東京ファイアマン

八山スイモン

アウェイクニング

第1話 ファイアマンオタク 伊野ルウカ


 スーパーヒーロー、『ファイアマン』。

 東京の街を駆け巡り悪者をやっつける、最高にカッコいいヒーローだ。

 いつも仮面をつけていて、参上する時はいつもバイクから現れる。

 そして名前の通り、炎を出して悪者をやっつけるのだ。

 

 めっちゃかっこいいよね。リアル仮面◯イダーだよ。

 で、スーパーヒーローっぽく、素性は一切不明。仮面のせいで顔も分からないし、もちろん年齢も名前も不明。分かっていることといえば、身長は割と普通で、性別は男であることくらい。

 戦っている様子は撮影されてネットにもたくさん出回っているし、テレビでもよく報道されてるからよく知られているけど、誰もファイアマンと会話したことはない。プライバシーが危ない世の中だから、仕方ないのかな?確かにスーパーヒーローの素性なんて知れ渡ってしまった日の翌日には、週刊誌がすごいことになるもんね。私だってもし知ってしまったら、次の日には◯春砲をぶっ放してるに違いないぜ!


 ……え、私が誰なのかって?分かってるんじゃないのかよ。見れば分かるでしょ。

 探偵帽子と黒縁メガネ。そして限定グッズのファイアマンTシャツ!そして手に構えるは、ビデオカメラ!

 そう、私は探偵!__________というのはあくまでも今やってることの名前でしかないか。えっと、そうだね。一言で分かりやすく言えば_____



 _____『ファイアマンオタク』かな!それがこの私、伊野いのルウカなのだ!



 さてさて、今、私が張っているのは東京、新宿!

 日本一悪者が多くて、そして日本一ファイアマンが来てくれる場所!さしづめ、ファイアマンの聖地とも言えるでしょう!

 いやー、にしてもこの人混みには慣れないね。私、田舎から上京してきた田舎娘だから、こういうの苦手。探偵帽子と黒縁メガネに助けられてるけど、普段だったらナンパ師が絶対に声かけてくんの!まぁ、それだけ私が可愛いってことなんだけど。


 新宿駅東口にある靖国通り。ここは多分、新宿で一番賑やかな場所だと思う。至るところにショッピングデパートがあって、買い物する人でいつもいっぱい。ついでにデートしていると思われるカップルもいっぱい。『爆発しろ』って思うことにも慣れちゃって、もはや景観の一部なのだよ。

 え、可愛いのに非リアなのかって?まったく、分かっていないねぇ。私は何も、そんじょそこらの男をひっ捕まえる気は無いの!この私を、上京した瞬間ナンパに目覚めるキモい性欲剥き出し男&誰にでもとりあえずOKしてトラブル起こす尻軽女と一緒にすんな!

 私は、この東京で夢を掴みたいのよ!ええ、そう、夢!夢っていうのは、別に東京の夜景を眺めるタワマンに住むことでも、年収一千万超えの男と添い遂げることでもない!


 最高のヒーロー______『ファイアマン』の仲間になること_____!!!





__________





 夜になっても、新宿の空は明るいね。ホント。

 全部で電気代いくらかかってんの?本当に省エネしてるのかしら。

 まぁでも、こういう明るい夜の方が私には嬉しいけどね!なったって_____ファイアマンを見られる確率が上がるから!

 カメラはセットOK。バイト代を犠牲に購入した貴重な逸品だし、撮影能力は十分!あとは私の前の前にファイアマンが現れるだけ!


 _____なんだけど、別にファイアマンはそこまで頻繁に現れる訳ではないの。そりゃ、悪者退治に現れるだけなんだから、そんなに頻繁に事件が起きたら治安やばいってことだもんね。これは、平和な日本社会に感謝ですなぁ。


 _____って思うじゃん。

 私はね、勘が冴えてる女なの。

 こういう時の勘はね、絶対に当たる_____!


 ドーンッ


「ほら来た!」


 思わず声にしちゃったから気まずくて咳篭せきごもって誤魔化したけど、周りの人は私なんかに構ってなんかいない。そりゃそうだ。治安の良い日本でコンクリートの建物から炎と煙が上がってるなんて、滅多に見れない光景だろうから。


