押しかけて来ています。
    公爵家に仕えるメイド・使用人の一部を選抜し、エドゥアルドの近くに仕え、また、後方支援で野戦病院的なものを作るために来ています。

    熊吉としては、この出来事をきっかけとして、ノルトハーフェン公国に近代的な野戦病院システムを構築するという流れを考えていたり・・・。

    カイについては、今のところ、どうでしょう?
    オスカーともども、治療班に回されたルーシェのお手伝いをしてもらおうかなくらいに考えています。

    隼 一平様、いつもありがとうございます。
    応援とうをいただくことができて、励みになっております。

    これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

  • 砲兵隊指揮官で機動戦術を用いて勝利する…。

    どうも敵将のモチーフは
    ナポレオン・ボナパルトみたいです。

    共和国の革命もフランスがモチーフだから
    当然の流れと言った所ですね。

    となると。
    帝国は大敗北して撤退…。

    エドゥアルドの活躍はそれ以降になるんだな。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    お察しの通り、敵将のモチーフは、かのナポレオンでございます。

    まずは、手痛い教訓を得ることから始まる形になりますね。
    エドゥアルドはノルトハーフェン公国で改革を推し進めておりますが、帝国全体では未だに旧態依然とした状態でありまして、このムナール将軍との戦いが、そんな帝国を「目覚めさせる」きっかけとなる、という感じです。

    そして、ノルトハーフェン国内のことだけに目を向けていたエドゥアルドも、もっと大きな視点で物事を見るようになります。

    また、作中の時代は、志願制(傭兵)中心の軍隊から、徴兵制(国民皆兵)の軍隊への大きな転換点ともなっている時代です。
    そのような変化がなぜ起こっていくのか、熊吉なりに本作の中で表現できればいいなと考えております。

    隼 一平様、どうぞ、これからも熊吉と本作とを、よろしくお願い申し上げます。


  • 編集済

    なんと、国王がエドゥアルドに注目していたとは。

    おそらくは親政に至った経緯や
    領域紛争の解決方、領内産業の発展などの功績が
    陛下の耳に届いて召し出されたのでしょうな。

    陛下も次代を担うかもしれないエドゥアルドを
    直に見極めようと言った所でしょう。

    陛下は才気溢れるエドゥアルドを
    次期国王にしたいのかも?ですねぇ。

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    確かに、皇帝はエドゥアルドに注目しています。
    しかし、その理由は、エドゥアルドの父親に対して負い目があるからで、まだエドゥアルドの功績は耳には入っていません(カール11世自身が凡庸な皇帝で、帝国自体も旧態依然とした体制にあるためです)。
    なにがあったのかは、次節以降で明かすことができると思います。

    エドゥアルドが本格的に注目を集め出すのは、今回の戦役が終結してからのことになります。
    アルエット共和国をめぐる戦役が、エドゥアルドが帝国、そしてヘルデン大陸で頭角を現す、そのきっかけになっていく形になります。

    これからもお楽しみいただけますよう、頑張らせていただきます。
    どうぞ、よろしくお願いいたします。

  • 第52話:「国境へ」への応援コメント

    早速結成‼️ルーシェ親衛隊‼️゚+.゚(*´∀`)b゚+.゚
    エドゥアルドとしても一番信頼できる最古参の兵達が率先して大切なルーシェを守ってくれるなら凄く安心できますね。

    でもエドゥアルドはルーシェになかなか会えなくなってしまうので嫉妬で悶えまくりそうですね(笑)

    作者からの返信

    @akiond様、いつもありがとうございます!

    兵士たちのアイドル? いえ、マスコットなルーシェでございます。
    サツバツとした戦場でもやはり、癒しは大切でしょう!

    今はまだかわいがられているだけのルーシェですが、成長したあかつきにはしっかり活躍させていく予定でおりますので、どうぞ、これからもよろしくお願いいたします!

  • 第51話:「密航者:2」への応援コメント

    本当に尊い…、二人が色んな困難を乗り越えて幸せになってくれたら、それだけで僕も幸せになれますね❗
    ゚+.゚(*´∀`)b゚+.゚

    作者からの返信

    @akiond様、いつもありがとうございます!

    次章から本格的な戦争へと移行するため、ほのぼのパートはなかなか出せなくなってしまうのですが、これからも二人のことを応援していただけるよう、熊吉も頑張らせていただきます!

  • 第50話:「密航者:1」への応援コメント

    ルーシェちゃんの為にシャルロットさん達が手伝ってくれたのかな?

    それともこっそりスーツケースに入ってきたのかな?

