第18話 冬の海で

信じています


冬の海で


暗がりの中で寄せては引いていく

波頭には既に白い帽子も見えなくなり


夜空には小さな星達が瞬くだけ


少しづつ存在を示してくれる星達に

そっと聞いてみる


自分の未来は?

その道は?


明日は楽しいかな?

嫌な思いをせずに過ごせるかな?


答えも聞けていないのに

ありがとうと呟いてみる


春は

すぐそこまで来ていると

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る