フェルディナンド マルコス:光と影のある独裁政権

新倉川 エイジ

紹介と解説

フェルディナンド マルコスとは:

かつてフィリピン共和国 の大統領で、1972年から1986年から掛けて、戒厳令で独裁政権したなどで有名な大統領だ。


解説

フィリピン共和国は当時マルコス政権だったころにはフィリピン共産党が大幅なクーデターを図ろうとしていた。武装勢力であるNPA(新人民解放軍)の結成の発端から始めた。計画としてはマルコス政権で当日のフィリピン防衛大臣であるエンリーレ元防衛大臣を暗殺するという計画だった。それがマルコス大統領が把握していたことによりさらにNPAだけでなく、かつて反フィリピン政府だったMNLF(モロ民族解放戦線・機構)がその反乱で参加していたという事態が始まった。今でも政治体制の安定をできるようにマルコス大統領が戒厳令を発令。日本では戒厳令みたいな事件といえば二二六事件ですね。政府転覆を図ろうとしていたNPA及びMNLFがそれと同じ考えと思うですが左翼思想であるNPAがモロ民族の自由を要求するMNLFとはかなりの部分が違っております。

(次期エピソードまで)


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