転生して無双してるけど全くモテない…

龍百

第1話

俺はモテない

学校で知り合ってそれなりに仲良くなった赤髪の娘

教会で知り合ってかなり仲良くなった銀髪の娘

二人共告白したら 


「私じゃ相応しくない」


と適当な事を言って断られた

相応しくないなんて言っているが、俺は知っている

二人共あのイケメン幼馴染みが好きな事を


二人とも、アイツと一緒に居る事は知ってたけどそんなに仲が良かったとは…許せん!


俺はアイツの屋敷に来ている、この嫉妬をぶつけてスッキリする為だ。


てめーレイおら許さねぇかんな?


「な、何の用だい?ユーゴくん」

「おーいレイ何でお前はそんなモテるんだ!」

「え?モテたいのかい?」

「?モテたいに決まってるだろ」

「…ッ♡は、はぁ?本気で言ってるのかい?」


何故か動揺するレイ


「は?本当に決まってるだろ」

「ぐっ…君ぃ…ほんっとに…」


「てかお前ぇ!いつの間にリーナちゃんとかナインちゃんと仲良くなったんだよ!」

「え?いや…それは、その…」


歯切れが悪い…

ああ…やっぱりあいつらが好きなのはコイツ何だな


「はぁ…お前が幼馴染みじゃ無ければもう少しはモテたのかな…?」

「え…?僕の幼馴染みは…嫌なのかい?」


「うーんまぁ、その、嫌…だな。」

「あはは、そうだ、そうだよね、僕なんて君にとっては塵芥と同じなんだよね♡、君は酷いや♡」


なーんか言い方おかしいけど…


「そもそもお前があんな事、しなければいいじゃないか!ハーレム狙ってんじゃねぇ!」

「はは、そんな事を言ってるんじゃないよ…」


「じゃあ何だよ?」

「君が彼女達を好きになった事だよ。」


「はぁ~?俺なんにも悪くねぇじゃん!」

「は?本当に君は最低だね、浮気するしずっと気付いてくれない、そんなのどうでも良い位かっこいいなんて本当に最低だよ、このクズ♡大好きだぞ♡」 


レイがおかしな事を言い出した


「は?何いってんだ?お前、おかしいぞ?」

「おかしい?女が男に懸想するのは普通の事だろうそれとも君は懸想すらさせてくれないのかい?♡」

「女…?お前は男だろ何いってんだ」


みんなお前は男だ…って


「僕は女だよ、昔からず〜っと♡一緒だったのに♡

 気づいてくれないなんて♡酷い♡最低♡好き♡」


何を言っているんだ?レイが女?俺の事が好き?


「は?どういうこ…

ガバッ!

「許してくれ♡もう…我慢できないんだ♡」


ーーーーーーーーーーーーー


「やっちまった…」

「ふふっ♡夜、凄かったね♡」

「あー、お前も好きだけど、清楚な娘か身近な娘

で卒業したかったなぁ…」

「っ♡もしかして、僕じゃ足りないかい?♡」

「あ?足りないってなんだよ?」

「君はもう貴族、側室位いくらでも作れる…♡

ああ…僕の夫が…♡」

「??????」


ーーーーーーーーーー


レイ=バーナム

バーナム公爵家の一人娘

初恋の相手で幼馴染みのユーゴに振り回されている

ユーゴが子爵の娘ナインと教会の孤児リーナに恋している事に気付き、寝取られ性癖に目覚めた

側室というものに性的興奮を見出している、性豪。


ユーゴ=バーナム

こんなに鈍感だが転生者、幼少の頃から才覚を表しバーナム公爵家に婿養子に取られた

レイ=バーナムの性癖をぶち壊した

側室を取るのにかなーり罪悪感を感じている

最後の台詞は素で言った、割とクズ


ナイン=ユーバリ厶

赤髪の子

ユーバリム子爵家の三女

魔法学園でユーゴに助けられ恋をした

レイという強大なライバルが居る事を知り諦めた

この恋が実るとはまだ気づいてない、M気質。


リーナ

銀髪の子

バーナム公爵領の教会に拾われた孤児

レイという許嫁の存在を知り手を引いた

この恋が実る事にまだ気づいてない、寝取り性癖。

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