第24話 小説を書くということ…。

さて、わたくし、カクヨム、アマゾンKDPを舞台に小説を書いていますが、

小説を書くといってもいろいろあるわけで、

単純に小説を書くのが上手な人。


書いた小説に手直し(修正、校正)、手を加えるのが上手な人。

出版社の社員のように本をたくさん読んでいて、

アイデアを出すのが抜群に優れている人。様々だ。


また原稿も、修正せず一発で書きあげる人。

2~3回推敲する人。

あちきみたいに8回推敲する人。

これも多種多様で、これといった縛りがない。


小説を書くということは

頭の中に浮かぶ漠然とした考えを明確にする作業であり

受け取り方も様々だが1つの方向性を示唆する、

普遍的な個性である。


この考え方には賛同できるが、この考え方には異論がある。

今まで考えたこともないような文章がふとひらめいたり、

ほんと不思議な作業だと思う。


たくさん書いたからアイデアが枯渇するかと思えばそうでもなくて

また不思議と色々なアイデアが浮かんでくる。


それも今まで考え付かないような斬新なアイデアが

次から次へと浮かぶのだから本当に予測がつかない。


過去に読んだ知識や今までネットで見てきた記事や文章が

血や肉になっているとは思いますが、

どうもそれだけでもないように思います。


よく、考えること。しゃべること。

言葉に表すことは別物だといわれますが、

話すことと書く作業も別で、

弁が立つから達筆な文章が書けるかといわれれば

答えはノーなのである。


むかし作家が万年筆で文章を書いていた時代、

ペン先に神が宿るなんてよくいわれましたが、

まさにそれと同じで、

パソコンのキーを叩く、コンマ何秒の世界に

ひらめきを言葉に変換する特殊な能力が問われるわけです。


スパイスの利いた言葉を紡ぐ作業は、

それはもう、まさに奇なりで。

そして書いている人の個性がふんだんに表れる、

まさに不思議な世界なのである。

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