第4話 現実を受け入れよう

はい!切り替えた!!


嘆いていても何も始まらない。

ここは現実を受け入れて、前を向こう!


とりあえずはステータスでも見て自分の事を確認しよう。


俺はステータスを表示させようとすると外から叫び声が聞こえる。


「ヤマトさん!もうご飯抜きですからね!!」


俺はステータス確認を諦め、すぐに食堂へと向かうのであった。

 



「遅くなってゴメンなさい。ちょっと昨日の疲れが残ってて‥。謝るから許して。」


俺は女の子に頭を下げる。


女の子は俺が頭を下げるのを見て無言で厨房の中に入っていき、料理が載ったトレイを持ってきてくれた。


「疲れているのなら仕方がないですね。もう怒ってないので頭をあげて下さい。」


女の子はそう言うと、俺の前に食事を並べてくれた。


朝食はパン、目玉焼き、サラダ、スープ。

パンは少し固いが全然食べられる。

目玉焼きがあるって事は鳥がいるのかな。

サラダはレタス、トマトとほぼ同じものだ。

スープは鳥の出汁かな‥これも全然食べられる。


神様ありがとう!

食事がまともな世界に転移させてくれて!


俺は神様に祈るのであった。

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