4

 現在地下三階である。そして今度は立看板が入口の前にあった。

 内容は……「ここからはモンスターのレベルが4になりますので少し気をつけてね」


 なんとも親切設計である。これは楽に進めるかな意外と。

 と思ってるとでででーんとゾロゾロモンスターさん達が現れました

 ですよね~そう簡単に進ませてくれませんよね~


 ガブルウルフレベル4が現れた!


 ガブルウルフの攻撃!当潜は7のダメージを受けた!残りHP38


 当潜の攻撃!ガブルウルフに10のダメージを与えた!


 ガブルウルフの攻撃!当潜は8のダメージを受けた!残りHP30


 当潜の攻撃!ガブルウルフに12のダメージを与えた!


 ガブルウルフの攻撃!当潜は7のダメージを受けた!残りHP23


 当潜の攻撃!クリティカル!ガブルウルフに35のダメージを与えた!

 ガブウルフを倒した!


 ふう~やっと倒した……結構強いな……この階層の敵なかなか強い油断しないでいこう。


 しかしここで謎のアラーム音声が俺の脳内に響きわたる。

「ブレスト・モンスターがこの階層に現れました!レベルは5です今すぐ引き返したほうが身のためでしょう。警告はしましたからね」


 はてブレスト・モンスターだとレベルは5これはもしかしてボス戦か!?

 ならば腕がなるぜ……いまいちピンとこなかったからな今までの雑魚では。

 そして俺はこの階層のボスに出会うためにしばらくそのボスを探した。

 いた……どうもデカいから一発で見つけた。体調三メートルはあろうか

 どうもゴブリンのデカいバージョンである。


 ウインドウ画面が出現する。

 ブレスト・モンスター:グレートゴブリンレベル5が現れた。


 俺はとにかく突っ込んでみることに今までもそうしていたしなんとかなるだろうと思った。

 俺はとにかく突っ込んだ。しかしそれは過ちだった。


「行くぞ!ゴブリン!喰らええええええ!」


 ピシャリと言った感じかその巨体からは考えられないような速度で俺の攻撃はかわされた。


「そんなバカな……」


 しかし現実である。完全にかわされた。みごとな速さだ。


 そして持っている棍棒を勢いよく振りかざしてそれを俺目がけておもいっきり振り下ろした。


「ぐはっ!」


 なんとか剣で防いだ。しかし長くは持たない。重量差があり過ぎる。

 なんとかしないといけない。どうするんだ俺!


 しかし敵のグレートゴブリンもそのまま攻撃するのはどうだと思ったのか、一度引いて来た。そしてまた棍棒を振りかざしたいまだ!チャンスと思い俺はまたしても突進する。


 そして今度こそグレートゴブリンに一太刀喰らわせることに成功する。


 どうやら10のダメージを与えたようだ。残りHPも表示されている。残りは90らしい。

 よしあと九回攻撃を与えればいいのか。なーに簡単さ俺の腕前なら。

 これでどうだ。当潜は二回目の攻撃に移る。どうやら成功したようだ。


 しかしここで思わぬことが起った。


「ぐふふっ……まさか人間風情がこのオレサマに逆らうとは……」


「喋っただと!?」


「モンスターが喋ることがそんなにおかしいのカ?」


「だって今までの雑魚モンスターは喋らなかったぞ」


「オレサマはブレスト・モンスターだからな……普通のモンスターと違って会話が出来るんだよ覚えておけ」


 まさか会話が出来るとは思わなかった。しかしブレスト・モンスター?とはいったいなんだろか、まあいいやとにかく目の前の敵を倒すことに専念するといたしましょうか。

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