第3章 聖剣
第34話 聖剣の在処
「デクス、聖剣の在処がわかったぞ」
ある日の昼食父上がいきなり言ってきた
いきなりのことで少し理解するのが遅れた
「本当ですか父上
いったいどこに?」
「ヴィエールの森だ」
「ヴィエールの森ですか
...どこですか?」
「ウィンドハースの南にある狼型や熊型の魔獣が住み着いている森だ」
ウィンドハースってエクセマグナの東の国で
エルフとシルフィードが治める国だっけ
「なんでそんなところに?」
「初代英雄が魔王と戦ったのがヴィエールの森らしい」
なるほど戦い力尽きた後剣がそのまま放置されたのか
となるとそのあとの英雄は聖剣を使わなかったのか?
それともほかにも聖剣があるのか?
「行ってみるかデクス?」
「はい、魔物相手の戦闘も経験しておきたいですし」
「あの森の魔物は結構強いはずだが大丈夫か?」
「戦ったらわかります」
「う~ん 勝てないと判断したらすぐに退くと約束してくれるならいいだろう」
先ず剣術で、それがだめなら魔法でそれでもだめなら退こう
「それで本当に大丈夫なのですか?」
母上は少し心配そうだな
「じゃ私がついていこっか?」
「まぁルネステル様がついていかれるのでしたら....」
「えっと私も行っていいですか?」
「いいよ」
師匠が来るならエミラも同行して大丈夫だろ...多分
聖剣を探しにウィンドハースに行くことになった
メンバーは僕とエミラと父上とルネ師匠だ
これなら安心だろう
魔物がいるならあれも試したいなぁ
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