「うわぁぁっっ!」

「テロだ!爆破テロだぁっ!」


 さてさて、みんなみんな大騒ぎ。もう私はこういうのを見まくってきたから分かるのだよ。

 あれは間違いなく_____不思議な力で暴れる、ヒーローの敵。すなわち『ヴィラン』だ。


「ギャハハハハハハッッッ!!!やっぱこの力は最高だなぁっ!!!」


 うん、見た感じ三流ヴィランかな。大物なら、町中に雨霰あめあられと爆弾降らせるくらいじゃなきゃね。

 ああやって力を誇示して大声あげるのは力に酔ってるやつだ。あんなやつ、ファイアマンなら一撃だろう。

 とはいえ、強い奴であるのは事実。実際、向かっていった警察官がなすすべがなさそううだし。


「止まりなさい!落ち着いて!」

「ガハハハハハッッッ!俺のことを止められるもんなら止めてみろぉっ!俺は止まらねぇ!」


 ヴィランと思わしきオッサンはめちゃくちゃに大声にあげた後、ビルとビルを飛び移って建物を壊し回っている。あまりにも不規則な動きだし、多分力を誇示したくて暴れてるんだろうな。

 現代はストレスが溜まる時代だし、暴れたくなるのも分からなくもないよ。でも、それで他の人にストレスを与えたら、また同じことが繰り返されてしまうじゃん。結局みんなで喧嘩し合うだけになっちゃうんだし、だったら他の人の迷惑にならない範囲で発散すればいいのに、って思う。それこそ私はオタクに全振りすることで発散できてるし、こんなに楽しいことをしている身からすれば、暴れたくなる奴の気持ちなんか分かんないや。


 オッサンは暴れるだけ暴れてから、私が潜むビルのすぐ近くのビルにまでやってきた。ここで私の一眼レフが目を輝かせる!カメラが捉えたのは、筋肉が肥大化した筋肉だるま男だった。うーむ、ヴィランとしてはありがちな見た目だ。これまでも『全身から針が生えた男』『ヒラヒラの服を自由に操る女』『バイクと合体した男』なんかを見てきたけど、今回はただの『力が強い奴』みたいだ。

 さて、ここまで来れば後はファイアマンの到着を待つだけ!いつ現れてもいいように、飛び回るオッサンに必死について行くぞ。

 オッサンは靖国通りの繁華街を抜けた後、新宿の南口方面へと向かった。

 建物のガラス張りを破りながら進むから、落ちてくる破片が危ない危ない。でも私はこういうの慣れてるし、周りのみんながワーキャー言ってても平気平気!ビルに入っているお店がぶっ壊されていく風景を眺めながら、どんどん進んで、男をもう一度カメラに収められた。


 新宿駅南口もあっという間にパニック状態だ。新宿駅をまたぐ甲州街道の道路に並ぶ車がオッサンに持ち上げられ、投げられている。でっかい金属がぶつかる音と、映画さながらのどデカい爆発音が鳴る。ここまで来ると、私はまるで命懸けの戦場カメラマンのようだ。今なら『ピュリツァー賞』の受賞もいけるんじゃないかと思える……とは言っても、やっぱり人が困っている様子は気持ちのいいもんじゃないね。

車に乗っていた人たちが悲鳴を上げながら次々に飛び出し、悲鳴を上げながら逃げ回っていく。一体、あんなのの何が楽しいっていうんだろう。ただ目立ちたいだけなら、暴れなくても花火を打ち上げれば十分目立つと思うんだけど。


「ひゃはははっ!やっぱり暴れるに限るぜぇ!俺のことを馬鹿にする奴らは、みーんな痛い目に合えばいいんだ!ガハハハッッッ!」


 やっぱりこの考え方も理解できない。

 私はあのオッサンのことを馬鹿になんてしていないし、そもそも何の感情も抱かない。ムカつくクラスメイトをぶっ飛ばしたいと思ったことはあるけど、そのために別のクラスの人間を殴ろうとなんてしないでしょ?

 結局は、あのオッサンも自分勝手なことをして人を怒らせる、どこにでもいる人間の一人でしかないのだ。どんなに筋肉をつけても、それじゃ意味がないでしょうに。


 _____そう思い、カメラを構えてオッサンをレンズに収める。カメラの中の彼は、ヴィランというよりただの人間だった。ファンタジーの怪物なんかじゃない、筋肉と骨でできたただの人間なのだ。

 _____そして、私がカメラを構え終わった時である。



 新宿の空に、一条の光が走った。



 その光は、LEDが発する光ではない。それは眩い焚き火の炎のように、暖かな光だった。

 いや、実際暖かいのだ。その証拠に、私の頬にはまるでストーブに照らされているかのような暖気押し寄せているから。


「__________来た来た来た来たぁっ!!!」


 私は興奮して、やってきた光に目を向ける。

 ついに来たのだ。

 東京を守る最強のヒーローが_____



 スーパーヒーロー_____ファイアマンが!



「ああん?なんだぁ?」


 オッサンは迫ってきた暖かい光に目を向けた。既に光は目を隠す必要があるほどに明るい。

 _____そうよ、これよこれ。私がずっと追い求めていた、最高のヒーロー_____!


「ガンバレッッッーーー!!!ファイアマーーーン!!!」


 思わず、声を張り上げた。

 だって、そうするしかないじゃない!