    なんか可愛いなぁ…(笑)

    作者からの返信

    @akiond様、いつもありがとうございます!

    今回に関しては、ルーシェ単独の犯行になりますねぇ!
    なので、あとあと大変なことになります・・・。

    戦場を体験するという経験が、今後のルーシェの活躍にも関わってきますので、どうぞ、お楽しみに!

  • 第41話:「鉄道:2」への応援コメント

    本当に尊いなぁ、この二人…。
    機関車に乗車ふるのを辞退した人達は乗るのが怖いと言うよりは、この二人を一緒に乗せてあげたかったのかなぁ…、なんて思ってしまいますね( *´艸`)

    作者からの返信

    @akiond様、いつもありがとうございます!

    割と、ルーシェとエドゥアルドのからみは公爵家の周囲にいる人たちにとっての癒しだったりする、のかもしれませんね。
    エドゥアルドにとっては、忙しく、時に後ろ暗い雰囲気になりがちな政務の日々を明るくしてくれる存在でもあります。

    2人の行く末を、今後もお楽しみいただけますよう、頑張らせていただきます。
    どうぞ、よろしくお願い申し上げます!

  • 第26話:「夜襲:2」への応援コメント

    大砲を打ち掛けて歩兵が前進。
    まさしく掟やぶりの夜襲…。

    な訳無いよな♪
    王命に逆らう事は出来ないし。

    大砲は空砲で相手に被害は無し。
    歩兵の前進も夜間行動の演習でしかない。
    本物の攻撃と勘違いして
    逃げ出したとしても相手の勝手だから
    エドゥアルド側に非は無い訳で。(笑)

    やるじゃないか、エドゥアルド♪


    作者からの返信

    隼 一平様、ありがとうございます!

    おっしゃる通り、夜襲はすべてコケおどしで、実弾は1発も使われておりません。

    そして、まだまだ、エドゥアルドの作戦はこれからであります!

    混乱し、右往左往するばかりのオストヴィーゼ公国軍の陣中にあらわれた、身なりをきちんと整えた士官と兵士たち。
    冷静ではないクラウスは、他の兵士や士官たちとの違和感に気づかず、疑いもせずにホイホイついて行ってしまうわけです。

    その行き着く先は・・・。

    どうぞ、この先もお楽しみに!


  • 編集済

    ユリウスの懸念通り、罠でしょうな。

    いい気分にさせて気を緩めさせて
    本陣を包囲するとかありそう。

    領主を人質に取られて他の軍勢は動けず
    そのまま再交渉で現状回復かな?

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    そうですねぇ、罠ですねぇ!

    ですが、熊吉はもう1歩、踏み込んだところまで考えておりまして。
    領土も大事ですが、今回の一件をもっと有効活用してもらう予定です。

    また、ユリウスについてですが、実はこれから先、けっこう重要なキャラにしていくつもりでいます。
    エドゥアルドの対比的な立場で、今回、ユリウスが周りをおもんばかって強く言い出せなかったということを覚えていていただけると(その時が来た時に思い出していただけると)嬉しいなと思います。

    どうぞ、これからもよろしくお願いいたします!


  • 編集済

    あぁ…。
    御赤飯案件ですか、おめでとう!
    これでルーシェはいつでも側室に…ゲフンゲフン。

    やはりというか。
    殿下はそちら方面の知識を
    お勉強していなかったのですな

    分からなくても当然です♪

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとございます!

    ルーシェもエドゥアルドも親を失っていますので、そういう方面の知識はからっきしという感じでして、ルーシェはパニックですし、エドゥアルドも?状態なわけです。
    もっとも、ルーシェに関しては、シャルロッテが必要な知識はちゃんと教育したので、今後はいろいろ安心ではあります。

    だいぶ先にはなりますが、エドゥアルドもやんごとなき身の上ですから、結婚を巡ってひと騒動起こそうかなと考えております。

    これからも毎日地道に投稿を継続してまいりますので、もしよろしければ、これからもよろしくお願い申し上げます!


  • 編集済

    エーアリヒさんはやっぱりルーシェの…、となると簒奪の心配はなくなってそうですね❗

    これからのルーシェの幸せと公国の未来の為に全力投球してくれそうで安心しました。

    作者からの返信

    akiond様、ありがとうございます!

    エーアリヒも愛する伴侶を守れなかった負い目から堂々と真実を明かすことはできないのですが、今後は影ながら見守っていくという形になります。

    なんだかんだ、スラム街からルーシェが拾われ、メイドになったという偶然から、エドゥアルドと公国の未来も開けてきた、という感じです。

    どうぞ、これからもよろしくお願いいたします!