レディの告白2

「……大丈夫です。憶測を確信にすることが先決ですから」


兄さんは動きもしなかった。

だが、ロバートの名前には耳をピクピクさせていた。


「いつまでかはわからないが、で言っていた時期があったように思います」

「……はい、わたくしにもハッキリはわかりません。、会いに行って見てしまったんです。所を。ですわ。だってから。正確にはを繰り返して半狂乱に陥っておりました」


ボクの予想は当たっていた。


「……ハッキリとが今は戻っておりますの。それは───」


レディイザベラはまっすぐボクを見た。


「カナリアさまに出会えたからですわ。初めてお会いした日、遺体を見て。今までは、という確信だけでした。……どうしてか確かめたくて、。そして、───


初めて会った時と2回目では何かが違った、それは

ボクを見ていながらも遠くを見ていたレディが、2回目ではしっかりとんだ。


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