優しい世界

基本的にモラルが高過ぎ、敵も味方も正面からぶつかり合うという脳筋仕様。
毒も罠も使わない、クリーンな戦い方です。

戦術も戦略も無く、指揮官なのに最前線で剣を交える。
指揮官が戦場を把握し、部下を動かし軍として機能させるから強いのであって、
指揮官が直接戦う必要はない。

 しかし、ここでは指揮官と数人が遊撃しているだけに見えます。
主人公があれだけヘイトを集めれば、普通は暗殺待ったなしです。
貴族に限らず、 面子の為に手段を選ばず報復する者は必ずいます。

騎士団ではあるまいし、冒険者が逃げた位は普通では?
何故か吊し上げを食らっていますが。

冒険者は、フリーランスの傭兵に過ぎ無いのに騎士団クラスの罰を受けています。
身分制度がいかされていません。
どうしようもない貴族は多々いますし、今回の戦いなら騎士団の下で冒険者を
使い潰す戦い方をするのが普通であると考えられました。

 現実味が無く、中途半端なゲームに見えてしまいます。

敵も味方も、悪人が少なすぎて『こうはならんやろ』という感じですね。

ただ、読ませる文章力ですので期待しております。