第7話 高校生は交際したい。

お兄さんはすごい優しいことがわかった。


あ、ちょっと訂正。今さら知ったわけじゃないからね?前々から気づいてはいたけど今日初めてその優しさが私に向けられて嬉しかったってことだからね?


今はさっきお兄さんが作ってくれたお粥を食べ終わって食器を片付けに行ってくれて1人なのだ。


あのお粥はすごく美味しかった…優しいのにしっかりと食欲をそそるような鶏ガラの効いた味付けで…


さっき分かったようにお料理は上手だったし、手際も良かった…ちょっとうっかりさんなところもあるけどそんなところも愛嬌があっていい。


(ーもしかしてかなりの良物件だったりして…)


いやいやいや…お兄さんは私のことをそんな目で見てないと思うから私が狙ってしまってはある意味でお兄さんを裏切ってしまうことになるだろう。


希穂はまだ知らないだけだった…この男の「彼女が欲しい」という願いは匿名であれど大勢の人間に知られてしまっていることを…


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(希穂可愛いなぁ…彼女になってくれたら…いやでも義理でも妹だもんな…)


希穂の思いとは裏腹にめっちゃくちゃ"そんな目"で見ていた。


仮にも高校生。やはりそういう願望がないわけがない、というか願望が強すぎて謎にバズっている。


でもこのまま邪な感情を持っていたら希穂が兄妹として仲良くなろうとしてくれいるからそれをないがしろになんてはしたくない。


…とまぁ、このようにこの二人の性格はよく似ている。…相性がいい、というべきなのだろうか。


こんな2人が互いの願望がわかったらどうなるのか…それは今後分かっていくことだろう。


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友人A「こんな締めっぽい感じで書いちゃってさぁ…なに?もう一章終わり?微妙じゃない?」


赤井「安心してください、あと数話あります(紛らわしい)」


こんな会話があったりなかったり…?


ちょっとだけ裏設定というか制作過程の裏事情を話してしまいますと、この子本当は実妹にする予定だったんです。


禁断の恋だって悪くない!お兄さん呼びよりお兄ちゃん呼びの方が親密度が高そう(偏見)ブラコン最高!


…のスタンスは義妹ものの小説読んだら吹っ飛びました笑笑


そんなどうでもいい一言でまた次回!!!!!!


見ていってくださいね?()

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