中年男子による本当にあった失笑する昔話

マヨネーズ

PARCO

高校生の頃、日曜日の昼に部活動の練習が終わることが確定していた為、「終わったらどこで遊ぶ?」と友人と盛り上がっていた。

そんな中、「PARCOに服を見に行こうよ 」とポロっと発言してしまい、友人はすんなりとその意見に同意した。


PARCOといえば、有名ブランドショップのテナントが軒を連ねるファッションの宝石箱である。


ファッションセンスのレベルがマイナスという神の領域に達していた僕だが、当時はマリオがスターをゲットした無敵状態に等しかったため、何のためらいもなく提案したのを20年以上たった今も鮮明に覚えている。


部活動が終わり、人類最速の男「ウサイン・ボルト」よりも速い「電車」という乗り物に乗りPARCOという名のゴールテープを目指して爆走した。


到着して10分くらいして、エスカレーター付近で屁を催したくなったので、友人以外に周りに誰もいないことを確認し、異臭の産物をシャバに送り出すことにした。


すると足に、何か冷たいものが滴るのを感じた、…そう、がっつりと。


尻汗??と思い、念のためトイレで確認したところ、ウンコの汁も脱獄に成功していた。


とりあえずパンツは汁没し、救済不可。

制服にもうっすら侵食されたため、友人には急用ができたとだけ伝え、即帰宅。


ウンコだけに苦い思い出である(もちろん食べたことはないが)。

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