第15話

ダンジョン集会を終えた後俺は手元にある鉄でいくつか武器を作った。まずは手元にある鉄をこの前と同様に魔力を込めながら叩いていく、イメージは幅広めのククリナイフのようなイメージだ。某モンスターをハンターするゲームの初期武器だね。柄は普通の布で巻いたものである。付与はなし。結局できたのは


ククリナイフ 攻撃力25 魔力を込めてあり付与を受け付けやすい


というものだ。こういう付与が欲しいと思いながら作らないと付与の枠が増えるだけのイメージなのかな?


次は魔力を込めずに普通に武器を作る。次の武器は薙刀のような槍だ。長さは身長くらい。槍先が両刃の剣だな。柄の部分は木で作る。木といえばトレントとか育ててみたいよな。面白そう。


できた槍がこちら


両刃槍 攻撃力30 よく出来た槍


よくできてるってさやったね。

とりあえずはこんなものかな。防具も用意したいけど皮のなめし方とかわからないし、人間の街でそういうのを学べるといいな。


鍛治は一旦これで終わり!次は錬金だな。

この世界は魔力を込めたり付与するのが多分重要になってくる。これは間違いないだろう。という事は普通のポーションに魔力系素材を混ぜたらどうなるのだろうか。やってみよう。


まずは普通の魔力水を出す、ここで、魔力草の成分を出すつもりで茹でる。粉末だと素材自体が残ってしまうから良くない気がする。で、鑑定してみると


純度の高い魔力水 普通の魔力水に更に魔力を馴染ませたもの。


よしよし、でここに粉末にした薬草と癒し草を投入していく。ある程度混ざってきたところで冷やして鑑定をかける。


ミドルポーション ポーションの強化版 魔力が含まれている事でポーションの回復量が強化されている。


よし!推察は合っているようだ。これは売る前に周りのポーションとかみておかないとな。錬金はこれで終わり。できた分はアイテムボックスに入れておく。


 とりあえず今できる事は終わらせた。あとは長期にあけても大丈夫なようにダンジョンを整備しよう。オレタートルの飼育場はゴツゴツとした岩や俺がダンジョンポイントで設置した鉱石発生ポイントやガチャで手に入れた鉱石を置いてあるだけの殺風景な部屋だ。


 もうダンジョンポイントの余裕もないしゴブ蔵に増えたmobゴブの統率を任せて穴を広げ畑のようなものをタートル飼育場の横に作ってもらう。


 それと、ダンジョンでの配下ガチャは今のところ全く成功しない。確率が悪すぎる。糞ゲー乙。実際異世界転生系みたいにご都合主義に行かないのが微妙なところだな。[そういう回は用意しますが今は人間パート]


 一応配下との連携の一つで遠距離からも会話できる機能があるためそれを使用して人間の街からゴブ太達に指示を出せるし報告も貰えるため人間の街でもダンジョン運営は可能。それにダンジョンに持ち込んでもらえればアイテムボックスに収納できるっぽい。


 俺の土地だからって事なのかな?ここはゲームっぽい。まあありがたいので有効に使わせてもらうが。それにありがたいことに作った製品などはダンジョンポイントに変えることができる。ダンジョンで生成したものはダメだが外から持ち込み加工したものや素材ならDPに変えられる。


 勿論人の魔力を溜めたりするのが最高効率だが、今はこれでもいいだろう。うん、これでとりあえず人間の街へ向かう用意はできたかな?錬金と鍛治の道具はしまったし問題はない。


 配下のレベルがマックスになれば進化が可能みたいだし無理しない範囲でレベル上げに勤しんでもらおう。


 今日も今日とて焼肉を頬張って寝た。

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