第2話 この服装はないわぁ

「とにかく食堂に早く来て下さいね。」


女の子はカーテンを開けると部屋から出て行こうとするが当然立ち止まる。


「ヤマトさん、洋服を着たまま寝たんですね。」


女の子は俺の格好をじーっと見て、クスッと笑いながら部屋から出ていった。


ん?今の笑い方、気になる‥。


俺は恐る恐る自分の服装を確認する。


RPGに出てくるような魔法使いのような服装をしているが、一つ気になる事が‥。


ローブもマントも全て青色をしている。


嘘!何かのキワモノ装備。


あっ、良かった。

肩当ては赤だ。


って良くない!!

何でこんなに原色使ってるの!?


こんな派手な魔法使いとかいるの!


ん?そういえば昔、ゲームにこんな格好したヤツいたような‥‥‥。


あっ、思い出した!青魔道士だ!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る