 今、目の前に、ヒーローが_____スーパーヒーローが現れて、声を上げないなんて信じられない!こんな高揚した気分を与えてくれて、それでいて最高にかっこよく助けてくれるなんて、最高じゃないか!


 ファイアマンは、声を返してくれるわけではない。

 でも、その代わり何よりも輝かしい活躍で、応えてくれるんだ!


 「テメェがファイアマンか!かかってきやがれ!」


 オッサンが筋肉をさらに肥大化させ、ファイアマンに向かって瓦礫を投げていく。

 野球ボールのような速さで、人の頭ほどもある岩が投げられていくのは、実に危険極まりない。あれが人に当たったらどうすんのよ?!

 でも、ファイアマンは流石だ。光を纏ったまま、その岩を見事に叩き割っている。岩が飛んでいって、通行人に当たるのを防いでいるのだ。見れば見るほど、その偉大さがしみじみと理解させられる……!


「おいこら、やるじゃねぇか……!これならどうだ!」


 そう言ってオッサンは、車を持ち上げた。

 ……いやいや、マジかよ。

 車投げるオッサンとか、もう完全に災害じゃん。

 オッサンの腕の筋肉はもはや私の体よりも大きく肥大化していて、車を持ち上げても不思議ななさそうな見た目になっている。あんなの投げられたら、確かにやばいのでは?

 ファイアマンも大きな攻撃が来ることを読んだのか、宙に浮いた状態から地面に降り立った。押しが同じ大地に立ってることに悶え死にそうだけど、頑張れ私!死ぬなら死ぬで、推しをこの目と耳と鼻に焼き付けてから死ぬのだ!


「オラァァァァッッッ!!!」


 車がおっさんの筋肉から吹っ飛ばされて、ファイアマンに向かっていく。

 学校で上履きを投げるのと同じような容量で、車が何回転もしてスイングされた!

 そしてそしてそして、ファイアマンは_____


「_____ふんっ!」


 なんと車を受け止めて、壊れないようにしている!

 力つっよ!車持ち上げるとか、オリンピッククラスのビルダーでも無理でしょ?!

 ファイアマンは車を受け止めると、丁寧に車を下ろした。まるで、投げられただけの車すら労わるかのように_____


(かっっっっっっこよ_____!)


 やばい。推しが尊い。私あの車になりたかった。そこ代われちくしょう。


「ちぃっ……化け物じゃねぇかくそがぁぁぁっ!」


 おっさんがヤケクソになってファイアマンへと突っ込んでいく。ムッキムキの筋肉にさらに筋を浮かべて、完全に狂ってしまった。

 地面を踏むたび、アスファルトで舗装された道路がバキバキと砕けていく。多分、今のおっさんの体重はお相撲さんの何倍もあるんじゃないか。

 どデカく肥大化した拳がファイアマンに振り下ろされる。普通ならささっと避けるはずのそれを_____ファイアマンはなんと、片手で軽々と受け止めてしまった!対して太くもないはずの腕で、何倍も太い腕をあっさりと!

 もう私の語彙力は太陽系突き抜けて、探査機ボイジャーを追い越すくらいに遥か彼方である。「ひゅっ……」っていう音くらいしか口からは出てこない。


「ダメだぜおっさん。体が悲鳴あげてる」

「はぁ?」


 おっさんは尚もファイアマンを殴ろうとするけど、それは叶わなかった。筋肉が肥大化によって体重が重くなり過ぎ、そのせいで足の関節や腰に大きな負担がかかってしまったんだろう。おっさんの足はガクガクと震えていて、もう歩くことすら出来無さそうだ。

 やがておっさんもまずい状況に気づいたのか、額に汗を滲ませながらプルプルと震えている。


「くっ……そ……!」

「何事もやりすぎはダメだ。ストレス解消も、筋トレも」

 

 超貴重な、ファイアマンの声。それを耳にできただけでも耳細胞が癒しの細胞分裂を初めてしまいそうなのだが、ここからがファイアマンオタクの真骨頂だ。私は荷物をまとめて、支度を始めることにする。

