『新キャラ!』


 まえがき


 お久しぶりです!

 いろいろ立て込んでましたが、悩んで一人で傷ついても仕方ないと悟ったので取り敢えず再開してみます!

 短い話が多くなると思いますが、リハビリテーション的な感じだと思ってくれるとありがたいです!


ほんへ


 私はきっとお父様から愛されてない。

 私の誕生日も、祝日しゅくびも、どんなに大切な日でもお父様が私をエスコートすることはなかった。

 風邪を引いた日も、毒で死にかけていた日も、一度もお見舞いに帰ってきたことはなかった。

 気がつけばもう成人。

 私は嫁ぐ。

 嫁いだ先でも式と初夜が終われば放置。

 目立ってほしくないのね。

 ならば気分を変えるためにと最初にして最大の都市『クロナテ』に向かう馬車に乗り込めば――



 森路の途中で魔物に襲われた。

 引きずり出された私は慰み者になり…

 魔物の子を産んだ。

 最初に産んだのは人間だった。

 たぶん、私のあの人の子だろう。

 丁寧に産後処理された我が子はあまりにも儚く、とても尊い存在に見えた。

 私をさらったゴブリンたちは子を適当に呼んでいたみたいだったけど、前々から決めていた名前があるスティーロ。

 母星の古い言葉で不屈の王子という意味の言葉。



 その後、数年経ってから私とバディスティーロは保護された。

 こんなにも時間がかかったのは世界に再び神様が降り立ち、少しだけ法則をいじったからだそう。

 少し前まで私を慰み者にしていた魔物達と言葉が通じるのは少し変な気がしたけど、バディが健やかに育ってくれるならどうでもよかった。


 それからいろいろなことがあった。

 バディが家を抜け出して行方不明になってしまったりもして、私の心の平穏は最近崩れ気味。

 でも、良いこともある。

 人王様が神子様方との対話の機会を得たという情報が。

 そして、その後のお茶会に御呼ばれしている。

 神子様の中でも有名な方が参加されるそうなので、もしかしたら息子を探す手伝いをしてくれるかもしれない。

 最近では闇とかいう物騒な存在も出現するようになったし、早め早めに動きたいところ。

 どうか、神子様が依頼を受けてくださいますように。



あとがき


 いい感じにまとめられたのではないでしょうか!

 久しぶりなので書き方を少し忘れましたが、変なところないよね…

 次回は「対談コラボでお薬回!」です!(若干の不穏な空気)

 そではれ~


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