EP030 Surprise....
今夏休み中なので毎に一生懸命に夜更かしをしています。起きたらもうお昼近くなっていた。母親も夏休みは起きろ起きろは言って来ない。
リビングに降りるとテーブルに桶に入ったお寿司がある?
なんの祭り事か?
「お母さんにおはよう」
あいさつすると…
『レイちゃんまあ座って座って』
此れは夏休み入って直ぐの模試の順位、点数が良かったおめかな。
スマホとGoPro来るか!
『レイちゃんにサプライズがあります』
サプライズなのに言ってしまっているけどお母さん…
『てへ。実は、、、実は、、、』
『やっぱり今日は止めておこう』
「なんで〜もったいないぶらない!」
アスカ、アリスも寄ってきた。
(にゃーっ!にゃー!)
まるでなんだなんだと言わんばかり。
2匹を抱き上げて座り直す。
「それでは朝比奈家全員揃ったのでどうぞ」
『レイちゃんに!レイちゃんに!』
『なんと!なんと!』
『妹ちゃんが出来ました!』
「えーーーーーーーーーーーーーーー!?」
アスカ、マリアもフリーズしている。
(にゃーーーーーつ!)
(にゃーーーーーー!)
「ほんと?本当に!」
「おめでとうお母さん!」
「やったあ、やったあ!」
「アスカ、マリアにも妹ちゃんが出来るんだよ!凄い、凄い」
「お母さん体調大丈夫?」
『最近少し具合が悪かったのは赤ちゃんが出来たからだったの心配かけてごめんねレイ』
「私てっきりお母さん病気になって具合が悪いと思ってたから良かった…」
『さぁお昼にしよう!』
「うん」
やばい、妹ちゃんがついに私に、、、
かわいいだろうな。
小っちゃいだろうな。
早く抱っこしたいな。
私の母性ダダ漏れになるだろうな。
12月生まれか〜名前はなんだろうな。
妹ちゃんと双子コーデしたら楽しいだろうな。
妄想の塊となるレイだった。
レイはお引越しも多くてずっと1人っ子だから周りの友達が兄弟姉妹がいて羨ましく思っていた。
「いただきまーーす!」
レイはお寿司はイカが好きだ。それと帆立、しめ鯖、サーモン、玉子。
若いのにちょっと変わってると言われるが好きなのだからしょうがない。
お母さんは妊婦なので、玉子、かっぱ巻き、納豆巻き、サラダ軍艦、蟹サラダ軍艦、シーサラダ軍艦、炙りチーズエビ、炙りイカ、イカ天ぷら、海老天ぷら。けっこう食べるんだな。2人分か?
2人で食べるお寿司は全体的に白いと言うかベージュなどが多く見栄えは桶に入れると良くない。美味しいが正義だ。
「お母さん名前は決めたの?」
『うん決まっているよ』
「えーーーーー!もう名前決めたの?」
『これはねお父さんと結婚する時に決めた名前があるの。もちろんレイもそうよ』
「私が男の子だったらどうなってたの?」
『男の子の名前は決めて無かったの2人共女の子姉妹が欲しかったから』
「良かった、、、太郎とか五郎とかじゃなくて」
「それで名前は?」
『早く知りたい?』
「うん」
『知りたい?』
「うん、もったいぶらないで教えてよ!」
『朝比奈ユイ』
「かわいい名前〜」
「ユイちゃんか〜」
「レイお姉ちゃんって呼ばれるのか〜」
ニヤニヤが止まらない。
もう早く大きくなって直ぐ産まれて来ないかな。
『レイちゃん、お姉ちゃんになるからしっかりよろしくね』
『マリア、アスカも一緒にお昼寝したり面倒見てね』
(にゃー!にゃーっ!)
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