 ファイアマンは最後の一発とばかりに、炎を纏ったデコピンをおっさんにみまった。バチん!と音が鳴り、白目を剥いたおっさんがその場にどさりと崩れた。

 そして事件解決のフィニッシュとして_____東京名物『ファイアマン花火』が打ち上がる。

 ファイアマンが事件を解決した証拠として、指から炎を打ち上げ、鮮やかな花火を作るのだ。

 新宿の空が、大都会を飾る無数の灯りすらかき消すほどの大閃光によって染められた。その姿は、まさしく東京に生まれたもう一つの太陽であった。


「うおおおおおお!ファイアマンがやっつけたぞ!」

「ファイアマンが勝った!」

「「「ファイアマン!ファイアマン!」」」


 その様子を見ていた人たちが、次々に大歓声の声を上げる。

 新宿の街は、みるも無惨に破壊されている。でも、そこに悲しみはなかった。どれだけ壊されても、そこにあったのは喜びだったんだ。

 誰も彼も、ファンであるかオタクであるかも関係なく_____みんなが、ファイアマンを称えた。


『ご覧ください!鮮やかな炎の花火!ファイアマン花火です!』

『ファイアマンがまたしてもヴィランをやっつけてくれました!』

『ファイアマンの勝利です!本当に良かった!』

『ファイアマン万歳!』

『ファイアマン最高!』

『ファイアマン!ファイアマン!ファイアマン!』


 もう私は、声を上げることもできない。

 語彙力どころか声すらもどこかで行ってしまった。


「……ああ、最高」


 もう本当に、幸せな気分だ。

 世界中の人間がこうやって推しの尊さを感じられたら世界は平和になるのにな、と思いながら_____ついにやってきた最高のチャンスを逃すまいと、私は走り出した。





_________





 そこは新宿駅からすぐの場所にある広大な緑地、新宿御苑。

 人の目を遮る木々に囲まれた庭園のすぐ近くに停められた、一台の車があった。

 車の横に、ビルの上から一人の人物が降りてくる。


「……お疲れ」

「へいへい、ただいま」


 その人物は車の中に入り込むと、その身につけていた仮面のようなマスクを外した。まだ幼さの残る、人懐きの良さそうな表情がよく似合う少年。それこそが、東京を守る伝説のヒーローファイアマンの正体_____炎堂えんどういたルの素顔だった。真っ黒な髪と、頬に浮かんだ傷跡が特徴的である。少年の顔つきではあるが、その腕に刻まれた数多くの傷跡は、少年の雰囲気に威厳をつけている。

 対して運転席に座るのは、ハンドルを握るには些か問題のある外見をした人物だった。日本人とは思えぬ天然の銀髪、そしてこれまた日本人離れしたエメラルド色の碧眼。肌の白さをとっても体の華奢さをとっても、どちらにせよその少女は相当変わった見た目をしていた。その正体はファイアマンの助っ人_____リセリアであった。


「早く帰んないと温めておいた味噌汁が冷える。もう出発するから」

「……いや、味噌汁くらい温め直せばいいだろ」

「ダメ。二度も温めると関西人の逆鱗に触れる」

「それ二度漬けな。関西人に失礼だぞ」

「あともうすぐ◯ラえもんの放送時間」

「マジか?!急げ!遅れたら恨むぞリセリア!」


 車がぶおんと音をあげて走り出し、凄まじいスピードで帰るべき場所へと向かっていく(交通ルールを遵守の上で)。

 東京の大小様々な道路を抜けた後、車は東京スカイツリーを間近に眺められる場所を抜け______昔ながらの商店街が残るレトロな街、『キラキラ橘商店街』へと辿り着いた。

 その商店街からやや離れた場所に置かれた、とある駄菓子屋。

 『マッチ』というレトロなカタカナで表記されたそのお店の鍵を開け、中に入っていく二人。


「急げ急げ!今日は特別回なんだ!◯び太と◯ャイアンが喧嘩する回なんだ!」

「それは見た方がいいわね」

「でも一時間に伸びちゃったから、◯レヨン◯んちゃん見れないのは残念だ」

「来週そっちで拡大放送するらしいし、別にいいんじゃないの」

「でもでも、その後の◯ュージック◯テーションで新しい◯ラえもん映画の曲が出るからそれで満足!」

「ご飯食べるときはテレビつけるな。行儀悪い」

「えええっ?!国民的アニメくらいいいだろ?!」

「あのぉ……」


 ちょうどテレビで『近づき過ぎないように見よう!』という親切なアナウンスが流れ、至ルがテレビからちゃんと離れた時だった。

 唐突に聞き慣れぬ声が、『マッチ』の店内から聞こえてきた。

 至ルとリセリアが呆気に取られていると_____一人の少女が、顔を出した。


「……え?」

「……うん?」

「……えっと、ごめんなさい。ついて来ちゃいました……」


 少女は、あまりにも不思議な服を着ていた。茶色の模様が浮かんだ探偵帽子と、似合わない黒縁メガネ。そして_____どデカく印字された、ファイアマンTシャツ。


「ファイアマンのファンです。……ここが、ファイアマンのお家、ですか?」


 ファイアマンとして、数々のヴィランと戦い、摩訶不思議な出来事に何度も巻き込まれたことのある至ルですら、口をポカンと開けたままだった。

 普段から無表情で突き通しているリセリアさえ、開いた口が塞がらなかった。 


 その少女_____伊野ルウカとファイアマンの出会いは、こうして始まったのだ。

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